2014年9月30日火曜日

アメリカのオヤジが驚愕した“日本のすごいところ”―【私の論評】テキサス・オヤジは日本に特異な「霊を重んじる」精神を称賛している(@_@;)




「テキサス親父」と呼ばれている人物を知っているだろうか。アメリカの通信会社で30年間働き、定年退職後は動画サイトでの評論活動を行っているのが、「テキサス親父」ことアメリカ人のトニー・マラーノ氏だ。シー・シェパード問題についての動画をYouTubeでアップしたことをきっかけに、日本に興味を持ったトニー・マラーノ氏は、アメリカ保守主義者の立場からアジアの政治問題などにも言及し、その論説が話題となっているのだ。

『テキサス親父の熱血講座 日本は世界一だ!宣言』(テキサス親父/著、扶桑社/刊)では、「対世界」を軸に独自の日本論を展開し、「日本ははたして平和ボケしているのか?」「日本はガラパゴスなのか?」などのテーマをQ&A方式で紹介する一冊だ。

トニー・マラーノ氏は、日本のどんなところがすごいと感じているのか。ここではいくつかのQ&Aを挙げていく。

Q、日本のインフラや治安の在り方について、どう感じましたか?
A、ありえないよ!もちろん良い意味でな!

日本の鉄道網は非常によく整備されている。新幹線の外装もすごくきれいで、垢だらけのフランスのTGVとは大違いだったという。日本は国中どこに行っても自転車があるが、駅の駐輪場で後ろをパチッと止めて置くだけでOK。海外に比べて、治安がいいことは日本の誇れるところのひとつなのだろう。

Q、テキサス親父はクリスチャンですが、日本人の宗教観についてどう思いますか?
A、信仰の自由があって、なおかつほかの宗教にも寛容なのは素晴らしい。アメリカじゃ考えられないよ!

日本では、誰が何を信仰しようと咎められることは少なく、他の宗教を尊重したうえで、自分たちの宗教も卑下しない。これは立派なことだという。トニー・マラーノ氏は「俺は日本に来るたび、アメリカの息苦しい宗教観から解放されるんだよ」と語っている。

時間ちょうどに来る電車。駅前の駐輪場に自転車を止めて備え付けの鍵を掛ける。宗教に寛容であること。こういった日本では当たり前のことが、海外では決してそうではない。

日本が誇れることやアジアの政治問題など、アメリカ保守主義であるテキサス親父の論説は、改めて、日本人、日本という国を客観的に見ることができる。普段見ている視点とは違った角度からの新たな発見があるはずだ。

(新刊JP編集部)

以上は、要約記事です。詳細はこちらから!

【私の論評】テキサス・オヤジは日本に特異な「霊を重んじる精神」を称賛している(@_@;)

テキサス親父の新しい書籍なかなか面白そうです。確かに、日本人は宗教に寛容すぎるくらい寛容です。それは、本当に良いところです。しかし、上の記事では、なぜ日本人が宗教に寛容なのかは説明されていません。

おそらく、書籍においても、解説されていないか、されていたとしても、詳細は掲載されてはいないと思います。

日本が世界の他の国との最大の違いは、日本以外の国の人々が、宗教を信奉しているにもかかわらず、日本人は宗教とはいえない、それよりももっと奥の深い神道を信奉しているからです。

信奉というよりは、子どものころから潜在意識の中に埋め込まれ、無意識のうちにかなり影響されているといえると思います。

これがテキサス親父のいう、宗教への寛容さにつながっています。

世界の民族学者などは、日本の神道について、シャーマニズムとアニミズムが混然一体となものと解釈しています。

シャーマニズムは本来ツングース諸部族や日本などで見られる憑依による神託とそれに伴う考え方・信仰を定義したもので後に脱魂などで行われるトランス状態に関しても含める様な説も登場しその定義は広がっていますが基本的にアジア目線で登場した定義です。

アニミズムはイギリスの人類学者タイラーによって造語されたものでラテン語の「アニマ」をもじった言葉です。

アニミズムは物質・生物に関わらずすべてのものには魂が宿るという考え方を指しています。

アニミズム、シャーマニズムを信奉する人たちは、未開の地ではまだみられる

しかしシャーマニズムの定義付けと最も違うのはアニミズムが幼稚な未開社会で発生した原始的な宗教観と下点です。

シャーマニズムにも西洋での研究にはアニミズムと混同する人もいるためにそうした傾向で見る人もいますがアニミズムは始まりからそうした視点で考えられた説です。

そこにはキリスト教が先進の宗教でそれ以外は未開の原始宗教という偏見から抜け出せない西洋人の特有の思考がありヨーロッパ・アメリカの人類学・民俗学の悪い傾向です。

日本の神道で言えばアニミズム的な自然信仰とシャーマニズム的な物が渾然一体になっていますが、今も信仰する宗教に関わらず日本人にはアニミズム的な思考があります。

そうして、世界にいわゆる宗教が普及する前には、どの地域にもアニミズム、シャーマニズムが根付いていました。しかし、文明化と宗教は不可分に結びついて、文明化された地域においては、アニミズムとシャーマニズムは姿を消しました。

