2010年5月8日土曜日

iPad通信機能搭載モデル、ソフトバンク販売―iPadはネット・ブックのライバルか?

iPad通信機能搭載モデル、ソフトバンク販売(この内容すでにご存知の方は、この項はよみとばしてください)



ソフトバンクモバイルは8日、米アップルの情報端末「iPad(アイパッド)」を国内で28日から販売すると発表した。

10日から予約を受け付ける。

iPadは、電子書籍やゲームなどをダウンロードして楽しむことができる電子端末で、米国で発売され、人気を集めている。

端末の価格は、ソフトバンクの通信機能搭載モデル(16ギガ・バイト)が2年間の分割払いの場合、5万8320円。ソフトバンクはiPad専用のデータ通信プランを、2年契約で月額2910円(基本使用料別)で提供する。

無線LANのみの対応モデルはソフトバンクの販売店では5万3280円(16ギガ・バイト、2年間の分割払い)で売られ、家電量販店などのアップル製品の売り場でも購入できる。

iPadはネット・ブックのライバルか?
iPadいよいよ、日本でも発売ですね。アメリカではお祭り騒ぎになりましたが、日本でもそのようなことが繰り広げられるのでしょうか?

iPadに関しては、アメリカで発売された直後に、元ライブドア社長の堀江さんも、手に入れて、使ってみたそうです。それによると、アクセサリーのキーボードさえあれば、従来のパソコンとほとんど変わりないような使い方ができるそうです。

直感的に操作できるiPadは女性にも好評

ただし、iPhoneを使っている人ならご存知でしょうが、iPhoneは単体ではその機能をフルに使おうとした場合パソコンを持っていないとダメです。まず、使いはじめるときから、パソコンとの同期が求められます。iPhoneだけでは、iPodに入れた音楽を消去することもできません。iPadも同じことです。

だから、iPadそのものが、旧来のPCと競争関係になるとは考えられません。ただし、これから発売される類似のWindows7搭載の、スレートPCや、AndoridやGoogle Chrome OSを搭載した、タブレットPCはそうではなくなると思います。

これらは、iPadにはない、USB端子や、その他SDメモリやECカードなどが使えるようになるだろうし、SSDやその他メモリなど、ノートPCと同様に交換可能になるでしょう。それから、カメラが付属しているのが当たり前になると思います。ブルートゥースも当たり前についていて、これに対応したキーボードも比較的安く手に入るようになると思います。

そうなれば、実質的に今までのPCと変わるのは、形状だけということになります。そうしたときに、既存のネットブックは相当苦しいです。

私自身、昨年の12月あたりから、ネットブックを使い始めました。ブログをはじめ、今でほとんど、ネットブックで作業をしています。画面は、10.1型で、iPadとほぼ同じです。メモリは、2Gに交換しました。160Gのハードディスクがついています。やはり使っているとキーボードが邪魔に感じることがあります。それに、重量も1kgを少し超えるので、やはり重いです。もし、画面だけでiPadのような使い方ができれば、良いと思います。

それから、ハードディスクはやはり速度が遅いです。これも、いずれSSDに変更しようとも思っています。それに、電池の持ちがマニュアルには2時間と書いてありましたが、実質1時間程度です。これも長時間もつバッテリーに変えようと思っています。しかし、いろいろ変えるくらいなら、iPadという選択肢もありという考えを持つようになりました。iPhoneを使ってみて判ったのですが、どのよな操作でも、ほぼ直感でマニュアルなどみなくても良いというのは使いやすいです。iPadも同じことだと思います。
iPadを分解した画像。ほとんどがバッテリーで占められていることがわかる

こうしたことから、iPad自体は、さほどネットブックの脅威にはならないと思いますが、単体で使うことのできる、比較的廉価なスレートPCが出てきた場合、これは、かなり魅力です。ネットブックを購入するなら、そちらの方を買いたいです。まあ、当面はネットブックを買ったばかりなので、こちらの方の使い勝手を追求していきたいです。特にChrome OSがベータ版でなくて、通常版がでてきたら、これを搭載してみて、どの程度速くなるか試してみたいです。

いずれ、iPadのほかにも、スレートPCや、Android(We Padですでに実現)搭載、Google Chrom OS搭載の魅力的なタブレットPCもいろいろ出てくると思います。消費者としては、いろいろ選択肢が増えて、嬉しいところです。

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■「iPadキラー」となるか 欧州で「WePad」注目-かつてのネット・ブックのようになるか?




