ラベル 危機、最も早く脱する、日本、麻生首相、念頭決意、ピザ宅配、業界、巣籠り、家籠り、対応、産業構造、変化 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
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2009年1月1日木曜日

危機「最も早く脱するのは日本」 麻生首相、年頭の決意-ピザ宅配業界から見た今年の経済動向は?

北海道ののどかな自然は、都会人の憧れでもある。しかし、渋谷のど真ん中で「北海道ライフ」をエンジョイする人もいる

危機「最も早く脱するのは日本」 麻生首相、年頭の決意

 麻生首相が1日付で年頭所感を発表した。世界的な金融・経済危機の広がりに関し、「日本だけが、この『つなみ』から逃れることはできない。しかし、適切な対応をすることにより、被害を最小に抑えることはできる」と指摘。政府として景気・生活対策に取り組む考えを強調し、「世界の中で、最も早くこの不況から脱するのは、日本です」と決意を示した。

 さらに将来の日本のあるべき姿に向け、「受け身ではダメ。望むべき未来を切り拓(ひら)くために、行動を起こさなければならない。私は、決して逃げない。国民とともに、着実に歩みを進めていく」と引き続き政権運営に当たることに意欲を見せた。

ビザ宅配業界から見た今年の経済動向は?
ピザ宅配業界の現状
皆様、明けましておめでとうございます。昨年は、金融危機があり、全世界的に不況の嵐が吹き荒れました。その影響は、全世界的に今年も吹き荒れることでしよう。

麻生総理が語った、「世界の中で、最も早くこの不況から脱するのは、日本です」というのは、正しいことです。これに関しては、このブログでもすでに、「いまだかつて、急激な円高になった後で、好景気にならかったことはない」ということで掲載しています。

ちなみに、ピザの宅配に関して、昨年の7月には、三重苦にあえぐビザ宅配業に関して掲載しました。ガソリン高騰、小麦相場の高騰、チーズの高騰で宅配ピザ業界も大変だという内容でした。

私自身は、こうした状況はいずれ早いうちに、解消される旨をこのブログにも掲載してきたと思います。しかし、金融危機が発生してから、この状況は意外と早く解消されつつあります。

まず、ガソリンの価格はご存知のように、低下しました。小麦粉に関しても、下がりつつあります。チーズに関しても、下がっています。先の三重苦は解消されつつあり、今年は完全に解消どころか、さらに円高のため値下がりしてメリットになると考えられます。ピザ宅配業界は、チーズ、ガソリンともに100%輸入に頼る業界です。現在苦境にあえぐ、車両や家電業界などとは対極にある事業です。

現状では、まず原材料価格が下がっていること、さらに、雇用状況が悪化していることから、人材確保がしやすくなっていることから、ピザ宅配業界にとっては非常に良い環境が整ってきたと思います。

ピザ宅配業界にとっては、さらに良いことがあります。それは、最近「家篭り、巣籠り」状況といわれるように、多くの人が自宅ですごすことに価値観を感じているという状況です。マスコミの多くの論調では、不況なので家で過ごすことが多くなっているという解釈をしているようですが、私はまた違った考えを持っています。

ネット販売が興隆
以前掲載したように、デパートの売り上げはとうとう昨年でコンビニに追い抜かれたようです。そうしたコンビニも、最早以前のように店舗数の増大とともに順調に売上げをあげていた時代は終わり、売上げの増大はすでに頭うちになっています。

ところが、ネット販売は相変わらず成長しています。最近ネットブックもしくは、ミニノートというパソコンが従来のパソコンと比較して売上げが伸びていますが、その売上げの1/5程度がネット販売によるものです。楽天の決算は赤字ですが、ネット販売そのものは伸びています。アメリカでは、クリスマス商戦でアマゾンドット・コムが過去最大の売上げを上げています。

こうした状況から考えると、多くの人が出かけることよりも、家で過ごすということに重きをおきつつのではないかと考えられます。これに関して、多くのマスコミなどは、不況などのため外出を避けているのではいないかという見方をしているようです。しかし、私はそれだけではないと考えています。

特に日本では、10年前、20年前と比較すると、いわゆるhomeというか、家の環境は抜群に良くなっています。このHOMEがこれからの、日本のキーワードになるかもしれません。30年前くらいまでは、「ウサギ小屋」などと海外から揶揄(やゆ)されたくらい劣悪でしたが、それが少しずつ改善されてきています。

さすがに、家の面積はヨーロッパやアメリカなどに比較すると狭いですが、家電や、トレイ環境、その他照明、空調などは、相当良くなっています。それに世界共通の現象として、インターネットの普及があります。家の中にいながらにして、外部の情報が容易に手に入れられるようになっています。さらに、eコマースの成長により、わざわざ外に出かけなくても外からいろいろなモノを取り寄せることができます。

渋谷のど真ん中で北海道を楽しむ?
実際に、渋谷に住む人のほうが、北海道の人よりも、北海道の物産に詳しいなどということがおこっています。こういう人は、普段から北海道に興味を持っていて、情報だけではなく、いろいろと北海道物産を取り寄せています。「北海道○○産」のワインの「◇年」モノは美味しいから是非飲んでみてと、教えてくれたりします。さらに、こうした人は、情報に詳しいため、北海道に来たときには、すでに見所や、物産を手に入れる場所を最初から知っています。私たち北海道に住む人よりも、詳しいです。

