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2013年9月1日日曜日

日本で生まれ、東南アジアに広がる「マック難民」―中国メディア―【私の論評】マック難民の原因はデフレ!増税すれば、またぞろマック難民を増やすだけ、皆さんマック難民になりたいですか?身の回りの人をそうさせたいですか?

日本で生まれ、東南アジアに広がる「マック難民」―中国メディア



日本で生まれた「マック難民」が東南アジアに広がっている。写真は上海のマクドナルド。

中国でこのほど、地方から出て来た未婚の母親が女の赤ちゃんを連れて北京のケンタッキーで50日あまり泊り続けたというニュースが報じられた。店員によると、お客を追い払うことは社内の規定により禁じられているという。この事件をきっかけに、ネットユーザの間では「ケンタッキーなどのファストフード店は極めて良心的」という称賛の声が沸き起こった。実は、このような現象は最近始まったことではない。マクドナルドなどのファストフード店で「宿泊」する人々のことを指す「マック難民」という言葉は、随分前に生まれている。

○日本で誕生、東南アジア各地に広まる

「マック難民」とは、「マクドナルド難民」の略語で、かなり以前に日本で生まれた。マクドナルドなど24時間営業のファストフード店で「寝泊まりする」人々のことを指す。低収入ゆえアパートの家賃を払うことができない彼らは、街頭で野宿生活を送るよりも、冬でも暖かく居心地のよいマクドナルドでコーヒー1杯を買って宿代わりとするようになった。このような人々は、かつては「ネットカフェ難民」と呼ばれていたが、2006年にマクドナルドが24時間営業店を展開し始めた後、数百円かかるネットカフェより1杯百円のマックコーヒーの方が安いことから、ネットカフェからマクドナルドに「鞍替え」したのだ。

同じく2006年、マクドナルドは中国で24時間店第1号店をオープンした。某メディアは同年12月、「北京の24時間営業マクドナルドは、帰る家のないホームレス達の住処となった」と報じた。翌2007年、香港や韓国のメディアでも同様の報道が行われ、景気が低迷する中、値段が安く衛生的なマクドナルドを「住処」とする低所得者がますます増えた。

○大半はホームレス、一部は家に帰らない学生や観光客

「マック難民」を構成しているのは、老若男女を問わない。彼らが「マック難民」になった経緯は各人各様だ。長期にわたりファストフード店に寝泊まりしている人々の多くは、家賃を払えない低所得者やホームレスだが、北京や上海などの大都市では、昼間は高級オフィスビルの建設現場で日雇い労働者として働き、夜はマクドナルドやケンタッキーなどの24時間営業ファストフード店で泊る農村からの出稼ぎ労働者も少なくない。また、ホームレスもファストフード店の「常宿」組で、この中には、小さい子供を連れた未婚の母親、帰る家も身寄りも無いお年寄り、保護者に棄てられたストリート・チルドレンも含まれる。

香港では数年前、新しいタイプの「マック難民」が誕生した。意外なことに、彼らは自宅のあるサラリーマンだ。これらのサラリーマンは、自分のことを「遊牧民」と自嘲し、通勤が不便なことや労働時間が不規則であることから、仕事するのに便利なように身の回りの私物を会社に置き、着替えと洗面用品だけを持参して公衆浴場で身体や髪を洗い、仕事が終わった夜更けにマクドナルドに戻り朝を迎える。自宅に戻るのは休日だけだ。このほか、自宅が非常に狭い、同居家族との仲が良くないなどの理由で、家に帰らず長期間マックで寝泊まりしている人もいる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

