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2012年3月24日土曜日

意外? モバイルゲームは外出先よりも自宅でプレイされることのほうが多い−【私の論評】自宅で使われることが多いのならいっそのこと、もっと自宅に特化したアプリとクラウドを開発せよ!!

意外? モバイルゲームは外出先よりも自宅でプレイされることのほうが多い:


実際、私のiPad 2も完璧にベッド用ゲーム機になってるしなぁ。モバイル機器は電源の必要も無く、ワイヤレスでプレイできるので外出先で使用されることが一般的だと考えられています。まして、スマートフォンユーザーはそれ無しに外出することは、丸裸で外に出てしまったような感覚に襲われるので必ずと言っていいほど持ち歩いているでしょう。このことからも、モバイルゲームは外出先をでプレイされる印象を持ちますが、実際のところはどうなのでしょうか?答えは、以外にも「特にそういうわけでもない」そうなんです。 
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【私の論評】自宅で使われることが多いのならいっそのこと、もっと自宅に特化したアプリとクラウドを開発せよ!!


上の記事で見てわかるように、いわゆるモバイル機器でのゲームは外出時よりも、自宅でプレイされる率が高いということです。しかし、これは、良く考えてみれば当然のことで、確かに外出時には、ゲームする人は少ないと思います。外出時時には、ほとんどの人が、メッセージや、メールの地チェックするとか、音楽を聴くとか、書籍を読むとかをするのであって、ゲームをする人は、少数派だと思います。

なぜなら、ゲームだと、結構時間がかかるし、それに中断したいときに中断するというか、すれば、できるのですが、やはり、中断はしたくないという心理があると思います。であれば、ゲームなど自宅でゆっくりとか、あるいは、電車などでも、長距離通勤をやっている人に限られるのではないかと思います。


逆にいえば、モバイルでの、一旦やりはじめると、結構時間がかかるとか、中断したくないものに関しては、自宅でやるものとの前提で作成したほうが良いということになります。これに、関しては、たとえば、ゲームは、テレビ画面で見るようにして、スマホなどのモバイルは、ゲームの操作パネルにしてしまうという手も考えられます。実際、AppleTV用には、そのようなAppも提供されています。



AppleTVはiOSゲームのAirPlayに対応し、iPhone/iPod touchやiPadを第2の画面として使えるようになっています。ただし、今のところ、AirPlay対応のゲームなどまだ少ないのが実態です。しかし、これが増えてくれば、AppleTVが据え置き型ゲーム機市場参入ということが一気に現実味を帯びてくることになります。もちろん今後は2画面に拘らず、単体で何らかのプレイやiPhoneなどをWiiリモコンのように使う方向も考えられます。

AppleTVは余分な部品を省いたiOSデバイスで、本体定価8800円と気軽に買える値段を実現。ソフトを入れ替える手間のない完全インストール+SSD速度、非常に小型で従来の据置ゲーム機と比較して遥かに少ない消費電力で動作するなど、省エネ時代の据置ゲーム機として大きな可能性を秘めています。さらには、今後このAppleTVを内臓したiTVなるものが、販売されそうなことは、以前このブログにも掲載しました。AirPlay対応ゲームとしては、現在は以下のようなものがあります。


これもも、含めて、以下にお勧めのゲームなど掲載しておきます。

以前このブログでは、iTVの流出画像を掲載したことがありますが、その際にAppleでは、新しいですTVのコンセプトはできあがっているのですが、コンテンツの交渉が難航しているということを掲載したことがあります。おそらく、これは、新たなテレビ番組や、映画配給との交渉もあるのでしょうが、やはり、ゲームコンテンツも含まれているのではないかと思います。

それにしても、自宅の大画面をつかて、iPhone、iPad、iPodなどをコントローラとしてゲームなど本格的にできたら、結構面白いと思います。iPhoneをコントローラーなどとすれば、いつも使っているデバイスでゲームができるわけですから、これは、wiiや、DSにとってもかなりの驚異になるかもれしれません。

