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Remixの概念は音楽業界からきている |
楽聖バッハも、リミックスからはじめている |
既存のものに1%の未知のものを付け加えればアインシュタインのように天才と呼ばれる? |
リミックスは音楽の世界だけでなく様々な分野で活用できそうだ |
iPhoneもリミックスの産物だが、様々な結合で、パクリの次元をはるかに超えている |
米グーグルが、スマートフォンやタブレット端末向けのアプリ配信で、初めての月額課金サービスを導入することがわかった。アプリ1本ごとに売り切りにしている現在の課金モデルだけでなく、毎月少額の料金を利用者から徴収できるようにする。 コンテンツの月額課金は、NTTドコモのiモードなどが成功させたビジネスモデル。アプリ開発会社は、毎月継続的な収入が見込めるため良質なコンテンツを開発できる一方、月ごとの課金が少額になるため、利用者の心理的負担も軽くなる。 グーグルが主導するアンドロイド陣営のスマートフォンは台数では
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120327/230313/
私自身は、iPadに、iPhoneを利用しているので、この記事は一見関係もないようにみえましたし、他のAppleを使っている人たちも同じように思われているかもしれません。しかし、これは、当面は関係ないかのようにみえて、関係してくることが多いに考えられるので、本日はこの話題にしようと思います。
詳細は、上記の記事をご覧になっていただくものとして、この方向性は、懸念材料があるももの、我々ユーザーにとっても、開発サイドにとっても良いことになるのではないかと思います。
まずは、課金に関することですが、前から気になっていたのですが、AppleのApp Storeでは、開発側が、課金のことまで考えたり、管理しなくても、良かったものが、Android Market(現在では、Goole Place)では、これを開発側がやらざるをえず、これが、負担にもなっていたと考えられます。これで、Google側の規制はあるものの、課金に関しては、Googleまかせということになり、開発者にとっては、良いことだと思います。
それにしても、現在のAndroidのAppの開発は、ほとんど利益が出ず、かなり開発側のモチベーションは下がっているようです。実際最近あるゲーム開発会社が、Android版のゲーム開発をやめるということを発表しています。AppleのiTunesでのApp販売も、よほどダウンロードされない限り、開発会社にとっては、ほとんど利益が出ていないというのが現実です。これに関しては、以前も掲載したことがあります。なんと、25万ドルもするという話もあります。iPadのアプリなど、数千円もすれば、かなり高いくらいです。であれは、ほとんど利益が出ません。これでは、開発側のモチベーションも下がります。
私は、Android端末は、所有していませんが、Android Market(現在のGoogle Place)など何度かみたことがありますが、AppleのApp Storeでかなり豊富なAppを見ていると、かなり貧弱に見えます。それに、Androidならではの、Appというのも見当たらないので、購入したいと思ったことはありません。だからこそ、端末を購入したいということもありませんでした。
しかし、今回のGoogleの措置によって、これから、良いAppが提供されることにでもなれば、この考えを変えるかもしれません。実は、iPad用でも、月額課金のAppというか、サービスがあります。ただし、これらは、AppleのApp Storeから販売されているわけではありません。たとえば、このブログでも紹介したことがある、ONLINEDESKTOPです。これは、アクセスして、月額使用量を支払うようにすると、iPadで、MicroSoft Officeの仮想デスクにアクセスできるようになり、編集その他をまるでOfficeをインストールしてあるパソコンのようにできるという、優れものです。
さすがに、これだけのサービスということになれば、App Storeで高くても数千円などという価格帯では、その後の運用を考えた場合できなかったのだと思います。だからといって、数万円の価格にしても、このAppが売れ続けるとは限らず、そうなると、顧客に対して末長くサービスを提供できなくなるというリスクがあります。だからこそ、月額課金という形で、自ら提供しているということだと思います。
さて、Googleが、月額課金ができるにしたということとで、何が変わるかといえば、AndoroidのApppでも、ONLIVEDESKTOPのように、クラウドを用いた、仮想化技術なども含む高度なサービスが提供できるようになるということです。私は、以前、iPadや、iPhoneなどのAppで、多少高くても、良いから、クラウドや、仮想化技術などのかなり高度な技術を使ったAppがあればと思ったことがあります。無論、今でも、クラウドを使ったゲームもあります。しかし、それ以外では、意外とそのようなものは、ないというのが、実情です
しかし、今回のGoogleの措置をみて、なぜそうなのか、良く理解できました。ストーレージ系のクラウドであれば、運用するのにさほど、投資もいらないのでしょうが、高度な技術を駆使する、クラウドのうよな場合、やはり運用に経費がかかりすぎ、できないというのが、実体だったのだと思います。
そうして、先日このブログでも、紹介した、MetaStormなどの空戦ゲームが、クラウドで高度な技術を要するのに、なぜ、提供できるのかが理解できました。このゲームなど、やってみればすぐわかることですが、最初は、無料であっても、習熟していると、新しい機体を購入したり、新たな兵器などを購入しなくてはなりません。そうです。この購入ということによって、クラウドが運用できるのです。このようなやりかたをすれば、確かにクラウドを運用できます。そうして、末長くユーザーにサービスを提供できます。
