シャープは、LEDバックライトを搭載した液晶テレビ「LED AQUOS(アクオス)」の新製品として、32V型「LC-32H7」を発表した。販売開始は3月。価格はオープンで、予想実売価格は60,000円前後。
同製品は外付けHDDへの長時間録画に対応し、BSデジタル放送では4倍録画、地上デジタル放送では3倍録画を可能としている。2TBのHDDを使用する場合、約696時間の録画ができる。
薄型エッジライト方式のLEDバックライトを採用しており最薄部は32mm。また地上・BS・110度CSデジタルテレビチューナーを2基搭載する。
解像度は1,366×768ピクセル。内蔵スピーカーの最大出力は10W(5W×2)。視野角は176度。インターフェースはHDMI/AV/LAN/ステレオミニなど。本体サイズは幅75×高さ50.8×奥行き22.5cm、重さは約8.3g(スタンドを含む)。
【私の論評】こうしたテレビが売れ続けるかどうかは、社会の変化を知るためのメルクマール(目印)になるかもしれない!!
私は、テレビをあまりみないので、こんな製品をみるとかなり鬱陶しく感じてしまいます。シャープでは、上記のような"Aquosファミリンク!"など、当たり前のことを考えているようですが、その中に、ブルーレイがあるの間違いではないかと思います。それに、テレビそのものに大規模なテラバイト級のハードディスクをとりつけるというのも、いただけません。
これじゃ、何のことはない、様々な新技術は、使われるているものの、そのコンセプトとしては、前世紀のビデオ付きテレビと何も変わらないではありませんか!!
その他、パソコンや、IPad、iPhoneさらには、AirPlay対応のスピーカーなどにも、wifi対応して、結線の必要なく、AppleTVでこれらを使えるようにしています。唯一つなぐのは、AppleTVと、テレビ自体だけです。それから、AppleTV今週の木曜日にソフトウェアアップデートがありました。いろいろ、マイナーなチェンジなどがありましたが、その中でも、注目は従来は、720ピクセルが最大だっのですが、1080ピクセルで見られるようになりました。
そうして、720ピクセルと同じ料金で、1080ピクセルもみられるようになります。ただし、今のところは、そのようなコンテンツはないので、実際には見られないですが、いずれ見られるようになります。これは、いずれ、第三世代のテレビ内蔵型AppleTVの製造販売のための準備であると思われます。
AppleTVは、あのスティーブ・ジョブス氏が「ようやっと納得」したと生前語ったコンセプトができあがっていますが、それを満たすためのコンテンツの交渉が難航していて、なかなか販売できないようです。現在の世代のAppleTVでも、結構コンテンツは豊富だと思いますが、さらに豊富になるということです。
あのサムソンだって、似たようコンセプトのGoogleTVを開発して世の中に出そうとしています。ただし、サムソンが新たにどの程度のコンテンツを付け加えられるのかは、まだ未知数です。
それにしても、上記のようなテレビを購入する人はいるのでしょうか?きっといるのでしょうね。バソコンなどで、YouTube、Vimeo、ニコニコ動画などあまり見ない人とであれば、これでもかなり便利だと思うのかもしれません。
しかし、技術をテレビの録画や、保存に使うなど考えてみれば古色蒼然としています。子どものころから、パソコンなどのでの、オンディマンド動画視聴になれた若者など、このようなテレビはかなり鬱陶しく感じると思います。
考えてみれば、このような巨大ハードディスクが内臓されたテレビを購入したり、実際の番組を録画して、みたりする層と、それを鬱陶しいと感じる層とでは、そもそも、価値観が異なるのではないかと思います。
無論これからの、新しい市場を担うのは、鬱陶しいと思うほうの人々だと思います。そう思わない人たちは、いまだ、バソコンや、携帯電話にバンドルされた、メールシステムにより、メールを多量に打つ人たちかもしれません。鬱陶しいと思う人たちは、SNSを使ったり、メッセージや、Webメールを使う人たちかもしれません。そうして、同期や共有などの機能に慣れ親しんだ人たちだと思います。旧来のメールシステムはもう、鬱陶しいと考える人達かもしれません。
そう考えると、こうしたテラバイト級の、ハードディスクを内臓したテレビは、いずれなくなるのは、はっきりしていますが、このようなテレビの販売台数など、世の中の変わりを測る一つのメルクマール(目印)になるかもしれません。
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