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2011年6月21日火曜日

ギリシャ混迷に危機感…G7財務相緊急協議―【私の論評】勤勉・実直な私たち日本国民を怠け者、浪費好きのギリシャ国民と同列扱いにして侮辱し、顔に泥を塗って平然としているマスコミの不思議?!

ギリシャ混迷に危機感…G7財務相緊急協議


世界に波及、警戒

【ロンドン=中沢謙介】先進7か国(G7)の財務相は19日夜(日本時間20日朝)、再び財政危機に陥ったギリシャ問題について、電話による緊急協議を行った。

背景には、ギリシャが資金繰りに行き詰まり、国債の債務不履行(デフォルト)を起こせば、金融市場の動揺が世界経済全体に悪影響を与えかねないとの危機感があるからだ。

ギリシャは〈1〉7月半ばまでに必要となる当面の資金〈2〉2012年以降に必要となる資金――の2種類を必要としている。当面の資金は、昨年5月に決まった1100億ユーロ(約12兆5000億円)の第1次支援枠から融資され、来年以降必要となる資金は、欧州連合(EU)などが新たに1200億ユーロ規模の第2次支援計画を作る2段構えだ。

いずれが欠けてもギリシャ国債は債務不履行に陥る可能性がある。そうなれば、同じくEUの支援下にあるアイルランドやポルトガルの財政に対する不信感も強まり、金融市場の動揺は避けられない。

EUは19日夜、ユーロ圏財務相会合を開き、まず当面必要となる120億ユーロの融資について議論したが、実行の条件に、ギリシャ議会が緊縮財政策を通過させることを挙げ、融資決定を先送りした。

ギリシャでは緊縮財政への国民の反発が強く、財務相が交代するなど政局の混乱が続いている。EUが融資決定を先送りしたのは、ギリシャ国民に、緊縮策の受け入れを強く迫る狙いがある。

EUは7月11日のユーロ圏財務相会合で、来年以降、不足する資金を賄うための第2次支援計画を決定する。欧州メディアによるとEUなどによる追加資金供給600億ユーロを中心に、総額1200億ユーロに上る見通し。ギリシャのパパンドレウ首相も19日、支援額がこの程度となるとの見方を示した。

ユーロ圏17か国は19日の財務相会合で、民間投資家に、国債が満期を迎える際、同規模の国債を買い替えてもらう「残高の維持」を要請することで合意した。投資家への要請と投資家の参加は「非公式、自主的」なものとし、格付け会社から「債務不履行」と見なされるのを回避したい考えだ。

第1次支援枠の残りは7月半ばの融資後も450億ユーロある。しかし、ギリシャは市場からの資金調達が困難となっているため、第1次支援枠では足りず、第2次支援計画の策定が必要となった。

(2011年6月21日  読売新聞)

【私の論評】勤勉・実直な私たち日本国民を怠け者、浪費好きのギリシャ国民と同列扱いにして侮辱し、顔に泥を塗って平然としているマスコミの不思議?!

デモをする自由を暴動する自由と履き違えるバカなギリシャ人たち
以下は、あるサイトに書かれてあった内容です。
痛々しい・・・ギリシャ人はそろそろ気付けよ。 すべて自らの招いたことだ。緊縮財政しないと国が滅びるんだぜ? 
あと、デモや集会をする自由を、暴動する自由と同様に考える人たちがいるけど、愚の骨頂。サヨクなみのバカ。 
暴動してもなーんにも解決しない。 
ひとときのカタルシスを得るため(火炎瓶なげたり、警官をなぐったりすることでしかカタルシスを得られないとしたら、その人はとても不幸で哀れでサヨクだ。)に、自らの国家を滅亡のふちへとどんどんひきずりこんでいくアホども。 
ギリシャはもうだめだね。
http://d.hatena.ne.jp/sorarisu0088/20101216/1292488559
私も、ギリシャに関しては、この方の書かれているとおりだと思います。どうしようもないです。理屈も何も判らない、ただの烏合の衆です。バカを絵で描いたような、怠け者、浪費好き国民の典型です。

