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2014年3月29日土曜日

日米韓首脳会談 待ったなしの関係修復(3月27日)―【私の論評】そのまま鵜呑みにしてしまえば、全国紙を読めば馬鹿になるし、反日痴呆紙は非常識な大馬鹿になるだけ(゚д゚)!

【北海道新聞】日米韓首脳会談 待ったなしの関係修復(3月27日)

日米韓首脳会談

安倍晋三首相と朴槿恵(パククネ)韓国大統領が、仲介役のオバマ米大統領を交えオランダで初めて会談した。

密接な関係がある隣国の首脳同士が就任から1年以上たっても対話できないという異常事態はひとまず解消された。

ただ、米国抜きの日韓首脳会談は実現のめどが立っていない。

朴大統領は従軍慰安婦問題での日本側の「誠意ある措置」が必要と主張し、「解決済み」とする日本政府の立場と食い違っている。

北朝鮮は、今回の会談とほぼ同時刻に中距離弾道ミサイル「ノドン」2発を日本海側に発射し、日米韓をけん制した。

会談では北朝鮮の核・ミサイル開発に対応するため連携強化で一致したが、日韓関係が冷え込んだままでは十分な対応はできない。

拉致問題解決にも日韓の連携は不可欠で、関係修復は待ったなしだ。首相と朴大統領は今回の会談を機に最大限の努力をすべきだ。

会談で日韓間の問題は議題にならなかったが、両国関係をここまでこじらせたのは首相の歴史認識や靖国神社参拝が要因だ。

今回の会談実現に向け、首相は慰安婦問題をめぐって旧日本軍の関与と強制性を認めた河野洋平官房長官談話について「見直しは考えていない」と明言した。

だが、首相最側近の萩生田(はぎうだ)光一自民党総裁特別補佐は、政府による河野談話の検証を受けて新談話を検討すべきだと主張した。

国内保守層向けに、萩生田氏が首相の本音を代弁したのではないか。これでは首相に対する韓国側の不信感は到底払拭(ふっしょく)できない。

靖国参拝では、日韓との連携で中国の軍事的台頭に対応しようとする米国も失望を表明した。首相は自らの言動が3カ国の結束を乱したことを真摯(しんし)に反省すべきだ。

朴大統領は今回の会談に先立って中国の習近平国家主席と会い、伊藤博文元首相を暗殺した朝鮮の独立運動家、安重根(アンジュングン)の記念館開設を高く評価し、対日批判で中国と共闘する姿勢を示した。

安倍首相への疑念が背景にあったと思われるが、こうした態度は日本側の無用な反発を招き、関係修復を遠のかせるだけだ。

北朝鮮は2月下旬以降、ミサイルなどを相次いで発射している。情勢は緊張の度を増しており、日韓が対立している場合ではない。

慰安婦問題に関し、日韓は外務省局長級による協議を4月中旬にも始める見通しだ。歴史問題に関する両国の溝を埋め、早期の首脳会談実現につなげてほしい。

どうしんwebより全文引用

【私の論評】そのまま鵜呑みにしてしまえば、全国紙を読めば馬鹿になるし、反日痴呆紙を読めば非常識な大馬鹿になるだけ(゚д゚)!

石平氏が北海道新聞の上の記事に関して、以下のようなツイートをしています。
全く石平氏の方っているとおりです。北海道新聞は、完璧な偏向報道をしていますし、それにほとんど裏読みなどもできていません。それに、韓国の実体が多くの国民にかなり浸透し、男性向け雑誌などで、『嫌韓特集』を組むと、良く売れるという世相を考えると、時代錯誤でもあります。

ちなみに、日韓関係に関しては、私もこのブログに掲載してきましたが、その典型的なものを以下に掲載します。

青山繁晴が安倍首相の恐るべき外交戦略・深謀遠慮を解説【従軍慰安婦・北朝鮮崩壊・クリミア危機】―【私の論評】トリクルダウンをするという安倍総理は、とてつもないことをやりつつあるのか?オバマ大統領の任期中にやれるだけのことをやりたいというのが本音か(゚д゚)!

詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事では青山繁治氏の、以下のような論説(動画)と、それに対する私の論評を記載しました。以下に動画とともに掲載させていただきます。


安倍首相が従軍慰安婦問題の原因である河野談話の見直しをしないという発言を行ったのは朴槿恵大統領を日米韓首脳会談に引っ張りだし北朝鮮の崩壊を恐れているアメリカオバマ大統領に恩を売る為であり、また、ロシアがウクライナ領のクリミア自治共和国の編入に際して、日本が名目だけの制裁しかしていない理由もプーチン大統領に恩を売って北方領土返還に結びつけようとしていると解説しています。
すべては、安倍首相の日本をアメポチから脱却させようとする深謀遠慮である。
北海道新聞の読者対象は誰なのでしょうか。まともな新聞にするのであれば、北教組などの組合系を対象とするなら、それなりの機関紙のようなものにすべきでしょうし、もっと大多数の北海道民を中心とする読者層に対して販売するというのなら、報道姿勢を変えるべきでしょう。

北海道新聞の報道姿勢の酷さに、ついてあのKazuya氏も動画で以下のように批判しています。



今のままの報道姿勢を続けていくというのなら、もう先はないと思います。最近では、北海道内の情報を得るにしても、様々な媒体がありますから、何も北海道新聞を購読しなくても、用は足ります。実際私もそうしています。

それにしても、北海道の地方紙北海道新聞と、沖縄の二つの地方紙はどうしようもない反日新聞で、中国・韓国の言い分は善とし、安部総理を攻撃します。日本は、大手新聞も反日ですが、地方紙も酷いものがあります。

反日地方紙中央新聞の紙面
あなたの読んでいる新聞は大丈夫ですか? 全国紙のように読み比べられることもなく、批判の俎上に乗せられることもなく、わが「県紙」として、安穏としたまま、地方行政に絶大な影響力を及ぼしてきた地方新聞--。  北海道新聞、中日新聞、静岡新聞、信濃毎日新聞、京都新聞、神戸新聞、愛媛新聞、西日本新聞、沖縄タイムス、琉球新報・・・・など全国の地方紙はもうどうしようもないほどです。もう、新聞としての存在価値はないです。読めば、馬鹿になります。違う(゚д゚)!非常識な大馬鹿になってしまう(゚д゚)!

私は、そう思います。皆さんは、どう思いますか?

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2013年3月27日水曜日

小池百合子元防衛相が沖縄メディア批判 「言っていることが県民を代表していると思わない」―【私の論評】反日地方紙は、変わらない!!ならば、俺たちの手で引導をわたしてあげよう!!

小池百合子元防衛相が沖縄メディア批判 「言っていることが県民を代表していると思わない」:



  小池百合子元防衛相が異例のローカルメディア批判を繰り広げた。矛先を向けられたのは、沖縄のメディアだ。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移転問題をめぐり、現地メディアが辺野古移設に反対する世論を煽っているとの見方を披露した。

続きは「J-CASTニュース」へ

【私の論評】反日地方紙は、変わらない!!ならば、俺たちの手で引導をわたしてあげよう!!


 沖縄のこれら二つの反日地方紙については、このブログでも非判したことがあります。その記事のURLを以下に掲載します。

【沖縄が危ない】中国万歳!? 沖縄で勢い増す「反日」「反米」世論―【私の論評】正しくは、沖縄や沖縄の住民が危ないのではない、左翼系新聞二紙と本州からの外人部隊が危ないのだ!! 


 詳細は、上の記事をご覧いただくものとして以下に元記事の趣旨のみコピペさせて頂きます。
沖縄ではいま、「反日」「反米」の機運が異常に高まっている。これまで沖縄政局といえば、保守と左翼(革新)に分かれ、「米軍基地との共存共栄」か「基地 撤去」かで拮抗していたが、いまや沖縄本島を中心に「オスプレイ配備阻止」「普天間飛行場県内移設反対」という世論で一色である。

オスプレイ配備に少しでも肯定的な発言をすれば、これまで政治的発言をしてこなかった町内会やPTAのメンバーからも糾弾される。まさに、「沖縄VS日米」という対立構図になりつつある。

こうした運動の中心になっているのが、那覇市の翁長雄志(おなが・たけし)市長(62)である。昨年9月に開催された「オスプレイ配備反対県民大会」の共同代表でもあった。
沖縄の海は平和なのにマスコミは・・・・・・・
この元記事に対して、私はあたかも沖縄の世論が、「オスプレイ配備阻止」「普天間飛行場圏内移設反対」というう世論で一色に染まっているかのように見るのは間違いであり、沖縄の住人のほとんどはそんなことはなく、これら反日2紙と、行政関係者の一部や、本州から来た外人部隊がそのように煽っているだけという趣旨のことを掲載しました。