今後、Androidのアプリで、月額課金ができるようになれば、空戦ゲームなどでも、習熟するごとに、新たな機体を購入させるとか、新たな兵器を購入させるということもなくなるのだと思います。それから、Androidでも、ONLIVEDESKTOPのように高度な技術を用いたクラウドを提供できるということです。クラウドというと、Googleは、おてものですから、今後こうした月額課金を契機に、Googleは、App制作会社に、様々なクラウドを用いた高度技術を提供していくようになるのではないかと思います。
このような高度クラウド技術を用いた、Appがでてきたら、私も是非Android端末を購入して、それらを試してみたいと思います。それから、Googleがこれを実施して、成功すれば、Appleのほうも、月額課金を適用するようになるかもしれません。
そうして、この月額課金は、タブレットや、スマホで、ごく当たり前のことになると思います。無論いずれ、Appleでもこの方式を導入することになります。これが、実現されることにより、さらに、タブレットやスマホは、クラウドを最大限に活用できるようになり、今まで思っても見なかったほどの、高機能になり、世の中に浸透していくことになると思います。
そう考えると、これも、社会的なイノベーションだと思います。IT企業のイノベーションというと、多くの人は、技術的なものばかり思い浮かべてしまうようですが、あの経営学の大家ドラッカー氏は、イノベーションは、社会変化への対応と、社会変化そのものと語っています。技術だけあっても、これが伴わなければ、イノベーションとはいえないということです。月額課金は、これから、多くの人が思ってもみないほど、社会を変えていくと思います。これから、どのように進展していくのか、考えるだけでもワクワクするのは、私だけでしょうか?
さて詳細は、上記の記事を読んでいただくものとして、結論部分のみを以下に掲載させていただきます。
Schadler氏によると、企業が私物のiPadを職場に持ち込む幹部のサポートに追われていたのはつい2年前のことだが、いまではまったく逆の状況になっており、iPadを支給した社員に対して「どうしても必要なら自分のノートパソコンを使ってくれ」と言うような場合も増えているという。
これこそ、ポストPC時代が意味するもの──つまり、さまざまなクラウド・サービスや盛況なアプリ市場のおかげで、ノートパソコンやデスクトップのように動作する携帯端末の上でしか動作しない必要不可欠なアプリケーションの数がどんどん少なくなっている。
さらに、特定のマシン上で動かす必要のあるアプリはもっと少なくなっており、反対にどの端末でも、あるいは離れた場所にある端末からでも利用できるものの割合が増えている。コンピュータをつかう時間はスマートフォンやタブレット、さらにはテレビの画面などにシフトしている。そして従来のパソコンは特定の作業に特化した端末になってしまっている。
その結果、フォームファクターの違いや企業についての従来の前提はもはや実情にあてはまらなくなっている。「AppleはポストPC時代にしっかりとした足場を築いている。この流れはわれわれに有利に働いている。われわれはポストPC時代の端末やサービスを提供するのが大好きだ」とTim Cook氏は語っていた。そしていまのところ、Appleはほかの誰よりもうまくポストPCの世界で戦っている。
このことは、私の以前のブログに掲載したことがあります。ただし、現実はこれよりももっと凄まじいことになります。Apple側としては、長期戦略もかかわってくるので、詳細は述べずにお茶を濁したというところでしょうか?
現実は、もっと凄まじいことになります。それに関しては、以前このブログにもAppleがXserverから撤退したときに以下のように掲載ました。
そんなことよりも、私たちが、ここで参照すべきは、ITの世界がここ数年で、激変するということです。今日のアップルのXserverからの撤退は、それを意味するべき象徴的出来事と理解すべきです。上の記事にも「iPadとiPhoneの法人向け営業が強化されているというニュースもたびたび伝わってきており、同社は次のフロンティアとしてMacを使った企業システムの売り込みではなく、より大きな台数の需要が見込めるモバイルデバイスを考えているようだ」としています。いよいよ「所有から利用」への流れが加速されるということです。
この撤退の意味するところは、次の時代には、いわゆるクラウド・デバイスの時代がやってくるということです。iPhoneや、iPadはデバイスの一形式にすぎず、クラウドを背景にして、ありとあらゆるデバイスが開発されて、運用されていく時代への突入を意味しているということです。
この流れを理解しない企業はいずれ、競争力を失い、陳腐な企業群の中に埋没していくことでしょう。こうした、クラウド・デバイスをめぐる、戦いは先進国で火蓋をきっておとされました。これは、IT関連の企業だけの話ではなくすべての産業をひっくるめて、これから、10年間にわたって大攻防戦が繰り返されるわけです。こんなときに、グローバル企業などといって、新興国の遅れた社会にあわせた製品開発をやっているだけの企業は遅れをとることでしょう。これから、テレビは無論のこと、車、時計、電気・水道・ガス、炊飯器、オーブン、体重計、医療機器、ゲーム機器、インターフォン、メガネ、湯沸かし器、冷蔵庫などありとあらゆるもの、がスマート化され、クラウド・デバイス化されるのです。もう、パソコンや、iPhone、iPadの世界だけのことではなくなるのです!!