○マック活用法、東南アジアで特徴さまざま

マック発祥の国・米国では、国内の都市・農村あまねく各地に展開しているファストフード店はその安さと速さと便利さで忙しい人々のお腹を満たしている。ファストフード店の経営戦略ポイントは、いかにして客の店内滞在時間を減らし、売り上げと回転率を最大限高めるかにある。欧米諸国では、ファストフード店内は「狭い空間」「坐り心地の良くないプラスチック製の椅子」など、長時間の「休憩」にあまり向かない設計になっている。利用客は食事を済ませるとさっさと店を出て、そこで長時間休もうという考えは根っから持ち合わせていない。居眠りしてしまった客がいても、「おやすみになるのなら、店を出て別の場所に移動して下さい」と促すことは、店員の「善意の」サービスと見なされる。

このように、休憩には全く適していない欧米のファストフード店では、店で夜を明かそうとする客はほぼ皆無であり、そうしたいのなら、多くの人は公共の図書館やコーヒーショップがある本屋に行くという選択をするだろう。

伝統的な飲食文化が色濃く残る東南アジアでは、有名な米国ファストフード店の優位性はほぼ皆無だ。しかし、マクドナルドやケンタッキーはアジア市場に参入するために、欧米市場とは全く異なる経営方式を採用し、店内を、顧客が寛ぎ、楽しめる公共スペースに変身させた。欧米人から見ると、アジアのファストフード店はコーヒー1杯で一日中過ごせる「終日寛げるコーヒーショップ」のような存在だ。

提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/TF)

この記事の詳細は、こちらから(゚д゚)!

【私の論評】マック難民の原因はデフレ!増税すれば、またぞろマック難民を増やすだけ、皆さんマック難民になりたいですか?身の回りの人をそうさせたいですか?

最近増税推進派が、論理的なことでは通用しなくなってきたので、いわゆるポエムで、情感に訴える手法に変わってきました。このブログでは、増税してはいけない理由を論理的に、数値などを用いてかなり客観的に論評を展開してきました。それなりのエビデンスを用いて、徹底的に論理的に追求してきました。そんなことがあってか、いわゆる増税派の人たちは、素人を含めても、私のツイートやブログの論評に関して、批判するとか、非難する人などいなくなりました。

中国ネット難民女子1

これが、2年ほど前だと、日本国は借金だらけだ、国民も借金していると言い張る人の批判があったりして、いくら説明しても拉致があかず、日本がアメリカから購入しているアメリカ国債まで借金だと言い張り、借金とは返さなければならない、負債であり、アメリカ国債は、たとえ価値がなくなり、紙切れになっても、ゼロになるだけであって、返済する必要は全くないと論理的に説明しても、借金だ、借金だ、それに及ばず、あれもこれも借金だ日本は借金だと言い張る人がいて、難儀したものです。

しかし、こういう人も絶えて久しくいなくなりました。それに、最近では、どんなに厳しく増税推進派を批判しても、それに対して反論する人がいなくなりました。反論すれば、論理で迫られ、それも、ツイッターあたりだと、独りだけではなくかなり多くの人たちから、突っ込まれ結局負けることがはっきりしてきたからだと思います。様々な角度からエビデンスをあげられればぐうの音もでなくなります。

中国ネット難民女子2
そうして、最近では、増税派は、情緒的なポエムのような語り口情緒的に、増税の正当性を訴えるようになりました。

私自身も、論理だけで増税推進はを処断することにはもう飽き飽きしてきたし、辟易としてきたので。論理的背景をもとにしながらも、本日は、趣向を変え、ポエムまでいかなくても、情緒的に情感に訴えることに挑戦してみます。それに、理論だけでは、人間はなかなか考えを変えないものです。理論を理解し、情感にも訴えかけられたとき、人は始めて動きます。本日、どこまで情感に訴えられるかわかりませんが、挑戦してみます。それと、本日は、マック難民などの写真とともに掲載します。

中国のマック難民
この趣旨からいうと、上のマック難民や、ネットカフェ難民の存在は、かなり情感に訴えやすいネタだと思います。

マック難民は、確かに日本という豊な社会で、しかもデフレという特殊事情がなければ生まれなかったと思います。特に日本のように、住居の値段がとてつもなく高いところでなければ、生まれなかったことでしょう。



