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2013年1月17日木曜日

衰退する民主党と電機メーカーの意外な共通点―【私の論評】電機メーカーでも考えられない、衰退する民主党の象徴鳩山氏のiPhoneよりも思慮が足りない異常行動はこうして律せよ!!

衰退する民主党と電機メーカーの意外な共通点


  昨年末、いつになく慌しいなか総選挙が行われました。結果は自民党の圧勝で終わり、安倍晋三政権が誕生しました。これは自民党の勝利と言うよりも、国民から強い批判を浴びた民主党の敗北と見るべきでしょう。混迷を続けた民主党は党内がバラバラで一体感がなく、挙げ句の果てに多くの離党者を出し、内部崩壊してしまったのです。仕方なく、票は消去法的に自民党に流れたわけです。

 振り返って見ると、民主党政権は立派な公約を掲げながら、政策には明確なビジョンが示されず、二転三転して筋が見えませんでした。これは民主党が、考え方も思いも異なる集団の単なる寄せ集めだったからです。これでは、党内に求心力もガバナンスも生まれません。ここで問われたのが、民主党のレゾンデートル(存在理由)です。なぜ民主党が存在しなければいけないのか、その意義が明確でなく、結局は有権者に見放されてしまいました。



民主党と同じく存在意義を問われる電機メーカー
 この「民主党」という言葉を企業名に置き換えてみると、何か既視感を覚えるものがあります。日本の大手電機メーカーはかつてないほどの大幅な赤字を抱えて苦境にありますが、そのある1企業が置かれている状況と、極めて似ているのです。トップが求心力を失い、ガバナンスが欠け、社内組織がバラバラになり、ヒット商品を生み出せず、海外では顧客離れが起き、韓国メーカーに大敗を喫してしまいました。

この記事の続きはこちらから!!





 【私の論評】電機メーカーでも考えられない、衰退する民主党の象徴鳩山氏のiPhoneよりも思慮が足りない異常行動はこうして律せよ!!


実はiPnoneを持っている彼女のほうが鳩山さんよりも思慮深い?
上の記事は、衰退する民主党と、電機メーカーを比較して論評するものです。私自身は、今後円安傾向になれば、日本の電機メーカーも息を吹きかえすと思います。なにしろ、今までは異常なデフレ・円高でしたから、このような環境で商売をするということは、それこそ手枷・足枷で商売をするのと同じことで、いくら頑張っても限界があったものと思います。ちなみに、本日は、iPhone女子の写真ともともに掲載させていただきます(笑)!!

しかし、デフレ・円高が解消されれば、電気メーカーなどの本当の姿が見えてくるのではないかと期待しています。この異常な状況の中で、電機メーカーなどに評価を下すのは間違いだと思います。これについては、電機メーカーではありませんが、マクドナルドを例にとって、以前にもこのブログに掲載したことがあります。以下にそのURLをコピペしておきます。


マック、崩れた「勝利の方程式」:日経ビジネスオンライン―【私の論評】民間のデフレ対策もそろそろ限界、潔さではどうにもならない状況に!!

この記事の中では、20年近くにもわたって、円高・デフレが続く異常な日本では、円高メリットが追い風になってきたマックですら、業績不振に陥っている状況を解説しました。

私自身は、たとえ既存型の電機メーカーであっても、維持存続できるような状況が当たり前なのであって、今の状況は異常だと思います。

その意味で上の記事の論点は、間違っていると思います。そもそも、市場で円高・デフレの圧力にさらされている電気メーカーと、マスコミが空気をつくりだし、多数の国民を欺き、徹底的に後押してきた民主党を比較するという事自体が間違いではないかと思います。



論点にするなら、デフレ・円高傾向を勘案するか、あるいは、この傾向が緩和された後のことまで勘案した上で、論点にすべきでした。

ただし、私は、現在の電機メーカーのやり方がすべて正しいなどという気はさらさらありません。現在の若干の円安傾向においても、トヨタは、沸き立っているというのに、ソニーは相変わらず不振です。やはり、円高・デフレ傾向を除いても旧態依然としたところがあるのだと思います。

その大きな原因は、やはりこのブログにも掲載したように、メイカーズ・ムーブメントを理解していないというところにあるのだと思います。メイカーズ・ムーブメントに関しては、以前にもこのブログにも掲載したことがあります。

「ロングテール」「フリー」著者が提唱する“メイカーズ革命”で日本が再起動する?―【私の論評】本年最後の話題として「メイカーズ」は取り上げないわけにはいかない!!

詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、現在では、誰もがものづくりができる時代が到来しつつあるなか、今のままでの電機メーカーでは、このムーブメントに乗っていけるわけがありません。

この時代の流れに乗るには、二つの方向性があります。一つは、世界中のユーザーに向けて、素晴らしいアイディアを発信して、ユーザーを魅了し続けることです。これは、アップルとかダイソンなどか実施している方式です。これらの企業は、自社で試作品を作成することはあっても、大量生産することはないし、設備もありません。



もう一つの行き方は、それこそ、アップルやダイソンの大量生産を受託するような企業の行き方です。アップルや、ダイソンのような企業による仕事を受注するだけではなく、それこそ、個々人メイカーズの考えた製品を受注して、柔軟に生産をする受託企業です。

日本の既存メーカーであれば、この二つを両方ともできるかもしれません。しかし、両者は全く企業文化が違うので、両者をいっしょにして経営することは不可能です。両者を全く別会社にして、独立企業として両者を親会社が統合管理するというような方式が望ましいと思います。

これが、次世代の企業の事業モデルとなるかもしれません。メイカーズが台頭したとしても、いわゆる、受託企業それもメイカーズの要望に柔軟に対応できる受託企業がなければ、絶対になりたちません。これがなければ、メイカーズもお手上げです。このことを既存電機メーカーは理解すべきでしょう。私は、これを認識したところから、日本の電機メーカーの逆襲が始まるものと期待しています。

それにしても、民主党と電機メーカーの比較には無理があること、昨日の記事をご覧いただいてもお分かりになると思います。

安倍首相、初外遊に出発 東南アジア3カ国「価値観同じ国と関係強化」―【私の論評】安倍首相の中国外しに、鳩山外交で応酬したつもりの中国の国際感覚?!!

最早、日本の多くの国民は、鳩山氏の馬鹿さ加減は良く知っているし、今更こんな人を相手にしても、やっぱり、鳩山と、中国はとっても変という印象をさらに深めるだけだと思います。

安倍総理が、東南アジアを歴訪する今、鳩山さんを呼んで、意見交換するなど、中国もいよいよ焼きが回ってきたのかもしれません。というより、中国は、あの 大規模な官製反日デモをやったり、尖閣上陸をした時点ですっかり焼きがまわって、もう、将来に何の展望も見出すこともできないと思います。
この記事では、主に中国の動向を掲載しましたが、鳩山さんの行動もいかがなものかと思います。こんな人が初代の総理をつとめた民主党も、全く人を見る目がなかったということだと思います。

これに関しては、本日も以下のようなニュースが舞い込んでいます。

鳩山元首相、南京大虐殺記念館を訪問 中国のネットでは歓迎書き込み:
中国を訪問中の鳩山由紀夫元首相は17日、江蘇省南京市で日中戦争時に旧日本軍が行った中国人大量殺害などの記録を展示している「南京大虐殺記念館」を訪問する。日本の首相経験者が同記念館を訪れるのは、海部俊樹、村山富市両元首相に続いて3人目。
もう、どうしようもないというか、語るに落ちたというか、飛ぶ鳥後を濁すというか、何と表現をして良いがわかりません。こんな人が仮にも日本の宰相であったということに、ただただ恥じ入るばかりです。

民主党のこうした「おこちゃま」ぶりは、以前にもこのブログに掲載しました。そのURLを以下に掲載します。

たかじんそこまで言って委員会20130113 安倍総理が出演―【私の論評】驚愕の飯島勲参与の発言!!官邸が左翼に占拠されるとはこういうことだ!!

詳細は、上の記事をご覧いただくものとして、民主党の「おこちゃま」ぶりの部分のみ以下にコピペしておきます。

 民主党政権は官邸に左翼や前科1犯の者が出入りできるようにしてて、機密情報がいつ漏れてもおかしくない状態になってた。村役場以下の状態でした。官邸に 入れるカードが1000名に配られていた。その中の80名は左翼的な人たちで、公安からマークされている人だった。それに、私が調べた範囲では、その中に 一人明らかに犯罪者が存在した。 新聞は6紙の中で1紙選んで回し読み、来客があってもお茶が出ないというか、原則自分持だった。重要なポストの人にも、車がなくて、電車や地下鉄で移動す るなどのことがあった。名刺も自分持ちの部分があった。

もう、ほとんどどうにもならない、民主党の実体が浮き彫りになっていると思います。鳩山さんのこのようなありえない異常行動は、「おこちゃま」民主党の象徴であり、だからこそ、初代首相の座に鳩山さんがつくことができたのだと思います。

この鳩山さんの異常行動一体どうしたら律する事ができるのでしょうか?本当に困ったものです。鳩山さん、iPhoneは持っておられるのでしょうか?もし、持っていなかったらiPhone5でも持たせて、siriでも、使わせると良いと思います。

思慮深い?siriの画面

いちいち、自分の行動をsiriに問い合わせて、その答えで自分の行動を律すると良いと思います。siriだったら、鳩山さんが、「これから南京虐殺博物館に行こうと思っているんだが、どうする?」などと質問すれば、「そんな馬鹿なことは日本人なら考えません」と応えると思います。

 まあ、鳩山さんが自主的に判断するよりは、はるかにましな行動をsiriが提案すると思います。それに、Foursquareにでも登録して、位置情報をみんなに晒して、おかしな場所に行きかけたりしたら、みんなで、twitterで、鳩山さんに「馬鹿!! そんなところに行くのやめとけ!!」などとツイートしてはいかがでしょうか?あるいは、メイカーズでスマホのGPSを利用して、鳩山さんが、馬鹿な行動をしようとすれば、電気ショックが与えられ、そのような行動ができなくなるガジエットなと開発してはいかがでしょうか?

