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2016年10月20日木曜日

慶大集団レイプ、最高刑は懲役20年 実行犯以外の学生も罪に問われる可能性―【私の論評】これは日本のマスコミの本質を露呈した事件(゚д゚)!

慶大集団レイプ、最高刑は懲役20年 実行犯以外の学生も罪に問われる可能性

慶大広告学研究会の「合宿所」の強姦現場とされる部屋
慶応大の広告学研究会(広研)に所属する男子学生が、10代の女子学生を集団で強姦したとされる問題は、神奈川県警の捜査が続いている。今後事件化した場合、強姦を実行した学生だけでなく、周囲の学生も罪に問われる恐れがある。集団強姦の場合、最高刑は懲役20年で、重い代償を支払うことになる。

 事件は9月2日夜に発生した。神奈川県葉山町にある広研の「合宿所」で女子学生に、複数の男子学生が飲酒を強要。酩酊(めいてい)状態になった女子学生を集団で強姦し、別の学生がスマートフォンで撮影していたという。合宿所には当時6人の男子学生がいたとされ、強姦を実行したのは2人とみられることが分かっている。

 今後立件された場合、容疑者はどんな罪に問われる可能性があるのか。甲南大法科大学院の園田寿教授(刑法)は強姦を実行したとされる2人について「あくまで報道ベースだが、刑法上の罪からいうと集団強姦に該当するだろう。これは、2人以上が強姦や、(酒を飲ませるなど抵抗不能にして強姦する)準強姦をしたという場合に適用され、被害者がけがをしているならば、強姦致傷になってより刑が重くなる」と説明する。

 集団強姦罪は、早大生主宰のサークル「スーパーフリー」(解散)の女子大生集団暴行事件を受け、2005年1月施行の改正刑法で新設。一般の強姦罪よりも重い「懲役4年以上の有期懲役」と規定され、最高刑は20年となる。

 園田教授によると、陵辱の様子をスマートフォンで撮影し、提供した場合、いわゆる「リベンジポルノ防止法」に違反している可能性も考えられるという。同法では、被写体を特定できる方法で、個人的に撮った性的な写真や電子画像を不特定多数に提供した際、3年以下の懲役か50万円以下の罰金、拡散目的で少数へ提供した場合にも罰則がある。「LINE(ライン)にアップしたり、YouTubeにアップすることも該当するだろう」(園田教授)

 レイプを実行したり、動画を撮影していなくても、罪に問われる可能性もある。園田教授は「どの程度、重大な関与をしていたかがポイントになる」と指摘。仮に、女子大生を抵抗不能にするため強引に酒を飲ませるなど積極的に事件に関与していたなら、集団強姦の共同正犯として逮捕されることもあり得るという。

 事件の進展について、園田教授は一般論として、「示談が成立したら、起訴されない場合もある。示談の交渉は結構時間がかかるので、それで(立件が)遅れている可能性はある」と推測している。

 学生たちはどんな形で責任を取るのか。

【私の論評】これは日本のマスコミの本質を露呈した出来事(゚д゚)!

男子学生が女子学生に集団暴行したされる慶大「広告学研究会(広研)」について、問題を起こしたのは「ミス慶応コンテスト」を担当する学生ではなく、“オラオラ系”の別動隊だったことが16日に分かっています。女子学生側の被害届を警察が受理し、捜査を始めています。

広告学研究会は10年程前までは100人を超える大所帯になっていたそうです。その為、広告学研究会の中でも3つのグループに分かれ、所属する組織によって活動内容が異なるようになっていきました。以下にそのグループを掲載します。

1.「ミス慶應コンテスト」の運営担当
毎年11月に三田キャンパスで行われる慶應義塾大学の学園祭「三田祭」の最大のビッグイベントである「ミス慶應コンテスト」の運営を手掛ける組織。 
他の学生や大手企業、マスコミといった学内の生徒以外からも大きく注目を浴びる伝統行事であり、広告学研究会に所属する学生にとって最もやりがいのあるイベントなので、「ミス慶應コンテストの運営」を目的に所属する生徒が多い。
2.機関紙「三田広告研究」の発行や広告学の研究
創立当初からの「三田広告研究」の発行や、現代の広告の在り方や、企業が自社をPRするための広告を研究する活動を行う組織。イベントや行事といったものより、純粋に広告の研究をしたいと願う学生が集う。
3.海の家「キャンプストア」運営