働かないで、カネだけ欲しがる馬鹿者どもの集まりです。実際、ギリシャはドイツから借金をして、ドイツの国家公務員よりも、比率で見ればかなり数も多く、給与水準も高いギリシャの公務員の賃金にあてていました。これだけでも、酷いというのに、国民も円建ての住宅ローンなどで、自分たちの収入にそぐわない、住宅に住んでいました。最近の円高基調、ギリシャ貨幣安で、膨大な借金を背負うことになってしまいました。円建て住宅ローンを提供していた、日本の会社は、大損したと思いますが、お馬鹿ギリシャ人の真相を見抜けな方ということで、致し方ないことと思います。

ちなみに、以下にギリシャの典型的な注文住宅の写真を掲載しておきます。




とんでもない連中です。自分たちの所得というか、能力以上の生活を長年にわたって続けてきたつけを今払わなければならなくなっているのです。だから、緊縮財政をせざるを得ないのです。自分たちの怠けぐせが、大きな国家の借金となっているのです。だから、彼らは、怠け者の贅沢好きといわれても、言い訳はできないのです。それは、はっきり、統計上の数字に現れています。それも、自分で尻を拭えず、外国のお世話になるしかないのです。なんと情けないではありませんか!!

少し前までは、こんな馬鹿ギリシャ国民と、勤勉で、実直な私たち日本国民を比較して、日本国も借金があるから、ギリシャの窮状は対岸の火事ではないなどと報道する新聞、テレビが後を絶ちませんでした。私は、そうした大嘘報道を見聞きするごとに本当に、腸が煮えくり返るような気分がしたものです。そうして、このブログにはギリシャ問題は対岸の火事であると掲載してきました。

皆さんは、どう思われたかわかりませんが、政府はともかく、これだけ、実直で、勤勉な日本国民を間抜けギリシャと同列に扱うことは、国民を侮辱し、顔に泥を塗りつけているのと何ら変わりありません。今回、ギリシャの報道にあたって、各社がまた、このような報道をすれば、過去にもやってきたように、このブログで噛みつけるだけ噛みついてやろうと考えていましたが、さすがに今回そのような報道はないようです。それも、当然のことです。日本国には借金などないからです。それどころか、世界で一番金を貸し付けている国が日本です。

これも、私などをはじめとして、いろいろな方がブログや、いろいろな方法で日本国大借金説なるものの大間違いを、指摘し続けてきたからではないかと思い良かったと思っています。

では、ギリシャの国の借金とはいったいいかほどなのでしょうか?これは、金額だけを掲載してもなかなか理解できないと思われますので、今回は、GDP比でみると解りやすいと思い、その解りやすいデータをさがしてみました。

