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2008年11月2日日曜日

メラミン汚染、中国の食品に広範囲に深く浸透=香港専門家-中国の食品に関しては構造的に問題があるとみなさざるを得ない?


中国産鶏卵からもメラミン検出(大紀元)


メラミン汚染、中国の食品に広範囲に深く浸透=香港専門家

  【大紀元日本11月1日】中国産乳製品から有毒物質メラミンを検出したのに続き、中国産鶏卵もメラミンを含有しているのがこのほど判明した。香港の専門家 は、鶏の飼料がメラミンに汚染されることが原因だと指摘し、この有毒化学工業原料が広範囲な中国の食物連鎖に深く浸透している可能性を示唆した。

 香港の政府機構「香港食物安全センター」は10月25日、中国産の鶏卵からメラミンを検出、その含有量は香港の安全基準より9割も高いと公表した。ちなみに、香港市場の鶏卵の6割は中国産である。

 中国の食品製造業者は食品のタンパク質含有量をごまかす為にメラミンを投与事件が発覚して以来、豪州、台湾、日本、タイなど20以上の国と地域で中国産 原料を使用する乳製品からメラミンを検出、最近では、その範囲はたんぱく質粉、小麦粉、魚、お茶、化粧品などにまで拡大。

 日本では、サイゼリアのピザのほか、厚生省の公表によると、千葉県船橋市の食品会社が輸入した中国製造のタコ焼きからもメラミンが検出されたが、幸いなことにまだ市場に出回っていなかった。

 中国紙「南方日報」は10月30日、動物の飼料へのメラミン混入は業界全体の「公然の秘密」であると報じた。メラミンは、実際にたんぱく質を含んだ原料の代替品として飼料に添加され、特に中国南部ではスッポンやウナギの養殖に使われているという。

 香港中文大学の生物化学専攻の陳競明・副教授は、「動物飼料にメラミンが投与されると、それを摂取した家畜、例えば豚、牛、羊、鶏などの食肉も汚染され てしまう」と指摘、それが事実とすれば、乳製品に留まらず、中国の食物連鎖は広範囲にわたってメラミンに汚染されていると警鐘を鳴らした。

中国の食品に関しては構造的に問題があるとみなさざるを得ない?
このブログにも、中国の食品に関しては構造的な問題があると述べてきました。上の記事により、その論点が一層強化されたと思います。

上記の記事で一番ショックだったのは、卵の汚染です。ご存知だとはおもいますが、卵が汚染されていたとしても卵料理を食べなければ良いという理屈は全くなりたちません。

なぜなら、卵料理のほか、おそらく、加工食品のかなりの部分に卵が使われています。今や、ソーセージから、ハム、竹輪、ハンペン、その他冷凍食品、アイスクリーム、レトルト食品に至るまで、卵が使われている場合があります。特に、人工のものではなく、天然の安全な素材の凝固剤として卵の白身が使われています。

おそらく、これらの食品単品だけを食べたとしても、ほとんど健康に被害はないと思います。しかし、長い期間にわたって、複数の食品を食べ続けた場合、長い間には、個々人の体質にもよりますが、腎臓結石などになる可能性は十分にあると思います。

それじゃ、そんな加工品は食べなければ良いではないかと言われる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際はそう簡単にはいきません。それは、卵料理などであれば、使っている卵が○○製と書かれている可能性は高いですが、通常の加工食品の場合、たとえばソーセージに卵の白身を使っている場合、肉に関しては○○産肉とかかれている場合も多いですが、卵に関して、卵白身とだけ書かれてあって、あとは表示されないということがおうおうにしてあります。

アメリカなどでは、随分前から「チャイナーフリー」という表示がされていますが、もう日本でもそういう表示が必要なのかもしれません。あるいは、不便なのを承知でここしばらくは、加工食品は口にしないという選択肢しかないかもしれません。

【関連記事】
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■ピザの原材料に微量メラミン サイゼリヤで594店舗―"麦チェン"などに見られる国内、それも北海道産が注目される今日!?
サイゼリヤでもメラミンが検出されたのには驚きです。同業者(ピザ・テンフォー:北海道函館発祥のピザ宅配チェーンです)として他山の石とした いところです。ところで、こうした事件が相次ぐためか、食の安全性にも注目が集まっているようで、北海道では「麦チェン」などとして、ビザ、うどん、パン など小麦製品を北海道産に切り替える動きがでてきました。やはり、食は「安全」が第一番だと思います。私のブログでは、こうした動きに関して掲載しまし た。

■中国食品安全問題の根源=何清漣―食品の安全が保障されないのは構造的な理由によるもの!!
中国、毒ギョウザ、毒ミルクの次はビザですか・・・・・。中国で混入されても 特に驚くには値しません。これら頻繁におこる毒混入事件の背景には、実はたまたま発生したというのではなく、構造的な問題があります。この構造的問題は、 「現代中国的利己主義」によるものであり、これを助長したのは、中国共産党一党独裁制です。中国で食品の安全を確保しようとした場合、この一党独裁制をや めていただく以外に道ありません。そうなると「革命でもおきない限り」是正されないということになると思います。