海の家「キャンプストア」(葉山海岸)
毎年7~8月に神奈川県、葉山海岸の海の家「キャンプストア」の運営を担当する組織。 
「広告学研究会の活動の延長」、「サークル内の一体化を図る」というのが「キャンプストア」を手掛ける目的であり、いわゆる「イベントサークル」という位置付であると思われます。
ちなみに、今回の一連の不祥事を起こしたのは広告学研究会の中でも「キャンプストア」運営の組織です。

関係者によると、広研はその名の通り広告に関する研究を行う団体。その一環として「ミス慶応」の運営を行っていたのですが、一方で全く異なる活動を行う「別動隊」と呼ばれる学生たちがいます。9月2日の暴行疑惑の現場にいたのは全員が別動隊の1年生でした。

別動隊の主な活動は神奈川県葉山町にある海の家の運営。シーズン終了の解体撤去作業は毎年1年生が担当。作業後に合宿所に泊まって打ち上げとして飲み会をする学生もおり、今年は男子学生6人が参加。そこに女子学生1人が呼ばれました。

昨年、海の家で撮られた広研の記念写真には、いかつい風貌をした学生が足を組んだり股を開いたりして写っています。

昨年、海の家で撮られた広研の記念写真
学内での広研のイメージはまさにこの写真の通り。「飲み会がメインの団体でオラオラ系。酔ったら大変なことになる」という不評が広がったことで、会員の人数がどんどん減っていました。10年ほど前に広研で活動したOBは「自分たちの時は100人ほどいたけど、今は半減している」と話しました。写真に写っていたのは33人。結果、暴行疑惑の当日の飲み会に集まる人数も減り、女子学生は1人だけでした。入学して5カ月足らずで飲酒してはいけない年齢がいるはずの新入生だけがおり、監督する上級生がいない状況だった。

一方で「ミス慶応」の運営をしていたのは、広研の1924年(大13)から続く92年の歴史を継承し活動していた学生たちでした。別動隊の人数が多くなる中で現在は少数派です。ファイナリスト6人も決まっていた「ミス慶応」が別動隊の不祥事で中止になり、学内からは同情の声も上がっています。他の公認団体の有志も手を挙げ、開催を訴えたのですが、大学側は認めなませんでした。削除されたミス慶応コンテスト2016のツイッターでも「今年度ミス慶応コンテストは、いかなる団体を通じても開催する予定は一切ございません」とされていました。

慶大広告学研究会の「合宿所」。右奥に強姦
現場とされる2階につながる階段が見える。

この事件に関しては、週刊文春が以下の様に報じています。
慶應“集団強姦”主犯格「S」とその母を直撃!

 小誌が報じた慶應大学「広告学研究会」(以下「広研」)の男子学生による“集団強姦”事件が新たな展開を見せている。被害者の同大学1年生、A子さん(事件当時18歳)の被害届は正式に受理され、神奈川県警が捜査に乗り出した。 
 一方で、A子さんは小誌に「この事件の主犯は『S』です。絶対に許せません」と語っている。「S」とは、どんな人物なのか。Sの知人はこう語る。 
「両親は韓国人で、小学校の頃に日本に来たはずです。高校時代は野球部で、一浪して慶應に入った。現在2年生ですが、酒に強いことを見込まれ、広研では日吉キャンパスの責任者を任されていた」
 このSこそが、“集団強姦”事件当日、「後片付け」を名目にA子さんを「合宿所」に呼び出し、飲酒を強要、2人の1年生男子がA子さんをレイプしている間、これを撮影したのみならず、事件を表沙汰にしないようA子さんを脅すようなメッセージまで送ったのである。 
 「それどころか、『ミスコンが中止になったのは、(事件を公にした)お前のせい』という内容のLINEをA子さんに送って、ミスコンのファイナリストたちに謝るよう強要したんです」(A子さんの知人) 
 Sの携帯電話にかけると、か細い声で「どちら様ですか?」と応じたが、週刊文春と名乗った途端に切れてしまい、それ以降、電話が繋がることはなかった。 
 実家で暮らすSの家を訪ねると、パジャマ姿で現れたSの母親が韓国語でこう答えた。 
「話は聞いているのですが、お話しすることはできないです。ごめんなさい。私たちの心情も理解してください、心情を」 
 詳細は、10月20日発売の「週刊文春」10月27日号で報じている。
<週刊文春2016年10月27日号『スクープ速報』より>
「週刊文春」編集部
ネット上で出回っている主犯格「S」とされる、宋治潤:송치윤【song_chiyoon】
(ソン・チユン)
韓国から小学生で来日→日大一高(2014年卒)→
代ゼミにて1浪→慶大商学部(2015年入学)→現在2年生

