大手SNSのmixiでは、9月1日、全体公開されている日記にウィルスを含むスパムコメントが蔓延しているとして、会員に注意を呼びかけている。
傾向としては、次のようなものだ・
(例)全体公開に設定されている日記のコメント欄(オンラインゲームに関連した日記が狙われる)
(例)オンラインゲーム関連のコミュニティに単発トピックを作成
・オンラインゲームの投稿動画タイトルを流用。
(例)WCS世界大会決勝
(例)Lineage1船舶の墓 狩り
・有名サイトに似せた紛らわしいURLや、末尾に「.zip」「.asp」などの拡張子が含まれている。
(例)ttp://www.atwikisjp.com/*****.zip
(例)ttp://www.nicovedeo.com/*****.asp
・URLをクリックするか、ダウンロードされたzipファイルを解凍すると、トロイの木馬ウイルスに感染し、オンラインゲームやmixiのログインID・メールアドレス・パスワードなどが抜き取られる可能性がある。
この投稿は、ツールを使って自動的に行われていると見られており、会員は十分注意するととともに、心配な場合は日記の公開範囲を「友人の友人まで」程度に制限することも必要であろう。
SNSも大衆化した?
2CHあたりだと、こんなことはありがちです。いまや2CHに対する一般の人の認識は、怪しい情報が飛び交う、匿名の怪しい人たちの怪しい集まりくらいの認識しかありません。確かにそんな部分があります。しかし、2CHだって、もとはそんなところではなく、いろいろな情報の交換場所だったり、いろいろな活動がありました。実際あそこから小説家になった人とか、IT企業の社長さんになったりしたとか、いろいろな人たちが輩出しました。
しかし、今では、その面影もなくなってしまいました。それから、ここを運営してる人、すでにシンガポールの会社に2CHを売ってしまったはずです。
これに関して、思い出すのは、商用化される前のインターネットです。私は、学生の頃にこれを使っていました。無論大学でです。その頃は、研究者用で、今のように接続スピードも遅くも、動画などもありませんでした。しかし、いろいろ有用なサービスがありました。ケミカル・アブストラクトなどの検索もできもました。それに、メールやその他電子会議のようなものもできたと思います。いろいろなコミュニティーがあり、有用なアドバイスなどをかなりいただくことができました。
この頃は、家ではパソコン通信をしていました。パソコン通信では、小樽市立病院の金子先生が運営されていた、OMC(小樽メディカル・コミュニケーション)、大分のCoalaなど使っていました。OMCではよくオフ会などやっていました。その頃は、札幌にいたので、大学の関係やら、OMCの関係で1週間に一回ほどは小樽に行っていました。コアラでは、大分からいろいろこちらにもいらっしゃったので、案内などさせていただきました。特に、冬季には多くの方いらっしゃったので、スキーのコーチなどもやらせていだきました。大分の人は、初心者の方がほとんどなので、下手な私でも、コーチなど十分勤まりました。ころころ、まだ廃刊されていなかった「Asahiパソコン」などにも何回か、寄稿させていただいたことがありました。
やはり、パソコン通信の世界も、実際に使っている人は少数のため、あまりセキュリティーなどに気を使う必要はありませんでした。この時代には、大学のインターネットでも、パソコン通信でも、セキュリティーソフトなど入れておらず、そのことに対してなんら危機感も感じていませんでした。今思えば、のどかな時代でした。おそらく、あの時代には、犯罪者や犯罪者予備軍のような人は、パソコン通信やインターネットなどほとんど使っていなかったのだと思います。どちらかというと、善意に満ち溢れた人ばかりで、今とは隔世の感があります。
またまだ、人数も少なくほとんど学術研究用なので、セキュリティーなどほとんど気にすることもありませんでした。いわゆる出会い系サイトなどもなかったと思います。ただし、まじめなお付き合いはあったと思います。私の先輩で札幌医大の病理に行かれた方の奥様は、最初の出会いのきっかけは、パソコン通信でした。しかし、1990年代から一般化され、今のような現状になっています。誰にでも使えると、馬鹿や、下卑た人間でも使うようになるので、どんどん質が落ちていくということだと思います。
そんな、中にあって、SNSはある程度クローズされていて、良かったのですが、mixiも上の記事のような状況になったのは残念なことです。
私のmixiでのプロフィールにURLを以下に掲載しておきます。
http://mixi.jp/show_profile.pl?id=10356027
どんなコミュニティーでも、ある程度大衆化してしまうとこのようなことになるのだ思います。ただし、このブログや、google mailなど用いているとそのへんは、あまり気にしなくても済んでいます。これも、クラウド・コンピューティングの良さかもしれません。きっと、Googleのサーバーにはかなりのセキュリティーがかけられているのだと思います。閲覧しているときなどの情報の漏れなどはひよっとして、あるのかもしれませんが、きっとグーグルのサーバーにもぐりこんで何か悪さをするということはなかなかできないのだと思います。今のところは、目だったことはありません。
いずれにせよ、皆さんもセキュリティーには十分気を配って、ネットワーキングを楽しんでください!!
【関連記事】
「Chrome」が持つウェブ新興企業への可能性-Googleの目指しているのは単なるブラウザの提供ではない、IT業界のアンラーニングであり、革新だ!!
動画:Google Wave発表、リアルタイム・コラボレーションの基盤へ―Google Waveはリアルタイムのやりとりを革新し社会を変革するか!?!
ADs by yutakarlsn
テンフォーのピザは楽天デリバリーからも購入できます!!
以下のバナーをクリックしていただくと、楽天デリバリーに飛びます!
ピザテンフォー一昨年の楽天デリバリーの「ファミリーへのおすすめ」部門で、堂々の2位となりました。ますます、便利になったテンフォーを是非ご利用ください。
YUTAKARLSON、USA 市長からのお願い