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2010年5月7日金曜日

英野党・保守党、第1党確実 過半数届かず、与党労働党は惨敗―祝日法改正により日本解体促進に取り組み馬脚をあらわした民主には先がない?

英野党・保守党、第1党確実 過半数届かず、与党労働党は惨敗(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)
7日、英総選挙で、自身の選挙区に到着した保守党のキャメロン党首(左)とサマンサ夫人

英下院(定数650、任期5年)総選挙の投開票が6日行われ、7日午前(日本時間同日午後)時点で495議席が確定し、最大野党の保守党が241議席を獲得、ブラウン首相の与党労働党は189議席で差が広がり、保守党の第1党がほぼ確実となった。野党第2党の中道左派、自由民主党は39議席を得た。



BBC放送は出口調査に基づく予測として、保守党が305議席を獲得し第1党になるが過半数には届かないとした。労働党は惨敗し255議席、自民党は61議席。

出口調査通りの結果となった場合、36年ぶりに議会で過半数を制する党がない、英国では異例の「ハング・パーラメント」(中ぶらりん議会)となり、伝統の小選挙区による二大政党制は岐路に立たされる。

保守党が少数政権をつくるか連立を組むことで政権交代を果たすとの指摘もある。同党のキャメロン党首は7日未明「労働党政権が英国を統治する信任を失ったことは明白だ」と述べ、政権に意欲を示した。

しかし現職首相には最初に政権づくりを試みる権利があり、ブラウン首相は当選を決めた際の選挙区向け演説で「強く安定した政府内で私の役割を果たしたい」と述べ、連立政権を組んで首相を続投することに強気の姿勢を示した。

祝日法改正により日本解体促進に取り組み馬脚をあらわした民主には先がない?
英保守党勝利の背景と日本の状況
今から20ほど前を思い返してみると、その頃はイギリスの与党は、保守党でした。そうして、経済などどん底で、国民は閉塞感にさいなまされていました。そうして、国は、それまで蓄積して海外債権(海外に貸しているお金)を食いつぶしているという状況で、まさに黄昏の大英帝国という感じでした。

その頃日本はバブルの絶頂期でした、アメリカもバブルではありませんでしたが、まずまずという状況でした。そのとき言われたのは、日本では本屋に行くと、未来について書かれた本が平積みになってたくさん売られている、アメリカでは、経済などに関するアメリカの現在について書かれている本が売れている、イギリスでは過去の歴史に関した本が平積みにされて、売れているといわれていました。

これに関しては、書籍は象徴的な意味で使われたようですが、一般に経済でも何でも上向きで、どんどん伸びているときは、どこの国でも未来についての希望などが語られ、チャレンジ精神が旺盛であり、逆に経済の不振や先行き不安などがある場合は、過去の歴史に学んで元気を出そうとしたり、安全・安定を求めるというのが、どこの国でも一般的な事象のようです。

そうです、歴史に関する本が売れているという事実が、何か、大英帝国の没落や、黄昏を象徴しているように言われました。しかし、経済というものはご存知のように循環するものですから、その後日本も経済はあまりぱっとしなくなり、現在では、アメリカも金融危機の発信地であり、イギリスはもろに金融危機の影響を受けました。だから、今本屋にいけば、どの国でも様変わりしていると思います。

日本においては、失われた10年以降も、経済にはあまり大きな動きはなく、一時経済が良くなっても、「実感なき好景気」などと言われていました。さらに、政権交代によって、民主党が政権をとりましたが、これによって、多くの国民が希望を持ったかといえ、そんなことはなく、政界はさらに混迷の度を深くしています。そうして、国民の多くが、閉塞感にさいなまれているようです。

