事件が発生してちょうど20年が経過した天安門広場では外国人ジャーナリストの出入りが禁止されており、厳重な警戒体制が敷かれている。3日にはマレーシア首相歓迎式典のため天安門広場が閉鎖され、その後広場が開放される兆しは見えていない。天安門広場は通常共産党年次総会の開会式など重要なイベントがある場合のみに一時的に閉鎖されている。
中国当局はさらにインターネットの規制も高めており、「Twitter」や「Flickr」などのソーシャルネットワーキングサイトや画像共有サイトを閉鎖、反体制活動家の北京からの追放や自宅軟禁などを進め、オンライン上での議論の過熱や記念日に合わせた運動の抑制に努めている。
当時の天安門事件の学生指導者で国外に亡命、台湾に居住しているウーアルカイシ氏は3日、中国特別行政区マカオに向かったが、現地で入国検査官に台湾に戻るように要求されたという。ウーアル氏は友人を通じた声明文で中国に在住する両親の家を訪れるために中国に訪れたいと述べている。両親も中国当局の規制により台湾の息子を訪れることができない状態となっている。ウーアル氏は「中国に戻れたら、中国の法廷で天安門事件について論じたい。私は1989年当時何も違法なことは行っていない」とAP通信の取材に対し述べている。
中国当局は天安門事件に関する独自調査を許可しておらず、現代の若い中国人にはあまり事件の真相が伝わっていない状況にある。中国北京では天安門事件から20年が経過した今日、際立った記念イベントなどが催される兆しは見られていない。
中国外国人記者クラブはAP通信に対し、ここ数日外国人ジャーナリストで天安門事件20年を記念して反体制派に独自インタビューを試みたり、天安門広場周辺を撮影しようとしたジャーナリストらは、数時間中国当局によって拘束され、騒乱を起こしたことで罰金を科されていると伝えている。反体制派のジャーナリストらの一部はすでに中国規制当局の監視下にあり、数か月の軟禁状態に置かれている人もいるという。
「Flickr」を運営しているヤフー広報担当のJason Khoury氏は「中国当局からサイトへの接続を禁止した説明が与えられておらず、表現の自由の侵害である」と述べている。
一日も速く、民主化、政治経済の分離、法治国家化を!!
六四天安門事件
天安門事件自体については、もう他でも相当報道されているので、あまりご存知のない方は、他のサイトなどご覧になってください。
わずか、20年前にこのような事件があり、しかも、その政治体制が基本的に変らず、現在に至っている中国。普通の常識では考えられないことです。そうして、経済ばかり追求して、20年前から、民主化、政治経済の分離、法治国家化に相変わらず手をつけていない中国。平気で、情報操作をする国、中国。
おそらく、この国にもう将来はないと思います。ただし、国という概念が現代中国では普通の国とは違うようです。本来的に現代中国は5つくらいの国にわかれるべきだと思います。無理をして、一つにまとめているからいろいろな軋轢が起こるのだと思います。
5つくらの国に分割し、そうして、EUのような連合をつくりながらも、互いに分離独立しているという状況が望ましいのではないかと思います。民族としての団結は、国単位で、経済その他、近隣諸国で協働したほうが都合が良いし、効率があがりそうな問題に関しては連合で実施するなどの方法は考えられないものでしようか?
そのほうが、現在よりもいろいろな面でやりやすいし、行き詰まりも是正されるでしょうし、将来展望もみえくるだろうに・・・・・。やはり、現代中国の指導層の頭がもう完全に古いし、固い、異質なのだと思います。大体、現代中国の指導層は、子供頃は、生活水準がかな低く日本の感覚であれば、極貧で地べたを這いずり回るような生活をしてきたものたちです。それこそ、日本ので今いわれている派遣労働者など天国生活ともいえるような信じがたい経済的にも文化的にも低水準の生活をしてきたものたちです。
こういう人たちのメンタリティーは自分ではそう意識していなくても、「オレ、オレ、オレ、金、金、金、権力、権力、権力」ということで、死ぬまで変りません。さらに、共産主義という建前に名を借りた結局は、「現代中国的利己主義」にどっぷりとつかった、子供の頃に完全に刷り込まれた卑しい根性は生涯ぬぐい去ることはできません。要するに育ちが異様に悪すぎるのです。普通の感覚の日本人をはじめとする先進国の人々とは、もともと本音で語り合えるような連中ではありません。
この、ブログにも掲載しましたが、いわゆる中国の80後世代のうちでも、エリートの家庭に育ち、高学歴のゼリー層(子供のころ、日本のゼリーをおやつとして育った層)が要職につくころには、随分変ってくると思います。
彼らなら、現体制を続けているよりも、新体制を築いたほうがはるかに良いことが判るはずです。人間が、成長するにともないいろいろ変っていくように国も変わっていきます。中国の若者でも、日本の長野で中国旗を振り回して暴れまわった低水準の扇動されやすいただの"馬鹿者"から、精華大学に通うまともなエリート層まで様々です。馬鹿者に権力の座を与えるべきではありません。そんなことをすれば、また同じことの繰り返しです。
少し、書き方がエグいよう感じもしますが、現在の派遣労働者の生活が貧しいというような、現代日本人の感覚から実体を語るには上記で述べたような形容詞など使わないと、真実は伝わらないと考え、あえて、上記のような表現をさせていただきました。私たちは、いずれ中国には、新生民主中国ができるものと考え、今からゼリー層に対していろいな支援なとをしておくべきものと考えます。不自然な体制は、いずれ内部から崩壊していきます。
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