また、これらは、無論iPadなどのデバイスで単体でもできるというのが強みです。あまり遅くない時間帯には、居間の大画面のテレビでプレイして、夜遅くには、その続きをiPadやiPhoneで実施するということもできます。これは、魅力です。DSでは、英語とか漢字のゲームなど教育的な、APPもありますから、AirPlayでこのようなことも十分考えられます。おそらく、Appleは、次世代iTVでこのようなことも視野にいれていると思います。あのAppleが、ただのテレビを世に出すはずがありません。だからこそ、コンテンツの交渉に難航しているのだと思います。


それから、iPhoneということになると、少し前に日本でも販売された、AR.Drone(上動画)があります。これは、iPhoneでコントロールできる、4枚羽のヘリコプターです。これに限らず、様々なものが、iPhoneでコントロールできそうです。これから、ありとあらゆるものが、スマホをコントローラーとしてプレイできる時代がやってくると思います。こうしたラジコンを開発する人たちもこれからは、開発しやすいと思います。なにしろ、コントローラーのことはあまり考えずに、開発に取り組むことができるからです。さらに、従来だと、ユーザーは個々の製品にあわせた、コントローラーをも、購入しなくてはならかなったのですが、今後そのようなことはなくります。アプリをダウンロードさえすれば、自分の持っているスマホがそのままコントローラーになるわけです。

私は、個人的には、エアーシャークスイマー(下動画)など、iPhoneでコントロールできると面白いと思います。これって、ヘリュウムガスも買うと結構高くなります。コントローラーをiPhoneにすれば、その分やすくなって買いやすくなると思うのですが、いかがなものでしょうか?それから、せっかくのラジコンで、しかも、iPhone制御ときてますから、様々な競技、たとえば、特定の回路をなるべく速く正確に泳がせるなどの、競技を考えていただきたいと思います。単独でも、他のモバイルでつながっているユーザーとも、競技ができたらかなり面白いと思います。そのためには、このシャークにセンサーが必要になるかもしれません。


それから、モバイルを使うことにより、家屋の全部の明かりを制御できたり、お湯を沸かしたり、お風呂を沸かしたり、それに、コーヒーを沸かしたり、ご飯が炊けるようにしておけば、良いと思います。さらには、ドアコールの役割を担わせても良いと思います。また、ガーデニングなど、補給の状態や、土のPHの状況など確認できるようになっていると良いと思います。とにかく、実生活のありとあらゆる分野をモバイルに関わるようにすれば、かなり便利で、さらに多くの人々が利用するようになると思います。そうして、これらのデーターなどすべて、クラウドに蓄えられ、ありとあらゆるユーザーの事例が、蓄積され、それらによって、節電など可能にするようにします。

このようなことを実現するためには、当然モバイルだけでは、無理であり、これを実現するためにも、新たなクラウドを創造していただきたいです。

IT業界の皆さんには、このような考え方から、モバイルのアプリや、クラウドを開発していただきたいです。そう思うのは、私だけでしょうか?


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2012年3月12日月曜日

アップルが先導する「ポストPC」革命の意味―【私の論評】現実は、もっと凄まじいことになる。日本のメーカーは覚醒せよ!!



ポストPCとはいったいどんなことを意味するのか。とりわけiPadがシンプルなメディアプレーヤーから、ますます新しい種類の携帯型コンピューターのようになりつつあるなかで、これは何を意味するのだろうか。(写真上は、私の会社のデスク、バソコンにたてかけてあるのは、iPad、手前のキーボードは、Apple純正のワヤレス・キーボード)

 

【私の論評】現実は、もっと凄まじいことになる。日本のメーカーは覚醒せよ!!