こんなご時世ですが、昨年一番売れたのは、純文芸の1Q86でした。本屋大賞は、「天地明察」が大賞を射止めました。やはり、歴史もの、かなり根強い人気もあるし、かなり売れているようです。それに、良く考えてみると、1Q86も、良く考えれば、1986年といえば、未来でもなく現代でもなく、20年以上も前の話です。現時点からすれば、現代史の出来事といっても良いくらい昔の話です。

こう考えた場合、1Q86も20年以上も前の過去に題材を求めているわけですから、ある意味では歴史に関した純文学といえるかもしれません。こうして、みれば、明らかに現在の日本の本屋では、未来のことより、過去のことに関する書籍が売れているということになり、やはり、20年前にみられた「経済の不振や先行き不安などがある場合は、過去の歴史に学んで元気を出そうとしたり、安全・安定を求めるというのが、どこの国でも一般的な事象」という推論は今でも当たっているのだと思います。

さらに、あのマクドナルドが昨年は「日本薔薇色キャンペーン」を行い、昨年から今年にかけては、かなり日本人の特性を意識した「ビッグ・アメリカキャンペーン」を行い、今年は「日本キャンペーン」を行っています。これは、日本の伝統文化や歴史が見直されることをかなり意識したキャンペーンです。こうしたことは、他にもいろいろみられることはこのブログにも掲載しました。

さて、イギリスでも、金融危機の直撃などあり、経済の先行きも不安であり、どちらかというと未来を語るというのではなく、歴史を見直す時期に入っているのだと思います。そのため、過去を大事にしようとする保守党が勝利をおさめやすい時期に入っていたのだと思います。

これは、日本でも同じような傾向にあると思います。そのことは、民主党も良く心得ていて、選挙の時も、「未来のことを語る」「変革を推進する」などのことはあまり争点とはせずに、いわゆる自民党のやってきたことの範囲内での「変革を装いながらも全く変革ではなく改善」ならびに「政権交代」を争点・論点にしていました。

それに二大政党制に関しても、強調していました。だから、実体的には、自民党の政治とは変わらないものの、悪いところだけ改善された党というイメージでした。だからこそ、選挙に勝つことができたのだと思います。これが、新左翼的あるいは、親中的な革新政党であること、日本国解体を目指していることなどを前面に打ち出していたら、とても選挙に勝利をおさめることはできなかったでしょう。民主党員の多くも、民主党は日本国解体を目指す政党であることを知らされていないのだと思います。

さて、次の選挙はどうなるでしょう。おそらく、経済に関するはっきりとした見通しもないでしょうし、民主党が新左翼、親中革新政党であることは、もう多くの人が知ることになったので、もう従来のような支持を受けることは困難になるでしょう。そのため、参院でも、衆院でも議席数を伸ばすことはできないでしょう。

しかし、おそらく、自民党が議席数を伸ばして得票数ではトツプではあるものの、それだけでは単独過半数を獲得できないとしいう、上のイギリスのような選挙になるのではないかと思います。

馬脚をあらわした民主党に勝ち目はない!
さて、連休が終了しましたが、この祝日を各地で別々にとろうという趣旨で、祝日法の改正(改悪?)がすすめられています。これの本当の趣旨は、日本国解体促進です。休みをとる時期をずらして、経済効果狙おうなどということが趣旨であるかのようにいわれていますが、そんなことはありません。さらには、この祝日をずらしてとるという考え方は、フランスがすでに実施しており、それによって良い効果があるなどとされていますが、フランスで、祝日が全国で統一されていなくて、バラバラに取っているなどの事実はありません。

ちなみに、2010年、2009年の祝日は以下の通りで、祝日をずらしてとるなどのことはしていません。以下にフランスの祝日の一覧表を掲載します。※は、毎年かわりますが、地方によって祝日の日にちそのものが変わるということはありません。そもそも、フランスの祝日はキリスト教に密接に関係したものが多く、全国一律です。

  2010年 2009年
元旦 1月1日
※復活祭、翌日の月曜 4月4日、5日 4月12日、13日
メーデー 5月1日
第2次大戦終戦記念日 5月8日
※キリスト昇天祭 5月13日 5月21日
※聖霊降臨の祝日&翌日の月曜 5月23、24日 5月31日、6月1日
革命記念日 7月14日
聖母被昇天祭 8月15日
諸聖人の祝日 11月1日
第1次大戦休戦記念日 11月11日
クリスマス 12月25日