このような人は、北海道の物産を自宅で楽しんでいます。無論、北海道の物産を楽しむのは自宅でです。北海道そのものに出かけるためには、旅をしますが、北海道の物産を手にいれたり、楽しむために、わざわざ都内のどこかに出かて、石狩鍋を食べたりはしません。自宅で石狩鍋を作ります。自宅で、根ボッケを焼いて食べます。鹿肉をレストランで食べるよりも、ネットで購入して、自宅でオーブンでローストして食べます。そうして、北海道産の牛乳など毎日のように飲みます。アスパラの旬のものは、誰よりも早く食べます。北海道で撮影した、画像や、動画など、大きな画面のテレビに映しだし楽しみます。

現在このような消費や楽しみ方が、増えているのではないかと思います。確かに、喫茶店、居酒屋、レストランなどに出かけることを考えてみれば、しょっちゅう行くことを考えれば、実際に北海道に行ったり、北海道関係の物産を購入したり、自分なりの楽しみ方ができます。外出して手に入れられるのは、あくまで、お仕着せの北海道であり、自宅で楽しむということになれば、自らの考えで自分なりの楽しみを得て楽しむことができます。

自宅の環境がある程度良くて、以上のような楽しみを覚えた人は、なかなか渋谷の自宅から動くことはなく、自宅で北海道を満喫するようになるのではないでしょうか?そうして、経済的に見ると、以前のように居酒屋や、レストランに行くのとさほど変わらないような、生活をしているのにもかかわらず、充実感がはるかに高く、満足していて、高いなどとは感じていないのだと思います。友人・知人も自宅に招いて自ら、北海道の食材を用いた手料理で接待しているのだと思います。ただし、北海道物産以外のものは、近くの渋谷の商店街やデパートなどで購入しているのだと思います。

上記では、たまたま、そういう人がいたので、北海道を事例に出してみましたから、人によってそれが、九州であったり、東北であったり、場合によっては、パリであったりミラノであったりするのだと思います。

また、上記まではいかなくても、現在では、ジャズ喫茶のオーディオ装置などよりも、はるかに良い音響機器など入手できるため、自宅で、自分の好きなアーチストなどの音楽を誰にも邪魔されず、じっくり聞く、聞くなら、最高のワインを用意するとか、葉巻を吸うだとかなどのことも考えられます。学生でさえも、パソコンや、比較的安価なスピーカーなどの条件が整っています。

最近新築の家を買うと、マンションなどの集合だろうが、一戸建てであろうが、黙っていると、価格に応じてお洒落なシステムキッチンと、オーブンが設置されるようになってきています。これらも、こうした「家篭り」を助長している面があります。一度オーブン調理に慣れてしまうと、フライパンなどでは考えれないくらいの量の料理を調理することができます。そうすると、小規模なホームパーティーなどにはうってつけです。だからこそ、最近の新築住宅には必ずといっていいほど、オーブンが設置されているのだと思います。

ところが、最近、函館でマンションを見て回る機会がありました。システムキッチンは、大きめのガスグリルはついているのですが、設置されオーブンは設置されていませんでした。不審に思って、販売担当者に尋ねてみると、「函館の人は料理しませんから」というものでした。確かに、簡単な煮炊きなどはするようですが、あまり手の込んだ料理はしないようです。無論全部の人がそうだとは、いえないと思うのですが、最新のマンションにオーブンが設置されていない状況をみると、やはり、料理はあまりしないというのが実情なのだと思います。

上記のようなライフスタイルは、都会から浸透しているのかもしれません。いずれ、5年、10年たつと函館などの地方都市にも浸透してくるのかもしれません。

ピザ宅配業の将来
さて、いろいろみてきましたが、ピザ宅配業に関しては、おそらく、「家篭り」「巣籠り」という状況があるため、ここしばらくは伸びていくのではないかと思います。特に、先ほどの渋谷で北海道を楽しむライフスタイルなどが普及していない地方都市では伸張していくのではないかと思います。ただし、価格的には、現状の普通のピザ宅配の価格帯は欧米などに比較しても高すぎます。欧米であれば、いわゆるLサイズのものでも、1000円台です。こうしたことを考えると、おそらく、価格を下げていくか、下げれないところは淘汰されていくと考えられます。

しかし、本格的に家篭り、巣籠りをするライフスタイルが全国的に定着していくと、ピザ宅配そのものの、需要は減っていく可能性が大きいと思います。先の、渋谷で北海道を味わうライフスタイルを送る人は、きっと、自ら、自宅のオーブンで北海道産の小麦や、旬の食材を用いて焼いて楽しむようになるに違いありません。ただし、時間があるときは、自分で焼き、そうでないときは、宅配も注文するということもあるので、全く需要がなくなるということはないでしょう。それにしても、需要全体は減ると考えられます。そうなると、足腰の強いところと、消費者の変化に対応した新業態を開発したところが生き残ることになるでしょう。

家篭り、巣籠りが時代のキーワードに
最近、家籠り、巣籠りがキーワードになっており、昨年もクリスマスケーキの予約が例年よりもはるねかに多かったことがテレビなどでも報道されました。おそらく、金融危機などで、家籠り、巣籠りなど余儀なくされた人もいるのでしょうが、現状の昔と比較すれば、非常によくなった住環境での、家籠り、巣籠りなどは、見直されると思います。そうして、金融危機が去った後でも、変わらず、ライフスタイルの一つとして、生き残ると考えられます。それは、ピザ宅廃業に限らず、日本の産業構造にも大きな変化をもたらすものと思います。すべての、産業はこれに対応していく必要が出てくると思います。こうした、対応により内需も拡大され良い方向に向かっていくと思います。

こうした、家籠り、巣籠りは時代のトレンドではなく、キーワードになってくる可能性が大です。このブログでは、このキーワードについても、これからも追いかけていき、掲載していきます。

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