 

 

さて詳細は、上記の記事を読んでいただくものとして、結論部分のみを以下に掲載させていただきます。

Schadler氏によると、企業が私物のiPadを職場に持ち込む幹部のサポートに追われていたのはつい2年前のことだが、いまではまったく逆の状況になっており、iPadを支給した社員に対して「どうしても必要なら自分のノートパソコンを使ってくれ」と言うような場合も増えているという。
これこそ、ポストPC時代が意味するもの──つまり、さまざまなクラウド・サービスや盛況なアプリ市場のおかげで、ノートパソコンやデスクトップのように動作する携帯端末の上でしか動作しない必要不可欠なアプリケーションの数がどんどん少なくなっている。
さらに、特定のマシン上で動かす必要のあるアプリはもっと少なくなっており、反対にどの端末でも、あるいは離れた場所にある端末からでも利用できるものの割合が増えている。コンピュータをつかう時間はスマートフォンやタブレット、さらにはテレビの画面などにシフトしている。そして従来のパソコンは特定の作業に特化した端末になってしまっている。
その結果、フォームファクターの違いや企業についての従来の前提はもはや実情にあてはまらなくなっている。「AppleはポストPC時代にしっかりとした足場を築いている。この流れはわれわれに有利に働いている。われわれはポストPC時代の端末やサービスを提供するのが大好きだ」とTim Cook氏は語っていた。そしていまのところ、Appleはほかの誰よりもうまくポストPCの世界で戦っている。

 

このことは、私の以前のブログに掲載したことがあります。ただし、現実はこれよりももっと凄まじいことになります。Apple側としては、長期戦略もかかわってくるので、詳細は述べずにお茶を濁したというところでしょうか?

 

 

現実は、もっと凄まじいことになります。それに関しては、以前このブログにもAppleがXserverから撤退したときに以下のように掲載ました。

そんなことよりも、私たちが、ここで参照すべきは、ITの世界がここ数年で、激変するということです。今日のアップルのXserverからの撤退は、それを意味するべき象徴的出来事と理解すべきです。上の記事にも「iPadとiPhoneの法人向け営業が強化されているというニュースもたびたび伝わってきており、同社は次のフロンティアとしてMacを使った企業システムの売り込みではなく、より大きな台数の需要が見込めるモバイルデバイスを考えているようだ」としています。いよいよ「所有から利用」への流れが加速されるということです。

 

この撤退の意味するところは、次の時代には、いわゆるクラウド・デバイスの時代がやってくるということです。iPhoneや、iPadはデバイスの一形式にすぎず、クラウドを背景にして、ありとあらゆるデバイスが開発されて、運用されていく時代への突入を意味しているということです。

 

この流れを理解しない企業はいずれ、競争力を失い、陳腐な企業群の中に埋没していくことでしょう。こうした、クラウド・デバイスをめぐる、戦いは先進国で火蓋をきっておとされました。これは、IT関連の企業だけの話ではなくすべての産業をひっくるめて、これから、10年間にわたって大攻防戦が繰り返されるわけです。こんなときに、グローバル企業などといって、新興国の遅れた社会にあわせた製品開発をやっているだけの企業は遅れをとることでしょう。これから、テレビは無論のこと、車、時計、電気・水道・ガス、炊飯器、オーブン、体重計、医療機器、ゲーム機器、インターフォン、メガネ、湯沸かし器、冷蔵庫などありとあらゆるもの、がスマート化され、クラウド・デバイス化されるのです。もう、パソコンや、iPhone、iPadの世界だけのことではなくなるのです!!


 

また、Appleに関しては、以下のように掲載したこともあります。

 

それにしても、iOS4.2によって、アップルTVや、エアスピーカーなどかなり自由に使える環境が整ってきました。これは便利です。いつも、使っていれば、なくてはならない存在になると思います。とにかく、wifiを使っていますから、パソコンとの親和性は高いです。

 

そうなると、いずれ、たとえば、他の製品にも、wifiをつけて制御するようになれば、様々なことができるようになると思います。たとえば、家の電灯なんて、その典型かもしれません。iPhoneで点灯して、明るさ調整までしてしまうとか・・・・・?それに、冷蔵庫なんかもいいですね。冷蔵庫に入っているものを冷蔵庫自身がカメラなどで中を認識して、定期的に購入しなければならないものを教えてくれるとか・・・・。場合によっては、定期宅配便に注文できるとか・・・・・・。ついで、今夜のおかずをサイトでみて、それに必要なものも宅配便で届けてもらえるとか・・・・・。また、食事の内容に関しても、栄養面からアドバイスがもらえるとか・・・。

