ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」で、環境保護団体「グリーンピース」が巨大な落書きをしたことがわかった。
時事ドットコムなどによると、12月8日の早朝に活動家12人が地上絵のある平原に侵入。「変化する時が来た!未来は再生可能 グリーンピース」と、黄色の布でつくったメッセージをハチドリの地上絵の近くに置いたという。温暖化対策の新たな枠組みを協議する国連の会議「COP20」が、ペルーの首都リマで12月9日から始まる前に各国の閣僚へのメッセージを届けるのが狙いだった模様だ。
これに対し、ペルー文化省は9日、「違法な行動により、深刻な影響があった」とし、地元検察当局に通報。責任者を出国させないよう求めたという。イギリスの新聞「ガーディアン」によると、ペルー政府はグリーンピースの活動家に法的措置を取る方針だ。
ペルー文化省のルイス・ハイメ・カスティーヨ副大臣は「ペルー人が神聖だと考える全ての物に対して、平手打ちを食らわせたようなものだ」と激怒した。「地上絵の線は極めて壊れやすく、周辺の立ち入りは厳重に制限されている。その上、彼らが壊したハチドリの地上絵は最も鮮明で、世界的にも有名なものだった」と述べたという。
この記事は、要約です。詳細はこちらから(゚д゚)!
時事ドットコムなどによると、12月8日の早朝に活動家12人が地上絵のある平原に侵入。「変化する時が来た!未来は再生可能 グリーンピース」と、黄色の布でつくったメッセージをハチドリの地上絵の近くに置いたという。温暖化対策の新たな枠組みを協議する国連の会議「COP20」が、ペルーの首都リマで12月9日から始まる前に各国の閣僚へのメッセージを届けるのが狙いだった模様だ。
これに対し、ペルー文化省は9日、「違法な行動により、深刻な影響があった」とし、地元検察当局に通報。責任者を出国させないよう求めたという。イギリスの新聞「ガーディアン」によると、ペルー政府はグリーンピースの活動家に法的措置を取る方針だ。
ペルー文化省のルイス・ハイメ・カスティーヨ副大臣は「ペルー人が神聖だと考える全ての物に対して、平手打ちを食らわせたようなものだ」と激怒した。「地上絵の線は極めて壊れやすく、周辺の立ち入りは厳重に制限されている。その上、彼らが壊したハチドリの地上絵は最も鮮明で、世界的にも有名なものだった」と述べたという。
この記事は、要約です。詳細はこちらから(゚д゚)!
【私の論評】小笠原の珊瑚乱獲は見てみぬふりをして、ナスカにイタズラ書きをするGPや、何もしないSSはやはり単なる利権団体だ(゚д゚)!
グリーンピースやシーシェパードは、過激な活動をすることで有名ですが、ナスカの地上絵付近にイタズラ書きをするという、とんでもないことをやらかしてしまいました。
このようなことを実施するにしても、ペルー政府の領解を得るなどのことはしていません。事前に告知していれば、足止めされて、このようなことは実施できなかったことてしょう。
宝飾品として価値の高い赤珊瑚 |
それにしても、グリーンピースは、中国船による小笠原の赤珊瑚の乱獲については、何ら行動を起こしていません。
グリーンピースが小笠原の赤珊瑚の乱獲について、実行したことといえば、声明を発表しただけです。以下にグリーンピースのサイトから抜粋したものを掲載します。
2014/11/06 中国漁船の違法サンゴ漁についてのグリーンピース・コメント
プレスリリース - 2014-11-06
小笠原諸島と伊豆諸島周辺海域で、中国漁船が違法サンゴ漁を行っていることについて、国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは下記のとおりコメントを発表しました。
「グリーンピースは、小笠原諸島と伊豆諸島海域で行われている違法サンゴ漁に抗議します。同時にグリーンピースは、このような違法サンゴ漁だけでなく、いかなる違法漁業にも反対しています。
いま、サンゴの白化や、マグロなどの大型魚介資源の枯渇など、海の生態系に深刻な影響が出ています。背景にあるのは、二酸化炭素の排出による気候変動や、グローバル経済にともなう過剰漁業・大量消費です。なかでも違法漁業と乱獲などにより、魚介類などの海洋資源が回復するために十分な時間もないほどの方法で、漁獲され消費されています。このままでは、将来世代に美しい海の生態系や環境を残すことができません。
小笠原諸島は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産に登録されています。赤サンゴの成長は非常に遅く、2010年にはワシントン条約締約国会議で貿易規制対象とするかの議論がされるなど、保護の対象となるべき種です。このような違法漁業は、サンゴが育む海の生態系を著しく損壊させるめ、即時中止を求めます」。
グリーンピース・ウェブサイト「海をまもる」
http://www.greenpeace.org/japan/ja/campaign/ocean/
グリーンピースは、抗議文を自分のサイトに掲載するだけで、後は何もしていないようです。
あのシーシェパードに至っては違法珊瑚漁に対するコメントも発表していないようです。日本の調査捕鯨船に体当たりしたこともあるのですから、少なくとも、小笠原の海域に船を出して、抗議するくらいのことはしても良いのではないかと思います。
日本の調査捕鯨船に体当たりしたシーシェパードのアースレース号 |
結局、グリーンピースとかシー・シェパードなどは、利権団体に過ぎないのだと思います。彼らのことを揶揄して、サメのようであると語る人々もいます。
サメの中には、エラがないために、前に向かって泳ぎ続けないと酸素が補給できなくて、死んでしまうものもいるそうです。
自然保護団体も、サメのようなものであり、何か問題を作り続けないと資金が絶たれて、崩壊してしまうのです。
だから、ナスカの地上絵の側に、落書きをしたりして、世間の目を惹きつけて、問題を作り出し資金を集めようとするのです。
シーシェパードなどは、日本の太地町で、イルカ漁をする大人しい地元の漁民などを脅したりしています。
「シーシェパード」を取り扱ったドキュメンタリー番組が日本でもテレビで放映されたことがありましたが、大きな話題となっていました。
その中でも、最も注目された箇所が、以下のものです。
法を犯している訳でもない漁師に対して「なぜ嫌がらせをするのか?」と問われたシーン。
結局、グリーンピースも、シー・シェパードも、特に日本をターゲットにするのは、金になるからです。
日本としては、彼らには一銭もくれてやらないということで対処すべきです。無論、日本政府はそんなことはしていませんが、日本の企業や個人でも、これらの団体に寄付するのはやめるべきです。
来年あたりは、中国もドイツを除いたEUもアメリカもあまり景気は良くならないようです。日本やドイツだけが、経済がまともで、後は低調ということになりそうです。
そうなると、自然保護団体に回る金も減少するものと思います。
私達は、彼らのやせ細る姿を、自宅で、鯨ベーコンでもつまみにして、お酒を飲みながら、眺めることができるかもしれません。
私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?
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以下の記事は、多少古いですが、オーストラリアがなぜ日本の捕鯨に反対するのかを記したものです。
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