13日、韓国大統領府で握手する朴槿恵大統領(左)と自民党の二階俊博総務会長 |
韓国を訪問中の自民党の二階俊博総務会長は13日、ソウルで朴槿恵(パク・クネ)大統領と会談した。二階氏は安倍首相の親書を朴氏に手渡した。朴氏は「今年は(日本の戦後)70年の年で歴史問題が話題になろうが韓日双方が慎重に対処していくことが大事」と述べた。
慰安婦問題では「(元慰安婦の女性たちが)生きているうちに問題を解決したい」と、日本側に速やかな対応を求めた。二階氏は会談後、朴氏の発言について記者団に「まったくその通りだ」と述べ、認識が一致したことを明らかにした。
加藤達也前支局長の出国禁止状態が続いている問題では二階氏が、安倍首相の「日本国民は皆心配している。自由に日本に渡航し家族と会えるようになることを望む」との意向を伝えた。朴氏は「問題は司法の場に移っており、司法の判断に委ねるしかない」と答えたという。
【私の論評】二階など単なる走り使いにすぎない、韓国が慰安婦像を壊すまでで安倍総理は朴に会う必要なし!今のまま座して、韓国経済崩壊を見守れ(゚д゚)!
先月のNHKニュースより |
この訪問実は、二階だけではありません。二階とともに、大訪問団を伴いソウルを訪れました。これは、日韓関係が冷え込むなか観光への悪影響も出ており、観光業界や地方自治体の関係者ら約1400人が同行。全国旅行業協会の会長も務める二階氏は、韓国の要人と独自の人脈がある。観光交流イベントを開いて民間交流を進めることで、関係改善を目指したものだそうです。二階氏は5月中旬に、中国訪問も計画しています。
一方、民主党の枝野幹事長は7日、訪問先の韓国から帰国していますが、想定していた朴槿恵(パククネ)大統領との会談は大統領府から断られ、実現しませんでした。産経新聞前ソウル支局長が名誉毀損(きそん)の罪で起訴された問題などが背景にあるとみられ、冷え込んだ日韓関係を改めて印象づけたようです。
枝野氏の訪韓は、日韓の政財界の関係者でつくる日韓協力委員会・韓日協力委員会の合同総会に出席するためで、7日に大統領との会談を調整していました。合同総会にあわせた日本側メンバーと大統領との会談は恒例で、枝野氏も出発前、対話に意欲を示していました。
ところが、6日になって大統領府から「日程の都合がつかない」と断りの連絡がありました。枝野氏は7日、ソウルで記者団に「日韓協力委員会としても異例なこと。残念なことだ」と語りました。他の日本側メンバーからは「表敬も受けないことはこれまでなかった」と不満が漏れました。
枝野氏の訪韓は、日韓の政財界の関係者でつくる日韓協力委員会・韓日協力委員会の合同総会に出席するためで、7日に大統領との会談を調整していました。合同総会にあわせた日本側メンバーと大統領との会談は恒例で、枝野氏も出発前、対話に意欲を示していました。
ところが、6日になって大統領府から「日程の都合がつかない」と断りの連絡がありました。枝野氏は7日、ソウルで記者団に「日韓協力委員会としても異例なこと。残念なことだ」と語りました。他の日本側メンバーからは「表敬も受けないことはこれまでなかった」と不満が漏れました。
秋葉原にて、仮面女子と枝野氏 |
枝野には会わないが、二階には会う。これは、やはり安倍総理を意識してのことでしょうか。いや、枝野は、反日活動に利用し、二階は朴槿恵の飼い犬の一匹なので会ったということでしょうが、やはり、二階には会ったというところが、朴槿恵の胸の内を表しているようです。
韓国の世論を気にして、反日は貫いているようにみせかけるが、胸の内では、日本に対する期待があるのかもしれません。
ちなみに、二階派の片山さつき議員は以下のように自身のブログで述べています。
片山さつき |
日韓スワップ協定、延長は、「韓国側の要請が無い限り」ありません!