上の、小池百合子議員の記事は、まさに私と同意見であり、わが意を得たりという感じがしましたので、本日この記事を掲載させていただきました。

その査証として、このブログでは過去に以下のような記事を掲載したことがあります。

TBS『朝ズバッ!』が痴漢報道で安倍晋三氏の映像を流し謝罪「用意していたビデオを誤って再生した」―【私の論評】マスコミの明らかな間違いは、表に出るが 報道されないことは、私たちが自ら明るみに出すしかない!!


詳細はこの記事をご覧いただくものとして、この記事では安倍総理に対するマスコミの攻撃とともに、平成24年11月18日(日) 豊かな海づくり大会で沖縄をご訪問の天皇皇后両陛下を奉迎する、大提灯行列が行われたときのことも掲載しました。沖縄では、このような大行列ができたのですから、上記のような世論だけが、沖縄の大勢を占めているなどのことは全くの間違いと思います。



それにしても、日本のマスコミのほとんどはこのようなことを報道せず、偏った報道ばかりします。本当に困ったものというか、どうしようもないゴロツキどもだと思います。

安倍総理報道といえば、中日新聞の報道は、目に余るものがありました。その紙面を以下に掲載します。これは、安倍内閣か登場した次の日のものです。安倍内閣を非判するなとはいいませんが、まるでこれでは壁新聞レベルです。異常の一言です。他の新聞でも、非判をしているものもありましたが、これほど幼稚なものはありませんでした。こんな報道をして、中日新聞は沽券に関わるなどは思わないのでしょうか?どこか神経が麻痺していて、何も感じないのだと思います。


これに関して、SakurasoTVの三輪氏は、以下のように反論していました。


これは、まともな感覚の人であれば、誰もがこのような感想を持つものと思います。三輪氏は、この動画の中で、名古経済圏は、拡大し、トヨタのように世界のトヨタになったように、世界中とつながりグローバルになっているにもかかわらず、昔のままの田舎地方新聞であると語っています。

私も、そう思います。上記の沖縄の反日地方紙もそうです。もう世の中も変わったし、沖縄は終戦直後から米国との関係も深いし、それに、いまどき地方であっても、世界と強いつながりがあります。にもかかわらず、終戦直後から何も変わっていません。

地方紙で健闘しているところもありますが、そういうところは、それなりに周りや時代にあわせて変身を遂げています。しかし、地方紙の中にはこのような旧態依然としたものがあります。結局、地方では多くの人が地方のニュースを必要としているので、他に選択肢がないので地方紙を購読しているのだと思います。

北海道新聞の紙面

北海道新聞なども似たり寄ったりです。これに対しても、このブログではこちらは北海道ということもあり、長年にわたって非判を繰り返してきましたが、何も変わらなのでここ10年以上購読していません。時々、北海道新聞のサイトを見ることはありますが、本当に相変わらずで、何も変わりません。

これについても、以前このブログで掲載したことがありまので、以下にそのURLを掲載します。

TPP 安倍総理の施政方針演説の真意と偏向報道―【私の論評】安倍首相がTPP参加に積極的と思い込む前に疑ってみよう!!強烈な反対派の印象操作に惑わされていないかい?

 

これも、詳細はこの記事をご覧いただくものとして、以下に北海道新聞に関係するところのみを以下にコピベさせていただきます。

TPPはこうしたマスコミなどに、うまく利用されているとみるべきです。まずは、多くの人達に受け入れられやすい「TPPには大反対」である意見を表明し、心配を煽り日本米国追随論をぶちあげ、 徐々にトーンを上げ、交渉は参加と同じで、オバマと話したら売国奴とあおり、 さらにトーンを上昇させて、いきつく先は、あわよくば日米国交断絶、そうなれば、中国は大喜びです。こんな連中の術中にむざむざとはまる必要はありません。 
この論調の極めつけは、北海道新聞です。典型的です。
それにしても、こうした反日地方紙は、反日が良いこと、正義なのだと思っているのだと思います。政府を非判することは悪いとはいいません。しかし、日本を壊すような立場で非判をして一体何になるのでしようか?

