2007年7月5日木曜日

本・雑誌・CD・DVDの通販「セブンアンドワイ」のフェアの紹介



上は、ビル・エバンスのワルツフォーデビーの演奏風景の動画です。この曲往年の名作で、ジャズファンなら知らない人はいませんね。でも普通の街のCDショップにいくとなかったりします。ところが、この常識を打ち砕く企画があるんです。それを下に掲載します。


通販「セブンアンドワイ」で今様々なフェアが開催されています。その中でも、私はJazz the Bestをお勧めします。ジャズが初めてという方にも、ジャズファンの方にも自信を持ってお勧めすることができます。
このなかでも、ビル・エバンスのワルツフォデビーをお勧めします。このアルバムじっくり聞き込んでください。ジャズファンの方には説明の必要もないと思いまずか、とにかく珠玉の一品です。
そのほかのアルバムも秀逸なものばかりです。また、すばらしい名アルバムなのに1アルバムあたりの価格が1,100円と非常に廉価です。おそらくフェア開催中なので、この価格で提供されているのだと思います。

どの作品を見ても、CDショップで3,000円くらいで売っていてもおかしくないものばかりです。どの作品もジャズの燦然たる歴史を語る上で欠かすことのできない、作品ばかりです。ジャズファンの方は、昔欲しいと思っても高くて買えなかったあの名作をお手軽価格で、初めてという方にも、このお手軽価格で購入できるという喜びを味わっていただき、是非ゆっくりとくつろいで、じっくりと聞き込んでいたたぎたいと思います。 なお、商品はセブンイレブンの店頭だと送料無料で受け取りできます。

2007年7月4日水曜日

次世代IT(2)

上はコミュニケーション能力を高めるための研修の様子
次世代ITに関してはこのブログでも以前とりあげさせていただきました。
http://yutakarlson.blogspot.com/search?q=%E6%AC%A1%E4%B8%96%E4%BB%A3IT
現在から将来にかけてのITの動きはある一定の方向に進んでいます。それは、以下のような構図です。
     過去           現在          将来  
【データ処理】【情報処理】【コミュニケーション】

この構図簡単に説明すると、従来はコンピュータの能力も低かったので、主にデータ処理が行われていました。この時代私は、NECのN5000シリーズで様々なデータ処理を行っていたのを覚えています。そのころから、LANPLANという統合パッケージソフトがあってLANwordというワープロや表計算ソフトがあり、インターネットとグラフィックを除けば基本的には現在のパソコンとあまり変わりない環境だったと思います。そのころは、インターネットではなくパソコン通信の時代でした。会社ではN5000シリーズ、自宅ではPC9800シリーズを使っていました。自宅ではPC9800シリーズでパソコン通信をしていました。大分県のCOARAが流行っていて、パソコン通信を通じて、大分にも友人ができ、女の子たちが大挙して北海道までスキーツアーにきたなんてことがありました。この頃は通信料金が高く、一番高い時には4万円くらいかかったことを覚えいます。いずれにせよ、この頃のパソコン、オフコン(懐かしい言葉です!)は、処理速度が低く記憶容量が低かったのでグラフィックは単純なものしかできず、動画などもなく、文字情報がほとんどで、文字通りデータ処理という感じでした。

おっとついつい昔のことを思い出し話が長くなってしまいました。話を本題に戻します。現代に関しては、パソコンなどの処理速度、記憶容量が大きくなったため、いわゆる情報処理に比重が移ってきました。データを集約した情報の処理です。グラフィックの処理速度がかなりあがりました。動画の配信などが可能になり、最早文字情報だけでなく、音声画像のやりとりが可能となりました。会社の中でもデータのやりとりよりは情報のやりとりが主流となってきました。一昔前だとシステム部門の白衣を着た技術者の人がやってきて、厚さ30センチもあるようなコンピュータフォームを持ってきて、「はい、できました」とポンと偉い人の机の上にデータの羅列を置いていく、というような感じでしたが、現代ではメールで情報のやりとりを行い、必要なデータはエクセルなどに集約してメールに添付するというように変わってきました。

現在から将来に向けて今度はコミュニケーションが重要となってきます。情報とコミュニケーションは違います。では、コミュニケーションとは何でしょうか?

