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2010年2月11日木曜日

ネット接続事業参入への布石!? Googleが高速光回線を5万世帯以上に提供-実業にもますます関心がでてきた?


ネット接続事業参入への布石!? Googleが高速光回線を5万世帯以上に提供(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)



米Googleがブロードバンド接続サービス提供に乗り出した。同社は2月10日(現地時間)、1Gbpsの光ファイバーネットワークで一般家庭を結ぶ"超高速ブロードバンド"サービスの実験を米国で開始する計画を明らかにした。

米国の家庭用インターネット接続はケーブルまたはDSLがほとんどであり、1Gbpsの光回線は「大部分の米国人が利用しているインターネットアクセスの100倍以上の速度になる」という。実験プロジェクトでは、米国全体にいくつかの試験地域を選択し、光ファイバーネットワークを構築・テストする。少なくとも50,000人、最大で500,000人規模の試験サービスになるという。

光ファイバーネットワークを提供する上で、Googleは以下の3つの目的を挙げている。

次世代アプリ:太い回線によって可能になる新たな"キラーアプリ"またはサービスの開発。

新しい導入テクニック:これまでにない方法でのファイバーネットワーク構築から得たデータの共有。

オープンネスと選択肢:Googleのサービスは"オープンで透明なアクセス"を実現するネットワークであり、またユーザーに複数のサービスプロバイダーの選択肢を提供するものになる。

米国において超高速ブロードバンドを土台とした次世代アプリ/サービスの開発を促すという点では、日本のネットユーザーや開発者にも影響が及びそうだ。国際的な問題にもなっている"ネットの中立性"に関わるプロジェクトとしても注目されるだろう。

同社は2006年8月から本社のあるカリフォルニア州マウンテンビューで、無料ワイアレスインターネット接続サービスの試験提供を行っている。無料ホットゾーンによって地域のネット利用スタイルがどのように変わるかを探るのが狙い。今回の光ファイバーネットワーク提供も同様の実地検証を目的としている。ただし今回は"無料"ではなく、「競争力のある価格での提供」であり、ブロードバンド接続事業の可能性も模索するプロジェクトであるとも考えられる。

Googleは試験サービス地域を決める上で、「Google Fiber for Communities」のページにおいてRequest for Information (RFI:情報提供依頼)を開始した。一般コミュニティから地方政府まで、幅広い規模を対象に協力を求めている。こうした情報収集を3月26日まで行い、今年後半に試験サービス提供でターゲットとするコミュニティを発表するという。


実業にもますます関心がでてきた?
nexuを販売し始めたばかりのGoogleが、アメリカ国内だけとはいいながら、今度は高速光回線を5万世帯以上に提供し始めるそうです。やはり、ネット以外の実業にも関心がでてきたということでしょうか?

つい最近、GoogleはGoogle Buzzという、Twitterのようなソーシャル・サービスも始めたばかりですが、IT企業であっても規模が大きくなれば、別にITだけを事業としてやっている必要もないと思います。

しかし、Nexus oneも、この高速光回線も、やはりインターネット関連であり、やはり本業と密接に結びついています。1980年代には多角化が大流行で、いろいろな会社がいろいろな多角化をしましたが、本業とまったく関係のない事業で今日まで生き残っているところはほとんどありません。やはり、本業に関係のあるところをしているところは成功しています。

その典型は、日本ならばORIXでしょう。この会社は、金融関係と隣接した分野でだけ、多角化を行っています。アメリカではGEでしようね。GEも電気という隣接分野での多角化で成功しています。

Googleもやはり、こうした多角化を目指しているのだと思います。そうして、それが正しいと思います。これから、ますますインターネットは社会に普及し、敷衍的(ふえんてき)なものとなっていくことでしょう。

やるべきことはまだまだ、たくさんあります。日本では、通信インフラがまだまだだと思います。インターネットに関しては日本は、世界でもかなり普及し料金も低廉になりましたが、速度や、Wi-Fiなどまだまだだと思います。

Googleでは、この高速通信でいろいろ実験をしているということですから、こうした結果など広く公表していただきたいものだと思いもます。

数ギガBPS程度の高速の通信が普通にできたら、少し考えただけでもものすごいことができそうです。たとえば、HD(ハイディフィニション)の3D動画のオンディマンド配信とか、その他リアルタイムでの大量の情報のやりとりとかで、リアルタイムのアバター、それもほとんど現実の人に近いようなめちゃくちゃ記憶容量が多くて、頭のいいアバターが大活躍とか?

今までのようなネットショッピングとは全く異なり、たとえば、ネットにアクセスすると、いきなりお気に入りの人が出てきて、その人がコンシェルジェのように相談に乗ってくれて、キーボードではなくその人に語りかけるようにして、仮想の広大な都市、それもマトリックスの世界のように現実とほとんど区別がつかないような大都市を自由に飛び回って買い物をしたり、各種サービスが受けられる時代がくるかもしれません。それとも、そんなものは想像の産物に過ぎず、もっとすごいことになるのかもしれません。本当にマトリックスなみになったりして?

でも、そうなると、そうしたサービスにあわせて、モノやサービスを提供する実業の世界も変わらなければなりません。そうした、トータルの仕組みを作る必要があります。たとえば、インターネットであっという間に買い物ができたにしても、商品が1週間してから届くというのでは、意味がありません。医学が知識としてして、素晴らしいものが手に入ったとしても、それを実施してもらえる病院に行くのに、半日もかかったり、あるいは法外な治療費を取られるのでは、意味がありません。あるいは、素晴らしいお医者さんがいたとしても、そのお医者さんに診てもらえることができなければ意味がありません。

仮想世界も、現実世界とかけ離れた形では存在できません。現実世界も進化させなければなりません。そうした変化を促すためには、IT企業も自ら行動しなければなりません。ITの世界だけで閉じていたら、せっかくのITがITだけで終わってしまい、面白い程度のことで、何の役にもたたないことになってしまいかねません。

だから、こそGoogleも、実際にNexusを販売して、消費者の新しいライフスタイルを研究したり、高速のネットワークを提供するのだと思います。それは、丁度少し前の小売業のようでもあります。小売業も、消費者を起点としてメーカーや運送のことまで考えて全体の経済連鎖の中での商売を考えないとならなくなったのと似ています。IT企業も、ITだけ考えていれば商売が成り立つのではなく、全体の経済連鎖の中でものを考えないと成長できなくなってきているのだと思います。このGoogleの変化は、IT企業もITのことを考えているだけでは成長できず、ある意味では社会変革にも寄与する姿勢が必要になってきたということを示しているのかもしれません。そのうち、Googleのような大きなIT企業の最も重要な成長の資源は、社会科学の分野からもたらされるようになるのかもしれません。

ところで、Nexusに関しては、多くの皆さんが単なる商標名であり、Nextの変形か何かのように思っておられるようですが、立派な英単語で、意味は「結びつき、重なり方」という意味です。Nexus oneで「結びつきや、重なりを一つにする」という意味でしょうか?何か、Googleの戦略を思わせる意味ありげな名称ですね。

これから、Googleが今後どんな世界を目指しているのか、ますます楽しみですね。

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