以下は、Garbargenews.comというサイトの、昨年の1月2日の『世界の対外債務国ワースト20をグラフ化してみる』内容です。昨年の数字ですので、古いですが、大勢にはほとんど影響ないです。それをそのまま以下にコピペします。色々探しましたが、視覚的に最もギリシャの借金がどの程度あるか理解しやすいので、これを掲載させていただくこととしました。本来なら、編集などすべきでしょうが、本当にいいたいことはこれではなく、そのための時間をつくりだすためにも、単純コピペさせていたただきます。(グラフだけみてもらって、後は読み飛ばしていただいても結構です)
先に【世界各国の金(きん)保有量をグラフ化してみる】【世界各国の石油埋蔵量などをグラフ化してみる】などで、CNBC.comで多種多様なデータを紹介する【Slideshows】から興味深いデータを抽出し、グラフとして再構成する企画記事を掲載した。その後も定期的に新しいデータが更新され、中には「これはグラフ化して概要を見渡せるようにする価値がある」ものがいくつか見受けられる。今回の記事もその類で、先日ギリシャやスペインの国債に対するニュースでも話題になった、夏までは事ある毎に「国の借金国の借金」と連呼して政府を非難する対象に挙げられていた、国債の対外債務のランキングをグラフ化してみることにする(【The World's Biggest Debtor Nations】)。 
元記事の説明にもあるように発行された国債のうち外国が購入したものは、国単位での借金となる。たとえ話で解説すると、「Aさんの家庭でお金が足りないから、隣のBさんから5万円を借り受け、その証書を発行する」ようなもの。Aさん・Bさんは別々の国(家庭・家計)なわけだ。顕著な例としては【アメリカ国債(米国債)の購入先をグラフ化してみる】にもあるように最近では米国債は国内でかなりの量が買われているが、それでもなお多くは日本や中国などの諸外国が購入し、アメリカが外国から借金をしている計算になる。 
元資料は国によって取得年数に1、2年の違いがあるものの、経済規模の大きい75か国について基本的に最新のデータを世界銀行(the World Bank)から取得。その上で「対外(国)債務のGDP比」のワースト20をランキングしている。
↑ 対外債務GDP比率
先日デフォルトを起したことで記憶に新しいアイスランド……ではなく、意外にもアイルランドがずば抜けて高い比率を占めていることが分かる。家計で例えるならGDPは「大黒柱のお父さんの稼ぎ」だから、上の例で表現すれば、お父さんの年収の13倍近くの借金を周辺近所の人たちから借りている計算になる。年収500万円なら6000万円強。
アイルランド以外にもスイスやフランスなど、意外な国が上位についているのが分かる。しかしながらやはり上記の例で表現した場合、住宅ローンなどでは年収の何倍もの借入額があってもおかしくないのと同様に、その国の財政・政治体制がしっかりしていれば、貸している他国からとやかく言われることは(あまり)無い。しっかりと利子も払っていることだし。 
比較対象としていくつのグラフを併記しておく。まずは国民一人当たりの対外債務額。これは対外債務全体を国民数で割ったもの。
↑ 国民一人当たり対外債務額(ドル)
アイルランドがずば抜けて大きい事に違いは無い。さらに上位五位は順位の変動なし。人口が多いところは多少順位が下がる傾向にあるが、大勢に変化は無い。 
最後に、GDP比や人口割でない、純粋な対外債務総額。こちらは単位が兆ドルなので注意してほしい。
↑ 対外債務総額(兆ドル)
上二つのグラフでは下の方にいたアメリカ合衆国がずば抜けた値でトップについている。これは同国の対外債務の大きさと共に、GDPや人口もまた大きい事を意味する。上記の例ならば「アメリカ合衆国家では周辺近所に総計1000万円単位の借金をしている。でも家計の年収合計も1000万円くらいはあるし、共働き・子供も働いている」というところか。 
また、いずれのグラフでも上位に登場した国の中では、特にヨーロッパ諸国、中でもイギリスとオランダの事態の深刻さが気になるところ。両国ともまだ政情が安定しているなどの理由で、諸外国から国債を買い取ってもらえているのだろうが……(デフォルトさえしなければそれなりにリスクは低く、利回りの良い金融商品であることに違いは無い。ちなみに英国債(10年)の利回りは4%前後)。 
これら3つのグラフを見て、「ああ、やっぱりあの国は対外債務が辛いね」「何でこの国がこんなにも……」とさまざまな感想を持っただろう。経済ニュースをはじめ、世界各地からの報道に際し、対外債務や国債のことが語られたら、これらのグラフを思い出すことができれば、より深い理解を得られるに違いない。 
さて。日本が無い。 
……と驚く人もいるだろう。今件はあくまでも「国(債)の対外債務」であり、日本はワースト20にかすりもしない。なぜなら、日本の発行する国債の大部分は国内で消費されているからだ。【日本銀行の資金循環データ】から最新のデータである【主要部門・取引項目残高表(2009年6月末、9月末速報)(LZH)】を抽出し、それを元に2009年6月末時点での日本国国債の保有者別内訳(確定・合計675.8兆円)をグラフ化したのが次の図。
↑ 日本国国債保有者別内訳(2009年6月末確定・合計675.8兆円)
 上記の例で表現すれば「日本家には675万円の借金(負債)があります。しかしお隣さんから借りているのは41万円だけです(675.8×6.10%)。後は同居しているおじいちゃんや、自宅から職場に通っている息子たちから借りています」ということになる。そして日本家全体の借金(負債)は、おじいちゃんや息子たちの立場から見れば、それぞれの債権(資産)なのです」ということになる。個人事業主なら、社長本人の資産を会社に貸し付けているようなもの。つまり日本政府が発行した国債のうち93.90%は、国内の民間・地方自治体などの資産でもあるわけだ(付け加えるならば、6.10%の外国人購入者の国債はすべて日本円建て)。