さて、上記はあくまでスクープ版です。スクープではない、文春の記事より以下に一部引用します。
前略)
事件が起きたのは九月二日。この日、被害者のA子さん(当時18・慶應大学一年)を、「(広研が夏季に運営している)海の家の跡片付け」という名目で呼び出したのが、広研の二年生で日吉キャンパスの代表を務める「S」である。 
(中略) 
「事件当時、A子は生理中だったので、合宿所の二階には血の付いた証拠となるものが残されていた。事件が発覚し、警察が合宿所を調べに来ると知ったSは、それらを新宿駅のゴミ箱に捨てたと聞いています。さらにSはA子さんにLINEで事件を表ざたいにしないよう脅すメッセージも送っています」(広研関係者) 
(中略) 
Sは驚くべき行動に出た。 
『ミスコンが中止になったのはお前のせいだ』というLINEをA子さんに送り、ミスコンの6人のファイナリストに直接謝罪しに行くよう脅したのです」(A子さんの知人) 
■Sは「オレは撮影していただけ」 
A子さんは、記者に対して「この事件の主犯は『S』です。絶対に許せません」と語っていたが、「S」とは、どんな人物なのか。 
Sの高校時代の友人はこう話す。 
「Sの両親は韓国人で、小学校の頃に日本に来ているはずです。私大の付属中学からエスカレーターで高校へ進み、高校時代は野球部でした。勉強もできて気さくな奴。親は日本語が苦手で、家では韓国語で会話しているそうです。親が厳しいらしく、Sは自分がタバコを吸っていることも親に隠してほどです」 
一浪して慶應大学に入学すると、いくつかのサークルを掛け持ちする。 
「野球サークルとダーツサークルに所属していました。他には広研と、慶應で一番のヤリサー(セックス目的のサークル)と言われたシルバーキャノンボールにも入った。だけど、シルキャンはすぐに辞めました。その時は『モラルのないことをやりそうだから』と話していたんですが……。Sはみんなに注目されようと、授業中に突然奇声をあげたりして、精神年齢が幼いところがありましたね」(Sの同級生) 
別の同級生はこう語る。
「Sが広研で、日吉の代表になったのは、とにかく酒に強いから。将来は『電通とか、広告代理店に就職できたらいいな』と言っていました。一方でSは意外にも童貞で、嘘っぽい女性関係の武勇伝を話しては周囲に『ウソつけ』とツッこまれる『いじられキャラ』ですね。今回の件では、『オレは撮影していただけで、犯したわけではない』と言い訳しています
事件後は大学にも姿を見せないというSの携帯に電話をかけると「どちら様ですか?」と応じたが、「週刊文春ですが……」と名乗った途端に切れてしまった。それきり、何度かけても、電話が繋がることはなかった。 
『実行犯』の一人であるXは、記者の直撃取材に最初は偽名を騙ってシラを切ろうとしたが、「謝罪の気持ちは本当に……。時が来たら連絡します。」と話し、「これから友達と会うんで」と言って逃げるように立ち去った。 
もう一人の『実行犯』Yは、横浜市内で実家暮らし。「兄は慶応大学の医学部で、姉もいます。父親は普通のサラリーマンで、お嬢さんを駅まで送り迎えするほど可愛がっているのに……」(近隣住民) 
(中略) 
主犯格のSの親はどうか。実家で暮らすSの家を訪ねると、母親がピンクのパジャマ姿で現れた。次のやり取りは韓国語で行われた。
――「週刊文春」ですが。 
「それについてはまだお話しすることができません」
――Sさんが何をしたか聞いていますか?
「話は聞いているのですが、お話しすることはできないです。ごめんなさい。私たちの心情も理解してください、心情を」
そう言いながら、自分の胸をトントン叩くジェスチャーを繰り返した。
韓国では「私たちもやりきれない、つらい」ということを意味する仕草だというが、何よりつらい思いをしているA子さんへの謝罪の言葉はやはりなかった。 
性犯罪に詳しい望月晶子弁護士はこう解説する。
「性犯罪を撮影し、加勢し、レイプを共謀したのであれば、共同『正犯』の罪に問われる可能性があります。また未成年の学生は、更生を目的として家庭裁判所で裁かれ、少年院に行く場合もあります。最近は口止めのために写真や動画を撮られたとの相談が増えています。暴行の現場にいなくても、撮影対象者を特定できるような方法で、不特定多数に写真や動画を提供した場合は、三年以下の懲役、または50万円以下の罰金になることもあります」(以下略)
現在では削除された本人のツイッターでのプロフィール用写真