そもそも、どんなに貧しくてもある程度、衣食住が足りていれば、ネットカフェ難民や、マック難民など生まれる余地はありません。しかし、この豊な日本が、デフレというとんでもない、経済現象により、衣食は何とか足りても、住までは足りない、あるいあっても、遠いとか劣悪である人を増やしてしまい、不名誉なライフスタイルを生み出してしまったということです。

特に今の日本のように、ある程度衣食が足りていれば、昔の浮浪者のように何日も風呂に入っておらず、髭ぼうぼうで、着ているものもズタボロでなく、普通であれば、マックなどに入ってコーヒーを一杯飲むくらいはできますから、店に入って休んでいるうちに、寝てしまうということもあり得るので、こういうことから、24時間営業しているマックでは必然だったのかもしれません。

私は、以前深夜のマックに行ったことがありますが、実際にマック難民らしき人々に遭遇してびっくりしてしまいました。

日本のマック難民

ネットカフェ難民にもなれない生活水準の人が、24時間営業のマクドナルドに数百円で「滞在」している、とどこかで聞いたことがありました。

実際に、行ってみて驚いたのですが、カフェインたっぷりのアイスコーヒーSが100円、インスリンが急激に出る作用をもたらす油と精製糖のコラボ「アップルパイ」など、脳を興奮させる(=一時的に快感作用をもたらす)アイテムが安い値段で売られていました。チーズバーガーだって100円でした。

 私が座った席の傍に、女の子が眠っていました。写真で見るように、夏なのにゆったりとしたスウェットに着替え、エアコンの風で風邪をひかないようにがっちりと肌をガードしています。連れが一緒だったので、聴いてみたら、トイレでは顔を洗う女性に出会ったそうです。腕、足など部分部分を洗っては、そばのエアタオルの風で身体を乾かしていたそうです。

 明け方の4時頃には、禁煙席の8割くらいは埋まっていて、大盛況。でもほとんどの人は何も語りません。本を読んだり、眠っているばかりで、誰かと声を立てて話すのがマナー違反だと思わせるくらいの空間になっていました。それにしても、なんでこんなに多くの人がいるのか戸惑いました。




そうして、こうしたことは、家の崩壊という事実が背景にあります。こちら、北海道では一昔前から、家の概念は、風化していました。10年ほど前に、ラジオを聴いていたら、北海道生まれの北海道育ちと思しきコメンテーターが、「結婚式会場の表記がおかしい」という話しをしていて、何のことかと思っていたら、「●●家、■■家結婚式会場」という表記について、「結婚というのは、あくまで本人同士がするものであり、そこに●●家、■■家と表記するのはおかしい、○○君、△△さん結婚式と表記すべき」などと気炎をあげていました。

マック難民予備軍? 派遣村入場の行列
北海道では、久しく前から普通の人からは「家」などという観念は、ほぼ完全に消滅していました。これが、本州の田舎あたりにいくと今でも色濃く残っていますが、今は北海道だけではなく、全国的に「家」なる考えは希薄になりました。

「家」という制度がまがりなりにも残っていれば、たとえば、どうしても長期間ネット難民や、マック難民をせざるを得ない状況に落ち込めば、親さえ生きていれば、二代目自身や、その嫁さんあたりに嫌な顔をされたとしても、少しの間なら、何とか寝泊まりして、運が良ければ、家業の手伝いをしながらでもお小遣いをもらえたりもしました。こんなことが普通だったので、独身であれば、何とか友人の家に短期間であれば、転がり込むという選択肢もありました。



しかし、現在では、だんだんと人間関係が希薄化してきて、そうしたこともできなくなり、大都会では、何か困っても助けてもらえる人もいなくなり、そんなときは、カフエ難民、マック難民にならざるを得なくなったのだと思います。