このような地方紙を読んで真に受けていては、商売に携わっている人は、商売あがったりになると思います。なぜなら、ここは日本国であり日本国に住んでいる大多数は日本人であり、日本を破壊したり、日本人を分断させるような内容を書いてある新聞を読みそれを真に受けていては、日本国内ではまともな商売は出来ないと思います。まあ、ごく一部の変わった人々に対しては商売ができるかもしれませんが、それにしても、先細りになることは確かだと思います。




私は、地方紙であろうと、全国紙であろうと、読むときには、そのまま鵜呑みにしません。まずは、どこが上げている観測気球なのか、あるいはどういう意図があり、その意図で誰が得をするのか考えます。

そうすると、大手新聞でも、地方紙でもまともでないものは、疑問符がつき、読みたくなくなります。実際、最近では新聞は定期購読はしていません。何か特別なことがあって、調べるときや、読み比べをするときに購入するだけです。そういう人は私の周りでも増えています。

Flipboardでは、下の設定をタップすると自分の好みの記事を選択できる

今は新聞がなくても、パソコンやiPadがあればニュースを読むことができます。ただし、これらは無料のものがほとんどですので、信ぴょう性に欠けたり、立場がはっきりしていないものもあります。しかし、これだけインターネットのメディアが普及した時代ですから、今後有料で優良なものも間違い無く出てくると思います。それも、文字情報だけではなく、音声、動画、画像を含めてしかも、自分が住んでいるところの情報を詳しく報道するものなどもでてくると思います。それに今でも、iPad アプリのflipboardを用いれば、自分の住んでいる地域に特化した情報を集めることができるし、最近ではそれを雑誌として公開することまでできます。



そうなると、既存の新聞、テレビなどは今のままでは、終わりですね。アメリカなどでは、そのようなメディアが出てきていますし、そのために廃刊を余儀なくされる新聞も出てきています。日本ではまだまだ不十分です。私自身は、そのような世の中が必ず来るものと信じて、今は新聞を購読しません。若い人々にも購読はすすめません。そうすることにより、メディアの世代交代が進み、古い新聞、古いテレビはこの世の中から消えていくことをはやめると思います。皆さんの住んでいる地域でも、変化しない地方紙があれば、購読すべきではないと思います。私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

 【関連記事】

【沖縄が危ない】中国万歳!? 沖縄で勢い増す「反日」「反米」世論―【私の論評】正しくは、沖縄や沖縄の住民が危ないのではない、左翼系新聞二紙と本州からの外人部隊が危ないのだ!!

 

若者の新聞、TV離れで「LINEニュース」 好調の理由―【私の論評】若者離れの理由は、それだけではない? 今は新聞記事の落差が誰にでも簡単に知ることができる時代!!メディアは心せよ!!

 

朝日新聞 社長の年頭挨拶は消費税増税問題 暗に指摘された“体力のない新聞社”とは―【私の論評】反日新聞は、皆で購読をやめて、息の根を止めよう!!その果てに日本でもまともなメディアが生まれる!!

 

【新聞に喝!】これは反日「デモ」なのか?―【私の論評】新聞は、物事の背景を見ることができないばかりか、言葉遣いまでおかしくなっている!!

 

もう寝言はやめてくれ朝日新聞 国債暴落煽って増税後押し−【私の論評】日本の大手新聞は、この論調。新聞だけ消費税をまぬがれるためにこうした記事を掲載するというのなら、立派な裏切り者!!


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2012年11月21日水曜日

キラキラネーム-北海道新聞―【私の論評】さすが左翼系低劣地方紙、目のつけどころが違う!!

キラキラネーム-北海道新聞

反日地方紙、北海道新聞の記事
生まれた子に当て字を使ってアニメの主人公などの名前を付ける親が増えているという。判読が難しい、こうしたニュータイプの名前を「キラキラネーム」というそうだ。今年の「新語・流行語大賞」の候補語にも挙がっている。

「今どきの若い親は」と眉をひそめる人もいるだろう。「個性的でかわいい」と共感する人もいよう。多様な受け止め方があっていいと思うが、この人は「キラキラ」を許せないらしい。

自民党総裁の安倍晋三さんが先日、東京都内の講演でこう述べた。「キラキラネームをつけられた多く(の子供)はいじめられている。ペットではないのだから、そういう親も指導しなければいけない」(16日読売新聞)。

