2007年7月23日月曜日

リストランテ・ル・ブォン8月19日(日曜日)に閉店します

上はリストランテ・ル・ブォンで開催されたローストビーフ教室の様子。

長い間ご愛顧いただきましたが、リストランテ・ル・ブォン来月19日を最後に閉鎖することとなりました。閉店までには様々なイベントをご用意してありますので、よろしくお願いいたします。木曜日(26日)には北大水産学部によるコンサートを予定しています。

なお、このブログはもともと、リストランテ・ル・ブォンのことを話題としたものとして出発しました。今回レストランの方は閉店しますが、このブログはそのまま継続いたしますので、よろくお願いいたします。

2007年7月21日土曜日

YouTubeで英会話


上記はYouTubeの速習英会話を、主催されている方の動画です。どのような動機で速習英会話をやりはじめたか、判りやすく解説しています。なかなか面白いです。株価の話からはじまりラーニングシステムとしてのYouTubeの優れた点、現状の英会話スクールこと、速習英会話の作成内容などです。

上は、英会話速習Aの第1回目の内容です。最初はいかにも英語の学習動画という感じで、文法の説明などもしてあります。中高生に見せても良いような内容かなと感じます。

ところが、何回目からかはわかりませんが、掲載される画像がちょっとHっぽくなりました。これは、中高生にはどうかなと思いましたが。かえって喜んで見るのかもしれません。それに、この程度だとさほど刺激的ではないので、これはこれで良いのかとも思いました。それとも、利用するユーザーを調べて、対象はいわゆる大人の男性が多かったので、このような形態にしたのかもしれません。

i-podでは、以前からこのような形式の英会話の教材がありましたが、YouTubeでもこんなに本格的なものができていたのです。なかなか使いでがありそうです。私もこれをしばらく見ていこうと思っています。でも考えてみると、YouTubeは英語学習の宝庫ですね。最近i-podで聴いている、English as a Second Language というのも飽きてきたので、これを見てみようと思っています。さらに、これらである程度覚えたら、YouTubeなら、それこそニュースから何からネイティブ・スピーカーの話している内容のものが無尽蔵にありますから、これらを見たり聴いたりすれば良いですね。英会話の学習にPodcastの他にもYouTubeという新たな強力なツールが加わったということです。

皆さんも試してみてください。それから、IT企業関連の方はYouTubeによるラーニング・システムの新しい企画などため参考にしてみてはいかがですか?

2007年7月20日金曜日

ピザテンフォー-店舗の様子


上はピザテンフォーの内部を写したものです。YouTubeに投稿しました。ピザつくりから、宅配に出かける前の壁地図のチェック、それから配達にでかけるまでの様子です。
ピザテンフォー現在は北は北海道ほぼ全域から、関西は除いて南は九州の鹿児島まで出店しています。ただし、東京など全地域に出店しているわけではありません。まだ、一部に出店している状況です。最終的には日本全国1,000店舗構想にもとづき1,000までは出店する予定です。

このデリバリー網いずれ他の商品・サービスにも活かす予定です。Google Analyiticsによれば、このブログを見られている方の都市では、一番多いのは渋谷です。残念ながら渋谷には出店していません。次に多いのは東京ですが、これもまだわずかしか出店していません。3番目は函館です。ここでは近郊を含めると9店出しています。出店していない地区の方には、テンフォーといってもピンとこられないと思いますので、判りやすい動画を掲載してみました。

皆様の住んでおられるところにも、いずれ出店していくことになります。そのときはよろしくお願いいたします。

2007年7月19日木曜日

WEBの書斎

上は、私のモバイルパソコンです。東芝のリブレットシリーズの一つ前の型です。最新のリブレットシリーズは小さすぎて、キーボードを打つのも大変です。だから、まだ新しいのは購入していません。この程度のスペックで今のところ十分です。

それに最近このモバイルコンピュータの新しい使い道を発見しました。それは、大日本印刷株式会社のwebの書斎です。これは、web上でオン・ディマンドで書籍を配信するサイトです。青空文庫なども利用していましたが、最近ではこのサイトも活用しています。青空文庫の場合、原則として著作権が切れたものしかないので、新しいものはありません。だから、最近はこのサイトも活用しています。

