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2013年1月4日金曜日

【目覚めよ 日本力】〈次世代技術〉医療・福祉に革命起こす「脳ロボット」―【私の論評】日本にも面白いメイカーズが存在し、クリエイティブな活動をしている!!

【目覚めよ 日本力】〈次世代技術〉医療・福祉に革命起こす「脳ロボット」:

Cyberdyne社による、脳で操るロボット、この分野でも、日本は存在感を示している

世界の産業用ロボットの約7割を生産するロボット大国の日本。近年は「脳ロボット」の開発でも存在感をみせている。脳の信号を読み取り、意思通りに 機械などを動かす「ブレーン・マシン・インターフェース」(BMI)と呼ばれる技術で、医療・福祉分野に革命を起こしつつある。

この記事の詳細はこちらから!!

【私の論評】日本にも面白いメイカーズが存在し、クリエイティブな活動をしている!!

さて、詳細は上の記事をご覧いただくものとして、上の記事では脳ロボットの例としてしnecomimiについて掲載しています。その部分だけ以下にコピペしておきます。(本日は、ネコミミをつけた女子の写真とともに掲載させていただきます!!)
脳波装置は小型化が世界中で進み、ユニークな応用製品も生まれた。代表格は日本のクリエーター集団「ニューロウェア」が開発した「necomimi(ネコミミ)」だ。

髪留めのカチューシャにネコの耳を付けたような形で、額と耳たぶで脳波を計測。脳が緊張状態だとネコの耳がピンと立ち上がり、リラックスすると下を向く。
nekomimiをつけた小松彩夏さん

これだけでは、なかなか理解しにくいと思いますので、日本のamazonに掲載されていた写真と、商品説明を以下に掲載させていただきます。

necomimi

「心理状態の可視化で新たなコミュニケーションが生まれる」と発案者。昨年6月以来、国内で2万個を販売したヒット商品で、海外でも人気という。日本のサブカルチャーが脳ロボットの新たな可能性を広げている。

☆ ニコニコ超会議で超話題となった商品☆
●脳波で動く、ネコのミミ。necomimiは、あなたの脳波をキャッチして、あなたの状態を言葉よりも早く表現す る拡張器官です。感覚をつかめば、脳波で耳の動きがコントロールできる。耳の動きで気持ちを伝えられる。テクノロジーが叶えた、可愛くて、ちょっぴり新し いコミュニケーションのカタチです。

■対象年齢:14歳以上

■使用電池:単4アルカリ電池4本(別売り)

■製品保証期間:90日※こちらの商品には、メー カー保証書はメーカーの方針で添付されておりませんが90日間の保証がございます。

この商品に関しては、評価が別れるところでしょうが、最新技術をこのようなものに結びつけるというところが、いかにも日本らしいです。日本でないとなかなか生まれない発想だと思います。日本では、もともと、ネコミミ・カチューシャなるものは存在していました。

これと、「脳ロボット」を結びつけてしまうというところがすごいです。



さて、このようなもの誰が、あるいはどこの会社で作ったのか、興味がつきないところだと思います。そこで、それを調べてみることにしました。

necomimiを開発したのは、広告代理店のクリエーターなどが集まる開発チーム、neurowear。加賀谷友典氏はそのコンセプトをまとめ上げた中心メンバーだそうです。開発の発端は、新しい非言語コミュニケーションの研究だったといいます。まだ使われていない手段として脳波に着目。センサーを頭部に着ける必要があったことから、ネコの耳を発想したそうです。リアルで自然な耳の表情を出すために、形状、素材、取り付け角度、動き方などを徹底的に検討したといいます。


 加賀谷友典氏 (かがや・とものり)は、1972年生まれ、慶應義塾大学総合政策学部卒業。フリーのプランナーとしてデジタル・ネットワーク領域で多数のプロジェクト立ち上げに参加。新規事業開発における調査、コンセプトの立案、チームマネジメントが専門。主な事例としては坂本龍一インスタレーション作品「windVibe」(電通)、「GEOCOSMOS」(日本科学未来館)、読売新聞yorimoプロジェクトなど。


