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2012年1月23日月曜日

「iPad教育」は普通の教科書より有効:調査結果―【私の論評】この社会では、誰もが、低価格でたやすく情報にアクセスできなければならない!!



『iPad』利用の教科書は、紙の教科書より教育効果が高いという調査結果が発表された。代数Iの理解度が上級または熟達と評価された生徒の割合は、紙の教科書利用者より約20ポイント多かったという。

【私の論評】この社会では、誰もが、低価格でたやすく情報にアクセスできなければならない!!

詳細は、上のwired.comの記事をみていただくものとして、私も、IPadでいろいろことを実際に学んでみた経験があるので、上の記事の内容など、いかにもありそうなことだと思いました。


私が最近学ぶのは、英語です。これに関しては、以前このブログにも掲載したことがあので、詳細はこのブログの一番下の【関連記事】の関連記事のところに掲載しておきますので、そちらを読んだいただきたいと思います。とにかく、英語の場合は、様々なアプリあり、さらには、様々なサイトがありで、本当に良くなったと思います。幼児教育用から、大学レベル、あるいは、かなり上のレベルまで、様々なものがあるので、本当に良いです。私は、英語の場合、IPhone用のアプリをIPadに入れて使っていますが、これは、IPadは、IPhone用のアプリを2倍にしてみることができるので、非常に見やすいのと、やはり、IPad用のものよりは、かなり種類が豊富だからです。


アプリだけではなく、オンラインでの辞書もたくさんありますし、これも大満足です。それに、何か調べたいと思えない、wikipediaもありますし、とにかく、願ったり叶ったりの環境になったと思います。これらが、無料とか、あるいは、せいせぃ高くても、数百円とかでかなり出来の良いアプリになっている環境は、昔はなかったと思います。そういう意味では、英語などの語学を学習する現代の若者たちが本当にに羨ましいです。


それにしても、最近英語学習のアブリなど、ほとんどゲーム感覚でできてしまうので、何かを勉強しているというよりは、楽しんているうちに、学習が終わるという感じです。これらで、勉強する若者たちは、きっと私たちが昔学んだよりもはるかに短時間で上のレベルまで、学習することが可能だと思います。

NASAが提供するプログラムをiPadで見る子供たち

それから、最近IPadにmindmap用の無料のアプリのを入れてみましたが、これもかなり効果があると思いました。特にに、歴史や、経済に関するような学習の場合は、覚えなければならないことが山のようにありますが、これは、手書きのマインドマップにすると良いといわれています。しかし、IPadだと手書きには及びませんが、PCで入力するよりは、かなり手作り感があります。

色もかなり使えますし、写真なども、好きに貼り付けることができます。慣れると、手書きものより、はるかにはやくできますし、変更もかなり用意です。かなり、作ってしまってから、ツリーのノードを全く別なところに持っていくとか複数のツリーを一度に移動するなど、本当に簡単にできます。

それに、iPadのmindmapは、手書きとは、異なり、ノードを広げたり、縮めたりすることが簡単です。だから、何かマップを作成したら、ノードをすべて折りたたんで、少しずつ展開していくようなことをすれば、暗記などにももってこいだと思います。これで、日本史、世界史、地理などの科目を覚えたら、芋ズル式に答えがでてくるようになり、試験でも困らなくなると思います。私の場合は、仕事のでの使用でも随分役立っています。

ibooks2アプリの紹介

それから、こんなこと書いていると、やはり、最近あった、Appleの教育関連のイベントでの発表を思い出してしまいます。皆さも、あの発表や、発表された、iBooks2やTextbooks、iTunesUなど、実際にご覧になったかたもいらっしゃると思いますが、どちらも本当にに素晴らしいものでした。それに、アップルのパソコン用に、電子書籍を作成するアプリ(iBooks Author)が無料で提供されたということで、これも本当にに素晴らしいことだと思います。

iBooks2の画面
これによって、誰もがテキストブックなどを作成して、ibooks2で提供できるようになったということです。これから、このアプリを利用して、どのような書籍ができあがるのか、本当に楽しみです。

iBooks Author

さて、電子書籍それも教育というと、私は、ドラッカーが語っていた、ネクスト・ソサエティーを思い出してしまいます。ネクスト・ソサエティとは、アメリカでは、1990年代の後半、日本などの他の先進国や、新興国などは、21世紀にはいってから、それまでとは、全く異なる社会に突入しており、その社会をネクスト・ソサエティーといいます。

ドラッカーは、「ネクスト・ソサエティ」という10年ほど前の書籍で、以下のように述べています。
ネクスト・ソサエティがやってくることはまちがいない。しかも万が一、ニューエコノミーが実現するとしても、ネクスト・ソサエティのほうがはるかに大きな意味をもつ。ネクスト・ソサエティは知識社会である。知識が中核の資源となり、知識労働者が中核の働き手となる。知識社会としてのネクスト・ソサエティには3つの特徴がある。
知識は資金よりも容易に移動するがゆえに、いかなる境界もない社会となる。
万人に教育の機会が与えられるがゆえに、上方への移動が自由な社会となる。
万人が生産手段としての知識を手に入れ、しかも万人が勝てるわけではないがゆえに、成功と失敗の並存する社会となる。
これら3つの特質のゆえに、ネクスト・ソサエティは、組織にとっても1人ひとりの人間にとっても、高度に競争的な社会となる。
 確かに、現在は、高度に競争的な社会となっています。そうして、こうした社会には、上記のiPadによる教科書のような電子書籍などに、誰もが、容易にアクセスできるようになるはずです。また、そうしなければなりません。そうでなければ、成り立たない社会ということなると思います。これに関して、著しい不平等などかあってはいけないと思います。


特に子供たちに関しては、どの国のどのような家庭に生まれたとしても、このような情報にアクセスできるようにすべきと思います。そうして、この地球上のすべての子供たちが、iPadのようなガジェットで学習の楽しみ、喜びを知ることができるように、私たちが、環境を整えていくべきと思います。また、大人でも、学生の頃にならった知識など、すぐに陳腐化しますから、このような機器で、楽に簡単に、低コストで、アクセスできるようにすべきものと思います。

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