ただし、いわゆるフランス人のバカンスは、昔から2週間ほどでしたが、それが、昔は、子供の夏休みにあわせて、ほぼ同期間に多くのひとがとったので、子供の夏休みも分散させ、大人のほうも、それにあわせてバカンスを取得する日を分散させたということで、祝日をバラバラに分散などしていません。最近日本では、祝日の意味が薄れてきていますが、祝日には、それなりの意味があります。国民の祝日は、それなりの意味があって定められているものであり、一般の休日は別にして、祝日を分散してとる国の例など聴いたことがありません。反日マスコミは、この事実をほとんど報道しません。多くの人は、フランスやドイツでも祝日を分散してとっているなどと勘違いしているのではないでしょうか?

そもそも、祝日というものは、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号:以下祝日法と記す)より定めらており、第1条には、以下のように、その趣旨が謳われています。
第1条

自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。

この、「国民こぞって」をとりやめて、祝日を分散して取得するなどいうことは、国民国家解体にもつながるこころみです。要するに、国民国家としてのまとまりを弱めることになります。

祝日といえば、昨年天皇陛下即位20周年でしたが、20周年記念日は実は自民党政権では、祝日にする予定でした。しかし、民主党政権になってから、この話はなくなりました。それは、そうですね。日本国民国家の統合の要ともいうべき、天皇陛下のしかも、即位20周年を祝日にされ、国民こぞって祝い、感謝し、記念するともなれば、これは、完全に彼らの目論む、日本国民国家の解体などとは逆行してしまいます。

民主党は、いわゆる日本国解体法案(外国人参政権法案、夫婦別姓法案、人権擁護法案)によって、日本国解体を目論んでいることは確かですし、その他、子供手当てや、この祝日の法の改訂も明らかに、日本国解体を促進するという位置づけで実施されるものです。

さて、民主党、ここに来て完全に馬脚をあらわしたともいえます。国民を欺き、日本国民の考えなど無視して、どうしても、日本国解体を推進したいようです。これには、さすがにまともな日本国民の大多数がその背後の意図に気づくと思います。これは、選挙の時には巧妙に隠されていましたが、だんだんと表に出てきています。民主党は革新政党であることがはっきりしてきています。そのような政党は、もうそうとう前から支持されなくなっています。鳩山さん、実は普天間基地に関しては、全くぶれていません。最初から、いずれ、日米同盟など破棄するつもりです。でも、その本心は、隠していたのですが、その本心が油断によって表に出そうになったというのが真相だと思います。というより、もうすでに総理大臣に就任する前に、世界各国にエッセイを投稿して馬脚をあらわしていました。

いずれにせよ、日本国を愛する日本国民は、日本国解体などという非現実的な馬鹿なことを目論むカルト政党民主党を近いうちに葬りさりましょう!!日本国民ではなく、民主党や旧社会党などが目指す世界市民を志す人は、信念を貫いてください。ただし、日本国からは出て行ってください!!中国は国民国家ではないので、中国にでも行ってください!!

馬脚をあらわした民主党の支持層はどんどん減っています。国民国家の消滅は、200年ほど前に、カントがいいだし、その後多くの左翼系も含む知識人がそれを支持しましたが、現実にはその逆のことが20世紀末から、21世紀にかけておこりました。そうですソビエト崩壊、ユーゴの崩壊などにより、国民国家、民族国家が主流になっています。社会主義、共産主義が崩壊して久しい今、マルクス・レーニン主義的な考えなどを持つ、鳩山さんをはじめとする新左翼が中枢をしめたり、旧社会党の事務方が横滑りで入ったりしている民主党は最初から時代の趨勢を逆行しています。というより、すでに頭が化石化して、現在の移り変わりの激しい時代には適応できません。消滅するのが自然の流れです。それは、現共産中国の政治体制とて例外ではありません。

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2010年5月6日木曜日

首相-徳之島3町長会談は7日午後 官邸で―沈黙は金なりという格言を知らない宰相?