こうした社会環境の変化があり、さらに、デフレが、追い打ちをかけ、ネット難民、マック難民が普通に見られるようになったのだと思います。確かに、野宿をするくらなら、マックなどは天国です。

中国では、田舎では未だ家族主義的なところはまだ残っていますが、特に地方から北京や上海に出てきた人たちは、低賃金で、雇用が安定しておらず、マック難民の予備軍になっているのだと思います。

東南アジアは、今でも大家族主義的ですが、やはり、遠く離れて都市部にやってきた人たちが、マック難民予備軍担っているのだと思います。

さて、上の文章やはり、理詰めの癖が抜けていません。ここからしたは、情感に訴えます。

私が言いたいのは、誰もが今のデフレの状況が続けば、マック難民になりえるということです。自分自身はならないと思っても、そうとは限りません。今後、増税されれば、デフレ克服はまた先に伸びます。もし増税されたとすれば、安倍総理とそのブレーンたちのデフレ回避派は負けたとみるべぎです。増税されれば、デフレは続きます。まだまだ、政治主導は無理で財務省などの官僚の天下が続くということです。

テレ朝:ネットカフェ難民報道の画像。クリックすると拡大します。
今までも、官僚のおかしげな論理で、デフレスになるはずのない日本が、15年間もデフレ・スパイラルの底に沈んでしまいました。そうして、ネットカフェ難民や、マック難民という日本特有のライフスタイルをつくだし、その後も結局デフレ・スパイラルから脱することもなく、いたずらに、その数を増やしていったのです。

これが、さらにデフレが続くということなれば、官僚主導のまま日本は、あと20年はデフレが続くことになります。あと20年ともなれば、今はマック難民ではないあなただって、絶対にならないという保障はありません。

それに、自分以外の自分の身近な人ということに対象を広げれば、ネット難民になる人の割合はかなり増えると思います。たとえば、あなたの会社の毎日顔を接している、派遣社員やパート・アルバイトの人、最近はあまり個人的なことは聞かないのが、普通になっていますから、知らないうちに、マック難民になっているかもしれません。

あるいは、遠くの地の大学などに進学や、就職で行ったあなたの息子さんや、娘さん、あるいは親戚の子供などか、知らぬ間にマック難民になっているかもしれません。


上のグラフでみてもわかる通り、ネットカフェ難民は、20歳台が最も多いです。これから、将来を考えて、日本の将来をつくるへぎ若者をネットカフエ難民や、マック難民に追い込んでも良いのでしょうか。グラフによれば、50歳台の人も多いです。この人達には、家族がいたはずです。家族と別れさせ、難民状態に追い込む、社会は正しい社会といえるのでしょうか?

増税推進派や、増税容認派のあなたに問いたい(゚д゚)!こんなことで良いのでしょうか?よく考えてみて下さい。そんなことになってから、「ああ、あの増税はやっぱり間違いだった」などということを言っても手遅れです。自分はもとより、周りの人達がそのような目にあってもあなたは平気なのでしょうか?

考えてみて下さい、あなた自身が、マックしか行けるところがなくなってしまったら?こんなに心細いことはありません。幸せとか、自己実現などとは程遠い世界です。将来に展望など持てません。若くても、結婚の望みもありません。子供もつくれないし、育てられません。犯罪でもして、留置場にぶちこまれる以外に、マックしか行き場がなかったとしたら・・・・・・・・。考えるだに恐ろしいことです。

中国ネット難民女子3
今のタイミングでの増税は、まさにこのような危機をはらんでいるのです。これだけ豊で、過去20年以上対外金融純資産(要するに外国に日本国が貸し付けているお金)の額が、世界一である、金満国家日本は、本来デフレなどとはほど遠いはずなのに、実際に役人や政治家の不手際で、増税、緊縮財政、金融引き締めをやったおかげで、マック難民を創りだしてしまったのです。あなたの本当に愛しいと思う人が、たとえどんな状況があるにせよ、今回掲載している写真のような状況に追い込まれることをあなたは容認しますか?