송 そん 宋
@songchiyoun
慶應 商 1年
2015年3月27日に登録


さて、この事件一ヶ月以上もたってから、上記のような展開になっています。なぜこのようなタイムラグが生じるのでしょうか。

蓮舫民進党代表の二重国籍事件もタイムラグが有りました。TVのニュースや情報番組でやまともな解説が聴けるようになったのは、現実よりも1カ月半以上遅れていました。ネットの情報空間で6週間前に話題になっていた事がやっと地上波の電波に乗るのは異様です。

私たちのネット空間での現実が、テレビな新聞ではまるで太陽系外の惑星の出来事のようです。アメリカの大統領選挙ですら、かなりの偏向があるにしても、リアルタイムに近いくらいの速さで入ってくるというのに、時差があまりにもあり過ぎます。

これは日本のメディアに顕著な特徴といえます。特定アジアが絡むと物凄い圧力が掛かります。蓮舫氏に関しては、台湾との二重国籍が問題となっているのですが、台湾にも中国が大きく関与しています。慶應の広研暴行事件の報道もあるときからブッツリと止まってしまい、青森の自殺した中2の子に報道がシフトしました。

蓮舫氏の二重国籍問題がまともに報道されるようになったのは今月に入ってからだった

そうして、先に掲載したように広研が別動隊に乗っ取られた事は、日本の代理店(電通等)の現状を反映したとも言えそうです。上の週刊文春の記事でも、主犯格のSは、将来は『電通とか、広告代理店に就職できたらいいな』とあります。

広研の別働隊の現状は、電通などへの登竜門になったか、これからそうなりかけていたことも示唆しているように思えます。無論今回の事件で、この目論見は消え去る可能性が大です。

日本で中国や韓国のイメージを損ねる情報・報道が、民放TV・ラジオから発信されないという構造があります。というより、民法TVなどには、反日バイアスが掛かっているようです。例えば最近の電通のTBS担当営業は6人中4人が在日か生粋の韓国人だそうです。

電通ビル
電通の元社長の成田豊氏(2011.11.20死去)は、日本広告業協会会長などを務めた人物ですが、日本統治下の朝鮮半島で生まれ、昭和28年に電通入社。新聞雑誌局長、営業局長などを経て、平成5年に社長に就任しました。13年の東証1部への株式上場や14年の東京・汐留への本社移転などで手腕を発揮したほか、同年の会長就任後も、電通の海外との連携を指揮。その後最高顧問となった韓国生まれの韓国人(血筋そのものははっきりしないですが、心情的にはどうみても韓国人)です。電通は韓国企業と言っても差し支えなく、実質は支配されていると言って良いでしょう。

そして広告業界を束ねる「電通」にマスコミは逆らう事は出来ないのです。 実はNHKも間接的に「電通」に支配されています、NHKの番組制作の委託を受けている「NHKエンタープライズ」は「総合ビジョン」に番組制作を丸投げしているのです。「総合ビジョン」の株主は電通とNHKです。 国民より強制徴収されるNHK受信料は「電通」の利益となって、利益の一部がNHK役員の懐に収まるという構図です。

以上のようなことを考えると、今回の慶大集団レイプ事件は、単なるレイプ事件ではなく、日本のマスコミの体質を体現するような出来事であったともいえるかもしれません。

そうして、事件の重大性にかんがみ、この集団レイプ事件は今後司直の手に委ねられるべきものと思います。そうして、容疑者には厳しい処断がなされるのはもとより、背景になった日本のマスコミのありかたも、暴露していただきたいものです。

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