国債の発行額だけを比較して、「日本の財政はアルゼンチンやアイスランドのようにデフォルト直前だ」と考えるのは筋が少々異なる気がしてならないのだが、いかがだろうか。日本国国債の利回りが(政府の負債が増加しても)なぜ低いままで推移しているのか、銀行がなぜ日本国国債を買っているのか(答え:金余りで運用先が無いため)あたりと合わせて、考え直して欲しい。
 世界には、怠け者国民がゴマンといることがおわかになったでしょう。『国債の発行額だけを比較して、「日本の財政はアルゼンチンやアイスランドのようにデフォルト直前だ」と考えるのは筋が少々異なる気がしてならないのだが、いかがだろうか』などとかなり控えめに掲載していますが、とんでもないです。ちなみに、国債を外国に買ってもらっている比率が6%前後と低い比率である国は、世界ひろしといえども、日本とカナダくらいしかありません。ほとんどの国では、外国から買ってもらっている比率のほうが、はるかに高いのが普通です。

上記は、国債の対外債務ですが、対外債権にすれば、この他に、現金・預金なども入ることになります。しかし、このような借金は、少なく、どこの国でも、借金の大部分は国債によるところが多いです。

ちなみに対外債権(外国に貸しているお金)ということになれば、日本は、直近の数字で、266兆円にものぼり、これは、過去20年間にわたり世界一です。要する、これは、今流行の言葉でいえば、対外債務(外国からの借金)の真逆です。

そうです、日本は、世界で一番外国にお金を貸しているのです。無論、266兆円というのは、貸しているカネと、貸しているカネの差額でプラスの部分です。日本は、掛け値なしの、金貸し大国なのです。

ちなみに、この対外債権、世界第二位は、中国て100兆円台です。アメリカは、何位であるかは、わすれましたが、この額、-300兆円です。マイナスですよ!日本が外国に貸しているお金より、さらに多いマイナスです。まさに、借金大国ですね。

国の借金と言った場合、上記の対外債務以外にありません。これ以外に国の借金はありません。それいがに、国の借金の定義はありません。

では、マスコミが借金、それも、国民一人あたり数百万円の借金と騒いでいるのは何のことでしょう?それは、実は、国の借金ではありません。実は、政府の借金です。じゃ政府がどこから、借金をしているかといえば、外国からではなく、私たち国民からです。私たち国民が政府に貸しているお金が、なぜ国民の借金に摩り替わるのか?マスコミは認知症にでもなったのでしょうか?認知症になったのなら、もう仕事はやめて、きちんとそれなりのケアを受けるべきです。

要するに、馬鹿な政府のつけを私たち国民が支払っているということです。だからマスコミが政府が馬鹿だというのは許せますが、これだけ熱心に働き、謹厳実直ともいうぺき日本国民を愚弄し、一人あたり数百万の借金を背負っているなどとするマスコミの報道は到底許容できるものではありません。

国=政府だから、同じじゃないかという方もいらっしゃるかもしれませんが、それは、断じて異なります。経済主体としての、国は、政府、家計、企業、その他など経済主体からなる大きな存在であり、こと経済、特にマクロ経済的には、国=政府ではありません。これを一緒くたにするから、大きな間違いがおこるのです。

ギリシャやアイルランドののように、国そのものが借金(それも外貨建て)をしていていれば、たとえ政府の借金がなかったり、それどころか政府が大黒字だったとしても、国単位ではどうしょうもないです。このときはじめて、国家財政破綻(デフォルト)が起こる危険が迫るのです。

逆に、国の借金がない場合、政府が借金をしていても、この政府の借金はなんとかして、穴埋めすることは可能なのです。だから、私たちは、他国の経済をみるときには、この点に気をつけなければなりません。

ましてや、日本のように、これだけ対外債権(外国に貸しているお金)がある国は、政府の借金は膨大(額でみると膨大であるが、政府には一方で、金融資産を世界一持っているが、この点もマスコミは全く報道しない)であっても、なんとかやりようはあるのです。それに関しては、ここでは本題ではありませんし、過去にこのブログにも何回も掲載してきていることなので、下のURLなど、過去のこのブログの記事を参照してください。


「死の町」さながらの夜の東京―【私の論評】これからおこる災害で本当に危険なのは人災だ!!


