2011年6月10日金曜日

フェイスブックからクーポン入手 位置情報を利用して何が変わるか!!―【私の論評】物理的店舗を持ったチェーン店などの逆襲が始まる!!

フェイスブックからクーポン入手 位置情報を利用して何が変わるか!!

チェックインクーポン

最近、現実世界とネットが交錯するようなサービスが目立つようになってきました。

たとえば、フェースブックでは以下のようなことがありました。
米交流サイト「フェイスブック」は2011年6月7日、位置情報に連動してクーポンを配信するサービスを日本国内で開始した。 
フェイスブックの機能のひとつ「スポット」を使う。ユーザーの現在地の情報をフェイスブックに通知すると、その周辺にある店舗や施設が表示される。新サービスでは、クーポンを提供している店舗がある場合はそこに黄色いアイコンが示される。その店に「チェックイン」をすればクーポンを入手できる仕組み。 
サービスには、ローソンやアディダス、ユナイテットアローズを含め、コンビニや飲食店、遊園地など14社が参加している。
iPhoneで以下のような、クーポンが提供されます。Facebookのスポット機能を使ってチェックインすると対応する店舗のクーポンが得られるというものです。以下の事例は、1人1回のみで先着10名様にあたります。 


以下は、実際に、クーポンを発行したコンビニの様子です。


Facebookディールズの影響で店内には列が出来ています。 やはり、やりはじめたばかりということで、どんな感じのサービスなのか、一目見たいという人も多かったのではないかと思います。

いままでは、GooglePlaceのようなサービスでも、結局、地図のついた、お店案内というだけで、便利というだけで、このように、これから、歩いてもいけるような近くのお店で、端末を見た人にだけ、提供するサービスありませんでした。そうはいいながら、似たようなサービスはありましたが、このレベルでやったのは今回がはじめです。

このようなサービスまだまだ何かいろいろと適用できそうで、これでようやっと、インターネツトも、サイトだけではなく、リアル店舗にも波及していきそうです。

このような、サービスなどで、これから、ますます、若者の2ch離れとか、テレビ離れ、インターネット離れというより、パソコン離れが加速されていくような気がします。

これについては、ガジェット通信でも、若者の2ch離れとともに、書かれていましたが、この流れ、加速されると思います。

【私の論評】物理的店舗を持ったチェーン店などの逆襲が始まる!!


最近では、テレビはほとんど見ないという若者も増えてきました。このような若者でも、テレビを見るときもあるのですが、どのように観るかといえば、昔のようにリアルタイムで見る人は随分減っています。

テレビを見ない若者と話をしていると、お年寄りは、戸惑うようです。彼らから、すれば、テレビが最大の情報源であり、それは、いつまでたっても変らないものと堅く信じているようです。ただし、これに関しては、年寄りというより、古いタイプの人といってもいいかもしれません。しかし、テレビが情報を得る最大の手段というのは、やはり、年寄りに多いようです。

私自身も、テレビを見る時間は随分減ったと思います。実際、テレビをつけていたとしても、本気でそれを見ている時間など随分減りました。それに、いわゆるテレビも録画でみることが多いです。最近では、テレビの時間にあわせて、自分の行動を変えるということが非常に苦痛になりました。なら、当然パソコンで録画です。

では、從來のテレビを見ている、その時間が費やされているかといえば、電子書籍や、インターネットです。テレビは確かに、便利といえば、便利なのですが、これは、あたりまえですが、一方的に流されるのを見るといのが、最近では、とてつもなく嫌になっています。

はっきり言ってしまえば、時折流されるニュース以外には、あまり見たい番組がないのです。最近、それは、AppleTVを購入してから、ますます、加速されるようになりました。AppleTVは、iTunesから、直接、映画をオン・ディマンドで見ることができるガジエットです。その他、YouTube、Podcastも見ることができます。残念ながら、ウエブそのものは見られないのが残念です。

AppelTVでは、無論映画も見られますが、最近では、DVDなども購入することなく、AppleTVで映画を見ます。AppleTVでは、iPad、iPhoneに蓄積している音楽を聴くことは無論のこと、写真や、動画も見ることができます。これらは、無論のこと、iTunesを搭載した、パソコンのものも見ることができます。

こうなれば、テレビなどほんど見なくなるということも、お分かりになるものと思います。

これで、テレビ離れは、無論のこと、上の記事で紹介したようなサービス、もっと、もっと進んでくれば、2ch離れも加速しそうです。上のサービス、たとえば、音楽配信や、動画配信などにも、いろいろと適用されていくものと思います。

たとえば、函館市内を散策して、いろいろな歴史的遺物などみていて、その時に、フェースブックのスポットをみれば、その遺物に関係した、動画や、写真、音声を聴くことができるとか、さらには、関係情報を見たり、それだけではなく、関係した音楽、映画、電子書籍を購入することができるとか。

