国民年金と厚生年金の積立金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)は2日、2012年度の市場運用益が11兆2222億円の黒字、運用利回りもプラス10.2%で、双方とも比較できる01年度以降で過去最高になったと発表した。12年度末の資産額は120兆4653億円。安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待などによる株価上昇、円安進行による外国債券・株式の円ベースの評価額アップが運用改善につながった。
GPIFは保険料約114兆円を分散運用している。その結果、12年度は▽国内債券が2兆1263億円▽国内株式が3兆3314億円▽外国債券が1兆8218億円▽外国株式が3兆7620億円、それぞれ黒字になるなどし、計11兆2222億円のプラスとなった。
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【私の論評】自殺者が減って、膨大な年金運用益が出ても、アベノミクスを否定する愚かな人々(゚д゚)!
なにやら、昨日のブログの続きのようになってしまいましたが、それにしても上のニュースは、昨日私がブログで述べたことをはっきりと裏付けるような内容です。
昨日のブログをご覧になっていらしゃらない方々は、以下にURLを掲載しますので、是非ご覧になって下さい。
国民的大議論にいよいよやってきた「年金制度廃止」 私はこう考える【第1部】 もはやこれまで 10年後には70過ぎてから、20年後には80過ぎてから支給―【私の論評】年金問題を語るにしても、デフレのままでは何も始まらない!!アベノミクスは年金問題にも多いに関係がある!煽られて真実を見失うな(゚д゚)!詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事では、まずは根強い年金破綻論は、すでに2009年の時点であり得ないことが実証されていることをのべました。そうして、5月の時点で厚生労働相が、1月~3月期で莫大な年金運用益が出ていたことも掲載しました。また、GPIFが株を買い増ししたことについて、「国民のカネ」に手をつけたなどという不当な批判について、そんなことはないことを論破する記事を掲載しました。
まさに、ブログ冒頭の記事、はこの記事の正しさを証明する素晴らしいエビデンスだと思います。そうして、この凄さは、2012年の運用益がこのようなことになっているということです。13年になってから、株価が異常にあがった時期は含まれていないということです。このように、株価が少し上がっただけでも、年金の運用益がかなり出たということです。期待だけで、これだけ運用益が出たわけですから、本格的に経済が回復すれば、どのようなことになるか想像がつくというものです。
明るいニュースはまだあります。これは、このブログにも掲載したことがあるので、以下にそのURLを掲載します。
日本銀行・白川方明総裁 辞任発表緊急会見 全文文字起こし(2013/2/5)―【私の論評】どこまでも日本を弱体化させたいマスコミ白川総裁の悪行を報道せず!!国民を塗炭の苦しみに陥れた白川への恨み忘れまじ!!詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この中で、12年度には自殺者がかなり減ったことを掲載しました。その部分を掲載させていただきます。
昨年1年間の全国の自殺者数は2万7766人で、15年ぶりに3万人を下回ったことが先月17日、警察庁のまとめ(速報値)で分かりました。前年より2885人(9.4%)少なく、3年連続の減少。減少率は統計を始めた1978年以降で最大となりました。この記事では、15年前から自殺者がかなり増えたことを指摘しています。15年前といえば、1998年であり、この年から日本は、誰もが否定しようのないデフレに突入しました。それが、昨年は一転して、15年ぶりに2万人台へと大幅に減少したということです。
年間の自殺者数は金融機関の破綻が相次いだ後の1998年に急増。同年から14年連続で3万人を超えました。減少の背景について、内閣府は「分析には時間がかかるが、経済状況の改善も一因」としています。
自殺の原因や動機を年代と職業別に集計した結果は3月に発表される予定ですが、うつ病が毎年最も多くなっています。警察庁によると、昨年の自殺者のうち男性は1万9216人で69%を占めました。男女の割合は例年と同じでした。
これに関しては、現在の岩田日銀副総裁をはじめとして、多くの経済学者が、デフレと多いに相関関係があると述べています。私も、そう思います。岩田氏も、自殺者のうち経済苦を理由のものの人数から、はっきりと相関関係があると公表していました。
この自殺者の激減も、アベノミクスと無縁ではないと思います。日銀は、過去15年間デフレ・円高政策を頑なに守り続け、結果として、金融引き締め政策を実行していました。しかし、それでも昨年は、震災復興のため少しだけ多めに市場にお金を供給していました。それに、安倍自民党政権がきまりそうになってから、株価の上がりはじめました。震災の翌年ということですから、普通であれば、自殺者が減るなどということは考えられませんが、やはり、デフレという悪夢から、デフレ脱却の可能性もでてきたということが大きな影響を与えているもとのと思います。
最近、このようなアベノミクス効果は語られることなく、ネガティブな面ばかりが報道されたり、語られたりします。
たとえば、本日は、参院選に向けて、党首討論がありましたが、その中で、あのファンタジスタのアグラータ・カイエーダが、しきりに「アベノミクスの副作用」ということを語っていました。
何か新たな政策をすれば、副作用が全くないなどというものはないと思います。しかし、副作用があるからといって、金融緩和をしないということなれば、それこそ、デフレに逆戻りです。デフレに逆戻りすれば、またまた、自殺者が増え、年金運用益もほとんどでなくなります。これは、アベノミクス停止の、とてつもない大きな副作用だと思います。
私は、アベノミクスの批判そのものはするなとは言いません。しかし、金融緩和には賛成し、金融緩和のやり方に関して、アベノミクスの良くない点を指摘するというのならある程度は理解できます。しかし、金融緩和自体を否定するといのなら、自殺者を増やし、年金問題を複雑化することになります。何人にも、そんな、愚かなことはしてもらいたくありません。私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?
【私の論評】
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厚労相「年金に大変な運用益」 アベノミクス効果―【私の論評】デフレを前提としてものごとを考えることはもうやめにしませんか?!!もうルールが変わっていますよ!!インフレルールで動かなければ、おいてきぼり喰いますよ!!
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