そうして、"ニューロウェア"は東京を中心に活動する「ちょっと未来のコミュニケーション」を創造するプロジェクト・チームだそうです。脳波や心拍など生体信号を用いたプロダクト/サービスのデザイン、プロトタイピング、デモンストレーションを行っています。  なかなか、面白そうなプロジェクトですね。


それにしても、このようなユニークな製品といえば、やはり、昨年の大晦日にも掲載したように、ウィアード誌のクリス・アンダーソン編集長が提唱しているいわゆる、メイカーズ的な作り方をしているのでしょうか?その記事のURLを以下にコピペしておきます。

「ロングテール」「フリー」著者が提唱する“メイカーズ革命”で日本が再起動する?―【私の論評】本年最後の話題として「メイカーズ」は取り上げないわけにはいかない!!

 さて、詳細はこの記事をご覧いただくものとして、私はメイカーズというクリス・アンダーセン氏が提唱しはじめた概念は、日本での邦訳が、なぜか「メーカーズ」ではなく「メイカーズ」なので、「メイカーズ」が定着してしまったようですが、英語ではmakersです。であれば、無論著書のような人たちのこともメイカーズなのでしょうが、いわゆる、一昔前の巨大産業としての製造業以外であれば、「メイカーズ」と呼んでも差し支えないと思います。だから、この製品もメイカーズのよるものとして良いのではないかと思います。


そもそも、クリエーターが作ったということで、実際にものをつくる人達ではなく、あくまで、コンセプトをまとめ、いわゆる技術者に依頼したのだと思います。日本ではアマゾンで、売っていたり、海外では、アマゾンではなく、独自の英語版のサイトで販売しているようです。

だから、クラウド・ファンドなどは使ってはいないのかもしれません。また、オープン・イノベーションではないのかもしれません。このあたりは、ご存知の方がいらっしゃれば、教えていただきたいです。しかし、既存のメーカーとは明らかに異なる作成です。neuroeareが、クリス・アンダーソン氏の提唱する、オープン・イノベーションで海外とのコラボレーションなどはじめたら、何やらすごいことになりそうな気がします。

いずれにせよ、今後このような面白い、製品が、今までとは全く異なるやり方でたくさんででくるような予感します。その元年が今年になるような気がします。 このブログ、昨年の大晦日に、メイカーズについて掲載しましたが、今後もこのような動きは、日本内外を問わず掲載していこうと思います。皆さん、ご期待下さい!!

 

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2012年3月9日金曜日

シャープ、外付けHDDへの長時間録画が可能なLEDアクオスに32V型が登場−【私の論評】こうしたテレビが売れ続けるかどうかは、社会の変化を知るためのメルクマール(目印)になるかもしれない!!

シャープ、外付けHDDへの長時間録画が可能なLEDアクオスに32V型が登場

シャープは、LEDバックライトを搭載した液晶テレビ「LED AQUOS(アクオス)」の新製品として、32V型「LC-32H7」を発表した。販売開始は3月。価格はオープンで、予想実売価格は60,000円前後。

同製品は外付けHDDへの長時間録画に対応し、BSデジタル放送では4倍録画、地上デジタル放送では3倍録画を可能としている。2TBのHDDを使用する場合、約696時間の録画ができる。

薄型エッジライト方式のLEDバックライトを採用しており最薄部は32mm。また地上・BS・110度CSデジタルテレビチューナーを2基搭載する。

解像度は1,366×768ピクセル。内蔵スピーカーの最大出力は10W(5W×2)。視野角は176度。インターフェースはHDMI/AV/LAN/ステレオミニなど。本体サイズは幅75×高さ50.8×奥行き22.5cm、重さは約8.3g(スタンドを含む)。

【私の論評】こうしたテレビが売れ続けるかどうかは、社会の変化を知るためのメルクマール(目印)になるかもしれない!!