欲しいと思った書籍がすぐに見ることができるというのは、やはり良いです。アマゾンだと購入してからしばらくしてからでないと来ないので、その間少しイライラすることがありました。

上で掲載した東芝Libtettoにダウンロードして、読んでいます。新しいほうのLibrettoだと、画面が小さい上にさらに高精度の画面なので、ダウンロードしてもあまりに字が小さくなりよみにくくなります。このリブレットも読みにくいといえば、読みにくいのですが、ぎりぎり許容限度以上にはなっていると思います。

とにかくこうしたモバイルパソコンに書籍を入れておくと、どこでても読めます。家の中でも場所を選ばず、時によってはカフェなどでも読めます。電池は最大2~3時間持つので、満タンにしていけば十分です。

それに、ウェブの書斎では絶版になったものも配信しています。探せば、話題の作品や人気作家の新作も、驚きの価格で手に入ります。しかもウェブの書斎では各タイトルに無料の「立ち読みデータ」を付け(除・角川書店タイトル)、中身を確認しながら本が選べるので、書店にいる感覚で購入できます。

それから、モバイルパソコンの場合一冊の書籍と比較すれば1kg程度の重さなので、重いといえば重いですが、数十冊程度どころか数百冊でもいれられるので、いくつかの書籍を読みたい場合など、かえって便利です。しかも、思いついたことをすぐにその場でwordなどにも入れられるので重宝しています。
とにかく、パソコンに好きな著書を入れておいて、好きな場所で読めるというのが気に入っています。
特に好きな書籍を仕事などに関係なく読む時は至福の時といってもいいです。
あなたも試してみてはいかがですか?


2007年7月18日水曜日

セカンドライフの空騒ぎ


上の画像はセカンドライフ内の渋谷エリアに設置されたブックオフ店

アメリカのTIME誌が「Site to Avoid(日本語ではワーストサイトくらいの意味か?)」として「セカンドライフ」をあげていました。

その内容は以下のようなものです。

もう一つの世界でセカンドライフを楽しんでいる人が多数存在していることは分かっている。ではなぜ駄目なのか。まずセカンドライフ内の仮想空間は広大で素晴らしいといってもいい。しかしその体験のためには専用ソフト(無料)をダウンロードしてインストールしなければならず、仮想空間との接続はブロードバンド環境であっても重いことで有名で操作も難しい。ユーザーはアバター(編註:人間型のCGモデル)を通じて仮想空間を体験するが、自分のアバターの動作をイチイチ設定するのが非常に面倒だ。その動きも奇妙でしかもタイムラグがあって操作から酷く遅れることもある。他のサービスでも操作に慣れというものが必要だがセカンドライフほど酷くはないだろう。

そしてセカンドライフ内には至るところに粗暴で困った参加者が居て所かまわず落書きを描き散らし、不慣れなユーザーを掴んでは彼方にまで放り投げたりしている。セカンドライフのファンは仮想空間内では会って会話しスニーカーや不動産(仮想空間のものだが実際の貨幣で買う)の売買もできて踊ってボーリングしてセックスまでだってできると胸を張る。仮想空間でまで人並みの営みを繰り返すわけだが、贔屓目に見てもWorld of Warcraft(世界最大のオンラインゲーム)で「蜘蛛の串焼き」や「魔法のパンタロン」を作ってるよりはマシといえなくもないという程度だ。

また会議やセミナー会場としての企業利用がセカンドライフの公的評価を高めているようだがしかし、それも一部のベンチャー企業らが誇張しすぎている可能性もある。

この文章のとおり日本でも一部の企業が大げさに騒いでるだけで。欧米のプレイヤーの多くはすでにセカンドライフから抜けているのではないだろうか。日数をかけて創られた「立派なお屋敷」が無人となって放置されているという状況だ。大きなムーブメントにはならないと思います。