ついに残った100億ドルもあと10日ほどで、期限となります。
この種の協定は、ご承知のとおり、お金を貸しているわけでなはなく、かつてのように韓国の通貨、ウオンが暴落した場合のバックアップライン、というか、買い支え介入資金の保証のようなものです。
今の韓国は、どちらかというと、ウオンが相対的に高くなっていて、それに悩んでいる状況で、ウオンを買い支えなければならないような状況とは、間逆であります。
しかも、公称、外貨準備は、十分にある、わけですから、韓国の国内政治情勢にかんがみても、あと10日の間に延長要請をしてくる可能性は、極めて低いと思われます。
日本の財務省のスタンスとしては、財務大臣が何度も国会でお答えしているように、相手国の要請なければ延長なし、なので、そのまま廃止になるのではないでしょうか。
ただし、今はウォン高で韓国政府がウォン安誘導に必死のようですが、さらに韓国経済が、悪化すれば、今度は通貨の信任が失われて、かなり酷いウォン安になる可能性も十分あります。そうなると、サムソンなどのグローバル企業は潤うかもしれませんが、韓国内はとんでもないことになります。おそらく、経済の悪化などという次元ではなく、恐慌状態になると思います。
何か問題が起きるたび、苛烈化する韓国政府の反日姿勢ですが、そこに昨年大きな変調がありました。
昨年の12月1日、経団連トップの榊原定征(さだゆき)会長が訪韓。朴槿恵大統領と会談したのですが、その際、朴大統領が"韓国側の環境整備"を進める意向を示しています。国のトップによる意味深なこの発言は、日韓関係筋の間で大きな注目を集めています。
12月1日に開かれた韓日財界会議で、パク大統領 (左)が日本経団連の榊原会長と握手を交わしている |
この"環境整備"の解釈はさまざまだが、額面どおりに「韓国の対日姿勢を変える」という意味と捉えるのが妥当だと思います。
単なるリップサービスだとの見方もありますが、朴大統領は、安倍晋三首相との会談ですら笑顔を見せないほどゴリゴリの反日です。従来の朴槿恵なら、社交辞令的に日本に友好的な態度を取ることなどは考えられません。これは、韓国側にとって、背に腹は代えられぬ事情があるのだと思われます。
こうした揺るがぬ反日姿勢を動かているのは「米櫃(こめびつ)の窮状」のようです。外国への輸出に大きく依存している韓国経済は、一昨年こそ貿易額が過去最高となりましたが、景気後退が否めない深刻な状態です。にもかかわらず、昨年は輸出も鈍化、昨年の2.2%減になっており、国民の不満は爆発寸前で朴政権を揺るがす事態となっています。
韓国経済は輸出依存度および貿易依存度が非常に高く、もともと世界経済の影響を受けやすい体質です。貿易依存度は盧武鉉大統領の時代は50~60%でしたが、リーマン・ショック後に更に高まり、2011年には96%となっています。ちなみに日本は27%、アメリカは25%、中国は40%、ドイツは60%です。
貿易依存度(ぼうえきいぞんど)とは経済学用語の一つです。一国において国内総生産に対しての輸出輸入額の比率をいいます。これの割合は経済規模が小さい国家ほど大きくなっており、それには自国内のみの生産だけでは国家全体に対する需要を満たすことが不可能であることから、国家を運営するためには貿易に頼らざるを得なくなっているためです。
日本やアメリカは貿易依存度が低いですが、これはやはり内需の規模がかなり大きく、しかもその内需を貿易ではなく、国内産業でかなりを満たすことができるということです。韓国は、この逆で、内需の規模がかなり小さく、その小さな内需を国内産業で満たすことはできないということです。
そもそも、韓国一国のGDPは、東京都のGDPより若干少ない程度であるため、もともと経済は脆弱なのです。世界経済全体が、順調に伸びていれば、韓国のように貿易依存度の高い国も、成長していけるのですが、現在はそのような状況ではありません。
アメリカや日本のように、貿易依存度が低く内需の規模が大きく、しかも内需のほとんどを自国産業で満たせるような国は、韓国のようには外国の経済に影響を受けることは少ないです。日本が、過去20年近くにもわたって、デフレ・円高でとんでもない目にあってきましたが、それでも貿易依存度が低く、内需の規模の大きな国だったので、経済など破綻することはありませんでした。
もし、韓国をはじめとする日本以外の他の国々が、日本と同程度のデフレに見舞われたら、とうの昔に破綻していたことでしょう。それだけ、日本は凄いということです。
それにしても、1400人連れて行こうが二階など単なる走り使いにすぎません。総務会長などなんの権限もありません。安倍総理は韓国が、慰安婦像を壊すまで絶対に動かないでしょう。二階を使いに出して朴槿恵の面子が立つならそれで良いと思います。朴大統領が頭を下げるまで安倍総理は会う必要はありません。その姿勢を今後も貫き通すべきです。
もし、韓国をはじめとする日本以外の他の国々が、日本と同程度のデフレに見舞われたら、とうの昔に破綻していたことでしょう。それだけ、日本は凄いということです。
私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?
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