西村幸祐氏が、日本式お辞儀でないスタイルが強制されていることをツイートしています。
日本式お辞儀でないスタイルが強制されているという@ツイートが僕に非常に多く来る。今日の産経に掲載された國學院大學の全面広告に、日本の正しいお辞儀が掲載されている。特色(金)を使った素晴らしい広告です。誰かUPしてそれを拡散すればいいのです。
— 西村幸祐 (@kohyu1952) 2014, 10月 13
西村氏のツイートに応えて、以下のようなツイートがなされています。
@kohyu1952 これですね。 pic.twitter.com/p3zcAek16O
— 直角 (@1044018) 2014, 10月 13
本日は、こうした日本式でないお辞儀に関して掲載することにしました。
【私の論評】朝鮮式お辞儀は数十年も前から日本に浸透していたようだが、わたしたち日本人は日本古来からの由緒正しいお辞儀をすべきであって、他国のものを強制されるいわれはない(゚д゚)!
朝鮮式お辞儀に関しては、『ねずさんの ひとりごと』というブログに、詳細が記載されています。その記事のURLを以下に掲載します。
おかしなアノお辞儀は韓国式コンス詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事はもとより、様々なサイトにあたってみましたが、あの手を前に組むお辞儀はやはり朝鮮起源のコンスです。
コンスとは、 お辞儀をする時は通常、写真のように両手を前で自然に合わせます。これをハングルで「コンス」といいます。クンジョル(韓国伝統の最上級のお辞儀)の前や後、それから目上の人の前ではこの姿勢をとります。両手を合わせる際、親指と親指をクロスさせ、残りの指は綺麗に揃えます。男性は左手が上に来るようにし、女性は右手を上にします。肩が上がったり脇があいたりしないように自然に手を合わせ、おへその辺りで合わせるといいでしょう。
以下の写真は、コンスと日本式お辞儀を対比したものです。
『ねずさんのひとりごと』によれば、コンスは朝鮮女性の民族衣装でもある、シマチョゴリを着ているとやりやすい方式ということですが、実際そうなのだと思います。上の写真など見ていると、水着などだとかなり異様な感じがします。脇が開いているのが、かなり強調されてしまうからかもしれません。まあ、そもそも水着でお辞儀をするというシーンはあまりないのかもしれませんが、それにしても奇異に写ります。
以下の写真は、後ろからみたところですが、やはり何か変です。
肘が体についていなくて、張っているのが良くないのだと思います。最低限、手を組むにししても、肘が突き出ていてはいけないと思います。脇が開いていなくて、肘が体についているべきものと思います。であれば、キャビンアテンダントや流通業、サービス業あたりの人なら許されると思います。
ただし、やっぱり、普段の挨拶は日本式でいきたいものです。それに公式の場ではすべて日本式にすべきです。無論、朝鮮式お辞儀をたとえ職場であったとしても、強制するのは問題だと思います。
このお辞儀はやはり、シマチョゴリが似合っていると思います。
それにしても、この韓国式お辞儀が日本に入ってきたのは、相当古いことだと思います。私が、このお辞儀が気になったのは、つくば万博のときだったように思います。
その動画今でもYouTubeに残っていますで、以下にコピペします。
この万博のコンパニオンらのお辞儀を見ていると、韓国風お辞儀をしている人が若干存在していることがわかります。
もうこのころから、かなり浸透していたのだと思います。
その後しばらくしてから、イトーヨーカドーに勤めていた人が、韓国式お辞儀をしているので、不思議に思ってたずねてみたところ、社内ではそのようなお辞儀をするように決められていたようです。
何やら、その時にそのお辞儀の意味もききました。正しいかどうかは別にして、その人の説明によれば、腕を前に組み、組む時は左手を前にもっていくのが正しいそうで、その意味としては、右手は戦うための手でそれを下にしているということで、相手に危機感をあたえないということでした。
この方は、このお辞儀が韓国式であるなどということは全く知らないようでした。社内でもそのような教育がなされていて、何の疑問も持っていないのだと思います。
そうして、いろいろなところのお辞儀に関して注意をしてみていると、流通業系はこのようなお辞儀をするところが多いようです。銀行系はあまりこのようなお辞儀はしていないようでした。
ただし、最近では、接遇などを教える研修機関がこのようなお辞儀の仕方をするとみえて、銀行でも、特に女性がこのようなお辞儀をするところがでてきているようです。
こういう研修には、疑問を感じられている方も大勢いると思います。日本人立ち居振る舞いを示す小笠原流ではどのように指導しているかといえば、下の写真のとおりです。
小笠原流は、日本に古から伝わる、武家故実(弓馬故実)、弓術、馬術、礼法の流派です。
礼儀作法の流派として知名度の高い流派ですが、本来的には弓術・馬術・礼法・軍陣故実などの武家社会の故実(武家故実)全般の流派です。
原型となったのは小笠原氏家伝の故実であり、室町時代中期以降、小笠原氏が武家社会における故実の指導的存在となったことから、同家の故実が武家に重んじられるようになりました。
小笠原流礼法に関するホームページがありましたので、以下にそのURLを以下に掲載させていただきます。
http://www.ogasawararyu-reihou.com/index.html
お辞儀や挨拶、その他の「しぐさ」など気になる点があったら、こうところに聴いてみるのも一つの手だと思います。
しくざに関する研修機関など日本国内にはあまたありますが、やはり、日本では日本古来から伝わ正しいしぐさを教育すべきものと思います。
日本人には日本人の「しぐさ」がある |
お辞儀などのいわる「しぐさ」は、子どもの時から躾けられ、その後も自分で意図して、意識して実行しないとなかなか身につかないものです。また、お辞儀一つとっても段階があって、より上の段階にいき、完成の粋まで達すれば、自然とまともな考えや、物事の道理などがわかってくるものです。
これが駄目な人は、外観だけではなく、内面もどこか整っていない部分があるものです。
日本人なら、わざわざ朝鮮流ではなく、日本に古来から伝わる正式なお辞儀をして、できたらより上の段階のしぐさも身につけて、周りの人たちにも一目置かれるような存在になりたいものです。
私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?
【捕捉】
これは、竹田恒奉氏のツイートが参考になります。
手を前で組むこと自体は可能です。肘を貼ると朝鮮式の「コンス」になります。 @souta67 竹田先生、先生掲載写真の立ち方が変だとしたら、このお写真の御皇族の方々の立ち方はまた、少し違うのでしょうか?ご解説頂ければ幸いです。 pic.twitter.com/lb9UZhsIHn
— 竹田恒泰 (@takenoma) 2014, 11月 12
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