2010年4月26日月曜日

新報道2001世論調査 自民が民主を逆転 参院選投票先で―民主党の危ない本質が知れ渡りつつある?

新報道2001世論調査 自民が民主を逆転 参院選投票先で(この内容、すでのご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

新左翼の立てこもりで有名になった「あさま山荘」。鳩山さん
思想は、この事件をおこした新左翼の考え方が源となっている

25日放送のフジテレビ系「新報道2001」の世論調査で「夏の参院選の投票先」について、民主党が政権交代後初めて自民党に追い抜かれた。民主党は1週間前に比べ5・2ポイント減の12・2%、自民党は0・2ポイント増の14・2%だった。

普天間飛行場移設問題をめぐる鳩山政権の迷走に加え、高速道路の新料金制度での政府と党の対立などが要因になったとみられ、民主党が急速に支持を失っていることを裏付ける形となった。

民主党は衆参の国政選挙の投票先調査で、昨年4月16日に自民党からトップの座を奪回して以降、首位を独走。昨年8月の衆院選直前には41・2%に支持を伸ばした。

今年4月1日の調査で約1年ぶりに自民党に並ばれ、4月8日の調査で再び自民党をリードしていた。今回の水準まで下がったのは平成18年3月30日調査の11・8%以来となる。

一方、内閣支持率は1週間前に比べ4・4ポイント下落し24・2%となり、政権発足後初めて20%台前半へ突入。「支持しない」は5・4増の67・8%だった。普天間問題が5月末までに決着しない場合、5割以上が「退陣すべき」だと回答した。

民主党の危ない本質が知れ渡りつつある?
子供手当の極端な事例が頻々と報道されるようになりました。この制度が生活支援なのか、少子化対策なのかというところがはっきりしていないというところが問題です。なぜ、このようになったのかは、以前このブログにも書きました。

要するに、この制度の真の目的は、生活支援でも、少子高齢化でもないのです。その本当の目的は、現在の日本国はいわゆる国民国家ということでまとまっていますが、この国民国家を解体して複合民族国家にすることです。要するに、この日本国を日本人のためだけの国ではなくて、多くの民族から構成される多様な国にするのです。

複合民族国家樹立の目的は、人類を国家というくびきから開放し、多くの民族が融和し、全く新たな次元の世界を築くための第一歩とするのです。戦争のない、平和な理想世界を築くのです。私有財産などなくして、国が富を正しく、世界市民に分配し、国家が国民の面倒をみるだけでなく、世界中のすべての民族が平等に生活していける理想卿をこの世に建設するのです。誰もが、努力をすれば必ず報われる世の中をつくるのです。国家ではなく、世界市民に奉仕する市民を創りだすのです。そうして、世界市民は進化し新しい人々が生まれるのです。

この素晴らしい思想は、今は、一部の人の中の理想にすぎないのですが、これがやがて、世界中に広がり、考えるだけではなく、多くの人民が立ち上がり、新世界樹立のための闘争に参加し、そうして、最後に正義は勝つのです。

これ実現するためには、外国人参政権の付与は当たり前のことです。日本の伝統文化である、封建的な家の制度を駆逐するために、夫婦別姓制度を導入すべきなのです。夫婦別姓を導入することにより、いわゆる、私生児と呼ばれる人達たも、いわゆる実子と呼ばれいる人たちの権利も同等にすることにより、世界市民の理念を普及し、この世に極楽浄土を築くのです。外国人が増えて、家制度が崩壊しても、世界市民の理想を実現するためには、世界市民を不当な弾圧から防ぐための、人権擁護法を導入するのです。そうして、私たちは、理想の世界を獲得するまでは、武力闘争も辞せずこの革命を遂行します。

さて、ここまで読んでいただければ、何のことかわかりますね。そうです。はやい話が新左翼の思想です。新左翼の思想の根底は、共産主義です。ご存知のように、共産主義は旧ソビエトが崩壊し、ベルリンの壁が崩れて実質的にこの世から消えました。フランシス・フクヤマはこの状況を「歴史のおわり」という著書にまとめました。

ソビエト崩壊の少し前に、あるソ連の経済学者が論文を書いています。彼は、素直に、ソビエトの共産主義の失敗だと述べ、日本についての興味深いことを述べています。「われわれの、共産主義は失敗した。われわれの目指していた、本来の共産主義は、現在のソビエトのようなものではなかったはずだ。私は、世界中の国で本来我々が目指した理想的な共産主義を実施している国を探してみた。探した結果、ある国がそれに近いことを実施していることに気がついた。それは、日本である」としています。