ここでは私の言葉ではなく、ドラッカーの言葉を拝借します。
※コミュニケーションとは?
■受け手に「知覚」されて成立する
大工には大工の言葉で話せ。(ソクラテスの言葉)
■受け手に「期待」されて成立する
人は期待しないものは受入れない。たとえ伝わったとしても、全く別のこととして認識される。
■受け手に対する「要求」を伴う
コミュニケーションは常に受け手に対する要求を伴う。
■情報とは異質だか相互依存関係にある
情報が多すぎるとかえってコミュニケーションは成立しにくくなる。
※コミュニケーションの前提は?
■目標管理
目標管理をすることにより、部下は上司の微妙な立場を理解する。上司も部下の考えを理解する。
■経験の共有-コミュニケーションとは私達の中の一人から私達の中のもう一人に伝わるもの

※コミュニケーションではないもの
単に「上から下へ」「下から上」へとコミュニケーションは成立しない。(私の補足:コミュニケーションとは単なるホウレンソウ(報告・連絡・相談)ではない。ホウレンソウを密にしていても、必ずしもコミュニケーションが成立しているとはいえない)

現代ITの潮流が情報処理からコミュニケーションに比重が移りつつあります。では、この潮流に適合するために、次世代ITには何が求められるのでしょうか?

本日はもうすでに話が長くなってしまったので、この問いに対する私の答えは次の機会に譲ります。よろしくお願いします。

2007年7月3日火曜日

ダイハード4見ました!

最初の8分間のクリップ

予告編1

予告編2


ダイハード4見ました。主演はもちろんブルース・ウィルス。この映画説明はあまり必要ありませんね。ただし、見た立場からまだ見たことのない人に対していえることは、とにかく息つくひまもないないほど最初から最後までアクションの連続です。上の最初の8分のクリップ程度の緊迫した場面が次から次へと出てきます。今回のテロリストは従来と毛色の違うサイバーテロリストです。サイバーテロの恐怖が描かれています。

とにかく、2時間程度の映画なのにあっという間に終わってしまったような気がします。文句なしにお勧めです。見て損した感じはしない映画です。

2007年7月2日月曜日

ピザテンフォーからピザボックスが消える日?!



ピザ宅配というと、ピザボックスとはきっても切れないというのが今までの常識だったと思います。今までのピザ宅配では、一つひとつのピザボックスに耐油紙を敷いてその上にピザを載せていました。さらに、これらのピザボックスを布やアルミ箔などでできている保温ボックスの中に格納して配達をしていました。

これがテンフォーに限らず、ピザ宅配業者の通常の配達方式でした。しかし、これだとどうしてもピザが冷めやすく美味しくなくなる可能性が高いとか、紙のビザボックスがゴミとしてたまってしまうなどの問題がありました。

ピザテンフォーでは、これらを一挙に解消する全く新たなコンセプトのデリバリー方式を考案しました。そのためピザボックスは使いません。7月1日より、函館地区で試験運用しています。この試験運用が終了したら、問題点・改善点を改めて最終的な方式を確定します。

ピザテンフォーでは、皆様にますます美味しいピザを配達させていただくとともに、ピザボックスの使用をやめることにより、環境問題にも貢献していきます。

この試験の結果、新たな進展がありましたら皆様にお伝えします。さらに、正式採用になったときもご案内させていただきます。よろしく御願いします。

ピザテンフォーのURLにgo!

2007年6月30日土曜日

テンフォー子会社紹介-シー・アンド・シー(カスタマー・アンド・コミュニケーション)



本日は、ピザテンフォーを運営する(株)オーディンフーズの100%子会社(株)シーアンドシーの紹介をさせていただきます。(株)シーアンドシーはコールセンター業務を行う会社です。函館市の中道1丁目のピザテンフォー中道店の2階と3階にシーアンドシーが入っています。総勢約100名のコールセンター・エージェントを擁しています。

コールセンター業務というと、ピザハットやドミノピザ、ピザーラなど日本の代表的なピザ宅配業の会社がすでに随分前から運営しています。しかし、シーアンドシーの業務は他社とは一線を画しています。他社の場合コールセンターは、お客様窓口の役割などを果たしています。しかし、シーアンドシーの場合は、ピザの受注そのものも実施しています。北海道全域と本州の一部のピザの受注業務約100店舗分をこのコールセンターが一括受注しているのです。これは他社コールセンターでは実施していないことです。