 

体重計でも、トイレでも、いろいろなセンサーをつけておけば、それが、病院などに配信されて、注意事項とか、アドバイスがiPadで見えるとか・・・・。それに限らず、定期的に購入すべきものは、自動発注され、その内容がiPadでみられるとか、でかけるときは、いつからいつまで、出かけると入力しておけば、きちんとセーブして届けられるとか・・・。こうなると、もうAirPlayではなくて、もう、ホーム・オートメーションですね。wifiが各家庭に普及すれば、こちらのほうが、既存のものよりよほど安くできますね。

 

そうすると、アップルは、今までのように、情報のみでなくて、他の物理的なモノや、食品まで扱えうようになるわけです。wifiはそこまで生かさないと勿体無いような気がします。何か、そのAirPlayの延長線上にそのようなものがみえてくるのは、私だけでしょうか?

 

 

今後ほんどと、すべてのデバイスに従来ICが埋め込まれて制御をしていたように、今後は、すべてのデバイスが従来のコンピュータなみの、機能が付加され、クラウドに組み込まれるようになります。外出中に、iPhoneで、家に帰るころに、湯沸かし器でお湯を沸かすように指示するとか、あるいは、自分の好みの料理ができあがるとか、もっと進めば、何も意識せずに自分の家に近づくだけで、調理器具が判断して、調理をして、家についたら食事ができあがっていて、食べ終わったらコーヒーがでてくるなどことをiPhoneであらかじめ設定できるようになります。このような夢のようなことが可能になる時代がやってくるのも間近です。家電製品などのこれらの情報が統合されれば、より正確な電力需要が予測でき、かなり省電力がすすめられ、結果として、かなり省エネになります。

 

 

そんな時代に、既存メーカーが、既存のコンセプトと同じ家電をより高機能にすることばかりしていれば、時代に乗り遅れることになると思います。それにしても、私も、iPhone、iPad、AppleTVを使うようになってから、自宅ではめっきりパソコンに向かう時間が少なくなってしまいました。考えてみれば、どうしても、パソコンでなければできなことのみです。たとえば、Bloggerでブログの冒頭の写真を変えるときくらいなものです。これだけは、残念ながら、iPad用のblog編集用のBloggsyでも、他のことはほとんどできるのですが、残念ながら、いわゆる、レイアウトの変更などはできません。もし、全部できるようになれば、自宅では、一切パソコンをいじらないようになると思います。動画も、いまでは、AppleTVを用いて、テレビでみています。

 

【私の論評】

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2012年3月9日金曜日

シャープ、外付けHDDへの長時間録画が可能なLEDアクオスに32V型が登場−【私の論評】こうしたテレビが売れ続けるかどうかは、社会の変化を知るためのメルクマール(目印)になるかもしれない!!

シャープ、外付けHDDへの長時間録画が可能なLEDアクオスに32V型が登場

シャープは、LEDバックライトを搭載した液晶テレビ「LED AQUOS(アクオス)」の新製品として、32V型「LC-32H7」を発表した。販売開始は3月。価格はオープンで、予想実売価格は60,000円前後。

同製品は外付けHDDへの長時間録画に対応し、BSデジタル放送では4倍録画、地上デジタル放送では3倍録画を可能としている。2TBのHDDを使用する場合、約696時間の録画ができる。

薄型エッジライト方式のLEDバックライトを採用しており最薄部は32mm。また地上・BS・110度CSデジタルテレビチューナーを2基搭載する。

解像度は1,366×768ピクセル。内蔵スピーカーの最大出力は10W(5W×2)。視野角は176度。インターフェースはHDMI/AV/LAN/ステレオミニなど。本体サイズは幅75×高さ50.8×奥行き22.5cm、重さは約8.3g(スタンドを含む)。

【私の論評】こうしたテレビが売れ続けるかどうかは、社会の変化を知るためのメルクマール(目印)になるかもしれない!!