まるで「いじめられるような名前は付けるな」と言わんばかり。違うだろう。「いじめる側」が悪いに決まっている。“異質”を理由にいじめるような者をいさめるのが教育だ。これが政権を奪回し、得意と自負する“教育改革”に再び乗りだそうかという人の見識とは、あきれる。

「於菟(おと)」(オットー)「茉莉(まり)」(マリー)「不律(ふりつ)」(フリッツ)「杏奴(あんぬ)」(アンヌ)「類(るい)」(ルイ)。あの森鴎外が3男2女に付けた名だ。明治時代にしては「キラキラ度」はかなりのものといえそう。

世が世なら安倍さんの指導対象?天上の文豪も「ぜひ、ご指導をいただきたかった」と残念がっているかも。2012・11・20


【私の論評】さすが左翼系低劣地方紙、目のつけどころが違う!!

森 樊須先生

この記事を読んでいて、思い出したのは、森 樊須(ハンス)先生のことです。この方は、文豪森鴎外の孫にあたる方です。森先生が、北海道大学農学部教授であったとき、確かいくつかの講義を受けた覚えがあります。私自身は、農学部出身ではなく理学部の生物学科でしたが、森先生の研究に興味があったので、いくつかの講義を履修させていただきました。その内容は、もう忘れてしまいましたが、先生の印象としては、上品で、物静かな方という感じでした。私達の学科にも関係が深く、研究室などにもおでましになることも良くあり、いろいろとお話をうかがう機会がありました。学問のことよりも、他の事で、いろいろなこと教えていただきました。

以下に、簡単な経歴を掲載させていただきます。

北大名誉教授 森樊須氏は、平成19年9月21日脳梗塞のため79歳をもって逝去されました。ここに先生の生前のご功績を偲び謹んで哀悼の意を表します。 先生は,昭和3年8月28日東京市に生まれ、昭和27年3月北海道大学農学部農業生物学科を卒業、北海道大学農学部助手、助教授を経て、昭和46年4月教授に昇任し、応用動物学講座担当となり、昭和61年6月から農学部附属博物館長を兼任、平成元年4月から平成3年8月まで北海道大学評議員を務め、平成4年3月に停年退職され、同年4月に同大学名誉教授の称号を授与されました。 先生は、応用動物学、寄生動物学及びダニ学に関して意欲的に取り組まれました。

これに、関連して、私が子供のときに、父から聴いた逸話があります。

北海道大学農学部
私の父が、北大の学生だったとき、おそらく、森先生の奥さんの父にあたる方が、ドイツ人で、北大のドイツ語の先生をしていたようで、その方に父がドイツ語を習ったそうです。あまり予習をしないで、講義を受けて、質問に応えられないと、「勉強しなくちゃしなさい(「しなくちゃ、しなさい」ではなく、一気に「しなくちゃしなさい」と語っていたとのこと)」とこっぴどく叱られたことなども語っていました。そうして、時期的に推察すると、森先生のお子様にあたると思しき方を乳母車にのせそれを押しながら、このドイツ語の先生が北大構内を良く散歩されていたそうです。そうして、そのときにそのドイツ語の先生が、その赤ちゃんに語りかける言葉はすべて、ドイツ語だったそうです。

「あれなら、すぐにドイツ語ができるようになっただろう」と父が話しているのを何となく覚えています。森先生には、何度もお目にかかる機会があったのですが、その逸話のことをうかがってみようと思いつつ、結局その機会を失い、私の推察が正しかったのかどうかは、今に至るまで、わかりません。ただし、先生が森鴎外のお孫さんなのかどうかは、うかがったことがあります。そうして、その答えはむろん「そうです」というもてのでした。どなたか、事実関係をご存知の方がいたら、教えていただきたいものです。

それは、さておき、なぜこのようなことを掲載させていただかというと、無論のこと、キラキラネームの事例として、森鴎外が、自分の子供の三男二女につけた名前である、「於菟(おと)」(オットー)「茉莉(まり)」(マリー)「不律(ふりつ)」(フリッツ)「杏奴(あんぬ)」(アンヌ)「類(るい)」(ルイ)を出していたからです。

森鴎外
 「キラキラネーム」とは、今年の流行語大賞候補にもなった、当て字で作る読みづらい変わった名前のことです。ネット掲示板では「DQNネーム」とも呼ばれています。