私自身もセカンドライフを試したみましたが、以下のような欠点があります。

1.まったく重い どれだけハードウエアリソースが必要なのか?数年前に購入した私のパソコンの場合画面がカクカクしてしまう。       

2.人が居ない 登録者数だけ人数が多いが、現実には殆ど無人島がいっぱいあるだけだ。現状ではMixiの登録者数よりはるかに少ない。

3.金の亡者が多い。RMTできる、という部分ばかりが強調され他には何もない。つまりログインしてもチャットしてるだけで何もすることがない。他のオンライン・ゲームだとモンスターを倒すなど目的がはっきりしているが、セカンド・ライフの場合そのようなものはない。チャットするだけならメッセンジャーで十分。skypeで直接話したほうが面白いかも?

4.最新のモンスター・ハンティング・フロンティアなどのゲームソフトに比べると、お粗末なグラフィックスに、使いづらいインターフェイスで貧弱なアバター。たぶん5年ぐらい前のレベル。

5.アバターの操作が難しすぎ。タイムラグが長すぎる。

以上の5点と、あと10年ほど前に日本国内でセカンドライフよりははるかに規模が小さいし、10年前とあって技術が遅れていたため、今から思えばはるかに簡素なものだが、セカンドライフにそっくりなコンセプトのマイタウン(定かではない)というような名称のサービスが提供されていたはずです。

それこそ、アバターを操作して町の中を歩いて、他の人とであったら文字チャットできるようなものだったはずです。あれはどうなってしまったんでしょうか?無論町の規模も小さいし、アバターもあまり動かず本当に初歩的なものだったのを覚えています。

今日いろいろ検索してみましたが、結局分かりません。確かNHKの未来のコンピュータ世界を描いた2~3回程度の連続のドラマにも紹介されたような気がします。あの今から思えば、不思議なサービスはどうなってしまったのでしょうか?確か富士通かどこかで提供してたような気がしますが。あのサービスどのようになったのかご存知の方がいらっしゃれば、教えていただきたいと思います。もし、あのサービスがそのまま進化していたら、セカンドライフのようになったと思いますが。結局続かなかったということだと思います。

人のもう一つの人生をバーチャルな世界で作り出そうという考えが、そもそも無理なのかもしれません。私たちは、どう頑張っても現実世界から離れられませんし、インターネットなどの技術は、もともと現実世界の人と人を結びつけるものであり、いくら技術が発展したとしても現実世界から遊離したものでは大きなムーブメントにはなり得ないと思います。やはり、価値観の同じ人たちを強く結びつけ共同体を構築することに寄与するような方向性が一大ムーブメントをつくりだすのではないでしょうか?

この空騒ぎ、SNS、YouTube、web2.0などと話題が続いたきたのに、最近次の話題に乏しくなったところに丁度良くでできたため、少数の企業が飛びついたといういわゆる空騒ぎ現象なのではないでしょうか?古くは、MIS(マネジメント情報システム)、SIS(戦略的情報システム)、SI(システムインテグレーション)などの言葉がありましたが、これらと同程度の意味しか持たないような気がします。空騒ぎにのると火傷すると思います。

2007年7月17日火曜日

リストランテ・ル・ブォンからのお知らせ-サマーフェア!


上はリストランテ・ル・ブォンの厨房の様子。お客さまからの要望でフランベをしています。
さて、リストランテ・ル・ブォンのサマーフェアのご案内をさせていただきます。
夏のル・ブォンは遅いランチにピザとスイーツの食べ放題!!オリジナルのデザート(リストランテ・ル・ブォン手づく)を好きなだけお楽しみください。

◆ピザ&スイーツ 食べ放題◆14:00~17:00(ラストオーダー14:30)
ピザ5品
自家製ケーキ・ミニパフェ・ソフトクリーム・カキ氷・チーズデザート・シャーベット
以上
90分食べ放題でお一人様 1,500円
■3名様より注文承ります

◆ピザ・パスタ食べ放題◆(18:00~)
90分間の食べ放題。
お一人様2,000円


函館市本通1丁目22-22(GEOさん向かい)
ご予約は  0138-31-3838
営業時間/11:00~22:00
(ラストオーダー21:15)
客席数/100席