私は、テレビをあまりみないので、こんな製品をみるとかなり鬱陶しく感じてしまいます。シャープでは、上記のような"Aquosファミリンク!"など、当たり前のことを考えているようですが、その中に、ブルーレイがあるの間違いではないかと思います。それに、テレビそのものに大規模なテラバイト級のハードディスクをとりつけるというのも、いただけません。

これじゃ、何のことはない、様々な新技術は、使われるているものの、そのコンセプトとしては、前世紀のビデオ付きテレビと何も変わらないではありませんか!!



このブログでは、以前からAppleTVの話題など掲載していますが、あのAppleTVですら、第二世代では、ハードディスクとは決別して、A4CPUと、250MBのがジエットになったではありませんか!!これに関しては、このブログでは何回か紹介しています。こうなってから、Appleでは、すべてインターネットのクラウドで、オンディマンドで、サービスを提供しています。クラウドといえば、同期と、共有がやりやすいということです。

その他、パソコンや、IPad、iPhoneさらには、AirPlay対応のスピーカーなどにも、wifi対応して、結線の必要なく、AppleTVでこれらを使えるようにしています。唯一つなぐのは、AppleTVと、テレビ自体だけです。それから、AppleTV今週の木曜日にソフトウェアアップデートがありました。いろいろ、マイナーなチェンジなどがありましたが、その中でも、注目は従来は、720ピクセルが最大だっのですが、1080ピクセルで見られるようになりました。

そうして、720ピクセルと同じ料金で、1080ピクセルもみられるようになります。ただし、今のところは、そのようなコンテンツはないので、実際には見られないですが、いずれ見られるようになります。これは、いずれ、第三世代のテレビ内蔵型AppleTVの製造販売のための準備であると思われます。

AppleTVは、あのスティーブ・ジョブス氏が「ようやっと納得」したと生前語ったコンセプトができあがっていますが、それを満たすためのコンテンツの交渉が難航していて、なかなか販売できないようです。現在の世代のAppleTVでも、結構コンテンツは豊富だと思いますが、さらに豊富になるということです。

あのサムソンだって、似たようコンセプトのGoogleTVを開発して世の中に出そうとしています。ただし、サムソンが新たにどの程度のコンテンツを付け加えられるのかは、まだ未知数です。


それにしても、上記のようなテレビを購入する人はいるのでしょうか?きっといるのでしょうね。バソコンなどで、YouTube、Vimeo、ニコニコ動画などあまり見ない人とであれば、これでもかなり便利だと思うのかもしれません。


しかし、技術をテレビの録画や、保存に使うなど考えてみれば古色蒼然としています。子どものころから、パソコンなどのでの、オンディマンド動画視聴になれた若者など、このようなテレビはかなり鬱陶しく感じると思います。

考えてみれば、このような巨大ハードディスクが内臓されたテレビを購入したり、実際の番組を録画して、みたりする層と、それを鬱陶しいと感じる層とでは、そもそも、価値観が異なるのではないかと思います。


無論これからの、新しい市場を担うのは、鬱陶しいと思うほうの人々だと思います。そう思わない人たちは、いまだ、バソコンや、携帯電話にバンドルされた、メールシステムにより、メールを多量に打つ人たちかもしれません。鬱陶しいと思う人たちは、SNSを使ったり、メッセージや、Webメールを使う人たちかもしれません。そうして、同期や共有などの機能に慣れ親しんだ人たちだと思います。旧来のメールシステムはもう、鬱陶しいと考える人達かもしれません。

そう考えると、こうしたテラバイト級の、ハードディスクを内臓したテレビは、いずれなくなるのは、はっきりしていますが、このようなテレビの販売台数など、世の中の変わりを測る一つのメルクマール(目印)になるかもしれません。



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2012年3月7日水曜日

アップルTVの画像が流出―【私の論評】日本のメーカーへの警告!!Appleは、テレビを売っているわけではない?