政治家の中にも、そのようなガジエットを要する人が多数存在します。それだけではないです、マスコミ関係者にもかなり多いです。このような需要を考えれば、以外と売れるかもしれません。

それにしても、こんな人を最初の総理して、崩壊した民主党と現時点での電機メーカーとを対等に比較することなど、とてもできないと思います。皆さんは、どう思われますか?

 

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2013年1月7日月曜日

創業時から「ニッチよりグローバル」なテラモーターズ−【私の論評】メイカーズの流れを知れば、最初からグローバルでもニッチであることが理解できるはず!!

創業時から「ニッチよりグローバル」なテラモーターズ:

テラモーターズがフィリピンの輪タク業者に提供したスクーター

「ベンチャー企業は先行企業がまだ手をつけてないニッチな市場を狙うもの」──。 ベンチャー企業の定石ともいうべき戦略であるが、2010年4月にテラモーターズを起業した徳重徹社長は違った。「ボーン・グローバル・ベンチャー」を掲げたのだ。その狙いについて徳重社長は「設立当初からグローバル市場に切り込むことで、これまでのベンチャー企業にない新しい成長スタイルを描き出したかったのです」と語る。そして徳重社長が目を付けたのが電動バイクだった。

【私の論評】メイカーズの流れを知れば、最初からグローバルでもニッチであることが理解できるはず!!

上の記事、詳細を読んでいただければお分かりになると思いますが、大きな勘違いをしていると思います。上の記事でば、「ベンチャー企業は先行企業がまだ手をつけていないニッチな市場を狙うもの」というのが常識だったのを、テラモーターズは、それを破ったというような書き方をしています。しかし、これは間違いだと思います。この記事を書いた人は、完璧に勘違いしています。グローバルな事業展開をしているかといって、ニッチではないということはありません。


上の記事を書いた人は、このブログにも、このブログに昨年末掲載した、現在おこりつつあり、これから大きな潮流となる、いわゆる「メイカーズ」というトレンドを知らないのだと思います。(上の写真は、メイカーズ・ムーブメントを解説したクリス・アンダーソン氏の著書『メイカーズ』の表紙)

「ロングテール」「フリー」著者が提唱する“メイカーズ革命”で日本が再起動する?―【私の論評】本年最後の話題として「メイカーズ」は取り上げないわけにはいかない!!

詳細は、上の記事をごらんいただくものとして、いわゆるメイカーズとは、最初からからグローバルでありながら、ものづくりのロングテールといっても良い動ききで、最初からニッチであるという動きです。ニッチであるからこそ、個性的な製品ができあがる可能性が増えたし、メイカーズ的なものづくりをすればこそ、ニッチでも成り立つという具合です。

ちなみに、ロングテールについて、簡単について掲載しておきます。詳細はwikipediaなどで調べてください。
「オフライン小売店」と呼ばれる従来型の店舗を構えた形態の販売店では、商品棚の容量や物流上の制限などで売上げ成績の良い売れ筋商品を主体に販売するよう努め、売れ筋以外の商品(死に筋商品)は店頭に並べられないことが多かったものです。しかし、アマゾン社などのオンライン小売店は、無店舗による人件費と店舗コストの削減に加えてITの利用による在庫の一元化やドロップシップの導入などによる物流コストの極小化を進めた結果、従来型の小売店の制約に縛られず、普通に考えれば年に1個、またはそれ以下しか売れないような商品まで顧客へ提供することで、店舗を構えていたのでは実現不可能な大きな販売機会の取り込みを可能にしました。このようなITを駆使した新たな物品販売のビジネスモデルを説明する時に使われるのが「ロングテール」です。

このロングテールの意味そうして、新たな「メイカーズ」の潮流を知っていれば、上記のようなグローバルだから、ニッチではないという見方にはならないと思います。ロングテール、メイカーズ的な観点からいえば、逆にグローバルだから、ニッチでも成り立つということができると思います。

テラモーターズはどの程度、オープンイノベーションにしているのか、あるいは、クラウド・ファンディングを使っているのか上の記事では解説されていません。しかし、おそらく、従来のように自分たちが、製造工場を持っているのでなく、アップルのように自らは製造設備は持たず、自分たちは企画と、試作品製作のみを行っているのだと思います。おそらく、このように全部ではなく、ある程度の部分は、メイカーズ的なやりかたを取り入れていると思います。上の記事をみていても、たとえ海外に販売するからといって、海外にもすでに、大手メーカーによる、スクーターなどかなり販売されているでしょうから、ニッチであることには変わりないと思います。

上の記事、メイカーズ的潮流をどの程度取り入れているかという観点から、記事を掲載すれば、もっとレベルの高い記事を掲載できたものと思います。このままだと、真実を伝えたことにはならないと思います。このようなことを説明するには、ひよっとしたら、"グローバル・ニッチ"という言葉が必要かもしれません。そうです。最初からグローバルな市場でありながら、ニッチな市場という意味です。このような言葉ないようですが、これで十分日本でも、外国でも通用すると思います。

このような潮流を知らなければ、上記の記事のように、本当の姿を見失います。このブログの 購読者の皆様は、そのようなことはないでしょうが、自分の身の回りの人で、上記のような見たて違いをする方がいた場合には、メイカーズの潮流を教えてあげるべきと思います。私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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【目覚めよ 日本力】〈次世代技術〉医療・福祉に革命起こす「脳ロボット」―【私の論評】日本にも面白いメイカーズが存在し、クリエイティブな活動をしている!!

