米Googleは6月27日(現地時間)、開発者カンファレンスGoogle I/O(カリフォルニア州サンフランシスコ: 6月27日-29日)の初日キーノートで、Androidの新版「Android 4.1 "Jelly Bean"」、初のNexusブランドのAndroidタブレット「Nexus 7」、ストリーミングメディアプレイヤー「Nexus Q」などを発表した。
【私の論評】各社がタブレットを提供するわけ?
Googleは、従来からスマホは販売していましたが、やはり、タブレットも販売したということです。私は、いずれは販売し始めると思っていました。というより、販売時期がもっと早くてもしかるべきだったと思っているくらいです。
先日は、マイクロソフトからも、タブレットが発表されました。このブログでは、まだ紹介していませんでしたので、その記事を以下にコピペしておきます。
米マイクロソフトは18日、独自のタブレット型端末「サーフェス」を発表した。同社の次期基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」を搭載し、今秋以降に発売する予定だ。
ソフトウエア大手のマイクロソフトがパソコンを独自に開発し、一般向けに販売するのは初めて。米アップルのタブレット型端末「iPad(アイパッド)」などに匹敵する仕様として、厚さ9.3ミリ、重さ約680グラムの本体に10.6インチの高解像度タッチパネルやカメラを搭載したモデルなどをそろえた。
さらに、キーボードに早変わりする画面カバーやマグネシウム製のハードケース、専用ペンや内蔵スタンドなどの特徴を備えている。
サーフェスの商品名は、同社が2008年に発売した業務用の大型タッチパネル型のコンピューターから取った。
結局失敗だったスレート |
そのためでしょうか、iPadでたとえば、現在のデジタルハイビジョンと同じ比率の動画を見ると、以下の写真のように、画像が何も映らない黒い帯の部分が表示されることになります。
ところが、サーフェスには映らないことになります。これが、映画のそれも、ワイドスクリーンと同じ比率の動画を映すとさらに、iPadでは大きな黒い帯が表示されることになりますが、サーフェスでは、さほどではありません。おそらく、iPadで動画を見慣れた人が、サーフェスでハイビジョンや、映画のワイド画面と同じ比率の動画を見ると、かなり大きく感じると思います。実際、他のタブレットで、ハイビジョンと同じ比率で7インチのものを見たことがあるのですが、画面いっぱいに写って、動画を見ている限りおいては、iPadでみた、大きさでは、かわりないように見えます。
だから、私は、iPadがなぜ、従来のアナログテレビの比率にしたのか、理解に苦しむところがあります。これだと、動画に関しては、iPadは、ほぼ10インチのディスプレイなのですが、動画を見ている限りでは、7インチのディスプレイで見ているのと同じということなります。ただし、確かに、電子書籍などでは、縦長だと確かに読みにくいというところもあるのかもしれません。これは、個々のユーザーにとっても、意見がわかれるところだと思います。
しかし、これから、デジタルハイビジョンなどとのコラポレーションがどんどん取り入れられていくことを考えると、iPadの現在の画面の比率は、将来的には、ネックになるかもしれません。
Appleは、従来典型的なパソコンメーカーでした。しかし、ご存知のように、iTunesでネットで音楽配信事業を展開するようになりました。最近は、iPhone、iPadのアプリをネット配信しています。また、iBookで電子書籍を販売したり、さらには、iAdにより広告をしています。そうして、eコマースの世界に踏み入りながらも、パソコンや、iPad、iPhone、iPodなどの物販も継続しています。
Amazonは、eコマース大手です。そのeコマース企業が、2007年にはじめて、電子書籍リーダーであるkindleを販売しはじめました。そうして、今回のKindle Fireです。そうして、この両社は、他社などを通じてではなく、直接、ユーザーに対する窓口を持つことになったということです。それも、ブラウザなどを通じて、間接的にではなく、自社製品による直接の窓口を持ったということです。
両方とも、直接の窓口を通じて、ユーザーと直接関係を持つことができるようになったということです。Amazonの場合は、従来は、eコマースで、従来から直接関係を保ってきましたが、その入り口は、他社の窓口に頼っていました。今回、Kindle Fireによって、初めて、この入り口を完璧に自分のものにすることができるようになったということです。
なぜ、窓口を自分のものにする必要があるかといえば、やはり、既存のeコマースの場合は、結局間接的であり、たとえ、amazonのように、多数の顧客を抱えて、さまざまな手法を用いて、顧客との関係を保ってきたとしても、顧客からすれば、パソコンのブラウザを通じて、いくつもあるサービスのうちの一つを利用しているにすぎないわけで、自宅にあるパソコンのディスプレイから覗き見る、いくつかのサービスの一つという位置づけになります。
これでは、他社のeコマースと差別化を図るのは、大変です。amazonは、ネットで、ユーザーに便利なようにいろいろい差別化をつけていたのですが、他社も負け時として、いろいろ差別化をしている現在それにも限界がありました。
Appleのeコマースも同じようなことがいえます。Appleのパソコンを用いて、Appleのeコマースを利用する人にとっては、いくら、他のサービスも利用しているとはいいながら、窓口では、必ず、Appleを意識するようになります。しかし、Appleのパソコンをすべてのユーザーが所有しているわけではありません。というより、圧倒的にWindowsのパソコンのほうが、多く、Appleのシェアは数パーセントにすぎませんでした。であれば、大多数のユーザーにとっては、Appleのeコマースは、amazonと同じように、自宅にあるパソコンのディスプレイから覗き見る、いくつものサービスの一つという位置づけになってしまいます。
このままでは、Appleがせっかくeコマースに進出し、これを成功させようとしても限界がありました。かといって、従来あるパソコンの販売台数を劇的に増やすような手立てはありません。そこで、ジョブズが考え出したのは、まさに、iPadだったのだと思います。Appleのeコマースの窓口としての位置づけの端末、それが、iPadなのです。
そうして、他社のeコマースとの差別化にかねてから着手してきて、そろそろ、ネタ切れになっていたのだと思います。そこにでてきた、iPadの意味をAmazonのCEOジェフ・ベゾス氏は、すぐに悟ったのだと思います。そうして、すぐに製作に着手したのだと思います。
両社とも、eコマースの入り口としての、タブレットを開発したわけですが、おそらく、Amazonは徹底的にiPadを研究し、徹底的な差別化を最初からねらったと思います。iPadの二番煎じをしたのでは、市場にインパクトを与えることはできず、柳の下のどじょうを狙う多数の企業にすぐに真似されてしまったどころか、既存のもので用が足りると、多くのユーザーに受け取られたものと思います。それに、ありきたりのAndroidタブレットを開発しても、同じことだったでしよう。
以上、上記に掲載したように、Appleも、Amazonも、単にタブレットをつくるということではなく、eコマースの窓口として他のeコマースと徹底的に差別化するために、これらを導入したということです。他のメーカーのつくったタブレットなどとは、そもそも、出自が異なるのです。
柔らかなキーボードそのものがカバーになっているタブレット |
タブレットは、ノートバソンのかわりになり得る!! |