これでも、あなたは、またこれから先20年間、デフレを継続させるおそれのある今のタイミングでの増税に賛成するのでしょうか。それは、あなたの本意ではないはずです。私はそう思います。増税反対派の皆さんは、どう思いますか?

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2013年8月3日土曜日

安倍首相を東南アジアの各メディアが“援護”、「太陽が再び日本から昇る」「中国の挑発を受けて立とうとしている」―中国紙―【私の論評】中国の共産党機関紙ですら伝える安倍首相の快挙を伝えないどころか、麻生発言偽装までするニッポンマスコミの反日ぶり!ただ大醜態を国民に見破られただけか(゚д゚)!

安倍首相を東南アジアの各メディアが“援護”、「太陽が再び日本から昇る」「中国の挑発を受けて立とうとしている」―中国紙

東南アジアを歴訪した安倍総理
安倍晋三首相がマレーシア、シンガポール、フィリピンの東南アジア3カ国を歴訪し、各国でインフラ整備などの「支援」を提示。これが奏功したようで、現地メディアが安倍首相の憲法改正への意欲を肯定的に報じている。2日付で環球時報が伝えた。

安倍首相は先日、公式訪問したマレーシアで高速鉄道技術の提供を約束。この数日後、現地紙は「米国が制定した平和憲法により、日本は戦後長い間、まるで米国の北東アジアにおける巨大空母のようだった。だが、昨今の中国の台頭により、日本は別の選択をしようとしている」と指摘。

「日本は、米国の抑圧から解放され、核武装を含む本格的な軍事力を持つ道を選んだようだ。これは、永久にこうべを垂れ、贖罪の態度を取り、第二次大戦の敵におとなしく従うことを放棄することを意味する」と日本の立場に理解を示した。

インドメディアも「太陽が再び日本からのぼる」とうたい、投資家たちに日本の「強含み」を紹介、日本との関係強化を呼びかけた。フィリピン紙も日本との「戦略的パートナー関係」を強調し、「タカ派の安倍政権は憲法を改正し、中国の挑発を受けて立とうとしている。安倍首相の参院選での大勝は日本国民の平和憲法改正に対する承認だ」と援護した。

【私の論評】中国の共産党機関紙ですら伝える安倍首相の快挙を伝えないどころか、麻生発言偽装までするニッポンマスコミの反日ぶり!ただ大醜態を国民に見破られただけか(゚д゚)!

上の記事短い記事だったので、全文掲載させていただきました。環球時報といえば、中国共産党機関紙ですが、その機関紙が上のような内容の報道をしているということです。日本ではどこも報土゜うしていません。一体どうなっているのでしょうか?

安倍首相の手柄は伝えないのですが、たとえば、日本や安倍総裁批判の記事や日本を叩く内容だと、良く引用されていますが、日本のマスコミ中国の広報紙やるつもりなら、ちゃんと全部伝えないと駄目ですよ。

この内容は、麻生発言を捏造する前に、通常なら日本のメディアが特集を組んで全紙で報道すべき内容だと思います。

麻生太郎副総理の「ナチス発言」をめぐる騒ぎは一向に止む気配がなく、続いていました。2013年8月1日、発言は撤回されたものの、以後も国内、さらには海外メディアなどからも非難が殺到していました。


一方で橋下徹・大阪市長など、「全体の文脈を通して読めば、それほど問題発言ではない」という指摘も出始めました。また騒動の影で、第一報を伝えた新聞記事の「ナチス」見出しが、いつの間にか訂正されるなど、マスコミの「揺れ」も目立つようになりました。

読売新聞の記事の見出しが訂正される

麻生副総理は2013年7月29日、民間シンクタンク「国家基本問題研究所」主催の講演会に出席、その中で憲法改正について「ナチスに学べ」などと発言した――とされています。