このような「キラキラネーム」は、ネット上では「奇抜な名前は親の自己満足であり、おかしな名前のせいで子供がいじめられる」と、かねてから批判を呼んでいました。これに関して、私が思い出すのは、これが、キラキラネームなのかどうかはわかりませんが、あの悪魔ちゃん事件です。

悪魔ちゃん事件とは、覚えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、1993年8月11日、東京都昭島市の役所に「悪魔」と命名した男児の出生届が出されたというものです。「悪」も「魔」も常用漢字の範囲であることから受付されたが、市が法務省民事局に本件の受理の可否に付き照会したところ、子供の福祉を害する可能性があるとして、親権の濫用を理由に不受理となりました。

「キラキラネーム」にもこれにすれすれのものがあり、私は、安倍総裁は、これに類するものに対して批判をしたのであって、決して、森鴎外の子供たちの名前や、その孫である、森樊須氏のような名称まで、批判したわけではないと思います。

しかし、「卓上四季」では、明治時代の作家・森鴎外が「於菟(オットー)」「茉莉(マリー)」「不律(フリッツ)」「杏奴(アンヌ)」「類(ルイ)」といった名前を子供につけていたことを例に挙げ、「世が世なら安倍さんの指導対象?天上の文豪も『ぜひ、ご指導をいただきたかった』と残念がっているかも」と安倍氏の“キラキラネーム”への苦言を逆に批判しています。


森鴎外は、ご存知のように、ドイツやドイツ文学にかなりの影響を受けています。そうして、ドイツ文化に敬意を表して、自分たちの子供や、孫にドイツ風の名前に漢字を当てているだけでいわゆる、キラキラネームとは異なると思います。そうして、森鴎外という父、祖父を持つ子供達や、孫達も、無論森樊須先生も子供のころ、そのいわれを聴かれたならば、そのことに誇りを持って、周りの人々に自らの名前のいわれを語ったことでしょう。けっして、そのことでいじめられたなどということはなかったと思います。

何か、この北海道新聞のこの記事は、何やら私の上記のような想い出が汚されたようで、非常に不愉快な面持ちがしました。


北海道新聞は、北海道では一番読まれている地方紙です。それも、他の地方紙とは異なり、北海道民のかなりの人が読んでおり、朝日、読売などの大手新聞を読む人は、北海道では、少数派です。これだけ、読まれているのですから、本来は、中立公正の立場を貫くか、あるいは、少なくとも自らの立場を明らかにして、報道すべきと思いますが、そうではありません。


函館新聞と北海道新聞の争いを伝える朝日新聞の紙面
それに私は今函館にいますが、函館には、館新聞という函館の地方紙があります。この新聞が発刊直前から、直後の北海道新聞の姑息なやり方は、今でもはっきり記憶に残っています。函館では、一時今でも残っている函館で発刊している「函館新聞」と、北海道新聞が出す「函館新聞」の二つが、函館市内に出まわっていたことがあります。

どういうことかというと、wikipediaから一部下にコピペしておきます。詳細は、wikipediaを御覧ください。
函館新聞社が設立される前の1994年、ブロック紙の北海道新聞社(道新)は函館市で夕刊の地域新聞が創刊される動きがあったことを察知して、「函館新聞」をはじめ、「函館毎日新聞」「函館日日新聞」「函館タイムス」「夕刊函館タイムス」「夕刊函館」「新函館」「南北海道新聞」「道南新聞」の9つの題字商標登録の出願を行った。 
しかし、函館新聞社はこうした商標の集中出願に対して新たな新聞の創刊を阻害させられる恐れがあるとして商標申請の取り消しを求めた。これに対し道新は「商標は国民に認められた権利」のほか「日本新聞協会加盟141社のうち、新聞またはタイムスの文字をつけない題号の新聞社は53を越える」と主張。その後、函館新聞社が「函館新聞」での題号で創刊することを決めたあと、道新側がこの題号に関係の薄い、函館毎日など5つのタイトルについて自主的に出願を撤回した。 
これを受け、特許庁は函館新聞など4つの題号について審査。その結果、北海道新聞は道内の代表的ブロック紙であり、函館地方の新聞創刊構想、気運、動向を知りうる立場にあった地方紙の題字として採択される可能性が高い商標を集中的に、しかも自ら使用することが極めて低いにもかかわらず出願したこの出願により、函館地方の新聞創刊の途を狭くしたことを目的といわざるを得ない公正な競業秩序を乱すとして、北海道新聞社が出願した4つの題号すべてについて拒絶査定の判断をした。その際、函館新聞社が主張していた、新聞のタイトルには地名+新聞、日報、タイムスなどのきわめて制限されたものしかない、同一地区で同じ新聞社が別の題字の新聞を発行していることは認められないといった主張を全面的に認定した。
私の見方では、北海道新聞は、完璧に左翼系新聞であるにもかかわらず、あたかも、中立公正を装って報道しているように見え、前から鼻についていました。そうして、記者の質も悪く、特に、経済記事など明らかな誤りか、意図的な歪曲がかなり多く、読めば読むほど、経済も、日本もわからなくなるような内容ばかりです。