私は、テレビをあまりみないので、こんな製品をみるとかなり鬱陶しく感じてしまいます。シャープでは、上記のような"Aquosファミリンク!"など、当たり前のことを考えているようですが、その中に、ブルーレイがあるの間違いではないかと思います。それに、テレビそのものに大規模なテラバイト級のハードディスクをとりつけるというのも、いただけません。

これじゃ、何のことはない、様々な新技術は、使われるているものの、そのコンセプトとしては、前世紀のビデオ付きテレビと何も変わらないではありませんか!!



このブログでは、以前からAppleTVの話題など掲載していますが、あのAppleTVですら、第二世代では、ハードディスクとは決別して、A4CPUと、250MBのがジエットになったではありませんか!!これに関しては、このブログでは何回か紹介しています。こうなってから、Appleでは、すべてインターネットのクラウドで、オンディマンドで、サービスを提供しています。クラウドといえば、同期と、共有がやりやすいということです。

その他、パソコンや、IPad、iPhoneさらには、AirPlay対応のスピーカーなどにも、wifi対応して、結線の必要なく、AppleTVでこれらを使えるようにしています。唯一つなぐのは、AppleTVと、テレビ自体だけです。それから、AppleTV今週の木曜日にソフトウェアアップデートがありました。いろいろ、マイナーなチェンジなどがありましたが、その中でも、注目は従来は、720ピクセルが最大だっのですが、1080ピクセルで見られるようになりました。

そうして、720ピクセルと同じ料金で、1080ピクセルもみられるようになります。ただし、今のところは、そのようなコンテンツはないので、実際には見られないですが、いずれ見られるようになります。これは、いずれ、第三世代のテレビ内蔵型AppleTVの製造販売のための準備であると思われます。

AppleTVは、あのスティーブ・ジョブス氏が「ようやっと納得」したと生前語ったコンセプトができあがっていますが、それを満たすためのコンテンツの交渉が難航していて、なかなか販売できないようです。現在の世代のAppleTVでも、結構コンテンツは豊富だと思いますが、さらに豊富になるということです。

あのサムソンだって、似たようコンセプトのGoogleTVを開発して世の中に出そうとしています。ただし、サムソンが新たにどの程度のコンテンツを付け加えられるのかは、まだ未知数です。


それにしても、上記のようなテレビを購入する人はいるのでしょうか?きっといるのでしょうね。バソコンなどで、YouTube、Vimeo、ニコニコ動画などあまり見ない人とであれば、これでもかなり便利だと思うのかもしれません。


しかし、技術をテレビの録画や、保存に使うなど考えてみれば古色蒼然としています。子どものころから、パソコンなどのでの、オンディマンド動画視聴になれた若者など、このようなテレビはかなり鬱陶しく感じると思います。

考えてみれば、このような巨大ハードディスクが内臓されたテレビを購入したり、実際の番組を録画して、みたりする層と、それを鬱陶しいと感じる層とでは、そもそも、価値観が異なるのではないかと思います。


無論これからの、新しい市場を担うのは、鬱陶しいと思うほうの人々だと思います。そう思わない人たちは、いまだ、バソコンや、携帯電話にバンドルされた、メールシステムにより、メールを多量に打つ人たちかもしれません。鬱陶しいと思う人たちは、SNSを使ったり、メッセージや、Webメールを使う人たちかもしれません。そうして、同期や共有などの機能に慣れ親しんだ人たちだと思います。旧来のメールシステムはもう、鬱陶しいと考える人達かもしれません。

そう考えると、こうしたテラバイト級の、ハードディスクを内臓したテレビは、いずれなくなるのは、はっきりしていますが、このようなテレビの販売台数など、世の中の変わりを測る一つのメルクマール(目印)になるかもしれません。



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