首相-徳之島3町長会談は7日午後 官邸で(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

「水俣病犠牲者慰霊式」の式典会場に到着した鳩山首相=1日午後、熊本県水俣市

鳩山由紀夫首相は7日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題をめぐり、鹿児島県・徳之島の伊仙、天城、徳之島3町長ら地元関係者と首相官邸で会談する。首相は米海兵隊ヘリ部隊などの一部移転に協力を求める考えだが、町長側は受け入れ拒否を明言しており、話し合いは並行線に終わる見通し。沖縄県内への移設だけでなく、徳之島移転も実現のめどは立たない状況だ。

首相と3町長との会談は7日午後3時から行われる。同席する鹿児島県の伊藤祐一郎知事は6日午後、県庁で記者団に「地元3町長の反対が明確なので、県としても賛成できない旨、明快に伝えたい」と述べ、反対する姿勢に変わりがないことを強調した。 

沈黙は金なりという格言を知らない宰相?

鳩山さん、一国の宰相としては、あまりにも口が軽すぎると思います。なぜ、私がこのようなことを書くのか、聡明な皆さんは皆お分かりだと思います。あまりにもバカバカしいし、日本人として恥ずかしいことなので、鳩山の軽率な言動などここには改めて蒸し返すようなことはしません。

それにしても、鳩山さんに限らず、多くの日本人は以下の格言を知らないか、忘れてしまっているのではないでしょうか?

『雄弁は銀、沈黙は金』 (Speech is silver, Silence is golden.)

この格言に関して、サイトなどを見てみると、昔は、ヨーロッパでは、金よりも銀のほうが価値があったとか、銀とは金より高いプラチナを意味しているので、黙っているより、雄弁の方が良いことなのだなどという珍説が掲載されていることがあります。鳩山さんあたりも、こうした誤った捉え方をしているのでしょうか?

金よりも銀のほうが価値があったという話が、あまりにも実しやかに書かれているので、少し気になって、いわゆる金銀比率を調べてみました。金銀比率とは、金と銀の重さの比を金銀比価としています。例えば1000円で、金なら1g、銀なら10g購入できるとすると、金銀比価は1:10と表します。


世紀金 : 銀
-30エジプト1 : 0.4
-22エジプト第7王朝1 : 1.67
-18ハムラビ王1 : 9
-14エジプト第18王朝(ツタンカーメンのころ)1 : 2
-14ヒッタイト(鉄:金:銀=1:5:40)1 : 8
-8~7アッシリア1 : 10
-6リディア、アケメネス朝ペルシャ1 : 13.3
-6メソポタミア1 : 12
-5ギリシャ1 : 14
-4アレクサンドロス大王1 : 10
-1ローマ(アウグスツス)1 : 12.5
ローマ(ディオクレティアヌス)1 : 8.3
東ローマ(ビサンチン)1 : 11.6
イスラム1 : 15
イスラム1 : 13
10イスラム1 : 12
13~15西ヨーロッパ1 : 12
16~19西ヨーロッパ1 : 15~16

 
紀元前30世紀のエジプトは例外として、やはり銀より金の方が価値が高かったなどということは、どの国でも、どの時代でもなかったようです。

にもかかわらず、上記のような雄弁優位のような考え方をして、格言の内容までねじまけてしま人もいるということは、やはり、現代は、雄弁優位の時代なのでしょうか?

この格言は、雄弁は大事でありますが、沈黙すべき時やその効果を心得ているのはさらに大事であること、沈黙を守るほうがすぐれた弁舌よりも効果的である場合のあることをいいます。イギリスの思想家・歴史家、トーマス・カーライルの「衣装哲学」に掲載されている言葉です。

話すことは、人と人とがコミュニケーションする上で重要なことであります。間違えれば争いにまで発展しかねません。

また、会話が弾めば、楽しいものであるし、自分にはない知識や考え方を他者から得ることが出来ます。

別な見方をするならば、話すことは己の外に向けられるもので、沈黙は己の内に向けられるものとしても理解できます。要するに、雄弁は外的なもの、沈黙は内的なもの、として捉えることが出来ると思います。

