2010年4月21日水曜日

舛添氏、引くに引けず離党=「駆け込み新党」に冷たい視線(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


自民党の舛添要一前厚生労働相が「離党-新党結成」の意向を固めたのは、執行部批判を先鋭化させるあまり党内で孤立、引くに引けなくなったという事情がある。政党要件を満たす現職国会議員5人の確保にめどを付けたが、参院選で自民党公認から漏れたベテラン議員も名を連ねた。乱立気味の「第三極」新党に割って入り、夏の参院選で存在感を発揮できる見通しは立っていない。

「名称保護(の期限)が5月2日だから、これが新しい政党をつくるタイムリミットだ」。21日夜、川崎市内で記者団に囲まれた舛添氏は、参院選で政治団体の名称が保護される届け出期間(4月26日~5月2日)の締め切りが迫っていることが、新党旗揚げを決断した理由だと素直に認めた。

自民党内では「舛添氏の真の狙いは、谷垣禎一総裁に取って代わること。動くのは参院選後」とみられていた。それだけに、このタイミングでの舛添氏の新党立ち上げは驚きをもって受け止められている。

伏線はあった。新聞・テレビなど「党外」で執行部刷新を主張しつつ、新党含みの発言をエスカレートさせる舛添氏に対し、15日の全議員懇談会では「一緒にできないのなら離党勧告を」などの厳しい批判が続出。「オオカミ中年」とやゆする声も上がり、世論調査では次期首相候補「ナンバーワン」の人気を誇っているのとは対照的に、党内での不人気ぶりを露呈した。

離党者が相次ぐ中で、舛添氏の言動をこれ以上放置すれば、谷垣氏の求心力は一段と低下しかねない。「舛添批判」の高まりを受け、執行部は「今度、離党や新党と口にしたら即除名」(谷垣氏周辺)と強気の姿勢に転換。追い詰められた形の舛添氏は一気に新党結成へとかじを切った。

ただ、「舛添新党」は急ごしらえの感が否めず、参加メンバーの顔触れにも「新鮮味がない」との評がつきまとう。自民党の矢野哲朗前参院国対委員長は参院選の栃木選挙区からの不出馬を表明、改革クラブの山内俊夫参院議員は今期限りでの引退を明言しており、自民党内からは「数合わせだ」との批判が上がった。

「舛添さんが離党しても誰もついていかない。自民党にいるから支持があるのに、なぜそれが分からないのか」。舛添氏を中心とした勉強会「経済戦略研究会」のメンバーの1人はこうつぶやいた。

党内の反応が冷たいのは当たり前、目の付けどころが違うのでは?
マスコミの報道って、どうして大抵こんなに偏ってしまうのでしょうか? 党を出る人に、とどまり続けようと考える党の人が冷たいのは当たり前の事だと思います。

自民党は、国民からは、次期総理大臣として最も相応しと考えられてる、看板議員を失ってしまうことのほうが、はるかに打撃が大きいのではないかと思います。

私はそんなことよりも、舛添さんがデフレを克服する政策を強く打ち出すのかどうか着目しましたが。どうもそのような発言もなく、確かに経済対策も重要課題に入った発言はしませんが、なかなかその本質がみえません。

以前、このブログにも掲載しましたが、やはり、短期では、何が何でもいわゆる日本解体三法案(外国人参政権、夫婦別姓、人権擁護法)阻止、そうして、デフレ克服だと思います。これらの、課題を解決できたときに、本当に日本の将来を考えることができると思いもます。これになしに、考えたとしてもあまり良いビジョンなど出てこないと思います。

こうした観点から、「立ち上がれ日本」はあまり評判は良くはないようですが、おそらく党首をはじめ、他の議員も年齢がいっていますら、今から新しいことをやろうというよりは、日本解体三法案は、自分たちの目の黒いうちは何が何でも通させないということで一致しているのだと思います。それさえ、実現できれば、後は後進に道を譲るつもりなのだと思います。とにかく,その意味では民主党打倒という点ではしっかりまとまっているのだと思います。

ものごとには、優先順位というものがあります。これから、多くの新党の政治的な考え方が明らかにされていくでしょうが、やはりまずは、日本解体法案成立阻止、デフレ克服を強く具体的に打ち出すところが信頼できると思います。

さて、舛添さんの新党はどうなるのか、これからが楽しみです。ただし、経済面ではあまり期待できないような気がします。舛添さんはどちらかといえば、構造改革推進派ですから、もし、構造改革を優先して、緊縮財政をしたりすれば、小泉政権のときと同じことになり、失われた20年が確定してまうかもしれません。

やはり、経済に関しては今かがえれば、麻生さんが一番だったと思います。特に経済対策に関して麻生さんと考えた似たような、新党が出てくれば良いと思います。しかし、それが無理というなら、全く新しく新党をつくるか、どこかの新党が麻生さんを担げば良いと思います。これに関しては、以前にも書いたので、ここでは、詳しくは述べません。興味のある方は、以下にそのURLを掲載おきますので、是非ご覧になってください。

橋下知事ら「大阪維新の会」設立 地域政党、30人参加―国政にも新しい動きがないなら、マクロ経済を正しく理解した麻生さんを再擁立すべきか!!

舛添さんは、もともとは国際政治学が専門ですから、外交とか、安全保障にその力量を発揮していただきたいです。経済に関しては、実務的なマクロ経済学を熟視した人に任せた方が良いと思いす。それを麻生さんがやるとか?

舛添さんと麻生さんが結びついて、新たな政党をつくるとか?

最近の新党設立の動きをみていると、何でもありという気分になってきました。いずれにせよ、日本解体三法の成立だけは阻止したいです。新党ができるのは結構ですが、あまりに分裂すれば、民主党を打破することはできません。民主党を完全打破するまでは、新党ができても、選挙に有利なように手を組んだり、連携して、縦横無尽にしなやかに動いていただきいものです。

成長戦略を声高にいう人もいますが、今はまさに緊急事態の最中にあるといっても過言ではありません。まずは、この緊急事態をなるべくはやく終息させるためには、野党すべてが一致団結していただきたいです。

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