2007年7月16日月曜日

Funny Face

YouTubeにまた、投稿しました。今度はチャナの顔です。登録したファイル名は『Funny Face』です。下がそのクリップです。

動画像のチャナの顔をみているうちに、面白いしかわいいので、ミュージカル映画の『Funny Face』を思い出してしまいました。そのため、この投稿動画のバックグラウンド・ミュージックはこの映画の中でフレッド・アステアが歌っている「Funny Face」にしました。実際に作成してみて音も入れてみたら、なんとなくピッタリあてはまりました。
下のミュージカル映画の『Fanny Face』は、邦題は『パリの恋人』で、オードリー・ヘップバーンとフレッド・アステアが出演しています。まあ、どちらかというと平和な脳天気なミュージカルですが、若い頃のオードリー・ヘップバーンの躍動感が満ち満ちています。

オードリー・ヘップバーン今だ人気が衰えないですね。 バーバーリーのブルーレーベルというブランドは、オードリー・ヘップバーンが現生きていて二十歳で生きていたとして、どんなものを選ぶかというコンセプトでつくられているそうです。


2007年7月15日日曜日

和田アキ子サイバークローン設置しました?!

和田アキ子さんのサイバークローンを設置しょうとしましたが、結局やめました。よく考えた上で右縦長レイアウトの自己紹介の下に坂本三佳さんのサイバークローンを設置しました。
和田アキ子さんのサイバークローンを設置してみたら、アキ子のさんのキャラがあまりにも強すぎて、ブログのイメージが崩れてしまうし、なんとなく怖く、このブログに貼り付けてあるコワモテの時計仕掛けのオレンジの写真までやさしく見えてしまいます。
下は坂本三佳さんのグラビアです。

どうしても和田アキ子さんのサイバークローンを見たい人は、http://www.akofc.com/index_new36.html
をクリックしてください。

ところでサイバークローンとは、特に明確な定義はまだどこにも出ていないです。私の見解では、「ブログなどに簡単に貼り付けができる、ブログパーツの一種で、クリックなどをするとインタラクティブに反応を示すクリップのようなもの」というところですか。

実際に右レイアウトの坂本三佳さんの像の頭や目や首などをクリックすると、反応を示します。現在のサイバークローンはこの程度ですが、将来的にはしゃべったり、いろいろするようになると思います。将来が楽しみですね。

2007年7月14日土曜日

政見放送 兵庫のおじさん - 日本の政治をグローバルな視野から見直そう!

上の画像はあるブログで紹介された「政見放送 兵庫のおじさん」です。いよいよ、参議院選挙が公示されました。この動画は参院選挙に対するアイロニーを含めた内容のものです。変に面白いので掲載しました。内容はメチャクチャですが、、、、。


私は政治には直接かかわりを持ちたくはないとかねてから思ってきました。それよりも今は、自分のできることを精一杯やりたいと思ってきました。ただ、最近の参院選挙や、マスコミや日本国民の論調の中で非常に気にかかるし奇異に感じることがあるので、ここで述べておきます。


まず、日本国内ではほとんどの人が、政治はインフラ整備はできるが、そのインフラの上にたっていろいろな施策を行うことは不可能であるということを理解していないように思われます。すでにソビエト連邦の崩壊で、大きな政府による社会的救済など不可能であるというより、幻想だったということは少なくても日本以外の先進国では周知の事実だと思われます。にもかかわらず、日本国内では政府による社会的救済は可能であり、良い人が良い意図をもって良い政治をすれば可能になると信じて疑っていないように思われます。マスコミの論調は完全にそうですし、与党を非難する野党の論調もそうです。

