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http://journal.mycom.co.jp/news/2011/08/01/008/index.html
【私の論評】もうすでに日本国内でも、用途を限定して使われている!!
グーグル・ロゴ、現在公開されているものでは最大。クリックすると拡大画像でごらんになれます。 |
慌てていたので、どのような操作をしたのかは、はっきり覚えていませんが、突然パソコンでも、iPhoneでもGoogleが使用不可能になったのです。慌てて、いろいろやってみても駄目で、確か、説明と、「?」が一緒にでてきて、「?」にリンクがかませてあって、そのリンクをクリックすると、所定のフォームがでてきて、「電話でお知らせするコード番号をご記入ください」というガイドがでてきて、それに、グーグルのアカウントと、iPhoneの電話番号を入力すると、女性の声(おそらくコンピュータ音声)で電話がかかってきて、コード番号を告知してきました。
そうして、その告知された、コード番号を所定の場所に入力すると、パソコンも、iPhoneも使えるようになりました。ただし、その後は、ほぼ同時にパソコンとiPhoeneでグーグルのアカウントの利用することは控えたので、これらが、同時に使えるかどうかはわかりません。というより、突然両方とも使えなくなったのは、かなりの恐怖で、その後同時使用はやめています。
このような機能、やはり場合によって必要なのだと思います。グーグル側としては、複数の端末からアカウントを使われれば、これが、両方共、正しい使用者が使用しているのか、それとも、他人のなりすましなのか、判断しかねる場合があるので、このような機能も必要なのだと思います。
さて、この新たな2段階認証をすると、iPhoneと、パソコンで同時に同じアカウントで、同時に同じサービスを用いたりすることができるのでしょうか?興味深いところです。
しかし、他社では、実行していない、このような2段階認証をして、顧客に安心感を与えるというのは、本当に下手なサーピスをするよりも、よほど、ユーザーとの関係を強めることができると思います。そういった意味で、なかなか面白いサービスですし、これから、どうなっていくのか、注目すべきものと思います。
いずれにしても、これは、来るべきクラウド社会に備えるものだと思います。認証に不安があれば、クラウドなどとてもつかう気にはなりません。特にビジネスの場ではそうです。
そうして、最近Google+でソーシャルに力をいれるGoogleの動きを見ていると、Googleにとって怖いことは、みんなが使うソーシャルネットワークとしての座をFacebook等に独占されてしまうことではなく、ユーザーのアイデンティティを独占されてしまうことなのだと思います。
Googleはユーザーについて知りたいと考え、そしてユーザーが自分について知るのを手助けしたいのです。そしてユーザーが自分が何者かとか、何が好きかを友達や家族や同僚や世界中に見せるときに向かう場でありたいと考えているのだと思います。そのためには、様々な機能を付加したり、向上させたりするだけではなく、安心感のあるシステムであることが必要不可欠です。
そのためにも、より信頼のおける、認証システムは必要不可欠だったのだと思います。
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