以前ビートニクの話を掲載しましたが、これを知るには、多くの解説書や書籍を読むよりも映画ビートニクを見ていただくのが一番判りやすいです。以前、何の前置きもなく、アメリカのBOBOsの話など掲載していたら、何となく分かりにくいというメールが寄せられました。良く考えて見ると、多くの日本の人はビートニクについてあまり予備知識がない人が多いのでそのためかも知れないと思い、掲載しました。確かに、ビートニク→ヒッピー→BOBOsという移り変わりが判らないと理解しにくいと思います。良く知らない人は、このブログ以外にも他の資料などに目を通されると良いと思います。
映画ビートニク(The Source)は、アレン・ギンズバーグ、ジャック・ケルアック、ウィリアム・バロウズの3人を中心に、1950年代にアメリカで始まったビート・ジェネレーションの今日に至るまでの歴史を、膨大な映像クリップとインタビューでまとめた作品です。ビートの歴史を多彩な音楽で甦らせ、さらに未来へとつづくビートのスピリットを綴った驚愕のドキュメンタリー・コラージュです。在りし日のギンズバーグ、ケルアック、バロウズを、それぞれ、ジョン・タトゥーロ、ジョニー・デップ、デニス・ホッパーが演じています。ビートについて証言するのは、グレゴリー・コーソ、マイケル・マックルーア、ゲイリー・スナイダ-ら同時代のビート詩人や作家ケン・キージー、グレイトフル・デッドのジェリー・ガルシアらです。この他、作家のポール・ボウルズやノーマン・メイラー、映画作家のシャーリー・クラーク、抽象画家のロバート・マザーウェル、音楽家のフィリップ・グラスも数カットでています。ミュージシャンのボブ・ディランらの映像も引用されています。
『ビートニク』は映画の完成を見ずに1997年に他界したアレン・ギンズバーグに捧げられている。製作総指揮に名を連ねるヒロ・ヤマガタはギンズバーグの旧知の友人。94年にアレン・ギンズバーグ、グレゴリー・コーソの依頼により共同で企画に奔走。97年にギンズバーグとバロウズがあいつで他界。完成が危ぶまれたものの、ヤマガタ個人の資金で99年完成に至った。
■映画の情報■
邦題:『ビートニク』原作題:"The Source"
監督 チャック・ワークマン
製作総指揮 ヒロ・ヤマガタ
製作 チャック・ワークマン
脚本 チャック・ワークマン
出演者 ジョニー・デップ
ジョン・タトゥーロ
デニス・ホッパー
マーロン・ブランド
ウィリアム・バロウズ
編集 チャック・ワークマン
公開 1999年
上映時間 89分
製作国 アメリカ
言語 英語
以下はウィリアム・バローズの画像です。
以下はアレン・ギンズバーグの画像です。
以下はジャック・ケルアックの画像です。日本語の字幕がついているので理解しやすいです。
アメリカを語ろうとするとき、ビートニクを抜いて語ることはできないと思います。これを知らずして、アメリカを知っているなどという人は、似非文化人だと思います。文化などは、本で読んで勉強するのも悪くはないですが、やはり体で感じてるとか、覚えるとかが一番だと思います。是非この映画を見て下さい。
今でも、アメリカではビートニクの末裔達がいたるところでいて、公園の中や、街角で、大きな声で詩を叫んでいる若者などがいます。ビートニクを知らない日本人には、精神病患者か何かと思うかもれしれません。でも、こういう背景を知っていれば、見方も変わってくると思います。ファッションや音楽だけではなく、文化の真髄を味わっていただきたいと思います。
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