それにしても、マスコミもギリシャと日本を対等に比較して、論評するようなバカ真似は二度として欲しくないと思うのは私だけでしょうか?日本の多くの人々も、こんなマスコミに惑わされて、自分たちをを見失わないようにして欲しいものです。私たち日本国民は、怠け者ギリシャ人などとは違って、勤勉で実直なのです。

それにしても、世の中では、大金持ちに対して、「あいつは実は金持ち面しているのに、内情は借金だらけだ」などと風評を流しそのような風評が定着してしまうようなことがあれば、それだけでも、名誉毀損罪になると思います。しかし、国単位のことで、マスコミが同じようなことをしても、マスコミは何らのお咎めも受けないんですね。本当に、私は日本は、不思議の国だと思います。しかし、罪にはならないにしても、道義的責任はあるし、平気であのようなことをして、謝罪もしないというのは、一般世間でいえば、鉄面皮といわれても仕方ないと思います。

さて、上の記事では、ギリシャ国民をバカ国民とか、怠け者、浪費好き国民などとかなり、こきおろしているように思われるかもしれません。しかし、これは、ある程度仕方ないと思います。一般社会でも、自分の稼いたお金で生活できない人はそういわれても仕方ありません。最近、上記のような、借金のある国々をPiggy Nationという言葉使われているのをご存じでしょうか?直訳すれば、「豚国民」ですよ!!こちらのほうが、余程、きついです。ちなみに、以下に、Piggy Nationの歌の動画を掲載しておきます。


この歌、ギリシャ国民、英語の意味わかって聴けば、いたたまれなくなるでしょうね。イギリスは、英語が母国語ですから、無論わかるでしょう。日本に対して、小生意気な記事をときどき書く、フィナンシャル・タイムズの編集者などにも、ボリュームをあげて聴かせてやりたいです。アメリカは、さすがに、Piggy Nationといわれてはいませんが、似たようなものです。金融危機、サブ・プライムローンの大騒ぎは、アメリカ国民の贅沢が源です。あの日本では、福祉先進国といわれているスウェーデンですら、借金だらけです。借金で賄う、福祉とはいかがなものでしょうか?自分の尻も拭えない連中が高福祉ですか?お笑い種ですな。こんなオバカな国の真似などしたら、日本も借金だらけになってしまうかもしれません。

私たち日本人は、これらの国々の国民とは、全く反対であるということにもっと、誇りと自信を持つべきと思います。まともにお金の計算もできないような人間は、馬鹿といわれても仕方ないです。国だって、国民だって同じことです。少しでも、経済的に豊になると、すぐに贅沢をして、実直さ、勤勉さを失ってしまう他国の民と異なり、私たちの日本は、少なくともお金の計算ができて、身の丈にあった生活をしています。日本には、他にも優れた点が多々ありますが、それだけでも、世界に誇れると思います。

惜しむらくは、政府が馬鹿だということくらいです。しかし、これとて、私たちの国日本には、天皇陛下という国家元首の存在があります。だからこそ、政府が馬鹿でも、他国に揶揄(やゆ)されることはないのです。皆さん、もっと背筋を伸ばして凛としていきましょう!!

現在の政権など、歴史の悠久の流れの中に咲いた一時の徒花に過ぎません。1,000年に一度の震災も、悠久の歴史を持つ我が国の歴史からみれば、ほんの一時のことに過ぎません。天皇をはじめとする私たち日本人の日本の伝統文化、それに勤勉で実直な国民性は、古から今に至るまで、継承されてきましたが、これからも悠久の歴史の中に燦然として輝き続けるどころか、さらに輝きを増すことでしょう。そうして、こうした勤勉と実直さを強く継承してきた東日本の人々も近いうちに、復興をなしとげ、悠久の歴史の中で共に燦然と輝くことになることでしょう。

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