最強グラビアアイドルオーディション。民主党の政策オーディションはこれ未満! |
■『政策オーディション』開催手順
(1)書面審査:プレゼンテーション資料による書面審査
(2)公開プレゼン審査:30分ずつ、プレゼンと審査員質疑をおこなう公開プレゼンテーション
(3)優れた政策提案を実現するためのフォロー
『政策オーディション』は、国家公務員・地方公務員を問わず、個人として実名で具体的な政策提案をし、プレゼンテーションをできる若手公務員であればどなたでも参加できます。プレゼン資料をお送りいただいての書面審査を通過された方は、次の「公開プレゼンテーション」へ進みます。この審査は「優劣」の判定をおこなうものではなく、その場での討議を通じて、提案された政策提案をさらに練り上げ、より優れた政策提案の実現につなげていくことを目的としています。審査委員は与野党国会議員、メディア関係者、政策分野の専門家に入って頂きプレゼンと審査の様子はネットで公開されます。優れた政策提案と認められたものに関しては参加者と共に実現できるように応援します。その後の状況についてもフォローし、報道などがおこなわれるよう、後押しをいたします。
また企画概要のみが発表された段階ですが、興味がある方は連絡してみてはいかがでしょう。
この企画についての詳細や実際の応募方法については、
東京プレスクラブの『政策オーディション』概要説明ページ
をご覧ください。
『政策オーディション』概要のPDFファイル版はこちらにあります(印刷用)
『政策オーディション』企画概要(予定)
【ステップ1】志ある若手公務員の政策提案を募集します【私の論評】民主党はなぜかくも、政治ショーが大好きなのか?それは、全員がまともな政策を提言できない、空っぽ頭だから!!
●募集対象:志ある若手公務員(国・地方を問わず)で、個人として、実名を出して具体的な政策提案をできる者
●応募方法:プレゼンテーション資料(パワーポイント10枚以内、またはワードなどの形式の企画書5枚以内)を提出
●書面審査:東京プレスクラブ事務局にて受け付け、書面審査委員による審査を通過した応募者は、【ステップ2】に進んでいただきます
【ステップ2】公開プレゼンテーションの場で、政策提案を練り上げます
<公開プレゼンテーションのイメージ>
●書面審査通過者ごとに、セッション30分:
(A)冒頭6分間プレゼン
(B)残り時間で審査委員との質疑
●審査委員:
与野党国会議員、メディア関係者、政策分野の専門家(固定ではなく、開催日ごとに、計5~6名人選)
●開催:月2~4回開催(1回の開催日につき2~4セッション実施)
●プレゼンテーションは、動画及びテキストにて、インターネット上で公開
●優劣判定のための審査ではなく、討議を通じて政策提案をさらに練り上げ、優れた政策提案の実現につなげていくことを主眼とします
【ステップ3】優れた政策提案を実現するため、継続的にフォローします
●優れた政策提案は、審査に参加した関係者はもちろん、国民みんなで応援して実現にこぎつけられるよう、その後の状況をフォロー・報道します
「コンテスト」という言葉でイメージされるのは、誰でも参加でき、公開された場で競い、客観的な第三者が判定するというスタイルです。しかし、もともとは菅政権によって設立された「政策コンテスト」は「コンテスト」の名に値しません。
菅政権では、予算の概算要求基準の特別枠に該当する政策を、オープンな環境で決定するとして、これを「政策コンテスト」と呼んでいました。昨年10月13日には評価会議の初会合が開かれ、議長に玄葉光一郎国家戦略担当相、議長代行に仙谷由人官房長官と野田佳彦財務相が就任していました。民主党の城島光力政調会長代理と国民新党の亀井亜紀子政調会長もメンバーに加わり、他に関係閣僚も参加する予定でした。
こうしたメンバー構成は自民党政権時代にも見慣れた政府・与党会議のメンバーと同じです。当初予定されていた民間人の参加も見送られました。これでは、とても「誰でも参加」とは言えません。
自民党時代の政府与党会議 |
コンテストを名乗るなら、優れたコメントを寄せた人を何人か抽出して評価会議に参加させ、その意見を最終決定に反映させるのが筋でしょう。
また、一般のコンテストは客観的な第三者が判定する仕組みですが、この政策コンテストは、各閣僚の出した意見を最終的には総理が判断するという当たり前のことをやるだけです。
優れたコメントを寄せた人のアイディアを、総理の責任において政府が受け入れるのであれば、面白い考えだし、そうであれば、名実ともにコンテストと言ってもいいでしょうが、そうはなっていません。
この政策コンテストは胡散臭い政治家のパフォーマンス以外の何ものでもありません。これは、自民党政権時代に行われていた年末の復活折衝にと本当に良く似ています。というより、これを真似したものに違いありません。
自民党時代の年末の復活折衝 |
各省大臣のほかに、幹事長や政調会長など自民党の幹部にもそれぞれ役割を振っていました。ただし、復活させる財源も復活折衝の進行管理もすべて大蔵省任せでした。表面的には政治家が表舞台に立ち、政治主導を演じるわけで、何も意味を持たない「儀式」以外の何ものでもありませんでした。
今回の政策コンテストでも、財務省主導の臭いがぷんぷんしていました。昨年の10月13日の初会合で菅直人総理は、「政治主導で予算の大胆な組み替えを行う」と挨拶しましたが、この予算組み替えは、本来国会で行うべきもののはずです。このコンテストの場合は、政府案段階で予算を組み替えるのですから、国会では行わないという財務省の願望が込めらたものに他なりません。。さすが官直人ですし、それをそのまま引き継いだ野田さんも、財務省の願いはすぐにもこのような形で応えているということです。
コンテストという名に本当に相応しいのは、国会での予算組み替えです。政府案をまとめる段階で復活折衝まがいの小細工を弄するのは、いまのねじれ国会では意味がありません。国会の場で与野党が正々堂々と政策を競い合い、政府案を修正するべきです。それこそが真の政治主導で、民主主義の王道です。小手先の工夫で誤魔化すのはやめるべきです。
本当に、民主党は、政策決定の頭がないのだと思います。まずは、全く日本国という国に関する国家観がなにもなく、政治に必要な統合的な思考は全くできず、考えていることといえば、選挙互助会の運営と選挙のことばかりで、選挙となれば何をさておいても、手段を選ばず、当選すれば良いと思い、実際に政治家になれば、財務省のいいなりであり、次に、野党なとにおしまくられ、仕方なしに何らかの動きをするとういうことで、史上最低の政党であり、もう、先のないのは、あきらかですから、はやめに政治の世界から消えなさい!!民主党の中では、菅さんへの批判も強いものがありましたが、結局は、菅さんがやめて、野田さんになったにもかかわらず、この体たらくでは、何もかわりがなく、存在自体が全く無意味です!!
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