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まだギークユーザー層に人気なだけなの?
このところ電車内などでもiPadやAndroidタブレットを使ってる人を見かけるのが珍しくなくなってきたとも思うんですが、このほどIDCが発表した2011年第1四半期(1〜3月期)のタブレット市場の調査データでは、やや人気にも陰りが...と感じさせなくもない数字が出そろってきたそうですよ。パソコンより売れてる大市場を形成するまでの道のりは、意外とまだまだ長いのかもしれませんよね。
世界のタブレット販売台数は、記録的な売行きを見せた昨年のクリスマス商戦期からは一転して落ち込み加減のようでして、今年最初の3か月間の販売数は、やや予想を下回る720万台に終わったとのことです。年末商戦が終了し、年が変わった途端、消費が下降気味になるのは例年のことなんですけど、タブレット人気に大いに期待していて、年明け後だって爆発的な売行きが続くはずさ〜と夢を見ていた一部の業界関係者には、ちょっと期待外れな数字だったそうですね。
ただ、このデータを悲観的に見るべきではないとの指摘も相次いでいます。続く3か月間の2011年第2四半期(4〜6月期)には、アップルのiPadだけでも余裕で720万台以上が売り上げられたはずだと考えられていますからね。まぁ、タブレット市場をアップルが独占してるから、他のAndroidタブレットの数なんてそんなにないという発言も出てきてはいるんですけどねぇ。
【私の論評】iPadやAndroidタブレットはライフスタイルを変える?!!
私は、まだ、iPadも、Androidタブレットも持ってはいませんが、いずれは購入したいと考えています。私の場合、新しいものは、最初出たときにすぐに購入するというのではなく、少なくとも2世代から、3世代経てから購入するようにしています。
iPhoneも例外ではなく、購入したのは、3GSでした。この3GS、現状のiPhone4とも基本的には、使い方など変わりません。秋には、iOS5がリリースされるそうですが、3GSでも使えるそうで、そうなると、しばらくは、まだ、3GSで十分だと思っています。そういう意味では、私の購入の仕方は間違いではなかったものと思います。
そのうち、iOSも数年に一回、変更するというように変わってくるのではないかと思っています。とにかく、新しいものに関しては、いろいろ不具合があったり、後から改良点がでてきたりするので、私自身もすぐには購入はしませんし、まわりのかたにもあまりお勧めはしません。
この秋に発表されるiOS5のことについては、このブログでも掲載して、いろいろ特徴を述べましたが、いろいろあるものの、すべてはAndroidでは、すでに実現されているものばかりでした。そのなかでも、私が、最も注目したのが、iOS5からはじめて、iPhoneや、iPadがパソコンに同期をしなくてもよくなったということです。
これによって、ようやっと、iPhone、iPadがバソコンを所有していない人でも、使えるようになったということです。これは、Androidでは最初からそうした規格になっていました。
やはり、iOS5もその道を選択したということです。世の中には、パソコンを持たない人も沢山います。それに、パソコンと必ず同期するという規格では、最初からこうした人達に対して売ることはできないということです。
しかし、これは、考えて見れば、おかしなことです。iPhoneは携帯電話としての役割もありますから、そうでもないですが、iPadの場合は、既存のパソコンとできることはかなり重複します。既存のパソコンのほうができることは多いですが、それにしても、実際にやることは、形が違うだけで、かなり似通ったことです。
ということは、アップルは、顧客に対して、パソコンと似通ったものをもう一台もちなさいといっているなものです。これが、持っているバソコンがデスクトップ型などであれば、携行もできないので、まだiPadは、軽くて携行しやすいですから違いははっきりしていますが、これが、ノートパソコンで軽量なものであれば、その違いはあまりありません。
確かに、iPadにはiPad用のアブリというものがありますが、アップルのノートパソコンでも、アプリはありますし、Windowsパソコンでも、最近は、GoogleからiPadのようなアプリも提供されるようになっています。こうなると、どちらも似た様なものです。無論、形や、内容も違うのですが、似たような物という位置づけはできると思います。
しかし、Androidの場合は、最初から単体で用が足りるようになっていました。この意味するところは、大きいです。Androidの場合は、既存のバソコンとは全く関係なく、単体で十分使える代物です。
このAndroidでは、最初から当たり前のコンセプトを、アップルはようやっiOS5で実現するということです。これに関しては、iOS4でも、一部改良され、アプリに関しては、アプリを削除して、再度入れなおそうと思った場合、従来だと、パソコンに接続して、パソコンに保存してあったものと同期するというようなやり方をしていましたが、最近では、そのような面倒なことをしなくても、iPhone、iPadから直接できるようになっています。iOS5からは、これだけではなく、他のものも、すべて単体で可能になるということです。
これは、アップルの戦略が変わったことを意味しています。iOS5の前までは、iPhone、iPadを持つような人は、すでにパソコンを持っているのが当たり前で、これからもそうであると想定していたと思います。しかし、iOS5からは、戦略を変えて、自宅でパソコンを持たないような人でも、iPhone、iPadを持つようになるだろう。また、今はパソコンを持っている人でも、iPhone、iPadを持つようになれば、これから持たなくなる人もいるだろうというように変わってきているのだと思います。
そうして、それは、近未来の姿になると思います。かんがてみると、現在のパソコン高機能化してきて、何というか、スコップがあれば、すむようなところを、ブルドーザーを使っているというようなところがあります。一般の人には、64ビットで、CPUも3.1MHで、メモリは、4M、ハードディスクは1テラなどで、Officeなどがプリインストールされているようなものは、もう必要ないと思います。
最近では、低スペックのバソコンで、Officeなどが搭載されていないパソコンでも、似たようなOpen officeなど、無料でダウンロードできますし、Googelでは、Google DOC&SpreadSheetで、クラウドにより似たような機能を提供しています。もう、インターネットがつながれば、クラウドでいろいろなことができますから、もう、既存のパソコンのようなものは、これからは、全く必要がなくなると思います。
必要だとすれば、いわゆる、クリエーターのような人て、かなり特殊な仕事をやっている人とか、ブログラミングをする人とか、膨大な科学技術計算をする人とか、限られてくるようになると思います。
そうなると、もう、iPadや、Androidタブレットを購入して、既存のパソコンは購入しないという人が増えてくると思います。というより、いずれ、パソコンなるものはこの世から消えてしまう可能性だってなきにしもあらずです。おそらく、従来型のデスクトップ、ノートパソコンは、ギークユーザー層が購入するものになると思います。
大きな画面で見たいというのなら、今でも、iPadや、Androidタブレットをテレビにつなぐことは可能です。やり方としては、いろいろありますが、まずは、コードでつなぐこともできますし、このブログでも以前紹介した、私も使っているアップルTVなるものもあります。最近では、WiDiという規格もでてきて、簡単につなげます。でも、確か、wifeで手軽につなげてしまうものもあったと思います。
特に、無線で、iPadや、Androidタブレットで画面をテレビに写すことができれば、もう、大きな画面にこだわることもありません。
いまは、まだまだ、整備は、されていませんが、iPadと、iPhoneと、既存のテレビなどを組み合わせて、いろいろなことができるようなクラウドも開発されてくると思います。そうして、従来パソコンで開発されてきたようなプログラミングも、このような環境のもとで、楽々とできる時代がやってくるかもしれません。
私は、こうして、単体で利用できる、iPadや、Androidタブレットがライフスタイルを大幅に変えていくのではないかと期待しています。
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