一方でこの講演会の模様は、30日の時点で毎日新聞を除く主要各紙(ウェブ版含む)がそろって報じたものの、朝日新聞、産経新聞では「ナチス」の部分は問題視しなかったのか、記事では一切触れていませんでした。対して読売新聞および共同通信は「ナチス発言」を大きく取り上げ、

    「ナチスの手口学んだら…憲法改正で麻生氏講演」(読売新聞ウェブ版、30日配信)

などと報じ、騒動の引き金を引いた。その後、各社はこれを後追いする形で発言を報道、海外メディアも巻き込んでの「総攻撃」を浴びる羽目になった。特にユダヤ人人権団体などが批判を始めると、各紙は大々的に「麻生叩き」に出た形でした。

ところが、騒動が広がった31日深夜ごろ、いち早く発言を報じた読売新聞の上記記事の見出しが訂正されていました。8月2日現在、問題の記事にアクセスすると、

改憲「狂騒、狂乱の中で決めるな」…麻生副総理

と、「ナチス」を外した見出しとなっています。記事の内容には大きな変更はないようですが、これはどうしたことなのでしょうか。

これについて公式のアナウンスはなく、J-CASTニュースの取材に対しても、「個別の記事に関する取材活動や編集についてのご質問には、従来お答えしていません」(読売新聞グループ本社広報部)とだけ回答したそうです。

こうした報道の「ぶれ」に、ネット上では辛辣な声も少なくありません。Twitterなどのネットには以下のような声が寄せられています。

 「しかし慰安婦問題と言い、麻生のナチス発言と言い『海外の批判がないと対応が鈍い』日本マスコミには呆れる」「呆れた 煽れるだけ煽ったタイトルつけて国際問題化って きっちり責任とれよな」

まあ、ネットの声が正解ですね。日本のマスコミもともと狂っているのですが、ときどきこのようなおかしなことをしでかして、完璧に欺き洗脳すべき日本国民に見破られて、大醜態を晒します。

今回のこのほぼ同時期におこった、出来事を並列して並べると日本のマスコミの異常ぶりが炙りだされます。

というか、逆に安倍首相の輝かしい外交の成果を報道しなくてすむように、麻生発言虚偽報道が必要だったのかもしれません。わいわい、騒げは、麻生話題で盛り上がり、安倍総理のことは、報道されなくなり、目立たなくなとでも考えたのでしょうか?あるいは、日本のマスコミには、中国共産党機関紙環球時報でさえ報じてる安倍外交の素晴らしさを報道できない体質があるから、麻生発言虚偽報道が生まれたのかもしれません。まるで、卵が先か鶏が先かの命題のようでもありますが、とにかく、日本のマスコミの異常ぶりを晒した格好になった、最近の報道でした。

この麻生発言については、このブログにも掲載しようとも思いましたが、なにやら、意図が良く見えなかったので、やめました。やめて、正解だったと思います。本日上に掲載した安倍総理の東南アジア歴訪に関する中国共産党機関紙の内容で、麻生発言報道の真相がみえました。

日本の時代遅れの反日報道ぶりなど別にして、それにしても、最近の中国安倍総理の外交に相当脅威を感じているようです。これは、以下のような記事をみてもわかります。
日本の高官の訪中パフォーマンスにあきれる中国
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下に中国の憔悴ぶりを示す部分だけ掲載します。
安倍政権は東中国海の向こうでステップを踏み、中国をそのステップに合わせて踊らせようとしている。そうなれば中国は疲労困憊し、馬鹿げて見えることだろう。中国の正確な手法は「傍観者」になることだ。せいぜい安倍政権には踊らせておこうじゃないか。我々はひまわりの種をつまみながらお茶を飲み、彼らが踊りに疲れて全身汗だらけになる様子を楽しめば良いのだ。
これは、やはり安倍総理の最近の東南アジア歴訪をはじめとする、外交に苛立を覚えるどころか、憔悴していることを示すものだと思います。最近中国外交では、安倍首相は、まさにこの「傍観者」を決め込んでいます。ただし、表向きは、「いつでも門戸を開いてまっていますから、いらっしゃい」という態度をとっていますが、「尖閣棚上げ」などの条件をつけるならあわないということを暗に示しつつ傍観しています。