どうしてこんなことになってしまったのかと考えるに、やはり日本はあまりにも短い間に先進国になってしまったからだと思います。アメリカでも、ヨーロッパ諸国においても、ソビエト連邦が勃興する前の記憶がお年寄りの中や、よく読まれる歴史書の中に息づいているが、日本ではそうではないということだと思います。ソ連が勃興する前までは、いわゆる社会的救済や社会福祉に属することは先進国ではすべていわゆるNPOが行ってきました。それが当たり前でした。政府の方は何をやってきたかというと、基盤整備だけに力を注いできました。それが、台頭してきたソ連による政府が何から何まで面倒をみるという、メッセージが先進国の政府をゆすぶり、このままでは世界は共産化されてしまうという恐れから、すべての先進国が巨大な政府による福祉政策による社会的救済を目指したのです。でもこの壮大な実験は、ソ連の崩壊ならびに主要先進国の福祉政策の完全な失敗により、政府による社会的救済は不可能であるとの結論が出ています。

しかし日本では、あまりにも貧乏な国だったために、明治時代などヨーロッパやアメリカがNPOで福祉をやっていた時代にはなんらの余裕もなく、とにかく政府が主体となって実施してきたということです。だから、日本には真の意味でのNPOの歴史も実績もありません。だから、未だNPOの意味がわかっていない人が多く、NPO自体の人と話をしてもチンプンカンプンで、活動している人自身がその意味や歴史的背景を分かっていない人が多いようです。アフリカの貧しい人の中でたまたま運の良い何人かを良き意図をもって助けることがNPOの本流であると勘違いしているような人が多いです。ここでは、この話に踏み入ると話が長くなってしまいますが、NPOの真の活動は社会変革であり、社会的事業です。こういってしまうと日本国内では多くの人々がチンプンカンプンのようです。この話はいずれまた改めて掲載します。


皆さんは日本の大蔵省の基本ともなったエリザベス朝時代の大蔵省に、大蔵大臣を含めて何人のスタッフがいたかご存知ですか?1000人ですか?500人ですか?正確な人数は忘れました、大臣を含めてわずか十数人だったはずです。この十数人があのインドを含めた広大なエリザベス朝の大英帝国の財政を担ったのです。信じられますか?だからこそ、彼らはいい加減な公約をすることはなしに、本当に重要な根幹的な業務しかしなかったし、できなかってのです。でもあの黄金時代を築くことができたのです。人数が増えると余計なことにも手を出して、存在意義を主張するということになります。これが、役人の非効率、非生産性につながります。


もともと、政府が基盤整備以上のことを実施すると非常に効率が悪くなるし、そもそも土俵が違うのです。だから、あれもできるこれもできる、あれもやる、これもやるという政治家は本来的に嘘つきだし、嘘つきでなかったら過去の歴史を知らなさ過ぎる、あるいは知っていてもマスコミ受けや民衆受けするために言っているのです。私は、まさかそんなことはないだろうと思っていましたが、あるテレビ番組で世界史の履修問題の報道の中で、世界史特に近代史を知らない外交官がいるというのを見て納得がいきました。


みなさんも、一度政治の問題を考えるにしても、世界史的な立場から見直してみてはいかがでしょうか。今まで見えなかったものが見えてくると思います。私も偉そうことを語っていますが、このような見方ができるようになってのはここ5年から10年のことです。しかし、日本国内の多くの人々特にマスコミの方、このような見方ができるようになり、報道できるようならなければ、そうして政治家自身が政府の本当の役割を国民に理解していただくよう努力しなければ、日本はおかしな方向に向かうかもしれません。それから国民の皆さん政治に過度の期待をするのはやめましょう。政治に過度の期待をすると、それこそ兵庫のおじさんの言っているように、『苦労道楽』になってしまうかもしれません。本当の幸せは、私たち一人ひとりの努力と、他人を思いやる気持ちから生まれてくるものなのですから。

2007年7月13日金曜日

K9


上はK-9という映画のクリップです。この中でジャーマンシェパードがでてきますが、以下の話を理解していただくため掲載しました。犬の中でもジャーマンシェパードは、犬中の犬です。勇ましさ、敏捷にさに加えて飼い主や仲間に対する柔和な態度・視線・行動にはシビレます。