ピザ宅配業では、唯一シーアンドシーのコールセンターのみがピザ宅配の受注業務を行っています。北海道全域と本州の一部の店舗においては、ピザハットなどの他の事業者のような電話での受注は一切行っていません。全部コールセンターが行っています。現在約200店舗のうち、半分の受注をコールセンターで行っています。さらに、既存顧客に対するアウトバウンドの営業活動も集中的に行っています。将来は全部の店舗で行う予定です。

受注用の電話番号はこの地域ではすべて0120-236-104(ニサンガロク テンフォー)です。ただ電話受注をするというと、簡単なことと思われるかもしれませんが、これを実施するためにはコールセンター・エージェントが店の状況を把握していなければ、不可能です。お客様に「今どの位の時間で配達できますか?」とか「何時くらいに、どこに配達して欲しいのですが?」などというお客様の質問や欠品情報をお客様に知らせるなどの対応をしなければならないからです。

これに対処するために、シーアンドシーでは最新のインターネット・テクノロジーを用いて、コールセンター・エージェントと営業店舗との連絡を密に行っています。連絡を密に行っているが故に、従来のように営業店舗の人員体制がどのようになっているのか、欠品情報など完璧に把握し情報として蓄積できます。さらに、従来であれば営業店舗にのみ伝わるお客様のクレームが100%コールセンターに入ってきます。そのため、店舗にチーフやリーダーなどの管理職が存在しなくても、日々管理情報が蓄積され、ムリ・ムダ・ムリのない店舗運営が可能となります。

昨年までは、このシーアンドシー、ピザの受注を的確に行うだけで精一杯でしたが、今年から他の事業も手がけています。たとえば、北海道の産品を本州に販売したり、北陸や九州の物産を北海道で販売したりなどです。ピザの宅配をしているため、お客様の顧客情報も比較的簡単に入手できます。こと北海道ならびに本州の一部に関しては当社が最も実務的な顧客情報を多くかかえているものと思います。

当社に興味がある方は是非私までご連絡ください。


2007年6月29日金曜日

wizliコミュニティー150名


上は、wizliコミュニティー「マインド・マップ」研究会に紹介させていただいた、マップです。
以前にも紹介させていただいた、wizliの私が主催するコミュニティー「マインド・マップ研究会」のメンバー数が150名となりました。
2日ほど前に100名を超えたのですが、その後、ウィズリの管理人さんにより、トップページのインフォメーションのところに下記のような紹介をしていただきました。おかげさまで、100人を超えてわずか2日程度で、150名となりました。

2007年06月28日
21:32 【お知らせ】wizli管理人オススメコミュニティ

本日の一押しコミュニティは

★:・'゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜'・:★


『 マインド・マップ研究会 』
  
マインド・マップを日常業務に役立てるために、その活用術を紹介。
コミュニティ説明文にはツールが多数紹介されている。
ユーザーが作成したマップも公開されている。

→ http://wizli.jp/?m=pc&a=page_c_home&target_c_commu_id=271

★:・'゜'・:*:.。.:*:・'゜☆゜'・:*:.。.:*:・'゜'・:★

このinformationのおかげで、メンバー数が約二日間で50人も増加しました。これは、有料の広告ではありませんが、結果として広告のようなものです。SNSの広告のすごさ、まざまざと見せ付けられた感じがします。無料でSNS広告の勉強をさせていただいたような結果となりました。wizli管理人さんありがとう。

皆さんも是非一度私のコミュニティーを訪問してください。よろしくお願いします。

2007年6月28日木曜日

当て逃げ証拠動画-YouTubeの動画配信には制限をつけるべきか?


上は当て逃げ事故にあった人が、YouTubeに投稿した画像です。この車の持ち主、自分は事故を起こしてない。車を貸しているうちに事故が起こった。事故があったときに車を運転していたのは誰かわからないと、言っているそうです。
この事件にあった人は、警察に行ってこの動画を見せたそうですが、なかなかとりあってくれなかったそうで、しびれを切らしてYouTubeにこの画像を投稿したそうです。

ところが、この画像を契機に、車を貸したとされる人の職場や本人にも抗議の電話が殺到したため、本人は会社を解雇になったそうです。確かに画像で車両ナンバーも確認できます。YouTubeのような動画投稿サイトがないときには考えられないようなことですね。

YouTubeができたため、このようなことはこれから頻繁に起こってくるものと考えます。私自身は、多少のことがあったとしても、YouTubeなどへの投稿はよほど有害なものでない限り制限をつけるべきではないと思います。皆さんはどう思いますか?