「存在に値する」会社の必要条件は何か? それは過去を健全に否定し、世の中に新しい価値を送り出し続ける「起業家精神」だ!―【私の論評】顧客価値の創造をすることが「存在に値する」会社の必要条件であることは、間違いないが、今の経済状況は、十分条件を満たしてはいない!!

2013年1月4日金曜日

【目覚めよ 日本力】〈次世代技術〉医療・福祉に革命起こす「脳ロボット」―【私の論評】日本にも面白いメイカーズが存在し、クリエイティブな活動をしている!!

【目覚めよ 日本力】〈次世代技術〉医療・福祉に革命起こす「脳ロボット」:

Cyberdyne社による、脳で操るロボット、この分野でも、日本は存在感を示している

世界の産業用ロボットの約7割を生産するロボット大国の日本。近年は「脳ロボット」の開発でも存在感をみせている。脳の信号を読み取り、意思通りに 機械などを動かす「ブレーン・マシン・インターフェース」(BMI)と呼ばれる技術で、医療・福祉分野に革命を起こしつつある。

この記事の詳細はこちらから!!

【私の論評】日本にも面白いメイカーズが存在し、クリエイティブな活動をしている!!

さて、詳細は上の記事をご覧いただくものとして、上の記事では脳ロボットの例としてしnecomimiについて掲載しています。その部分だけ以下にコピペしておきます。(本日は、ネコミミをつけた女子の写真とともに掲載させていただきます!!)
脳波装置は小型化が世界中で進み、ユニークな応用製品も生まれた。代表格は日本のクリエーター集団「ニューロウェア」が開発した「necomimi(ネコミミ)」だ。

髪留めのカチューシャにネコの耳を付けたような形で、額と耳たぶで脳波を計測。脳が緊張状態だとネコの耳がピンと立ち上がり、リラックスすると下を向く。
nekomimiをつけた小松彩夏さん

これだけでは、なかなか理解しにくいと思いますので、日本のamazonに掲載されていた写真と、商品説明を以下に掲載させていただきます。

necomimi

「心理状態の可視化で新たなコミュニケーションが生まれる」と発案者。昨年6月以来、国内で2万個を販売したヒット商品で、海外でも人気という。日本のサブカルチャーが脳ロボットの新たな可能性を広げている。

☆ ニコニコ超会議で超話題となった商品☆
●脳波で動く、ネコのミミ。necomimiは、あなたの脳波をキャッチして、あなたの状態を言葉よりも早く表現す る拡張器官です。感覚をつかめば、脳波で耳の動きがコントロールできる。耳の動きで気持ちを伝えられる。テクノロジーが叶えた、可愛くて、ちょっぴり新し いコミュニケーションのカタチです。

■対象年齢:14歳以上

■使用電池:単4アルカリ電池4本(別売り)

■製品保証期間:90日※こちらの商品には、メー カー保証書はメーカーの方針で添付されておりませんが90日間の保証がございます。

この商品に関しては、評価が別れるところでしょうが、最新技術をこのようなものに結びつけるというところが、いかにも日本らしいです。日本でないとなかなか生まれない発想だと思います。日本では、もともと、ネコミミ・カチューシャなるものは存在していました。

これと、「脳ロボット」を結びつけてしまうというところがすごいです。



さて、このようなもの誰が、あるいはどこの会社で作ったのか、興味がつきないところだと思います。そこで、それを調べてみることにしました。

necomimiを開発したのは、広告代理店のクリエーターなどが集まる開発チーム、neurowear。加賀谷友典氏はそのコンセプトをまとめ上げた中心メンバーだそうです。開発の発端は、新しい非言語コミュニケーションの研究だったといいます。まだ使われていない手段として脳波に着目。センサーを頭部に着ける必要があったことから、ネコの耳を発想したそうです。リアルで自然な耳の表情を出すために、形状、素材、取り付け角度、動き方などを徹底的に検討したといいます。


 加賀谷友典氏 (かがや・とものり)は、1972年生まれ、慶應義塾大学総合政策学部卒業。フリーのプランナーとしてデジタル・ネットワーク領域で多数のプロジェクト立ち上げに参加。新規事業開発における調査、コンセプトの立案、チームマネジメントが専門。主な事例としては坂本龍一インスタレーション作品「windVibe」(電通)、「GEOCOSMOS」(日本科学未来館)、読売新聞yorimoプロジェクトなど。


そうして、"ニューロウェア"は東京を中心に活動する「ちょっと未来のコミュニケーション」を創造するプロジェクト・チームだそうです。脳波や心拍など生体信号を用いたプロダクト/サービスのデザイン、プロトタイピング、デモンストレーションを行っています。  なかなか、面白そうなプロジェクトですね。


それにしても、このようなユニークな製品といえば、やはり、昨年の大晦日にも掲載したように、ウィアード誌のクリス・アンダーソン編集長が提唱しているいわゆる、メイカーズ的な作り方をしているのでしょうか?その記事のURLを以下にコピペしておきます。

「ロングテール」「フリー」著者が提唱する“メイカーズ革命”で日本が再起動する?―【私の論評】本年最後の話題として「メイカーズ」は取り上げないわけにはいかない!!

