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ところで、日本国内の話では、ここしばらくBOBOsの話は棚上げして、POBOBOばかり掲載してきましたが、日本にも当然BOBOsは存在します。少しこのへんで日本国内の話をおさらいしておきます。私は日本では、少なくとも年収が2,000万以上(日本では年収2000万以上は20万人、200万以下は2000万人)なければ、残念ながらBOBOsにはなりえないと思います。だからこそ、BOBOsは日本では大きなムーブメントになりえなかったのだと思います。それは以前からに述べているように日本では土地や家屋、さらに養育費などが高く、1,000前後の年収ではといもボボズ気分は味わえないからです。
アメリカだとこのくらいの年収でも、BOBOs気分が味わえるし、心情的には完全にBOBOsの人が多いと思います。日本だと、これくらいの水準だと、気分的には一般庶民感覚ということになると思います。だからこそ、わざわざPOBOBOという区分を設定しました。POBOBOは一見普通の人々の中に埋没していますが、普通の人々と際立った違いがあります。それは、商品・サービスへの評価水準が非常に高いことです。 だからこそ、これらの人々に着目することが重要になります。この層の人々が受け入れる商品・サービスはもっと多くの人々にも支援され、受け入れられることになると思います。私はPOBOBOに関心をもつこと、POBOBOであることを彼ら自身に認識させるような活動をすること、育てていくことがこれからの日本の市場に活性化につながっていくものと確信しています。