英辞朗をご存知ない方のために簡単に説明します。英辞朗は有志の方々が作り上げた英語辞書です。単語を深く知ることには向いていませんが、専門の単語やスラング、用例が非常に多いのが特徴です。(名詞の加算・不加算の表記があると、さらにうれしいのですが…) webバージョンは最新の英単語が続々と登録されています。たとえばpodcastという単語も掲載されています。
大雑把にメリット・デメリットをあげておくと以下のとおりです。
○最新の情報に更新されている
○カラーで見やすい
×インターネット環境とPCが必要
×インクリメンタルサーチができない
○最新の情報に更新されている
○カラーで見やすい
×インターネット環境とPCが必要
×インクリメンタルサーチができない
いずれにせよ、最近ではインターネットで英文を読む人のほとんどは、web辞書を使っていると思います。英辞朗は英文を読むということになると、さほど他の辞書と比較して優れているとは思いませんが、英文を書くというときに威力を発揮します。それは、用例が豊富だからです。英文を書くときに、和英辞書をひいても、用例が乏しく、ただ英語の対訳と、貧弱な用例しか掲載されていないと、実際にどう使って良いかわからず、結局は変な和製英語になりがちです。ところが、英辞朗だと用例が豊富なため、自分の使いたい用例にいきあたる確率が非常に高いです。
■英辞朗の用例■■■■■■
たとえば、「英語」という言葉を英辞朗に入力してみると、以下のような用例が出てきます。
英語が、欧州で最も広く使用されている第二言語で、EU加盟国の住民の3分の1によって話されています。
English is the most widely used second language in Europe.⇒全文を表示する
English is the most widely used second language in Europe.⇒全文を表示する
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ご覧のよう英語の一つ一つの言葉がリンクされていて、その意味を見ることができます。この文章など、コピペなどしたいときは、リンク機能をオフにすることもできます。さらにうれしいのは、リンクであちこち調べているうちに、結局最初は何の言葉を捜していたのかわからなくなるときがありますが、そのようなときには履歴という機能があり、リンクの履歴も調べることができます。このようなことができるのは、Web辞書だけだと思います。
特に、リンク機能と、履歴の機能は、半年前くらいに見たときはなかったと思います。久しぶりで見たら、このような面白い機能がついていました。先に掲載したレオナルド・ディカプリオに送ったメールもこの機能を縦横無尽に使った書きました。使っていない皆さん是非使ってみてください。私がもし、高校生だったら、使い倒したでしょう。今の高校生、英語学習の環境が整っていて、うらやましい限りです。