 さて、詳細はこの記事をご覧いただくものとして、私はメイカーズというクリス・アンダーセン氏が提唱しはじめた概念は、日本での邦訳が、なぜか「メーカーズ」ではなく「メイカーズ」なので、「メイカーズ」が定着してしまったようですが、英語ではmakersです。であれば、無論著書のような人たちのこともメイカーズなのでしょうが、いわゆる、一昔前の巨大産業としての製造業以外であれば、「メイカーズ」と呼んでも差し支えないと思います。だから、この製品もメイカーズのよるものとして良いのではないかと思います。


そもそも、クリエーターが作ったということで、実際にものをつくる人達ではなく、あくまで、コンセプトをまとめ、いわゆる技術者に依頼したのだと思います。日本ではアマゾンで、売っていたり、海外では、アマゾンではなく、独自の英語版のサイトで販売しているようです。

だから、クラウド・ファンドなどは使ってはいないのかもしれません。また、オープン・イノベーションではないのかもしれません。このあたりは、ご存知の方がいらっしゃれば、教えていただきたいです。しかし、既存のメーカーとは明らかに異なる作成です。neuroeareが、クリス・アンダーソン氏の提唱する、オープン・イノベーションで海外とのコラボレーションなどはじめたら、何やらすごいことになりそうな気がします。

いずれにせよ、今後このような面白い、製品が、今までとは全く異なるやり方でたくさんででくるような予感します。その元年が今年になるような気がします。 このブログ、昨年の大晦日に、メイカーズについて掲載しましたが、今後もこのような動きは、日本内外を問わず掲載していこうと思います。皆さん、ご期待下さい!!

 

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2012年12月31日月曜日

「ロングテール」「フリー」著者が提唱する“メイカーズ革命”で日本が再起動する?―【私の論評】本年最後の話題として「メイカーズ」は取り上げないわけにはいかない!!

「ロングテール」「フリー」著者が提唱する“メイカーズ革命”で日本が再起動する?
ワイヤード誌の編集長でもある、クリス・アンダーソン氏

  2012年11月9日に東京・六本木で開催された「WIRED CONFERENCE 2012」。「新しい産業革命(メイカーズムーブメント)が世界のものづくりを変える」というテーマを掲げたカンファレンスだが、著書「フリー」で知られるUS版WIRED編集長のクリス・アンダーソン氏が登壇するとあって会場は満席。同氏とその新作『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』(以下、『メイカーズ』)への注目の高さがうかがえた。

そこではどんなことが語られたのか? 「新しい産業革命」の中身とは? カンファレンスの模様をレポートしたい。

wirred
 この記事の続きはこちらから!!

【私の論評】本年最後の話題として「メイカーズ」は取り上げないわけにはいかない!!


本年の最後の記事として、何を選ぼうかと前から考えていましたが、結局今年一年書こう、書こうと思っていながら、結局このブログに掲載しなかった記事を掲載します。このように書くと皆さんは、また、日銀とか、デフレのことかと思われるかもしれませんがそうではありません。このことについては、自分でもあれだけ良く書きまくったと思います。とにかく、デフレ脱出は私の長年の念願であったので、この機会がまた失われることなく成就して欲しいとの思いで、特に選挙直前から、選挙後まで徹底的に書きまくりました。だから、これには、本当に満足しています。

しかし、これのほかに、どうしても、書いておきたかったのに書けなかったのが、上の記事のメイカーズ・ムーブメントです。これに関しては、クリス・アンダーソン氏が書かれた『メイカーズ』を読むのが一番です。この書籍、丁度アマゾンでkindle本が販売された時期とも重なっていたので、探してみると、たまたまあったので、ほんの軽い気持ちで、ダウンロードしました。ちなみに、私は、以前からアメリカのamazonから何冊も英語のkindle本をダウンロードしていましたが、日本語の書籍をダウンロードしたのは、この書籍が最初となりました。

最初の書籍が、このような良い書籍であったことに感銘を受けています。 この書籍過去10年くらいで最も大きな刺激と、影響と感銘をを受けた書籍となりました。

私自身も、先に書いたように、「メイカーズ」は、売れている書籍のうちの一冊くらいなのだろうという感覚で読んだのですが、その期待は見事に裏切られてしまいました。

皆さんも、この書籍読んでおいたほうが、絶対に良いと思います。

さて、ここまで書いたので、詳細は、書籍を読んでいただくものとして、本日は、この書籍を何回か読んでみた後に私自身がワープロでまとめた内容を以下にコピベさせていただきます。