今回の事件に関しても、車を貸した人が全く責任がないとは言い切れないと思います。それこそ、映画バベルにおいて、日本人の奥さんが猟銃で自殺し、その猟銃を日本人がアフガニスタン人にあげ、その銃でアフガニスタン人の息子がアメリカ人の旅行者を傷つけ、そのアメリカ人の家政婦が職を失いメキシコに強制返還され、家政婦のいとこは逃亡したなど。私たちの世界はもはや他人と何の関係もないなどとはいえなくなってきています。

特に、バベルにおいては、日本人やアメリカ人などの先進国の人々は結局猟銃で撃たれても回復したり、特に直接的な被害は受けても回復するか、悲劇といわれるまでの災厄に見舞われることはありませんでしたが、、アフガン人の猟銃でアメリカ人を傷つけた子供の兄は警官隊との撃ち合いで死亡してしまいました。家政婦は長い間アメリカで築き上げてきたものすべてを奪われて、メキシコに強制送還されました。

先進国の人々は何も痛みも何も感じないうちに、第三国の人々を大きく傷つけているということがたくさんあると思います。

この車を貸した人、その人が主張していることがもし正しかったとしても、わけのわからない人に間接的にでも車を貸してしまったこと道義的責任は免れないものと考えます。

2007年6月27日水曜日

ピザテンフォー函館-直営店舗のアルバム

営業店舗


上は、ピザテンフォーのウェブアルバムです。クリックすると函館の直営店の写真がみられます。

テンフォーは全国で約200店舗を運営しています。

このブログは渋谷からのアクセスが一番多いのですが、残念ながら渋谷にはテンフォーのお店がありません。そのため、イメージが浮かばないという方のために、アルバムを設置しました。

また、ピザをいつも宅配で注文される方、意外と店を見たことがない方も多いのではないでしょうか。そのような方も是非ご覧になって下さい。

函館と、函館の近郊には、直営店のほかにFC店が5店舗あります。こちらもいずれご案内させていただきます。

2007年6月26日火曜日

食肉偽造-ミートホープ事件に関して考えた事


ミートーホープの事件。すでに、多数報道されているため、そちらをご覧になればもう語りつくされていると思いますので、ここでは敢えて掲載しません。



実はこの会社、当社(ピサテンフォーを運営するオーディンフーズ)にも2年ほど前、取引をしないかと打診してきました。幸いなことに取引は成立しませんでした。当時の当社の商品部トップで折衝窓口であった高橋取締役がミートホープには悪いうわさがあるということで、取引はしませんでした。妥当な措置だったと思います。


当社においては、今回のミートホープのような事例に関して従来から非常に神経を使ってきました。ピザ宅配に限らす、飲食関係の事業を行っていると、食材に関しては少しでも良いもの、少しでもコストを削減できるものを追求します。しかし、それだけではミートホープのような事件を誘発する原因となってしまいます。当社においては、無論これらは厳しく事業者の方々に対いして要求しますが、それだけではなく、消費者の立場に立って仕入れをするという姿勢を崩したことはありません。


そのような当社の姿勢を象徴するような事例として、雪印の例の問題が起こったときに、その半年ほど前に雪印を含む食材仕入れ業者の皆様に対して通達を発信したことがあげられます。その内容とは「あまりにも、食材に関して無頓着すぎる例が多くなってきている。お客様の立場に立って安全性や環境に配慮して食材を提供して欲しい」という内容のものでした。その年の合同総会(当社役員、従業員、取引事業者、当社FCオーナー、その他が一堂に会する会)にて、当社長谷川社長は「今回の雪印の問題が発生する前に、すでに事業者の皆様には通達を発信していたのにもかかわらず今回のような事件が起こったのは非常に遺憾である」との発言をしました。この内容は、全国の食材関係の事業者の方々はご存知だと思います。


なお、雪印に関しては、あの事件が起こった直後に、雪印側から当社に謝罪のためにこられた役員の方々に対し、長谷川社長は「雪印との取引は今後も継続する」旨を伝えています。無論条件つきではあります。間違いを犯しても、本当に改善するつもりがあり、それが論理的に納得のいくものものであれば取引は停止しないというものでした。そのため、現在でも雪印さまとは取引が続いています。