特に、基本的な日本の歴史や、経済もほとんど理解していないようで、あまりの低劣さに、ここ10年以上は、読まないようにしています。本日は、たまたま、サイトで上のような記事をみたので、本当に久しぶり読みました。

本当に、森 樊須先生も、この記事には、あの世で忸怩たる思いをされているのではと思います。本当に、やりきれない思いがします。

それにしても、なぜこのようなエッセイを掲載するかといえば、無論安倍総裁叩きのためです。おそらく、前々から、そのための材料を目を皿のように探していたのだと思います。ただし、政治や、経済の本質に関わる問題に関しては、勉強不足なので、掲載すれば、すぐに矛盾が露呈し、あちらこちらから指摘されることになるので、派手に実施することもかなわず、たまたま、上のような事実を見つけ、半分こじつけで、無理やり記事にしたというところなのだと思います。それにしても、対象も、話題としても、間違っています。

本当に困ったものです。やるなら、こんな姑息なことをせず、どうどうと左翼的戦後体制の擁護論を主張すべきと思います。そう思うのは、私だけでしょうか?



【関連記事】








2012年3月5日月曜日

政府有識者会議の議事録なし 秘密保全法案を提言ー【私の論評】民主党は、記録をとるということは、歴史を紡ぐという簡単な理屈を知らない!!

政府有識者会議の議事録なし 秘密保全法案を提言(北海道新聞)


藤村修官房長官(写真上)は5日午前の記者会見で、外交や防衛に関する重要情報を漏らした公務員らに対する厳罰化を提言した政府の「秘密保全のための法制の在り方に関する有識者会議」の議事録が作成されていないことを明らかにした。提言は、政府が今国会提出を目指す秘密保全法案のたたき台となっており、法案の策定経緯が不透明との批判が広がる可能性がある。

公文書管理法は法案の制定過程を検証できるよう、重要会議などの「決定や了解、経緯」の文書化を政府機関に求めている。藤村氏は「公開の議事要旨と配布資料で会議の経緯は十分把握できる。必ずしも法に抵触しない」と述べた。

【私の論評】民主党は、記録をとるということは、歴史を紡ぐという簡単な理屈を知らない!!

これに関する新聞報道他の新聞にもいろいろあったのですが、この有識者会議の議事録がないことを報道したのは、北海道新聞だけだったと思います。北海道新聞にしては、珍しいことだと思います。

しかし、北海道新聞からみてさえ、議事録がないということはおかしなことであるということです。公文書管理法では、「決定や了解、経緯」の文書化ということを言っています。公開の議事要旨と配布資料だけでは不十分であることは、常識の範囲だと思います。これに関しては、左、右、上下関係なく、非常識なことだと思います。そう思うのは私だけでしょうか?

そもそも、「秘密保全のための法制の在り方に関する有識者会議」とはどんな会議なのでしょうか?

