うぉぉ、これはiPadも危うし!
昨年は大躍進を果たしたAndroidがタブレット専用バージョンの「Honeycomb」として再進化を遂げるという情報が流れていましたが、その正式版となる「Android 3.0」のユーザーインターフェース(UI)を示す初の公式動画が、AndroidのオフィシャルディベロッパーのアカウントからYouTubeへとアップロードされました。
このUIを見て驚くのは、これまでのスマートフォン向けのAndroidとは打って変わって、完全にタブレット向けにイチから再設計されたOSに仕上がっている点でしょうか。昨年、グーグルが買収したカナダのBump Technologiesが手がけていた3Dデスクトップソフト「BumpTop」の美しさを取り込み、まるでパソコンの画面上で動いているかのようなスムーズなマルチタスクが、タブレットの広いスクリーンを全面に使って展開していきます。GmailのUIも全くこれまでとは一新されて、なんだかウィジェットもいい感じですね。Google Talkのビデオチャットなんて、FaceTimeに対抗する勢い満々でしょうかね~
ちなみに今回のAndroid 3.0のリリース確定によって、次なるスマートフォンOSは「Android 2.4」として登場してくることが確実になったようでもありますよ。今年もAndroidからは目が離せませんね...
[AndroidPolice] 【GIZMODEより】
【私の論評】今年の春は新型iPadと、Andoroid3搭載新型タブレットとの一騎打ち?
私は、1月4日に、以下のタイトルの記事を書きました。
【大前健一VS堀江貴文】大前氏 アップルは失敗繰り返しアンドロイドに負けると予測―【私の論評】ある条件が満たされれば、満たされる可能性が高いので大前氏の予測はあたる確率が高い!?
そうして、結論として、最終的にはGoogleのほうが、アップルよりもはるかに大きなシェアを占めるようになり、それは、現在全世界のOSのアップルのシェアが5%に過ぎないのと似たようなものになることを書きました。そのため、大前氏の予測があたる確率が高いだろとう書きました。しかし、この時点では、Androidと、ChromeOSの役割分担については、あまり意識していませんでした。しかし、本日上の記事や動画を見ていて、このあたりの役割分担について見えてきましたので、本日はそのことについて掲載します。
ChomeOSについては、やはり、基本にこだわり、ノートパソコンやデスク・トップパソコンなど、とにかく、Googleのクラウドに到達するために、なるべく操作が簡単で、しかも、コストパフォーマン高くできるようにすることを意図しているのだと思います。
こうしたことから、やはり、上のブログ記事にも書いたように、世界にゴマンと存在する、パソコンを所有していないBOP(低所得層)もしくは、子供などはじめて端末に触れる人をかなり意識しているのだと思います。これらの人たちにとって、別に3Dとか、便利な機能よりも、まずは、低価格であることが第一で、低価格であっても、操作しやすいということが第一です。それに、他の入力装置が未だ現れていない現状では、やはり、キーボードが必要であり、キーボードがついていることを前提とした端末向けという事なのだと思います。
これに対して、Android特に、「Honeycomb」は、すでにパソコンを所有している人向けだと考えます。よって、これは、先進国や、新興国などのすでにパソコンを持っている大人向けを意識しているという事です。これらの人たちにとっては、ChromeOSは、さして、興味の対象ではないかもしれません。それよりも、タブレット型で軽くて使いやすく、機能も豊富であることが望ましいのです。
だからこそ、Google自身も、ChormeOSについて、iPadなどと競合するものではないとアナウンスしていたのだと思います。私も、実際にまだ触れてはいないので詳細まではわかりませんが、きっとそうなる事と思います。
こうなると、iPadの真の競合は、Android3を搭載した、タブレットPCということになると思います。
さて、新たなiPadのうわさもチラホラでています。今年の、春には、新型iPadと、Android3を搭載した新型タブレットPCの一騎打ちなんてことになるかもしれません。新型iPadでは、無論、iAdがみられるようになることでしょう。アンドロイドでは、上記のような高機能が利用でますし、いままで、パソコンで使ってきたGoogleの資産をすべて継承できます。どちらも甲乙付けがたいという状況です。そうなったら、どちらを購入したら良いのか迷ってしまいそうですね。
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