あるいは、iPhoneで撮影した写真をAppleTVで見ていたら、写真には撮影した場所の位置情報も含まれていますから、また、その地域の情報が入ってくるとか、その地域の新たなイベントのお知らせと共に、チケットも購入できるとか、あるいは、観光地を訪れたときの想い出の写真をみていたら、ご当地の物産展が、自分の町で開催されることがお知らせされるとか・・・・・・。

いままでは、パソコンというと、机の上に置いてあるものでしたが、スマホや、タブレットPCが一般的になった今日、こうした、ものを携帯してあるけば、現実のお店などと、バーチャル世界が交錯したようなサービスがどんどん出てくると思います。

それに、極めつけは、ソーシャル機能を十二分に活かした、このようなサービスの登場で。たとえば、スマホ持った、2人が、クーボンを利用して、どこかのレストランで食事をしたとします。この2人で、また、そのレストランの近くにいけば、当然、過去にお食事をしていただいたこと、その時のメニューなどが見られて、特にこの2人でまたいけば、使えるお得なクーポンを発行したりすることもできます。

これは、二人だけではなく、多人数にも応用できます。たとえば、多人数でスマホなど持ってあるいていて、以前ある会社のレストランで食事をしたことがあったとしたとします。その多人数でどこかに旅行をしたとします、そうすると、その会社の関係のある施設が、クーポンを発行したりします。

もう、何でもありですね。語学学習にも役立つかもしれません。たとえば、セカイカメラのように、何かをカメラで写せば、そこに情報がでてくるというものがありますが、たとえば、思いつきで何かにカメラを向けると、そのモノを英語何というかを即座に表示したり、あるいは、それに関連する、会話を流したり、動画を流したり、いろいろい、練習もできるとか・・・・・・・。

なんとなく、とりとめのない内容になってしまいましたが、要するに、スマホやiPadのような携帯端末が普及するようになった今日、バーチャルの世界と、現実の世界が交錯するいままでになかったサービスが様々な局面で、利用されるようになるということです。そうして、そのような世界では、旧来の新聞、テレビのようなメデイアはあまり利用されなくなるであろうということです。

フエイスブックの今回の新サービスはそれを予感させるものでした。今後の時流をつかむためにも、これを単なる從來の携帯電話の延長線上のサービスととは捉えないほうが良いと思います。過去においては、バーチャルのサイトが興隆したように、これから、本格的にバーチャルとリアルの交錯が始まるということです。

さて、バーチャルとリアルの交錯といえば、数年前にこれに先鞭をつけていた企業があります。それは、Barnes & Nobleという書籍販売の老舗です。この会社では、従来から、全国に店舗を持ち、書籍の販売を行ってきました。また、2009年にNookという電子書籍リーダーも発売しました。その前から、パソコンをはじめ様々なガジエットに対応しており、専用リーダーを発売したのは、Amazonより遅れましたが、様々なガジエットに対応というところでは、先鞭をつけていました。

この会社は、Amazonが、書籍のネット販売を始めてから、この会社も開始しました。この会社では、昔から、店舗の中に喫茶店のようなスペースが設置してあり、顧客は、店を訪れて、書棚の本をそこに持って行って、読むことができるようになっていました。長時間読んでいても、とがめられることは一切ありません。

Barnes & Nobleの店内
電子書籍を販売しはじめたころから、ここの店舗では、顧客が店内に入ると、この店内にいる限りは、顧客は、電子リーダーなどで、この会社の書籍すべてを読むことができます。無論、従来のように喫茶店のようなスペースで、すべての書籍から自分の読みたいものをセレクトして読むことができます。

私は、この会社が電子書籍リーダーを発売してからは、一度も店舗を訪れたことがないので、良くは、わかりませんが、無論店を出たら読めないようになっているのだと思います。ただし、店にもどってきたら、また続きを読むことができるようになっているのだと思います。

これは、Amazonがやりたいと思ってもできないサービスです。物理的店舗を持つ強みはここにあります。eコマースでは、このように顧客の場所を提供するということができません。

最近ようやっと軌道にのってきた、バーチャルと、リアルの交錯によるこのようなサービスは、既存のeコマースではできないことです。特に、チェーン展開などという、大勢の人を動かして、直接顧客に向けてのサービスなど、これから構築しようとしてもなかなかできるものではありません。

純然たるeコマースの会社は、こうした空間を提供することはできません。また、顧客との直接の接点もありません。しかし、物理的店舗を持っているところは、従来のeコマースのような商売もできますし、さらには、店舗などの空間を生かした商売もできます。

最近、iPadやiPhoneが、パソコンなどと同期しなくても良くなりました。今後、iPhone、iPad、Android端末などの従来のノートパソコンより軽くて携帯しやすいデバイスがこの動きをさらに加速すると思います。

最近、いわゆる一般の小売業は業績不振で、いわゆる激しい競争を生き抜いてきた、eコマースの業績が良いです。しかし、これから、物理的店舗を持ったチェーン店などの逆襲が始まるかもしれません。

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