Speech を己以外との人との会話。とするならば、Silence は己の内面に向けられたもので、良心、精神、魂への問い。この様な考え方も出来ると思います。
 
 
『青い鳥』で有名なメーテルリンクはエッセイ集『貧者の宝』の[Ⅰ沈黙]で、カーライルの「衣服哲学」(衣装哲学)を引用しています。冒頭から引用されたカーライルの言葉は1ページ以上にも及びます。その中の一節をご紹介しましょう。
         
モーリス メーテルリンク (Maurice Maeterlinck. 1862-1949)

 「言葉もまた偉大ではある。偉大ではあるが、最も偉大なものではない。スイスの銘にあるように、《雄弁は銀、沈黙は金》である。あるいはこういい直した方がより適切だろう。 《言葉は束の間のもの、沈黙は永遠のもの》と。」
「貧者の宝」 モーリス メーテルリンク 著 山崎剛 訳 1995 平河出版社
 
カーライルの「衣服哲学」(衣装哲学)は下記のサイトで確認出来ます。
トーマス カーライル (Thomas Carlyle. 1795-1881)



私は、特に将来、何か大きなことを成し遂げたいとか考えるような人は、特に若いうちに、「雄弁は銀、沈黙は金」という格言のカーライルのいうとろの正しい意味を学ぶべきと思います。この格言、仕事にもかなり役にたちます。

まずは、営業的な仕事であれば、あなたが、どこかの会社に商談に行って、相手が自分よりも多くしゃべり、8割以上も相手がしゃべるようになれば、商談はほぼ成立したとみて間違いありません。それとは、逆に、自分のほうが、8割以上もしゃべれば、自分はその場で気持ちよくなるでしょうが、まず、商談は成立しないでしょう。にもかかわらず、商談が成立したとすれば、それは、最初からすでに誰が行っても成立するような商談だったということで、あなたの成果ではないということです。

誰と会話する場合でも、相手のことを十分聞かなければ、相手がどの水準の会話をしているのかもわかりません。ある程度十分話しを聴いた上で、子供には、子供用の対話を、大人には大人の会話を、大人でも水準の高い人なら、その水準にあわせた会話をすること、そうしてできれば、相手も自分も語るのは半々程度を心がけるべきです。さらに、大人で水準の高い人話しをする際に、自分がその水準にあわせて話ができないと悟った場合は、なるべく聴き役に回り、どうしても言わなければならない事は言うにしても、後は聞き役にまわり、質問されたら答えるという形にもっていくべきでしょう。

鳩山さんは、上のようなことが出来ないのだと思います。それは、彼は、残念ながら、若いときにまともな会社にはいるなどしなかったか、したとしても短期間でそういう訓練を受ける場にいたことがないこと、野党時代には、自分の発する言葉に対して責任を持たなくても、ほとんどそれですんでしまっていたことが原因だと思います。

これは、鳩山さんなどの例を見ていれば、誰にでも理解しやすくわかりやすい事だと思います。しかし、これを理解しない人も世の中に多いことも事実です。これを理解しない大人は最初はどうかわかりませんが、いずれ周りから疎じられることになると思います。それは、自分の責任だから仕方ない事だと思います。これは、それを教えられたとしても、結局は自ら会得するしかない部分が多いです。さて、鳩山さんは、これを直すことができるのでしょうか?もう、年齢が年齢ですから、もう無理でしょうね。

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2010年5月5日水曜日

米グーグル、電子書籍販売サイト立ち上げへ―とうとうくるべきものが来た!!

