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2009年11月6日金曜日

Amazon BasicとGoogle Dashboard-顧客とのリレーションシップ(関係)を強化せよ!!


Amazon BasicとGoogle Dashboard(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)
◇アマゾンベーシック

アマゾンベーシックの画面

アマゾン ジャパンは5日、オンラインショップ「Amazon.co.jp」で同社プライベートブランド『Amazon ベーシック』の提供を開始した。各種記録メディアやケーブルなど18商品からスタートする。米Amazon.comでは9月20日より販売されている。

Amazon ベーシックは、Amazonがグローバルで企画を進めているプライベートブランド。「お客様の選択肢をより豊富にし、高品質な製品を低価格で提供することを目的」(同社)とした商品となっている。オープン当初の取扱商品は、記録型DVD/CDメディア、USB/ LAN/ HDMIなど各種ケーブル。同商品群は専用ストアでまとめてチェックできる。

なお、Amazon ベーシック ストアの取扱商品は、簡単開封パッケージ「Amazon フラストレーションフリーパッケージ(FFP)」で配送される。同パッケージは商品の取り出しに面倒な構造を変更して梱包資材を省略、かつ再生段ボールなどのリサイクル可能な素材で作られている(詳細はこちら)。

◇グーグル・ダッシュボード

米Googleは11月5日 (現地時間)、Googleアカウント・ユーザーがGoogle製品・サービスを1カ所で管理できる「Google Dashboard」の提供を開始した。Googleにユーザーが保管しているデータ、プロフィール、プライバシー/セキュリティ情報の確認、各種サービスの設定へのアクセスなどが可能だ。


Googleアカウントを持っていれば、カスタマイズ検索、Gmail、Talk、カレンダー、ドキュメント、Picasaウエブアルバム、Blogger

、リーダー、YouTubeなど多様なサービスを無料で利用できる。ユーザーにとって豊富な製品ラインナップはうれしいが、利用している製品・サービスが増えるほどにGoogleアカウントの管理が難しくなる。Googleのどのサービスにどのようなデータを保管しているのか? またWebサービスの多くは共有機能を備

えているため、共有もしくは公開している情報やデータを把握しておかないとプライバシー流出につながりかねない。実際にユーザーがクラウドに保管しているデータ、公開している情報が見えにくいという理由から、Googleのプライバシー保護の不備を指摘する声もある。そこでサービスの透明性を増し、ユーザーによる選択とコントロールを実現するためにGoogleはGoogle Dashboardを用意した。同機能を通じてユーザーは、Googleアカウントで利用しているサービスを一望し、プライバシー保護/セキュリティのチェックポイントを確認できる。


Google Dashboardにアクセスするには、Googole検索でGoogleアカウントにサインインし、右上の[設定]から[Googleアカウント設定]を選択。個人情報設定のダッシュボードの[このアカウントに保存されているデータを表示]をクリックし、再度パスワードを入力する。


Dashboardでは製品・サービスごとに、左側にユーザーがGoogleに保管しているデータの情報、右側に設定やプライバシー/セキュリティ情報などへのリンクが並ぶ。たとえばGmailでは、左側に各メールボックス内のスレッド数と最新のメールの件名が表示され、右側に「Gmail設定」へのリンク、そして「チャット履歴の管理」と「HTTPS設定の管理」のリンクが用意されている。Dashboardを通じて、GmailにおけるWebブラウザ- Webサーバ間の通信暗号化(HTTPS)の大切さが浮き彫りになる。


顧客とのリレーションシップ(関係)を強化せよ?!
ほぼ日にちを同じくして、amazonと、Googleの新しいサービスが始まりました。amzonは、PB商品の発売と、簡易包装です。GoogleはGoogle Dashboardの提供です。amazonに関しては、非常に分かりやすいでしょうが、Googleの新サービスに関しては、実際に使っている方でないとなかなか理解できないかもしれません。

私もそうそう、ダッシュボードを確認してみましたが、全部で16のサービスを利用していることがわかりました。中には、使っていることを忘れていたサービスが3つほどありました。