また、Appleに関しては、以下のように掲載したこともあります。
それにしても、iOS4.2によって、アップルTVや、エアスピーカーなどかなり自由に使える環境が整ってきました。これは便利です。いつも、使っていれば、なくてはならない存在になると思います。とにかく、wifiを使っていますから、パソコンとの親和性は高いです。
そうなると、いずれ、たとえば、他の製品にも、wifiをつけて制御するようになれば、様々なことができるようになると思います。たとえば、家の電灯なんて、その典型かもしれません。iPhoneで点灯して、明るさ調整までしてしまうとか・・・・・?それに、冷蔵庫なんかもいいですね。冷蔵庫に入っているものを冷蔵庫自身がカメラなどで中を認識して、定期的に購入しなければならないものを教えてくれるとか・・・・。場合によっては、定期宅配便に注文できるとか・・・・・・。ついで、今夜のおかずをサイトでみて、それに必要なものも宅配便で届けてもらえるとか・・・・・。また、食事の内容に関しても、栄養面からアドバイスがもらえるとか・・・。
体重計でも、トイレでも、いろいろなセンサーをつけておけば、それが、病院などに配信されて、注意事項とか、アドバイスがiPadで見えるとか・・・・。それに限らず、定期的に購入すべきものは、自動発注され、その内容がiPadでみられるとか、でかけるときは、いつからいつまで、出かけると入力しておけば、きちんとセーブして届けられるとか・・・。こうなると、もうAirPlayではなくて、もう、ホーム・オートメーションですね。wifiが各家庭に普及すれば、こちらのほうが、既存のものよりよほど安くできますね。
そうすると、アップルは、今までのように、情報のみでなくて、他の物理的なモノや、食品まで扱えうようになるわけです。wifiはそこまで生かさないと勿体無いような気がします。何か、そのAirPlayの延長線上にそのようなものがみえてくるのは、私だけでしょうか?
今後ほんどと、すべてのデバイスに従来ICが埋め込まれて制御をしていたように、今後は、すべてのデバイスが従来のコンピュータなみの、機能が付加され、クラウドに組み込まれるようになります。外出中に、iPhoneで、家に帰るころに、湯沸かし器でお湯を沸かすように指示するとか、あるいは、自分の好みの料理ができあがるとか、もっと進めば、何も意識せずに自分の家に近づくだけで、調理器具が判断して、調理をして、家についたら食事ができあがっていて、食べ終わったらコーヒーがでてくるなどことをiPhoneであらかじめ設定できるようになります。このような夢のようなことが可能になる時代がやってくるのも間近です。家電製品などのこれらの情報が統合されれば、より正確な電力需要が予測でき、かなり省電力がすすめられ、結果として、かなり省エネになります。
そんな時代に、既存メーカーが、既存のコンセプトと同じ家電をより高機能にすることばかりしていれば、時代に乗り遅れることになると思います。それにしても、私も、iPhone、iPad、AppleTVを使うようになってから、自宅ではめっきりパソコンに向かう時間が少なくなってしまいました。考えてみれば、どうしても、パソコンでなければできなことのみです。たとえば、Bloggerでブログの冒頭の写真を変えるときくらいなものです。これだけは、残念ながら、iPad用のblog編集用のBloggsyでも、他のことはほとんどできるのですが、残念ながら、いわゆる、レイアウトの変更などはできません。もし、全部できるようになれば、自宅では、一切パソコンをいじらないようになると思います。動画も、いまでは、AppleTVを用いて、テレビでみています。
"Apple"というキーワードを含むこのブログの過去の記事の記事は、こちらから!!
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2007年Amazo Kindleの発売を告げるTimeの表紙 |
Apple、Amazon、Googleのようにビジネスプラットフォームを築き、広告でも収益をあげられるところが、タブレットをかなり廉価で販売するか、それこそ、将来は無料で配布するようになるかもしれません。そうなれば、ハードだけ販売しているような、ところは、太刀打ちできなくなります。
こういった、背景から、あと1~2年もすれば、かなり廉価なハードが出まわると思います。そうして、既存のパソコンなど駆逐してしまうと思います。そうして、このブログにも掲載したように、人々の間で新たなライフスタイルが確立されると思います。
Amazonなどのプラットフォームを形成した企業が、この市場にたくさん入ってくれば、今年、時価総額で、世界一となったAppleの一人勝ちも終わってしまうかもしれません。しかし、そうなれば、ハードの無料化は多いにありそうです。いずれにしても、そうなれば、タブレットは、ありふれたものになり、携帯電話のように、当たり前の存在になってしまうことでしょう。持ち歩くかどうかは、別にして、大抵の人が、タブレットを持っている時代は多いにありそうです。最近テレビなどで、「スマートフォン大戦争」が喧伝されています。しかし、これは、実は「クラウド大戦争」にほかなりません。これは、単なるデバイス製造の競争ではありません。ありとあらゆる、コンテンツを含む、極めて広範囲にわたるクラウドシステムの大覇権争いなのです。
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