■中国産牛乳を試飲した英国閣僚、就任当日に腎臓結石で入院-中国毒入り食品で自滅の前兆か?
私自身は、この牛乳の試飲と、英国閣僚の腎臓結石はおそらく、因果関係は薄いと思います。おそらく、この人は結石になりやすい体質で、たまたま 時期が重なっただけだと思います。ただし、このことが大きな話題になるのは、やはり中国の食品安全に対する信頼のなさを物語るものだと思います。ごく普通 の食品安全管理をしている国の話なら、ニュースバリューはゼロだったでしょう。いずれにせよ、中国の官僚の能力は驚くほど低いですから、中国政府はこれに 対する有効な対策をうつことはできません。他にも星の数ほど問題があります。イデオロギーや政治体制には関係なく最も重要視しなければならない、食品関連 の管理能力不足は、これを象徴するものです。こうした管理能力不足のいきつく先は、中国共産党一党独裁体制の崩壊であり、これは現代中国の分裂崩壊を意味 します。

■石鹸原料を食用油に、幼稚園でリンパ腫異常の集団発生=中国浙江省―現代中国的利己主義の結果がこれか?
先日のメラニン禍が覚めやらぬうちに、小規模ではありますが、また石鹸原料のパーム油を食用油に転用して問題が発生しました。これだけ頻繁に発 生するのは、すでに社会が崩壊しているのだと思います。私は、この出来事の根源は「現代中国的利己主義」に起因するものだと思います。このまま、社会の崩 壊を食い止めることができなければ、中国共産党一党独裁体制の崩壊、すなわち現代中国の分裂・崩壊につながると思います。

■有毒粉ミルク事件、浮上する報道規制問題―情報開示ができない中国は崩壊必至!!
中国では、今回の有毒粉ミルク事件に関しても報道規制をしていました。報道規制などせずに、情報開示をして、真剣にこの問題にとりくんでいれ ば、たこ焼きにまで混入するなど、これほどメラミン禍が広がることはなかったと思います。国民や他国民の命や健康にも関わる重大事の報道に対して規制をか けるとは由々しき事態です。安全に関わる情報まで開示しない国には、将来はありません。今後、中国のこの体質は変わらないでしょう。行き着く先は、中国共 産党一党独裁の崩壊です。

■中国工業製品よりメラミン検出、英大手製菓企業自主回収―揺らぐ中国の「世界の工場」
今回のメラミン禍によって、中国の「世界の工場」としての立場は大きく揺らいだと思います。中国は一方では宇宙開発や、オリンピックの開催、 先進国並の軍事費を計上するなどのことを行いながら、片方では発展途上国並のことするというアンバランスを解消しない限り、将来はないと思います。この映 画の内容現代中国の富裕中国が、貧困中国より中間搾取しているという実体をも如実に示すものと思います。

■中国製靴大量押収、使用禁止の発がん性物質検出―中国の有害商製品は構造的なもの!
つい先日メラニン問題が発覚したばかりなのに、今度はイタリアで靴から発がん性物質が検出されたとは。こうなると、もう道徳とか倫理の問 題ではなく、中国でこうした問題が発生するのは、構造的なものであると考えざるを得ません。構造的なものであれば、改革すれば良いのでしょうが、そうした ことにも中国政府は取り組まずに、宇宙開発、万博の開催、世界トップレベルの軍事費の計上などにうつつを抜かして、真剣に取り組もうという気配が見えませ ん。今後この状況が継続されるなら、根本的な荒療治が必要です。そうです、中国を分裂崩壊させて、新たな国をつくり、ゼロベースで国をつくり直すことで す。一番良いのは、人民が革命を起して現共産中国政府を倒して新たな国家づくりを始めることだと思います。そう思うのは、私だけでしょうか?

■中国、有人宇宙船「神舟七号」打ち上げに成功、初の船外活動も―旧ソ連のミールを彷彿させる大快挙により中国はまた一歩崩壊に近づいたか?
中国「神舟七号」打ち上げに成功し、船外活動にも成功しました。大快挙だったと思います。もし本当だとすれば!!しかし、いずれにせよ、一方 で国内では中国人民の不満のマグマは頂点に達し、いつどこで暴動が起こってもおかしくない状況です。この状況旧ソ連が宇宙ステーションのミールの建造に成 功したころと良く似ています。このままでは、中国は旧ソ連が崩壊したように、今後10年以内に崩壊すると思います。詳細は是非私のブログをご覧になってく ださい。

■ベルリンオリンピックの後にナチス第三帝国は滅亡-北京オリンピックは、共産中国の壮大なレクイエムの序曲か?
北京オリンピック閉会しましたね。しかし、中国ではさまざまな問題があるのに、結局放置された状態にあります。私は、今後なんらかの改善がな い限り、共産中国は10年後には崩壊していると思います。私のブログでは、ベルリン・オリンピックと北京オリンピックの比較など行ってみました。ベルリ ン・オリンピックは、終生「美」を追求し続けたレニ・リーフェンシュタールの演出だっので同じ国威発揚とはいいながらも「美」を体現していたと思います。 そういう意味からすると、北京オリンピックは醜悪であったとさえ言わざるをえません。

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