最近の中国は、ご存知のように経済がとんでもない状況になっています。破綻寸前です。本当は、日本から資金を得たいと思っているのでしょうが、メンツ重んじる彼らには、日本に対してそのような無心をするようなことはできません。

前の民主党政権ならば、「尖閣棚上げ」などの話をすれば、慌てふためいて、黙っていても資金提供の話がでてきたりして、メンツを失わずに、資金を手にいれるどころか、手ひどくしかりつければ、日銀の金融緩和をやめさせることができたかもしれません。そうなれば、また中国は、日本国民の犠牲により、大復活して、また大進撃したかもしれませんが、もうそのようなことはあり得ません。

中国共産党幹部の踊りを見るよりポールダンスのほうがよほど良い(゚д゚)!
しかし、安倍総裁は、そんな甘ちゃんではありません。せいぜい、我々は、中国共産党幹部どもがどう踊るのか、ひまわりの種ではなく、千葉産の落花生でも食べながらとくと観察しようではありませんか?いや、やっぱり中国共産党幹部などの踊りみたなくはないです。落花生でもたべながら、ポールダンスでも見ていたほうが余程良いです。安倍総理の中国外交は、全く的を射ているので、本当に安心してみていられます。私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

それにしても、こうした情報を伝えないマスコミ、もう終わっています。なぜ、安倍総裁の外交に対する情報統制をここまで、熱心にするのか、全く理解できません。

【関連記事】

中国金融界“連鎖破綻”危機! 習政権「影の銀行」潰し 韓国経済も道連れか?【私の論評】中国金融危機は紛れもなく事実だが、日本への影響は軽微!!いずれ巻き起こるかもしれないマスコミ、親中・媚中派政治家どもによる中国支援プロパガンダに騙されるな(゚д゚)!

中国経済、大混乱! 飛び交う“銀行デフォルト連鎖”の噂―【私の論評】日本銀行が中国麻薬漬け金融政策をやめた途端この有様、日本人や中国社会のためにも、安全保障の観点からもアベノミクスの頓挫は許されないぞ(゚д゚)!




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2013年1月16日水曜日

安倍首相、初外遊に出発 東南アジア3カ国「価値観同じ国と関係強化」―【私の論評】安倍首相の中国外しに、鳩山外交で応酬したつもりの中国の国際感覚?!!



東南アジア諸国訪問のため、羽田空港を出発した安倍晋三首相と昭恵夫人

安倍晋三首相は16日午前、ベトナム、タイ、インドネシアを歴訪するため、政府専用機で羽田空港を出発した。首相の外遊は初めて。麻生太郎副総理、岸田文雄外相はすでに東南アジア諸国連合(ASEAN)の4カ国を訪問しており、安倍政権としてASEAN重視を打ち出す狙いがある。各国首脳と会談するほか、18日にはインドネシアで外交政策演説を行う予定。19日に帰国する。

首相は出発前、羽田空港で記者団に対し「今回の外遊を安倍政権の戦略的外交の皮切りとしたい。訪問を通じ、自由と民主主義、基本的人権、法の支配といった普遍的価値を同じくする国々と関係を強化していく」と述べた。

この記事の続きは、こちらから!!

【私の論評】安倍首相の中国外しに鳩山外交で応酬したつもりの中国の国際感覚?!!


