2012年9月13日木曜日

iPhone5ついに発表!  目玉の新機能8&iPhone 4Sとどこが変わったか徹底比較―【私の論評】画面の比率が、16:9になったのが、根本的変化!!この流れは、iPadにも及ぶ!!

iPhone5ついに発表!  目玉の新機能8&iPhone 4Sとどこが変わったか徹底比較



やはり、iPhone5だった! 

Appleは本日、日本時間9/13に開催した新製品発表会で、新しいiPhoneである「iPhone5」を発表しました。

「ウレぴあ総研」でこの記事の完全版を見る【動画・画像付き】

Appleの発表によれば、日本は、9/14(金)から予約受付が開始され、9/21(金)から発売開始されるそうです。

これまでより大きなディスプレイ、より薄く軽くなったボディ、速いチップ、LTE対応、カメラ性能の向上、新しいiOS6、バッテリー持続時間とすさまじい変化を遂げています。気になる新機能、性能は?  iPhone4Sとどう違うの?  を項目ごとにわかりやすく解説します。

● ディスプレイサイズが4インチに! 

「どうなるiPhone5!?  これを見たら分かるスペック徹底調査まとめ

でも書いた通り、いままでの3.5インチ(960x640)から、4インチ(1136x640)になりました。スクリーンのアスペクト比もほぼ16:9になり、フルサイズの動画も上下が切れることなく迫力ある映像が楽しめそうです。横幅はいままでと変わらないので、縦長です。色は黒と白、容量は16GBから64GBまで用意されています。

インダストリアルデザイングループ担当上級副社長のジョナサン・アイブは「片手でここち良く使えるように、スクリーンを高くはしても広くはしなかった」と縦横を大きくしない理由を語っています。持ったときの感覚は、従来のiPhoneユーザーでもすんなり移行できそう。

従来のiPhoneに最適化されたアプリは、センタリングされて表示されるので、問題なく使えるそうです。

この記事の続きはこちらから!!

【私の論評】画面の比率が、16:9になったのが、根本的変化!!この流れは、iPadにも及ぶ!!



本日のニュースは、やはりこれですね。このブログでも過去には、iPhoneをとりあげてきましから、やはりとりあげないわけにはいきません。

さて、時がすぎれば、どんどん新しい技術が開発され、技術的に進歩していくので、新しい製品に新しい技術が盛り込まれるのは、当然のことです。ですから、今回iPhone5にも様々な新しい技術が盛り込まれています。ですから、それに関してはあまりこのブログでは解説しません。それは、他のサイトをご覧いただければ良いと思います。

とくに、お薦めは、以下のサイトです。

全てはここに。本日のアップルイベントに関する全記事のまとめはこちら!

これは、GIZMODEのiPhone5に関するサイトのまとめです、ここしばらく、リアルタイムで更新するようで、最新の情報が得られます。

私は、今回の画面サイズの変更について、私の思うところを掲載します。今回のサイズ変更は、3.5インチから、4インチになって画面が広がったということだけではなく、根本的な変化です。

ご存知のように、iPhoneが出る前までは、iPadも、iPhoneも、縦横のサイズが、4::3でした。そうなると、どういうことになるかといえば、iPhoneで撮影した、画像も動画も、現在のハイビジョン・テレビで見ると、画像の上下に横に黒い縞が入ってしまいました。


また、縦横サイズが、4:3の比率のiPhoneで、huluなどの現在のテレビをみると、比率が異なるため、上と下に横に黒い縞がはいってしまいます。シネマスコープ映画など、見ると、さらにこの黒い縞は大きくなって、画面に細いストライプのように写ってしまいます。startreack(邦題 宇宙大作戦)などの昔のテレビ番組では、画面一杯に表示されます。

iPhone5発売はアメリカのGDPを0.5%押し上げる効果があるといわれている
これは、iPadでも同じことです。文章だけだと、わかりにくいので、以下に画像を表示します。以下の写真は、iPadで現在のハイビジョンの16:9の比率の番組を写したところです。これが、映画だともっと、上下に大きな黒い縞ができてしまいます。


iPadで今のテレビ番組をみると・・・・・
そうなると、実際は、iPhoneは3.5インチの画面であっても、上下に縞ができてしまい、本当に小さな画面になってしまいます。特に、映画は小さすぎて、見ていてもよくわからないくらいになってしまいます。これは、iPadでも同じことです。iPadの画面は、9.7インチですが、16:9の比率のテレビ番組など写すと、16:9の7インチの画面で見ているのとかわりありません。

このようなことを考えると、今回16:9にしたのは、当然の流れと思います。それと、これは、iPadにいえることですが、9.7インチとほぼ10インチなのに、4:3なので、キーボードとの相性が悪くなってしまいます。

それは、以前このブログにもマイクロソフト・サーフェスとの比較の記事で掲載したことなので、以下にそれを引用します。


Google「Android 4.1 "Jelly Bean"」「Nexus 7」「Nexus Q」発表―【私の論評】各社がタブレットを提供するわけ?




だから、私は、iPadがなぜ、従来のアナログテレビの比率にしたのか、理解に苦しむところがあります。これだと、動画に関しては、iPadは、ほぼ10インチのディスプレイなのですが、動画を見ている限りでは、7インチのディスプレイで見ているのと同じということなります。ただし、確かに、電子書籍などでは、縦長だと確かに読みにくいというところもあるのかもしれません。これは、個々のユーザーにとっても、意見がわかれるところだと思います。

しかし、これから、デジタルハイビジョンなどとのコラポレーションがどんどん取り入れられていくことを考えると、iPadの現在の画面の比率は、将来的には、ネックになるかもしれません。


上記の写真は、iPadと、アップルの純正キーボードを並べて撮影したものです。アップルのキーボードは、小さくコンパクトにまとまっているのですが、キーボードの部分は、標準の大きさです。並べてみると、キーボードのほうが、若干大きいことがわかります。私は、このブログでも以前紹介したように、iPadをケースにいれて、このキーボードを併用して、ノートパソコンのように使うこともあります。こうした使い方をするには、iPadのケースにキーボードが組み込まれている以下のような製品もあります。


しかし、この製品のキーボードだと、標準よりも一回り小さくなってしまい、使用しにくいという面があります。だから、私は、こうした製品はつかわずに、アップルの純正ワヤレスキーポードを用いています。しかし、こうした組み合わせで使用するのは、無論、ノマド的な使いかたをするときに限られますから、結局はカバンの中に入れて、持ち歩くことになるのですが、そうする、サイズの違いからやはり、コンパクトに収まることはなく、かさばります。その点、サーフェスはこのような問題はなく、かなり使いやすそうです。


以上から、考えると、iPhoneもiPadも画面を16:9の比率にするのは、当然の流れで、。今回、iPhone5が、16:9になって、次のiPadが4:3のままであれば、かなり相性が悪いです。iPhone5で撮影した、動画・画像を、iPadでもそのまま大きく見えたほうが良いに決まっています。おそらく、次に出てくるiPadも画面比率は、16:9になると予測します。

皆さんは、どうお考えになりますか?



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