メイカーズムーブメントとは何か?単純に言うならそれは、誰もがモノ作りをすることがかなり簡単にできる時代が到来しつつあるということだ。そうして、実 際にそのようなことを実施している先駆的な人々が世界各地に登場しているということだ。ソーシャルウェブ(ブログやSNS)の普及によって、テキストや写 真、イラスト、音楽、動画といったコンテンツを手軽に発信・共有できるようになっている昨今だが、その波がついに『製品作り』(マテリアル)にまで及び始 めている。

近ごろではレーザーカッターや3Dプリンターといった工作機器が高性能化し、専門的な訓練を受けたことがない人でもそれらを扱 いやすくなっている。価格もこの数年で驚異的といえるほどに下がった。これは、レーザープリンターの登場で誰でも「印刷(出版)」ができるようになった 1980年代と似た状況にある。おそらく、2010年代には製造業の領域でもこれに似たような劇的な変化が起きることだろう。

これこそが 「第3の産業革命」である。私自身も、3Dプリンターの所有者に、実際に試作品を作成するのをみせてもらった。この人に、実際に私が作成したスケッチ・ アップというグーグルが提供している3DCAD(スリーディー設計)無料ソフトで、キッチンの3D(立体)モデルを作成し、そのデータをわたしたところ、 彼は、それを実際に3Dプリンターで印刷し、高さ、10センチ、40センチ四方ほどのものを実際に作成してみせてくれた。このデータを作成するのは、さほ ど難しいことではない。いくつか、サイトで提供されているパーツを選び、自分の好みを組みあわせて、あとは自分のオリジナリティーを多少加えるという方式 で、ワープロ感覚で誰にでも作成できる。

これを実際に3Dプリンターで印刷すると、驚くほど精巧なものができあがった。本当に小さなキッ チンの立体モデルができあがった。この工程は、少しイメージしにくいかもしれないが、普通のプリンターよりも大きく立方体の形をしている透明の筐体の中 で、キッチンのプラスチックの模型をかなり薄く数ミクロンにスライスしたものを積み上げていくような形で、印刷されていく。ただし、薄くスライスしたもの とはいえ、やわらかい液状プラスチックが積み上げられていくそうして、空気に触れると、やわらかいプラスチックがやがて堅い普通のプラスチックに変わって いく。


上の図は、スケッチアップで実際に、私が、作成したものである。話を分かりやすくするため、これをもとにして話をすすめる。このデータを実際にパソコンから3Dプリンタで印刷すると、このとおりの形ができあがる。既存の厨房機器は、既存のメーカーなどから調達するものとして、そうでないものは、世界中から作成できるメーカーを探し出し、作成できる業者が見つかれば、このデータを発信して、材質、色、形、個数、納期など指定すると、それが作成され、しかるべきところに届けられる。

また、特に、オーブンを特別なものにしたければ、これを特別に作成することもできる。これらの試作品を作成し、発表すると、そのアイディアが優れていれば、多くの人の関心を惹くことができる。たとえば、オーブンにコンピュータを内臓させて、様々な環境下で、様々な素材を用いて最高の料理ができるようにすることも可能である。これはクラウドを用いて、実際に料理をした人からデータを回収し、その調理方法を頭脳付オーブンで再現することができるようになる。頭脳を特定の機器に組むために、メイカーズは、アルドゥウイノーという基盤を用いて、行うことが多い。これらは、宇宙ロケット制御から、電動自動車の制御、おもちゃの制御などありとあらゆるものに用いられている。そうして、クラウドを用いているので、更新がかなり楽で、全世界のコラボレーターにより、実際日々更新され続けている。

こうしたものも含めて、実際に組み立ててみて、使ってみて、改善点などをメイカーズが集うサイトに掲載すると、これが斬新なものであったり使いやすいものでありコミュニティーの関心を惹くものであれば、全世界のありとあらゆるアドバイスが受けられるどころか、多くの人々にSNSやその他のツールで広めてもらうことができる。

そうして、広まれば、クラウド・ファンドのサイトで欲しい人を募ることができる。欲しい人がある一定数を超えれば、このファンドが成り立ち、製造がはじまり、入金され次第製造に入る。そうして、さらに注文が入るようになり、様々なニーズが生まれ、その作成をサイトで報告し、さらにファンドを募って、かなりの数がはけることになれば、起業して、キッチン製造メーカーをたちあげるという具合だ。

この製造方式は、個々人で考えているだけではなく、クラウドを活用し、コミュニティ内でアイデアを共有することにより、サポーターとのコラボレーション(協働)が始まり、効率的な生産あるいはイノベーションが可能になる。まさにこれからは、個人が「想像したものは作れる」のである。「規模の経済」(大量生産)は難しいかもしれないが、自分の欲しいものは手に入る、作れる、あるいは売ることができる社会が近づいている。