それと、グーグルのサービスの中で私自身が使っていても、まだダッシュボードでは管理できないもが14件ありました。それが、以下のサービスです。

『他 14 件のサービスは、このダッシュボードではまだご利用になれません』と表示された、私の利用しているサービスです。

合計すると、30ものサービスを使っているということになります。グーグル・ダッシュボードで管理できないサービスもいずれ、できるようにしていくのだと思います。

このサービス、確かに使ってるいることの確認や、ダッシュボードで、すべて管理が可能というのが大変便利です。30ものサービスいちいち、覚えていて、管理するのはなかなか難しかったのですがこれからは、ダッシュボードで確かにかなり簡単に管理ができると思います。あまり目立たないサービスではありますが、ユーザーのことを考えたすばらしいサービスだと思います。

一方、amazonのほうは、いよいよ、来たか!!という感じです。スーパーなどの小売業では、随分前から、PB(プライベートブランド)を導入していましたが、ネット・ショップで、はっきりユーザーに分かりやすくしたのは、Amazonがはじめてではないかと思います。

現状では、コードやDVDなど基本的なアクセサリーを売っているだけのようですが、これからどうなっていくのか楽しみです。ちなみに、現在でも、パソコンのUMPCのコーナーで、UMPCのある機種の白色のものを2万円台で販売しています。今後、このような商品もアマゾン・ベーシック・ストアで売っていくのか、それとも、やはり名前のとおり、基本的なものだけ販売し続けるのかどうか興味のあるところです。

もし、amazonが、現在のスーパーのようにPB商品を売るようになるとしたら、それこそ、今メーカーは戦々恐々としているかもしれません。もし、これが他にも広まって、スーパーのPBのようになったら、大変なことです。ただでさえ、廉価になっているIT関連商品がさらに安くなることになります。そうなると、ますます、デフレ傾向になると思います。多くの企業が日本国内での生産をやめて海外に生産拠点を移すことになるでしょう。

差別化とは、企業が自社自身あるいは自社の製品を競合他社と識別するために、一連の意味のある違いをデザインする活動を指します。差別化には大きく3つの方法があり、(1)製品の外観などの違いによる「物理的差別化」、(2)ロゴやブランド名などのブランド要素とブランドの特徴(ベネフィット、情緒的イメージなど)を巧みに組み合わせることによる「ブランドによる差別化」、(3)顧客が特定の供給業者との関係に満足を覚えるようになるような「リレーションシップによる差別化」があります。差別化されていない商品はコモディティとして、残りのもうひとつの差別化要素である「価格」によって、熾烈な価格競争を強いられます。

今回のGoogleのダッシュボードによる差別化は、(3)の「リレーションシップによる差別化」にあたると思います。A_mazon Basicは、(3)もしくは、PBによる「価格」による差別化ということになると思います。ただし、これからどのような方針をとるのか未知数というところです。

IT企業に関しては、物理的に店舗を構えている店とは違い、バーチャルな存在だけに、他社と似たようなサービスだけ実施していれば、他と区別がつかなくなってしまいます。これに関しては、価格.comなどで買いものをした人など良くお分かりだと思います。

そうなんです、価格.comで買い物をすると、しばらくすると、購入した店の名前なども忘れてしまいます。結局なるべく一番安いのを買おうとするので、価格などは頭に残っても、結局は価格.comを通して買ったことだけが印象に残り、どこの店だったかは印象に残りにくいです。

だからこそ、アマゾンでも、Googleでも「リレーションシップ」に力を入れようとしているのだと思います。特に今回のGoogleの新サービスは、「リレーションシップ」の改善ということができると思います。Googleは、ユーザーとのリレーションシップに従来からかなり力を入れています。いまでは、Googleを他の企業と間違うような人はいないと思います。

デフレ傾向の中、多くの企業が、価格競争に走っていますが、IT企業の雄である、Googleの今回のサービスなど顧客との「リレーションシップ」を強めていく戦略、見習うべきだと思います。不況の最中にある現在、単なる安売りをする企業は業績を落としいずれ没落していくと思います。IT企業に限らず、現在業績を伸ばしている企業は、かなり顧客との「リレーションシップ」に気を配っています。たとえば、マクドナルドや、ユニクロも、顧客との関係にかなりきを使っています。

いずれにせよ、IT企業も、顧客サービスの向上をはかり、他社との差別化を図ろうとしているということです。この両社の今後の趨勢、見逃せませんね。また、変化があれば、このブログにも掲載していきます。
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