どんな会議なのか、その詳細(そもそも議事録もないそうなので、とまではいかませんが概要)は、以下のURLをご覧になって下さい。これは、首相官邸のサイトの中の「政策会議」に掲載されているものです。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/jouhouhozen/housei_kaigi/kaisai.html


これだけみれば、一見別に問題がないようようにもみえます。しかし、問題はあります。なぜ「議事録」がないことが問題になるかといえば、実は、この会議では、国会議員はもとより、様々な人たちに意見を聴いたりします。実際に韓国系の国会議員の白真勲氏のサイトをみたところ、この会議に出席して質問したことなとが、掲載されています。その会議に白真勲氏が出席し質問したとされる写真が上の写真です。そのサイトには、その模様が以下のように掲載されていました。(下は、白真勲氏の写真)
・「秘密保全のための法制の在り方に関する有識者会議」について政府よりご説明いただき、質疑応答を行いました。私からはこれまでの秘密漏洩事件に関する反省がこれまでの検討の中でどう反映されているか、また秘密漏洩がなされた後で政府が否定した場合の扱いについてお聞きしました。またこれまで秘密扱いする必要のない事まで秘密扱いすることで秘密慣れしているのではないか、メリハリの必要性について要望いたしました。
これらの人々の発言や、質問内容など、全く何も掲載されていません。さらに、議論の過程で委員や政府側の誰がどのような発言をしたかもほとんど記載されていません。これは、本当にまずいことだと思います。それに、たとえば、委員とされる人々の経歴や、そもそも、委員としてふさわしいのかふさわしくないのかも、資料を見ているだけでは良くわかりません。



こんなやり方をする有識者会議など全く信用できません。公開の議事要旨と配布資料で会議の経緯は十分把握できません。完全に法に抵触しています。これでは、そもそも、誰が最終的に決まった案を最初に言い出したのか、それに対して反対した人はいたのか、そもそも、全会一致で決まったのか、最終的に決まった案は多数決なのか、さらには、いずれの案に決まったにしてもその案を定めるために、委員以外の人による考えや情報などどのように影響を与えたのかが、さっぱりわかりません。

先日政府の主だった会議のほとんどが議事録がとられていないとか、今回の有識者会議の議事録がないなど、本当に民主党はいいかげんだと思います。政府の政策にかかわる、文書など、これは必ず残すべきです。民主党は、野党時代から議事録をとるという習慣がないのだと思います。それだけ、デタラメだということです。とにかく、誰も責任をとりたくない、無責任政党だということです。



上の二つの動画をみていると、全く野田はバカで低脳ですね。前言を翻すなら、その理由や背景をきちんと説明してはっきり釈明すべきと思いますが、そんなことも何もありません。本当に国民を愚弄しています。この動画をみて、腹のたたない人は、よほどのお人よしかバカだと思います。政治がどうのこうのという前に、自己の言葉に責任をもたない典型的な無責任男です。これって、まともな会社でこんなことをやったり、個人同志のつきあいでこんなことをやってしまえば、完璧に信頼を失います。本当に鉄面皮、厚顔無恥とは、このことです。

なぜ、こんなことになるかといえは、やはり、上記でも述べたように、記録をとるという習慣が全くないからです。とにかく、記録をとらなないから、自分の言ったことでも、2年もすればどんな重要なことでも、忘れてしまって、前言を翻すことなど抵抗もなく何とも思わないのだと思います。

そうして、なぜこうなってしまったのかといえば、かなり根の深いところに、原因があります。それは、彼らは、歴史を顧みないということです。まともな為政者というものは、どんな時代にあっても、歴史を重んじるし、どんなに体制がかわろうが、誰が為政者のトップになろうが、連綿として歴史の悠久の流れの中で、たまたま自分たちが政治を任せていただいているという感覚があるのが普通です。そうして、その歴史は、未来につながっているという認識を持っているのが当たり前です。しかし、彼らには未来をつくっているなどという感覚が全くないので、歴史の基礎となる記録をとることや、記録をとることの意味など全くわかっていないのです。



それは、日本国という国柄や、日本人が日本人であることの意味もわかっていないということです。このまま、彼らに国政をまかせておけば、ただただ、日本国の歴史を壊し、断絶させ、いずれ大多数の日本人をニッポン人に変え、日本や日本人を過去の断絶した、歴史のかなたに葬り去ることになります。歴史のわからない、彼らはこんなことも意識していないでしょう。だからこそ、記録をとるという行為に価値をみいだすことができないのです。このようなバックボーンのない人間は、人間本来が持っている強さを発揮できないと思います。だからこそ、民主党はいずれ近いうちにみずから瓦解していくと思います。

もう、こんな無責任な総理大臣が率いる無責任政党民主党は、一刻もはやくこの世から消えてもらいたいと思うのは、私だけでしょうか?自民党の西田参議院議員が来年5月20日は、総選挙になるだろうと、予測していましたが、私は、もっと早まっても良いと思います。

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