ガジェット通信
画像は『niconico』より |
「つまんない仕事」「青山繁晴、池田信夫、ホント下劣です」香山リカさんの『Twitter』アカウントが暴言 乗っ取り被害か!?
http://getnews.jp/archives/942171[リンク]
という記事をお伝えした。
『スカパー!』や『Youtube』、『niconico』などで生放送が行われている『虎ノ門 ニュース8時入り』という番組で、4月24日に香山リカさんをはじめとした出演者が、同番組の別の日の出演者である青山繁晴さんやそのファンに対し暴言ともとれる発言を行い、翌週5月1日にその謝罪を行った。しかしその前日に香山さんは『Twitter』で愚痴のようなものをツイートしており、すぐ削除されたのだが香山さん本人はアカウントの乗っ取りを示唆したというもの。
漫画家の小林よしのり先生のアシスタントであるトッキーこと時浦兼さんは、
小林よしのり氏のアシスタント・トッキー氏「すぐばれるクソガキみたいな嘘を平気でつくあたりが、この精神科医の異常さ」
http://getnews.jp/archives/942687[リンク]
と、かなり厳しく香山さんを糾弾していた。
5月8日、香山さん出演予定の同番組が放送されたが、番組はチーフプロデューサー山田晃さんの報告から始まった。
5月1日の放送は、視聴者に対する不適切な発言の謝罪から始まったのだが、「番組出演者の香山リカさんの『Twitter』に”本人の意図とは反するコメント”が書かれ、一時的にネットにアップされた経緯」について説明を行なう。
それによれば、一連の暴言ツイートは香山さんが書いた私信(DM)の下書きであり、これが香山さんが知らないうちにツイートされてしまい、香山さん自身がこれを削除したという。
当初、香山さんが示唆していたアカウントの乗っ取りについて、山田プロデューサーは「アカウントの乗っ取りであれば警察に届けるべきではないか」と提案したところ、香山さんは「使っていたパソコンの誤作動かもしれない」と回答したという。山田プロデューサーは、アプリケーションの誤作動やパソコンそのものの乗っ取りの可能性もあるということで、香山さんと事務所関係者に詳細な調査をお願いし、それに同意をいただいたと語る。
しかし、香山さんから後日届いた手紙にはその調査については触れられず、山田プロデューサーと番組スタッフへの不満と番組出演辞退が記されていたとのこと。
『niconico』では、これに対し
「嘘つき」
「逃げた」
「逆切れ」
「最低だな」
といったような非難のコメントが殺到していた。
香山さんのこの一連の対応については、今後も多くの非難が寄せられるのではなかろうか。
【私の論評】普段から「筋を通し」「けじめをつける」生き方をしていなければ、あなたも香山リカになる?
香山リカ |
香山リカのツイートについては、渡邉哲也氏が、ツイートそのものをとりあげ、以下のように批判をしていました。
プログラムバグで異なる文章を6回連続で誤投稿することはありえない。RT @maltu2: @hyakutanaoki 謝罪も嘘だった訳で、何の反省もしていない。おまけに突然の番組辞退! 言論人としても社会人としてもアウトでしょ。 pic.twitter.com/MIbxHpNtlw
— 渡邉哲也 (@daitojimari) 2015, 5月 8
青山繁晴氏のファンを「信者」などと呼び、揶揄するなどという馬鹿なことをしておいて、後から謝罪、謝罪の後にこのようなツイートを連発し、アカウント乗っ取りを装ったり、突然番組辞退などという、まともな社会人なら理解不能な行動を連発しています。
これじゃ、渡邉哲也氏がツイートしているように、言論人としても社会人としてもアウトといわれても、仕方ないです。
本当に、筋も通らなしい、けじめも全くないです。このような人、最近は増えてきました。一昔前なら考えられないことです。
やはり、こうしたことには、「筋を通す」「けじめをつける」ということとは、正反対の権利ばかり主張することが正しいかのような、戦後の誤った個人主義的な教育がかなり影響を与えているのだと思います。
そのうち、お葬式のときにも「ニタニタ」するようなおかしげな人か巷にあふれるようなおかしな世の中になってしまうかもしれません。
お葬式のときに「ニタニタ」しないというのは、当たり前といえば、当たり前ですが、これも「筋を通して」「けじめ」をつけることの、典型例であり、わかりやすい事例だと思います。
しかし、最近では、これが本当に曖昧になってしまったと思います。
こんなことは、実は子供の時代から、当たり前に躾けられるべきものと思うのですが、最近ではそうではないようです。
たとえば、以前このブログにも掲載したように、国立大学などの国の教育機関で、国家も斉唱しない、国旗も掲揚するなどということもしないという今の風潮では、まともに「筋を通す」とか「けじめをつける」などの意識は醸成されないというのは、ある意味仕方ないのかもしれません。
こんなことだから、香山リカや、つい最近では、あの上西議員のような人物が、でてきてしまうのは必然なのかもしれません。
上西議員 |
しかし、こんなことを放置しておけば、社会がまともに機能しなくなります。ただし、多くのまともな民間企業などの組織では、今でもまともに「筋を通して」「けじめをつける」という当たり前のことが実践されています。
社会人になりたての新人は、こうしたことを理解していないので、最初は戸惑うのですが、会社の中でまともにやっていくには、これを理解しないと、何もはじまりません。それどころか、いつまでたっても、できなければ、いずれ会社からはみ出るよりしかしかなくなります。だからこそ、日本という国はまともで強いのです。
私達も、このような社会風潮をなげているだけではなく、少なくとも自ら属する組織に関しては、自ら「筋をとおし」「けじめをつける」というまともなことを実践するとともに、周りの人にもそれを要求し、機能する組織を維持していくべきです。
そのように努力することによって、社会も変わっていくものと思います。こんなことは、マスコミも報道しませんが、実際に、そういう人たちが多数いるから日本の社会はまともに機能しているのだと思います。
とにかく、普段から「筋を通し」「けじめをつける」生き方をしていなければ、誰もが香山リカのようになってしまうと思います。
私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?
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