さて、日本が共産主義とは、多くの人は理解できないかもしれません。しかし、ソビエト崩壊までの、日本は、ある意味確かに共産主義であったといつても過言ではなかったと思います。まずは、経済的に見ても、資本主義体制にはあったものの、極端に貧富の差の少ない国でした。今よりも、もっと平等で、その頃、多くの日本人に自分はどのクラスに属するかと質問すると、ほとんどの人が「中流」と答えたため、「一億総中流」などと言われたこともあったほどてす。

さらに、日本政府が、法律や、規制でがんじがらめの統制を行っていて、これは、まさしく国家による統制で、ソビエトの経済学者からみても、確かに共産主義と見えたかもしれません。その頃は、銀行も護送船団方式などいわれ、ある銀行が新たなサービスを創出しようとしても、国が関与して、他の銀行にも同じサービスを実施させ、横並びで実施させるという具合で、銀行同志が競争しようにも、競争出来ない状況でした.。さらに、外国の銀行は、日本では事業がかなり制限されていました。

そのため、銀行は、国内で他の銀行と競争する必要もなく、海外の銀行とも競争もありませんでした。その頃の大方の日本人は、銀行はどんなことがあっても潰れることはないと信じていました。だから、最近では随分改善はされてきましたが、あの経営学の大家ドラッカーが著書の中で、日本の銀行は恐ろしく遅れていて、おそらく、欧米のそれと比較すると60年は遅れていると書いていました。

その他の産業も似たようなもので、農業でも、漁業でも、商業、工業でも、同じように、規制が網の目のようにめぐらされて、手厚く保護されていました。これらの日本独自の仕組みは、確かに見方によれば、「共産主義」といっても良いものだったと思います。

にも、関わらず、日本は1960,年代から、80年代まで、高度経済成長をして、世界第二の経済大国にまで上りつめました。しかし、90年代が近づくにしたがって、日本のこうした統制は、逆に日本の成長の妨げにもなってきました。だから、まずは、手始めにいわゆる日本版金融ビッグバンということで、橋本龍太郎内閣のもとで、金融の自由化が行われたのです。

そこから、かなり時を経たので、いまでは、金融をはじめとして、いろいろな分野に自由化が及んでしばらくたっているので、今となっては、あのソ連の経済学者が言っていた、日本が共産主義であったなどと言ってもピンとこない人も多いと思います。

さて、長々と書いてきました。ここまで読んでいただき有難うございます。さて、上に書いた新左翼、いろいろな亜種があって、あの有名なあさま山荘事件をおこしたグループや、国際的テロをおこした、連合赤軍などのグループもあります。どちらも、仲間同士での殺しあいが行われ、内ゲバなどとよばれたものです。いろいろなグルーブがいましたが、こうし新左翼に共通するのは、今にも世界で共産主義革命がおこり、共産主義の世の中になると信じていたことです。それは、日本も例外ではないと信じていたことです。

でも、思い返してみてください。新左翼がいろいろなテロなど実際に行っていた時代は本当は、どんなん時代だったかを。そうです、共産主義の国ソビエトの経済学者が、理想の共産主義と呼んでいた時代にあたります。その意味では、彼らは、日本の理想の共産主義の真っ只中にありながら、日本には共産主義など存在せず、今にも、革命が起こって、共産主義の世の中になると信じ込んでいたのです。かなり、平等な社会の中にあって、そのようなことを信じ込んでいたのです。そうして、共産主義革命などとして、暴力行為を行ったり、テロを行ったり、仲間を大勢殺傷したりしていたのです。

まったく考えられないことです。今や、彼らを正当化するものは一人もいないと思います。

さて、このブログでは、鳩山さんは新左翼だと書きました。新左翼とは、上のようなことを考え、上のような事を実践する人たちのことです。鳩山さんは、民主党というあたかも二大政党制の片方の政党であるかのように隠れ蓑をまとって、現実には、上記のような破壊的な思想、世界観を実現しようとしているのです。以前のブログでも述べましたが、鳩山さんは、根底では、この思想から全くぶれていません。一貫しています。そうして、子供手当てにもみるように、この目論見は、今のところ成功しつつあります。恐ろしいことです。

いかに、危険であるかおわかりでしょう。なぜ、鳩山さんが宇宙人と呼ばれるかもおわかりでしょう。完全にずれているのです。とにかく、民主党を次の選挙で勝たせてはいけません。次の選挙では、民主党以外に投票しましょう!!

上の最初の記事で、民主党の凋落ぶりが報道されいました。この下がり方は、異常です。これは、少し前までは、民主党の鳩山さんらの新左翼に関する危険性が全く理解されていなかったのが、日本国解体法案などのこともあり、すこしずつ周知されるようになってきたことを示すものだと思います。私も、制度疲労をおこした自民党には失望しています。だから、政権交代を望む気持ちや、期待感も理解できないことはありません。しかし、民主党の恐ろしさを知っていますから、まだ、自民党のほうがましだと思います。上の数字は、そうしたことを多くの人々が理解しはじめた査証だと思います。

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