今でも、アニミズム、シャーマニズムが息づいている地区もありますが、そのほんどはいわゆる文明化されていない、未開の地です。

ただし、未開の地ではないところが、例外的にあります。それが、日本です。

日本では、アニミズム、シャーマニズムが宗教にとって変られることなく、継続されている稀有な国です。しかも、そのアニミズム、シャーマニズムが伝承されるだけではなく、高度化され洗練化され今の形となり、神道という形に昇華されています。

特に日本人が、霊を重んじるという精神は今でも変りません。そうして、これが中韓をはじめとする他国との大きな違いであり、日本人の寛容さの原点でもあります。

それに関しては、このブログにも以前掲載したことがありますので、その記事のリンクを以下に掲載します。
「中韓」とは異質な日本人の「精神世界」…仏作家は「21世紀は霊性の時代。日本は神話が生きる唯一の国」と予言した―【私の論評】日本は特異な国だが、その特異さが本当に世界の人々に認められ理解されたとき世界は変る。いや、変わらざるをえない(゚д゚)!
詳細はこの記事をご覧いただくものとして、この記事の結論部分を以下に掲載させていただきます。
このように、神話が現代なお生きているのが日本であり、日本それ自体が、神話そのものの国で、他国の影響を吸収し切って、連綿たる一個の超越性を保つ国が日本であり、霊性の根源に万世一系の天皇制がある国が日本なのです。そうして、マルローが指摘したかどうかは、わかりませんが、日本では、過去が現在に現在が未来につながっているのです。そうなのです。霊的に時間を超越してつながっているのです。私たちの霊は、この悠久の流れにつながっているのです。こんなことは、当然であり、だからこそ、マルローも指摘しなかったのかもしれません。
京都府神道青年会が主催したバスツアー「神主さんと行く 
伊勢参宮」。女子大生107人が応募に殺到したといわれます。
私たち日本人は、このような国日本に誇りを持ち、自信を持ち、世界に日本の素晴らしさを伝えてていくべきです。日本のやり方が、世界伝わりそれが理解されれば、世界は変わります。
日本以外の国々では、昔はいわゆる宗教戦争なるものが普通に存在し、現在でも、宗教的対立は世界中に存在し、世界中で戦争の火種となっています。

このような状況、日本のように宗教ではない、神道がバックボーンとなっていような国からは、理解できないことです。

私たち日本人からすれば、宗教の違いや、考え方の違いであそこまで、いがみあうこと自体が理解できません。

いわゆる宗教には、限界があるのです。この限界は、20世紀にもありましたが、21世紀にはますます顕著になり、世界中に禍をもたらし続けるものと予測できます。

だから、仏作家マルローは「21世紀は霊性の時代」として、宗教は終焉を迎えることを予言したのです。

今世紀において、根本的なものの考え方として、霊を重んじるという日本人の考え方は、脚光を浴びるととともに、規範となる可能性も大きいです。

宗教と、自分たちの思考方法にのみ拘泥する、日本以外の国々では、次世代を担う本当に斬新な考え方など、出てこないと思います。

とはいいながら、日本は今はデフレが長期にわたって継続し、いろいろなところにひずみをもたらしていて、多くの人々は閉塞感にさいなまされていることと思います。

しかし、これらの問題は実はそう大きなものではありません。宗教的対立がないとか、宗教などに縛られない自由な発想方法ができるということのほうがはるかに素晴らしいことです。これは、他国には絶対にできないことです。

日本人の霊を重んじる精神は、神道として昇華されてきた

このような日本人や日本の特性を感じるからこそ、テキサス親父は、『日本は世界一だ! 宣言』という書籍を書籍をだしているのです。

これは、単なる知日派、親日派の意見というだけではなく、日本の特異性、それも世界に誇り、規範ともなるべき「霊を重んじる」精神を称賛しているということにほかなりません。


私たちの「霊を重んじる精神」は、古から継承され、未来に向かって継承されていくのです。私たちの精神は、古から未来に向かってつながっているのです。このようなわたしたこれからも悠久の歴史の中に燦然として輝き続けるどころか、さらに輝きを増すことでしょう。

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