米グーグル、電子書籍販売サイト立ち上げへ(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

Google Bookで「Life」を検索した画面。今度は、検索だけではなく購入できるようになる


米インターネット検索最大手グーグル(Google)は4日、電子書籍の販売サイト「グーグル・エディションズ(Google Editions)」を7月末までに立ち上げる計画を明らかにした。著作権者の許可を得た上で絶版になっていない作品を販売する。

グーグルが販売する電子書籍は、スマートフォンからパソコンまで、ブラウザが利用できればどんな器機でも読むことができる。

また、米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の電子ブック「キンドル(Kindle)」や、多くの出版社が採用している米国の電子書籍標準化団体「国際電子出版フォーラム(International Digital Publishing Forum、IDPF)」のオープンフォーマット「EPUB」対応の電子ブック、そしてもちろん米アップル(Apple)の新型タブレットPC「iPad(アイパッド)」でも読書を楽しめる。

電子書籍販売は、すでにアップルやアマゾン・ドットコムが手がけているが、グーグルの参入によって電子書籍市場の競争激化が予想される。

とうとうくるべきものが来た!!
Googleは、従来から、Google Bookで、書籍の検索サービスを提供していました。ほとんどが、英語の書籍です。私も、検索したことがあります。まだ少ないですが、本によってはすべて掲載されているものもあります。さらにダウン・ロードを無料でできるものもあります。

これだけのものを作ってしまえば、やはり、販売を考えるのが筋だと思います。おそらく、Goog;le Editionsで、いわゆる電子書籍がかなりひろまることになると思います。従来から電子書籍は存在していましたが、まだまだ、使い勝手は悪いので帯に短し襷に長しという状況でしたが、これを機会にドンと広まると思います。

日本では、電子書籍が発達しなかった理由の一つに、文庫本などのシステムがあって、世界的なレベルでみれば、とてつもなく書籍を安く購入できたということもあったと思います。しかし、電子書籍があまねく行き渡れば、かなり安くなると思います。文庫本は、存在の危機を迎えるのではないかと思います。

従来と比較すれば、iPhoneをはじめとするスマートフォンが普及しましたし、iPad、Kindle、ネット・ブックなど、電子書籍を読む手段も格段に増えました。私は、パソコンではとうとう、書籍を読む習慣はつきませんでしたが、iPhoneはほとんど習慣になってしまいました。従来の携帯談話だと、画面がちいさすぎますが、iPhoneだと、読みやすいです。iPadならさらに読みやすいでしょう。

電子書籍の良さは、記憶装置に蓄えておくことが出来ることだと思います。現在だと、市販のハードディスクも容量が大きいので、今の時点でも、一生読んでも読みきれないような書籍が蓄積できると思います。それに、今はクラウドの世の中ですから、オンディマンドで読むこともできるようになると思います。

電子書籍に添付されていた辞書

このことは、画期的だと思います。私は、昔、ある大学教授のお宅を訪問して驚いたことがあります。そのお宅は、本という本で埋め尽くされていました。また、一階部分は、本の重みで壊れないように補強してありました。確かに、素晴らしい本が沢山ありましたが、それにしても、価値観の違いですから、あの方はあれで幸せなのでしょうが、自分は絶対に嫌だと思いました。

いままでも、いろいろ書籍は購入しましたが、特に重要な本以外は従来のようには購入しなくなりました。電子書籍ならこんな心配もないです。しかも、安いということになれば、どんどん買いですね。
どこかリゾート地に行っても、iPhoneになら、いくらでも本をいれていけるので、便利です。世界中のいろいろな人が安く本当に必要な情報にアクセスできる時代がやってくるということです。素晴らしいことです。

そういわれてみれば、昔は、病院に入院するのでも、学校やどこにいくのでも、本を何冊かは持って行ったのを思い出しました。学校で、古文と、英語があるときには、両方の辞書を鞄の中いれていくのが重くて大変でした。最近の高校生は、電子辞書というものがあるので良いですね。しかし、電子書籍が本格化すれば、iPhoneを持っていけば、いずれ、とこからでも何でも注文できるようになりますね。どこか、南の島にでも行って、読書三昧でもやってみたいです。

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沈むハリウッド、日米コンテンツ産業逆転の理由 ―【私の論評】ポリティカル・コレクトネスに蝕まれたハリウッド映画の衰退と日本のコンテンツ産業の躍進

沈むハリウッド、日米産業逆転の理由 ■ Forbs Japan日本編集部 まとめ 日本のコンテンツ産業、特にアニメが国際的に人気を博しており、非英語番組の需要が増加中。 米国のZ世代は日本のアニメを好み、動画配信やゲームの普及がブームを加速させている。 日本のコンテンツ全体が注目...