安倍首相は、このブログにも掲載したように、選挙前の時点でアメリカのオバマ大統領に会うことを打診していました。結局は、今回は、オバマ大統領側の都合がつかないということで、今回は見合わせになりました。安倍総理としては、最初はやはり、アメリカということは十分理解できます。

しかし、アメリカの次はどこといえば、おそらく安倍総理以外だと、世界第二の経済大国ということで、中国だったかもしれません。しかし、安倍総理は、中国を外しました。そうして、中国の侵略が懸念される、東南アジア諸国を選びました。これは、意図して意識した戦略的行動です。

この戦略的行動に関しては、私などが説明するよりも以下の動画をご覧いただくと良くご理解いただけるものと思います。ごらんいただければ、その妥当性、正当性がご理解いただけるものと思います





安倍総理、はっきりと中国外しを内外に向かって示したと思います。今でも、領海・領空を侵犯し、昨年は、官製反日デモなどやっていた中国など、日本の外交から外されても仕方ありません。もう、日本の経営者たちも、異常な中国幻想に酔うことなく、等身大の中国をみて去就を決めるべきだと思います。

さて、安倍首相の訪問予定が入っていない中国において、何というか、全く理解不能のことが発生しました。その動画と記事を以下に掲載させていただきます。


鳩山元首相が訪中 領土問題の存在認めるべきと主張  :日本経済新聞

【北京=島田学】鳩山由紀夫元首相は 15日、訪問先の北京で中日友好協会会長の唐家セン元外相と会談した。意見交換のテーマの大半が尖閣諸島となり、出席者によると鳩山氏は「日本政府は日本 の領土と言っており、中国政府は中国の領土と言っている」と述べ、領土問題の存在は認めるべきだと主張したという。

日本政府は民主党政権時代から「領土問題は存在しない」との立場を示しており、鳩山氏の発言は日本政府の見解とは異なる。

鳩山氏の訪中は中国側の招待によるもので、16日には中国共産党の賈慶林・前政治局常務委員とも会談する見通し。その後、南京に移って「南京大虐殺記念館」を訪問する予定だ。鳩山氏側は習近平総書記との会談を求めていたが、今回は実現しないとみられる。
それにしても、中国はどうなっているのでしようか。最早、総理や代表はおろか、議員でもない鳩山さんを招いて、意見交換をして何になるというのでしょうか?やはり、鳩山さんのことをさらに何かに利用できないかとか、あるいはスパイのように取り込むつもりなのでしょうか?それにしても、最早利用価値などほとんどないと思います。

理解不能の宇宙人?

そうして、このようなことが報道されても、中国には、全く何のメリットもないと思います。まあ、交通費など、鳩山さんが負担するでしょうから、中国側としては痛くも痒くもなく、鳩山さんに言ってみたら、「領土問題の存在は認めるべき」という主張がでてきたということだと思います。しかし、だからといって、どうなるというのでしょうか?

鳩山さんですから、各界に人脈があるのかもしれませんが、しかし、その人脈も、今ではあまり役にたたないと思います。他の現役の議員などのほうが余程役立つと思います。


最早、日本の多くの国民は、鳩山氏の馬鹿さ加減は良く知っているし、今更こんな人を相手にしても、やっぱり、鳩山と、中国はとっても変という印象をさらに深めるだけだと思います。

安倍総理が、東南アジアを歴訪する今、鳩山さんを呼んで、意見交換するなど、中国もいよいよ焼きが回ってきたのかもしれません。というより、中国は、あの大規模な官製反日デモをやったり、尖閣上陸をした時点ですっかり焼きがまわって、もう、将来に何の展望も見出すこともできないと思います。

だからこそ、裸官が、大金を持って海外に逃亡するのだと思います。もう、外交も何もまともでない中国、今後ますます、日本国民も、日本の民間企業も中国から離反することになると思います。もうすでに随分前から中国には、国際感覚が欠如していましたが、もう、崩壊したようです。

安倍総理には、これからも、戦略的外交を着々と推進して、アジアの安定を図っていただきたいものです。そう思うのは、私だけでしょうか? 皆さんは、どう思われますか?

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