自分のアイディアをCADなどのデジタルツールでコンピュータ画面上にデザインし、3Dプリンタをはじめとするデスクトップ(机上)工作機械で試作品を作り、ネットのコミュニティで仲間を募って意見交換し、さらに良いものにし、気に入ってくれた人からネットで小口資金を募る。

上の写真は、3Dプリンターで、エッフェル塔の模型をつくったところ。
この情報をデータとして工場に送れば、数十メートルのものもできるし、素材は、
金属にもできる、組み立て式にすれば、実物大だってつくれる。

これは、クラウド・フアンディングという金融の新手法であり、従来の金融機関が事業や企業に対して出資したのに対して、これは、特定の製品をつくるプロジェクトに対して個人の出資者が出資するものである。出資の対価の多くは、出来上がった商品を受け取ることが主になる。大目に出資すると、優先的に商品をはやめに受け取るなどの特典がつく。募っても、出資者が少なければ、プロジェクトは、スタートしない。予定以上の出資者が集まってからスタートするため、失敗も少ない。そうして、この世界はパテントなど存在しない。すべてオープンである。だからこそ、あっという間にイノベーションがおこる。

プロジェクトがスタートすれば、CtoB(顧客から企業へ)の形でクラウドサービス化している受発注ネットワークシステムを使って最も適した製作会社を世界中から見つけて製造を委託し、製造データを発信し、それが製作会社の工作機械に移され、すぐに生産が開始される。複雑なものであれば、いくつもの製作会社に注文して、部品を作り出し、これを組立工場に集荷して、最終的に組み立てるということも可能になってきている。

ただし、こうした中からヒット商品を生み出す個人、法人が定番としてそれらを売り出そうとした場合、個人だけの力量では不可能なので、会社をつくって販売することになる。こうして、それまで、経営者になることを考えたこともない若者や、女性、高齢者が、成長企業の経営者になる例が増えている。

特に、成長企業になるためには、価格設定が重要である。成長企業になるためには、クラウド・ファンドによっても、たとえば、2万円の経費がかかる製品を2万五千円で販売していたのでは、一人で製造して、販売していたときの、埋没原価を見逃していることになる。埋没原価とは、たとえば、在庫管理とか、配送のための保険とか、部品が届かなかったか、不良品だった場合の対処、事務費用のもろもろである。これを成功させるためには、4万五千円程度の価格設定をする必要がある。そうすることにより、末永く製品を販売し続けることができる。こうした、価格設定をした個人や、企業が、最初からグローバル市場で成功することになる。2万5千円で設定した場合、他のサイトの運営者が気にいって、大量販売の目処がたっても、これ以上の値段では売れなくなり、売れば売るほど赤字となり、事業として成り立たなくなり単なりボランティアで終わる。

このような、一昔前であれば、SFのような、新しい製造業がすでに成立しており、台頭しつつある。現在、民間宇宙旅行のプロジェクトがいくつか進行しているが、これらは、以上のような仕組みで宇宙船を作っている。だからこそ、民間で可能になったのであり、従来の巨大製造業の巨大プロジェクト的発想ではできなかったことである。

これだと、規模の最大化は必須条件ではなくなる。アイディアを形にするために大きな工場を作ったり、多額の資金を集めたり大勢の人を雇う必要もなくなる。一連の活動の中でマーケティングすらできる。しかも、まだまだ成熟する余地があるとはいえ、既にどのプロセスも実際に登場しており、少なくない成功例も出てきている。まさに、新たな産業革命の幕開けである。こうしたことを活用した、新たな新興製造業が続々と誕生している。

既に企業化の事例として以下のような事例がある。
・小ロットの電子部品をネットを使って受注製造しているスパークファン。
・ソニーの新製品よりも優れた腕時計(iPhoneと同期する)を開発したほんの数人の企業ペブル。
・コミュニティが発明した新製品を週に2つ生産しているクァーキー。
・手作り品を販売するコミュニティエッツィー。
・レゴのブロックになかった現代兵器を作る会社。(レゴブロック用の小さな兵器)
・ツイッターの会社を立ち上げ、iphoneの端子に接続するクレジットカードリーダーを開発したドーシー。
・サイトにCADファイルをアップロードすると、製造業者が見積りを入れる仕組みのMGMドットコム。
・オープンソースを使って自動車を生産するローカルモーターズ(従来と違って、数百台から数千台までなら製造して利益を生むこともできる)。

上は、ぺブルの時計の販売サイトに掲載されていた写真

残念ながら未だ食品に対する試みは、少ないが、たとえば、顧客個々人の希望に応じてケーキの素材を組み立て、個々人の名前やメッセージをクリームで書き込むロボット、ありとあらゆる形のチョコレートを顧客の要望に応じて作成し、チョコレート表面に、メッセージを刻印するロボットなどが登場している。食品に関しては、まだ事例は少ないが、今後期待される分野である。

デジタルなもの作りによって、全員が同じ土俵で競争できるようになる。どの国でも、もの作りが可能になる。重要なのは、自分たちがライバルに勝るものはなにかということだ。それこそ、後に述べる顧客価値の創造・提供が最重要な考え方であり、資源となる。メイカーズも、自分で気に入ったものを手にいれるだけではなく、多くの人に使ってもらい喜んでもらうためには、そういう視点が重要になる。