皆さんはK-9という言葉をご存知でしょうか。この言葉、英和辞書によれば『【名】 軍用犬{ぐんようけん}、警察犬{けいさつけん}◆【語源】canine(ケイナイン)から』です。要するに、゛英語の発音がcaine=k9(ケイナイン)と、同じため広くアメリカで使われることになったものです。イギリスなどではこの用法はほとんどないようです。

アメリカの陸軍などの中にもK9があります。数年前に、イラク紛争で大活躍したk9のインド生まれのジャーマンシェパードが数奇な運命を経てアメリカに帰ってくるという話が報道され、その日にはアメリカの多くの市民が港に集まったそうです。このジャーマンシェパード、イラク戦争中に面倒を見ていた係官が、負傷して本人はもうあきらめて犬に「もう私を捨てて帰りなさい」という命令を出したそうですが、ジャーマンシェパードの方はこの命令を無視して、係員の襟を加えて味方の基地までひきづっていったそうです。まさしく英雄ものです。その係官は助かったそうです。ジャーマンシェパードと人間の強い絆の事例です。

ダイハードで有名になったニュヨーク市警にも無論k9課があります。警察犬を扱う部署です。アメリカの警察や軍隊などのK9というと、犬を扱う部門です。k9の象徴はやはり、ジャーマンシェパードです。他の犬種もいるのですが、やはりジャーマンシェパードが最適なようです。これは私の私見ですが、ダイハードシリーズの中にもジャーマンシェパードを取り入れてたら面白いのではないでしょうか。

ジャーマンシェパードの付き合いは人生で三度あります。最初は祖父が飼っていたジャーマンシェパードのナチ(那智)との出会いです。非常に丈夫な犬で北海道の厳しい冬の環境にも軽々と耐えていたのを覚えています。真冬のマイナス十数度という気温でも、せっかく作ってあげた犬小屋に入らす外で寝ていました。朝見に行くと、ジャーマンシェパードの形に雪の表面に穴が開いていました。体温で雪が溶けたためです。子供ころなので、那智の体はものすごく大きく感じました。あやしい人に対しては歯をむき出して吼えるのに、飼い主に対して柔和な犬だったことを覚えています。 子供ころの感覚ですから、今でいえば、体調が3mもあったような気がします。無論そんなことはないはずです。しかし、親から聞いた話では確かにジャーマンシェパードの中でも大きな犬だったそうです。でも私はそんなに大きな那智に対して恐怖を覚えたことは一度もありません。目が優しい犬でした。

そうして、二度目と三度目は勤務する会社オーディンフーズの中でのジャーマンシェパードです。二度目はウィン(♂)、三度目はチャナ(♀)です。まさか、人生の中で三頭のジャーマンシェパードと親しい関係になるとは思っていませんでした。ジャーマンシェパードと他の犬を比較すすると、とにかくジャーマンシェパードは頭が良いということです。物の本によるともっとも頭の良いシェパードは人の言葉を600語ほど記憶するそうです。600語というと、難しい言葉は別として、簡単な日常会話はほとんどわかるということです。ウィンとチャナも少なくても数十語は理解しています。ジャーマンシェパードはペットではありません、犬格を有した私たちの対等なパートナーです。とにかく毎日ウィンやチャナとかかわることができるのは幸せなことだと思い日々をすごしています。

それから、最近物騒になってきましたから、ジャーマンシェパードのような大型犬の需要は増えていくと思います。最近物騒な世の中になり残忍な殺人者も増えているようですが、こうした残念な犯罪者が自宅に侵入したときに、ミニチュアダックスフントやチワワワは何をしてくれるでしょうか。それともう一つ最後にジャーマンシェパードのような大型犬の良さとして、体が大きいだけに、顔だけでなく体全体を使ったしぐさ、コミュニケーションが豊かであるこてとをあげておきます。

2007年7月12日木曜日

ナガメテカカワラズ-ある校長先生のパロディ

上はご存知宮沢賢治の写真。宮沢賢治は、下に掲載するような自分の詩のパロデイがつくられることを予期していただろうか?それは今となってはわからないことだが、私達は自己よりももっとはるかに大きい存在があるということを忘れてはならない。これを忘れれば堕落するのみである。自分や自分の子供が堕落していることを認識でききない人々がいるということは、実に遺憾なことである。残念なことだ。

