2011年4月24日日曜日

民主党大ブレイク2連発!!梶川ゆきこと、仙石―【私の論評】エネルギー保存の法則、マクロ経済学の常識からいって気が触れているとしか思われないレベルか?!

民主党大ブレイク2連発!!梶川ゆきこと、仙石


「東日本大震災は人工地震」と民主党議員が言及 「私はカルトではありません」
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)。マグニチュード9.0を記録しその揺れと津波は三陸沖を壊滅させる被害をもたらした。 
そんな東北地方太平洋沖地震に対して「人工地震だ」と言っている人物がいる。それは民主党の梶川ゆきこ議員。議員はTwitterにて次のように発言している。 
“今、日本は戦時下の非常事態にあることを認識すべき。自然界ではありえない地震だということは、「人工地震」でネット検索をかければ、実証データがでてきます。なぜか、ここにリンクで貼れないので、自分で確かめて下さい。 日本のマスコミが報道することだけを信じるな!が、私のつぶやきの意図です” 
と大震災は自然界ではありえないもので人工地震だと述べている。その後指摘されたのか人工地震の根拠となる資料を次々と持ってくる議員。「阪神大震災は人工地震」、「311-人工地震テロ メッセージと重要機密文書」、「人工地震に関する新聞記事」、「ゴルゴ13 第6話 『人工津波技術』」などなど人工地震の存在を肯定しようとしている。 
今回の発言以降、一部ではカルト扱いされているらしく「私がカルトに洗脳されたんじゃないかと…心配されているみたいですが、そんなことありません。(^_^)」と本人は弁解している。カルトとかそれ以前の問題のような気がするのだが……。 
Twitterでのデマ拡散に対して注意が促されている中、民主党議員がこのような発言をするのはいかがなものなのだろうか。 
梶川ゆきこのTwitter(http://twitter.com/#!/yukiko_kajikawa
仙谷官房副長官、復興財源に所得増税を示唆

   仙谷由人官房副長官は2011年4月24日、視察先の宮城県亘理町で、東日本大震災の復興財源について「期間限定、所得に対する付加税のようなものが望ましい」と話した。与党から増税慎重論が出ていることについては「そういう方は、財源について別の提案をしていただかないといけない」とけん制した。
【私の論評】エネルギー保存の法則、マクロ経済学の常識からいって気が触れているとしか思われないレベルか?!
梶川ゆきこ議員は、地震兵器なるものを信じ込んでいるようです。人工地震兵器なるものがこの世に存在していると、ほざくどうしょうもない、クズのような人々がいます。今回の東日本の地震は、これが原因だとする、どうしようもない人々が存在しています。しかし、どこを調べても、その核心に迫るような内容のものはでてきません。

これは、地球温暖化二酸化炭素説や、地球温暖化災厄説とは、また全く次元を異にした、おかしな情報だと思います。私は、地球温暖化二酸化炭素説、地球温暖化災厄説に関しては、全く信じていませんが、それでも、いろいろ情報をたぐっていけば、その根拠のようなものが多くでてきます。

もともと、地球環境なるものは対象があまりに大きすぎて、局所的にみれば、地球温暖化二酸化炭素説に都合の良いようなデータなどいくらでもてでくるのが当たり前だと思います。しかし、いろいろ調べていくと、いろいろな元データなどから、少なくとも、地球温暖化二酸化炭素説を真説であるという確たる証拠などないことが判明します。

しかし、人工地震に関して、そのようなものは見当たりません。これらに関しては、たとえば、地震をおこすのにどの程度のエネルギーが必要か考えてみて、それに匹敵するような人類の持てるパワーが何であるかを考えればすぐにわかる話しです。おそらく、大規模地震をおこすというのなら、電気や、その他の今人類が有してるエネルキー源ではほぼ無理です。あるとすれば、水爆くらいしかないです。確かに、水爆を地下に埋めて、爆発させれば、大地震が起こりますが・・・・・・・。それも、限定的なものです。今回の東日本の地震をおこすとしたら、とてつもないエネルギーが必要です。水爆1個ではどうしようもありません。数十個でないと無理です。

しかし、そんなことをすれば、その後は、すぐに、放射能が出たりで、世界中が気づいてしまいます。それに、放射能に関しては、だいたいどこの国の核兵器であるかを特定することも可能です。地震計にも、まともな地震波ではなく、核爆発の特徴的な波がでて、すぐばれてしまうでしょう。そんな愚かなことは誰もしませんね。しても、意味がないですから。

エネルギー保存の法則を知る人なら、いわゆる、地震兵器などあり得ないということをすぐに理解することでしょう。どんな、兵器であれ、パルス電磁波兵器であれ、それを稼働するためには、しかも、東日本大地震をおこす程度のものを稼働させるには、同等以上のエネルギーが必要です。そんなこと、どうやって実現するんですか?まあ、地震をおこすことは、理論的には可能かもしれませんが、現実には無理ですね。無から、有は、生まれないです。有から、無も生まれないのです。地震兵器をつくったり、地下深くに水爆を埋設するなどの面倒なことをするなら、水爆を投下したほうが早いですね。

まあ、高等学校の物理でも教えるエネルギー保存の法則を理解しない人にこんなことを言っても理解できないのでしょう。そんな人を説得する価値がないと思います。エネルギー保存の法則を無視したような、地震兵器はそもそも無理です。それは、錬金術や、無限エネルギーと同じくらい馬鹿げたことです。

しかし、人工地震や、地震兵器のことが、まことしやかにサイトに掲載されているのは事実です。それを簡単に信じこむ、こんな馬鹿な県会議員なんて、存在価値がないですね。こういう議員の頭の中は、他も同じ次元で、まともな真実を見ることも出来ないのだと思います。

さて、上の記事の、仙谷さんの発言はいかがですか?マスコミも出鱈目、政治家もマクロ経済音痴ですから、日本国内では、もっともらしく聞こえますが、はっきり言って、上の人工地震と同レベルです。日本の経済の状況をわかっていて、それで、マクロ経済の常識を持つ人であれば、国債などあてるべきであると考えるのが普通です。それに、日本が財政破綻の淵にあるというのも、それに近い見方です。困ったものです。

一体、所得税をあげるといっても、あげるにも限界があります、あげるだけあげて、それで、一体どの程度の財源を見込むというのでしょうか?こんな、簡単なこともわからない、副官房長官て、上の議員のように存在意義を疑われると思います。

世の中には、高校の知識ですぐに理解できるようなことでも、高校や大学、大学院を卒業しているような人で理解できない人が大勢いるということです。

いつもだと、経済に関しては、ある程度説明はするのですが、今夜は、このくらいにしておきます。こんな愚かな二人の話で本日は疲れましたから・・・・・。気になる方は、以下の【関連記事】のところに掲載してきおきますので、それを読んで頂きたいと思います。

それにしても、過去20年間にもわたり、失われた20年間を続けてきた日本です。その間、ほとんどの政治家、官僚、マスコミなどが、マクロ経済など完璧に無視してきて、デフレ状況から抜け出せなかった日本です。普通なら、この20年間に経済変動の波が二つや三つくらいあるのが普通です。要するに、好景気の時期が2回か、3回あっても良かったはずです。しかし、これを当たり前ととらえてしまえば、この仙谷発言が、上の、梶川議員と同程度に馬鹿げているとは受け止められなくなっている人々が多く存在するのは無理もないことで、まことに残念なことです。しかし、これは、一時の経済の停滞ではすまない、とても危険な要素もはらんでいます。それに関しては、また、改めて、このブログに掲載します。

【関連記事】

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