当社(オーディンフーズ)は、業界では食材に関しては非常に手厳しいという定評があります。当社の商品部はあくまでお客様のコンシェルジェ(執事)であり、お客様の立場に立って仕入れするという姿勢で仕入れを行っています。取引のための折衝は年に1度の帳合会議という会議で実施しています。この場で多くの食材事業者の方々に当社のビジョンを知っていただき、そのビジョンを知っていただいた上で、様々な提案をしていただき、その提案と当社の顧客のコンシェルジェという立場の両方を天秤にかけて、最終結論を出します。


以上のような観点から、仕入れを決めますので、オーディンフーズにおいては、食材に関して安全性や品質は相当高い次元を維持できいます。


さらに、当社の営業店舗においては、通常のピザ宅配事業者のようにピザの具をサイコロ状にして、軽量しやすくして合理化するなどのことは行っていません。それは、日本人の感性にもとづくピザづくりを基本コンセプトしているからです。テンフォーの場合は食材をお客様の見た目に訴えるよう、さらには、食感を大事にするため、現場で肉や野菜などを包丁で切るようにしています。このようなピザ宅配チェーンはなかなかないと思います。このような作業をするため、現場では直接食材を手に触り、カットすることとなり、異物などあった場合にすぐに発見することができます。業界で良く言われることは、業者に対する異物混入のクレームはピザテンフォーが最も手厳しいというものです。本当にわずかの貝殻の破片まで発見してしまうほどです。そのくらい人体に害はないからいいでしょうというのが、業者さんの本音かもしれません。


現代では、お客様の立場にたった商品の提供が一番です。今後も当社においては、あくまでお客様の立場にたって食材の供給事業者様と協同で、ますます環境や安全に配慮した商品の供給に心がけていきます。このようなことはいつもまでも、飲食業者の基本として当たり前に維持していくべきものです。お客様やこのブログをご覧になっていらっしゃる方々の中で、この問題に関して少しでも当社に対して疑問に感じられた方がいらっしゃった場合は、すぐに私に知らせていただきたいと考えています。よろしくお願いいたします。

2007年6月25日月曜日

次世代IT(1)



皆さんはハーバード・ビジネスの2001年12月号をご覧になったでしょうか?

【記事名】『ウェブ・サービス・アーキテクチャの可能性 「所有から利用へ」のITマネジメント』
【著者名】ジョン・ヘーゲル三世 12アントレプレナーリング CSO ジョン・シーリー・ブラウン 12アントレプレナーリング CIO
【要約】
企業が専有の情報システムを確立する時代は終わりつつある。今後は必要に応じて、ウェブでシステムを購入すべきだ。そうすればデータ互換の問題に悩まされることなく、常に最新のITを活用できるようになる。さらに、ここからは私の考えですが、ソフトウェアの流通を考える必要がなくなる。一昔前はソフトウェアというとすべてパッケージソフトでしたから、パッケージの物流を考える必要があったが、それがなくなる。

私は、この記事を読み、まさしくこうなるであろうと、予測していました。そうして、昨年の秋頃からweb2.0ということがさかんにいわれ始めました。しかし、私の予測ではこの記事の著者のと同じように企業のことばかり考えていました。まさしく、多くの企業がウェプによるサービスを受けるようになりました。

しかし、本当のインパクトは、企業ユーザーによるものではなく、一般ユーザーによるものでした。最近盛んに取りざたされているWEB2.0は、一般ユーザーに対するサービスが大きな話題となっています。2001年当時だと、googleのような企業がでてきて、ユーザーに対して現在のような無料のサービスを提供するなどということは考えにくい状況でした。だからこそ、そこに目が行かなかったのだと思います。

とはいいつつも、この予測は一部を除いて完全に当たったといえます。web2.0について、ブロガーの中には気軽に「web2.0なんて言ったって、特に何にもないですね~」などというので、特に何もないなどと受け取られる場合もあるようです。
しかし、これは大きな変化であって 、2001年当時の状況に立脚して再定義をすると「インターネットにアクセスするためのブラウザを、OSのように活用して提供するサービス群の総称」位の内容にはなると思います。

この大きな変化にともなう次世代ITに関して私の思うところを簡単に記載しておきます。当然のことですが、これからのIT企業では、パッケージソフトを開発し流通させようなどと考える企業に明日はないと思われます。

それとサイバーコミュニティーを最大限に活用する。あるいは、活用できるノウハウを形成できる企業が生き残っていくものと考えます。そのために重要になるのは、認知科学の中でも言語学、さらに社会学も重要になってくると思います。

次回より、数回にわたりこの内容に関して掲載していきたいと思います。

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