面白い記事を見つけました。


知っていますか?現代っ子「雨ニモアテズ」7月12日8時8分配信 産経新聞。
詩人の宮沢賢治に「雨ニモ負ケズ」という有名な詩があります。東北地方で貧しい農民たちと生活をともにした賢治が、こういう人になりたい、と自分にいいきかせた素朴で力強い詩です。そのパロディーに「雨ニモアテズ」というのがあります。賢治のふるさと・岩手県盛岡市の小児科の医師が学会で発表したものだそうです。職業上多くの子供たちに接していて、まさにぴったりだと思ったといいます。作者はどこかの校長先生らしいです。

雨ニモアテズ

雨ニモアテズ
風ニモアテズ雪ニモ 
夏ノ暑サニモアテズブヨブヨノ体ニ 
タクサン着コミ意欲モナク 
体力モナクイツモブツブツ 
不満ヲイッテイル毎日塾ニ追ワレ 
テレビニ吸イツイテ 
遊バズ朝カラ 
アクビヲシ  
集会ガアレバ 
貧血ヲオコシアラユルコトヲ 
自分ノタメダケ考エテカエリミズ
作業ハグズグズ 
注意散漫スグニアキ 
ソシテスグ忘レリッパナ家ノ 
自分ノ部屋ニトジコモッテイテ
東ニ病人アレバ 
医者ガ悪イトイイ
西ニ疲レタ母アレバ 
養老院ニ行ケトイイ
南ニ死ニソウナ人アレバ 
寿命ダトイイ
北ニケンカヤ訴訟(裁判)ガアレバ 
ナガメテカカワラズ
日照リノトキハ 
冷房ヲツケミンナニ 
勉強勉強トイワレ叱ラレモセズ 
コワイモノモシラズコンナ現代ッ子ニ 
ダレガシタ

皆さんはどう思いますか?私はこの詩は一部の子供を捉えたものだと思っています。残念ながら、まともな家庭のまともな親をもった、まともな子供にはこのようなことは当てはまりません。まともでない子供は非常に目立つということだと思います。私自身複数の子供に接する機会がありますが、ここまでひどい子供にいまだかって直接出会ったことがありません。ただし、テレビなどでは報道されていますので、このような子供達が少数ながら存在することはわかっています。

非常に刺激的な言い方で多くの方の反感を買うことを承知でいいますが、このよう子供たちの親は、ミーイズムに犯された親だと思います。給食費を払えるのに払わないとか、ごみを平気でどこにでもすてるとかをする親の子供だと思います。

外国に短期間でも住んだ方なら、誰でもわかると思いますが、日本は今まで平等すぎしまた。というより、平等の意味を取り違えてきました。歴史の教科書に書かれていることは庶民の生活にはほとんど関係なく、当時の日本人のわずか1~2%の人たちの考えや行動が記されているのだということを忘れてきました。その1~2%の人たちによって世界が動かされてきたということを忘れました。

私を含めて、マスコミや政治家や学者、企業家を含めた世間の大部分の人たちが、よほどの例外中の例外にならない限り、後世の歴史家からみれば、参照するべくもない泡沫であり、世界や日本の動向も知らない単なる視野の狭いの根無し草であるということを忘れています。私たちはもっと謙虚になる必要があります。自己をはるかに超えた存在があることを忘れるべきではありません。この謙虚さをもてない限り、ミーイズムの呪縛からは逃れられないでしょう。こうしたミーイズムの呪縛から逃れられない親の子供が冒頭のアイロニカルな詩の中にでてくる子供をつくりだすのだと思います。そうして歴史は繰り返すという言葉どおり、このような親や、このような親に育てられた子供達は、他人に多大な迷惑をかけながら、人生の破滅に向かってまっしぐらに突き進むのだと思います。歴史は多数の人々の破滅の物語に満ち満ちています。

さて、皆様はどう思われたでしょうか?私のこの過激な論調は京都大学の元教授会田雄二氏に影響を受けたものかもしれません。

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