少ない品種を大量生産することが良いとされた時代には障害ですらあった多様性や個性や特殊なアイディアは、貴重な資産になる。モノを作るための情報は全てデジタル化されるから、共有も変更も改良も簡単になる。オンラインを使えば、グローバル化の敷居も低い。クラゲ(インテリアとして人気がある)用の専用水槽やミリタリーマニア向けの武器のレゴブロック、デザインや使い勝手が格段に良い、台所用品、家庭用品といったニッチな商品の製造が立派に収益の上がるビジネスとして成立する。
ダイソンの羽のない扇風機

実際、ダイソンや、バルミューダはメイカーズ的手法で、既存の扇風機と異なる、羽のない扇風機、二枚羽の扇風機で、高価格帯扇風機市場を開拓した。日本のメイカーズでもあるバルミューダは、現在小型で驚異的な空気清浄能力を持つ清浄機を開発し市場に投入している。本年オバマ政権がクラウドファンディングというネットを使った小口の資金集めを新規事業活性化法案のひとつとして法律にしたことも、このような新たな潮流を後押しするためである。

クラウドファンディングとは、資金提供者に対するリターン(見返り)の形態によって3種類に大別される。リターンのない「寄付型」、プロジェクト成功時に金銭が支払われる「投資型」の他に、プロジェクトが提供する何らかの権利や物品を購入することで支援を行う「購入型」がある。国内では資金決済に関する法律等によって個人間の送金や投資が制限されていることから、購入型のクラウドファンディングが普及している。これは昨年の震災で、政府による復興が遅れたため、これを活用した復興プロジェクトがたちあげられ、日本でも周知されるようになった。たとえば、震災で被災した牡蠣養殖業者や、酒造メーカーが、これを活用し、復興資金として活用し、復興後に、牡蠣や酒を出資者に届けるというようなことが行われた。

モノつくりの伝統が息づく日本。しかし一方で、今は新興国の台頭に苦戦しているという厳しい現実もある。しかし、この国が持っている強みと伝統を生かして、新しい発想で製造業の未来を拓くことも可能になりつつある。日本各地に、様々な技術・技能があり、既存の製造業も発達した日本では、この潮流を活かすことができれば、次世代の製造業のトップランナーになることも夢ではない。


さて、皆さんいかがでしょうか、本当に夢のある話ですね。そうして、何やらこの新たなムーブメントに何らかの形で乗ってみたいものですね。やり方はいろいろいあると思います。そうして、自分で思ったのですが、結局自分自身は、ITの波には、パソコンを使うということは乗っているとは思いまずか、商売や事業レベルで、全く乗る機会を逸していました。

でも、考えてみれば、それも仕方ないといえば、仕方ないのかもしれません。なにせ、ITの大方の動きなど、1980年台で決まっていたし、私自身大学などでITを本格的に学んだ経験ないわけですから・・・・・。

しかし、メイカーズ・ムーブメントに関しては、始まったばかりですし、それに2010年台に製造業で大きな変化がおこると、アンダーソン氏も語っています。これは、この潮流は逃せないです。何も自分自身がメイカーズの仲間入りするとか、自分の会社がメイカーズになるとかなど考えなくても、その周辺を狙うとか、いろいろなことが考えられると思います。とにかく、何か大きな変化がおこるとにきは、それを活用すれば、商売・事業になるのはわかりきっていることだと思います。


それに、あのアメリカの有名なゴールド・ラッシュで儲けた人というのは、実は金鉱堀の人びとではなく、その周辺で商売をしていた人たちだという話を聴いたことがあります。あのリーバイスも、そのような企業の一つでもあったという話を聴いたことがあります。

本年は、アベノミクスを標榜する安倍総理、安倍政権の誕生ということもあり、多くの人びとが、デフレからの脱却に大きな希望を見出すことができたと思います。今年の参議院議員選挙でも、安倍自民党が勝利すれば、その道はさらに確かなものとなることでしょう。

そうして、日本でも確実にメイカーズ・ムーブメントが起こると思います。 というより、ものづくりの伝統がある日本は、もしかすると他の先進国のお手本になるような、トップランナーになるかもしれません。それに、このようなムーブメントが起こりつつあるときに、民主党政権が崩壊し、新たに安倍政権が生まれたこことも幸いするのではないかと思います。


これが、民主党政権が続いていたら、民主党は、日本弱体化を推進する組織ですから、このような動き、ことごとく封じていたかもしれません。というより、馬鹿なので、何を意味するのかも理解できなかったかもしれません。安倍政権であれば、メイカーズの成長を促進するため、日本でのクラウドファンでングの法的整備もできると思います。

来年は、デフレからの脱却からの目処もたち、日本における、メイカーズ元年になると思います。本当にそうなれば良いと思っています。

読者の皆様方、本年もこの私の拙いブログにつきあっていただきまして、まことに有難うございます。来年も、ブログ更新し続けます。来年も、よろしくおねがいします。良い年をお迎え下さい!!

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