アップルTVの画像が流出:


米アップルが2012年にも発売が噂される、アップルテレビの画像がインターネット上に流出している。

紹介しているアップル専門ブログのマックルーマーズの画像では、画面は薄く、ケーブルはなく、すべてネットワークを介したものだと推測される。

すでに社内ではチーフデザイナーのジョナサン・アイブ氏が作成したデザインが存在することは報道されている。

アップルの家電支配の最終形と目される、このテレビだが、番組などコンテンツ確保で難航していると言われている。公の場に登場するのはいつになるか。




【私の論評】日本のメーカーへの警告!!Appleは、テレビを売っているわけではない?

Appleは、かなり前からAppleTVを発売しています。パソコン、iPod、iPhone、iPadが結構売れているなかで、この分野はあまりふるいません。下は、第一世代のAppleTVです。動画保存ハードディスクも含んでいるもので、価格は数万円して、これを買うくらいなら、Apple miniでも買ったほうが、よほど良いと思わせるようなしろものでした。下はこの、第一世代のAppleTVです。


代が、変わって第二世代のものでは、ハードディスクはなくなって、A4プロセッサと、250MのRAMが入った小箱でした。一昨年の発売であったと思います。これは、第一世代世代の価格が高すぎということで、その反省もこめてでしょうか、価格も確か8,800円でした。私は、ちょうどその頃、デジタルハイビジョンも買ったこともあったので、ついつい、買ってしまいました。


これは、なかなか良いです。今でも、週に1から2度は、iTune movieをみます。そのためでしょうか、最近ではあまり映画館には行かなくなりましたし、DVDは全く購入しなくなりました。それに、YouTubeの動画などは、ほとんとAppleTVで観るようになりました。それから、vimeoなどみますが、これは、かなり高画質で、パソコンなどでみるのはもったいないです。(下は、vimeoからのキャプチャー画像です)



そうして、上の記事のように、もう少しで第三世代のAppleTVが世にでそうです。これは、まずは、今までのような、ガジェットタイプではなく、内臓されること、それに、AppleTVのコンセプトとされる、以下の新型のように、Siri、iCloud、3D、アプリ、Multi Touch Screenなどが実現されるのでしょうか?


興味のつきないところです。それにしても、私自身は、価格にもよりますが、やはり、今はほとんどの
人がハイビジョンテレビを持っていますから、ガジエット型の新製品も引き続き販売すべきと思います。

それから、ついでに、日本のメーカーに警鐘をならしておきたいと思います。これは、以前このブログでも掲載したことですが、Appleが目に見えるガジェットや、TVをつくっているからといって、Appleがこれを売っているということではありません。これらは、単なる入口や窓口に過ぎません。Appleは、これを窓口として、他のサービスなど売るための、プラットフォームを築いていることを忘れるべきではありません。実際上の記事でも、"番組などコンテンツ確保で難航"としています。やはり、いままでのコンテンツだけではなく、さらに充実させるということです。


そりゃそうでしょう。第二世代のコンテンツだけであれば、せっかく、テレビをつくって、売ってもそんなに売れることも、話題になることもないでしょう。AppleTV、第三世代どのようになるのか。あっと、いわせるようなものにしていただきたいと思います。AppleTVに関しては、あのスティーブ・ジョブズが死の間際に「やっと納得できるものができた」と語ったとされています。であれば、ただのテレビではないはずです。 現在、ジョブズ氏のコンセプトを実現すべく、コンテンツの充実を図っているのだと思います。

アメリカでは、テレビ受像機のみの生産は、すでに前世紀から行っていません。皆さんもアメリカ製のテレビなど持っている人は、さすがにもう誰もいないと思います。特に先進国では、テレビだけ製造していたのでは、儲かりません。韓国なら異常なウォン安(これについては、本日は本題ではないので、また改めて何かの機会に掲載します)ですから、サムスンなどは儲かると思います。しかし、日本のメーカーは無理です。いまは、コンテンツ、プラットフォームの時代です。これを認識しない製造メーカーは、アメリカのように消え去るのみです。しかし、コンテンツやプラットフォームを構築して、それに対する入り口としてのテレビを製造するというのなら、AppleTVのように勝ち目はあります。


これに関しては、これからも追跡していき、新たな動きがあれば、また、掲載します。




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