2010年2月12日金曜日

国家公務員法改正案の閣議決定が先送り 「痛みを伴う改革」は先送りか-大阪府橋下知事のように覚醒のためのショックを与えよ!

国家公務員法改正案の閣議決定が先送り 「痛みを伴う改革」は先送りか (この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


民間企業では、功労者を報いるのは当たり
前だが、役所ではこんこともないのだろか?

政府は近く、公務員制度改革の一環として、中央省庁の幹部人事を一元管理する「内閣人事局」を内閣官房に設置することを柱とした国家公務員法改正案を閣議決定する。事務次官級から部長級への降任を可能にする特例規定を新たに盛り込み、政治主導の確立をはかる。ただ、人事院や総務省が握る人事行政業務の移管は法案に明記されず、内閣人事局の機能は当初の想定より縮小された。改革の多くは先送りになった。

改正案では、首相や官房長官が各省庁の幹部候補者名簿の作成すると規定。幹部職員の省庁を超えた異動を容易にし、「省益」を重視しがちな縦割り行政の弊害の排除を目指す。内閣人事局の局長は首相が官房副長官の中から指名する。すでに松井孝治官房副長官の起用が固まっている。

また、事務次官級と局長級を同一のランクとみなし、部長級と分離する2段階型の人事体系に変更。従来、分限処分など厳格な要件が必要だった降格・転任についても、首相らの権限で可能になるよう弾力化した。「実際にはよほどのことのない限り抜かない伝家の宝刀だが、人事権行使の範囲を広げることで、政治家が霞が関の官僚ににらみをきかせる」(内閣府幹部)のがねらいという。

ただ、内閣人事局の役割は限定的となった。自民党の福田政権下の平成20年6月に施行された国家公務員制度改革基本法では、内閣人事局の役割を「総務省、人事院が人事行政に関して担っている機能について、必要な範囲で移管する」と規定。級別定数の見直しや定員管理といった公務員にとって「痛みを伴う改革」を想定した。

麻生前内閣は昨年3月、こうした構想を踏まえた国家公務員法改正案を提出したが、衆院解散に伴い審議未了のまま廃案となった。


しかし、民主党政権下の法案ではまるまるこの趣旨が抜け落ちた。背景には「民主党の支持母体である労働組合が最重視する労働基本権付与の問題が片づかないのに、人事行政全体の制度設計は進められない」(公務員制度本部関係者)という民主党政権ならではの“お家事情”がある。

政府は12日午前の閣議で、当初予定していた国家公務員法改正案の決定を先送りした。原口一博総務相が事前に、事務次官・局長級から部長級への降格を可能にする規定が不明確と注文を付けたため。鳩山由紀夫首相は閣議後の閣僚懇談会で「非常に重要な案件なので、きちっと明確になるようにしてもらいたい」と、公務員制度改革を所管する仙谷由人国家戦略担当相ら関係閣僚に再調整を指示した。

政府は年度内に法案を成立させ、4月1日からの施行を目指すが、抜本的な公務員制度改革にはまだ時間がかかりそうだ。

大阪府橋下知事のように覚醒のためのショックを与えよ!!


橋下知事は役人に覚醒のためのショックを与え続けている

官僚組織も、人間社会の組織であることには変わりありません。人間社会の組織には、根源的で基本的な制約があります。この制約は、組織そのものが実態であるとともに擬制であることに起因しています。

実態としての組織は、それ自身の目的を持ち、、それ自身の活動を行い、それ自身の成果をあげます。それ自身を生き、あるいは死にます。これが通常の実態としての組織です。

しかし、同時に組織は、人間の集合でもあります。その人間には、それぞれの目的や、野心や、理想や、必要があます。いかに、権力的主義一色にぬりつぶされた組織でも、その構成員の野心や必要は満たされなければなりません。

そうして、この個人の欲求を満たすものこそ、賞や罰であり、各種の奨励・抑止策です。その中には、給料ののように定量的な形をとるものもあります。しかし、この個人の欲求に応えるためのシステム全体は、その基本的性格からして、定量的ではありません。それを定量化することは不可能です。

しかしながら、ここにこそ、組織の本当の管理、すなわち個人の態度の基盤と行動の誘引になるべきものがあります。組織の中の人間は、いかに賞され、いかに罰せられるかによってその行動を決定します。まぜなら組織の人間にとって、まさに賞罰こそ、組織の価値観や、単なる意思表示ではなく本当の意味での組織の目的や、役割を教えるものだからです。

いかにコンピュータや、鳩山さんがアメリカの大学院で研究したオペレーションズ・リサーチや、シミレーションなどの最強の道具立てを揃えたとしても、それらのものは目に見えない定性的なコントロール手段としての賞や罰、あるいは価値と禁忌のシステムに比較すれば、第二の地位に甘んじなければならないのです。

賞罰こそが、真のコントロールだということです。他の、ものは、副次的なものに過ぎないということです。だから、公務員改革で最も重要なのは、こうした賞罰を導入することです。現状のような、組織で、降格も何もない組織では、役人がいうことをきくはずがありません。さらに、罰だけでも駄目です。賞も必要です。そうして、組織の全員が何をすれば、罰を受け、特に絶対やってはいけないこと、すなわち組織の中での禁忌はなんなのかをはっきりさせる必要があります。さらに、どうしたら、昇格、昇給などの賞を受けられるのかも明確にする必要があります。

いままで、こういったシステムのなかった組織に本格的に導入することは、大変なことです。時間をかけて醸成して、組織文化にまで高めていく必要があります。そうした文化を醸成するには、まずは、どの段階でもいいので、上司たるものは、部下が思い通りに動いてくれれば、褒め、そうでなければ叱るようにすべぎです。それもできれば、大勢の目の前でです。とくに、かなり叱るということは今からやっておくべきだと思います。できれば、特に酷いものなど、テレビ報道などで外部に出すということなども真剣に考えてみてはいかがでしょうか?

たとえば、財務省の次官が、職場でガンガン叱られて油汗をだしている姿など、出せば、それだけでも随分変わってくると思います。まあ、私も、こんなやり方どうなのかなどと思ったりもしましたが、やっはり、これくらいしないと現状では、本当の意味での公務員改革にはならないと思います。公務員改革は、組織改革であり、組織改革で一番先にやらなければならないのは、組織の構成員に対して「これから起こることは、お前たちが期待していることとは、全く違うのだ」ということを知らしめるための覚醒のためのショックを与えることだと思います。

これに関しては、大阪府の橋本知事はある程度の成果をあげていると思います。まずは、役人の権威主義や、プライドなどズタズタにひき裂かないとどうにもならないと思います。早い話「東大卒が、国家公務員試験が、官僚がなんぼのもんじゃー!!」ということを理解させなければならないということです。

こうしたことが普通になれば、外部にまで出す必要はありませんが、現状の官僚に、これまでとは違いのだという覚醒のためのショックを与えるには必要だと思います。何せ、役人は、国民の税金で養われているわけですから、国民に奉仕しなければならないし、国民にも知る権利があるわけです。事業仕分けは、私自身は、スパコンの事例もあり、やり方は気に食わなかったのですが、ある意味では、これに近いものがあったと思います。国会議員に詰め寄られて、返答に窮していた官僚の姿が印象的でした。

そうして、法律面でも裏付けとして、様々なものを導入していき、時間をかけて醸成していく必要があります。褒める、叱るだけでは限界があるので、本当の意味での賞罰も導入していく必要があります。しかし、叱るにして、今のままでは駄目で、個々が覚醒しなければいけないという意味で叱るということは言うまでもないことだと思います。時代にあわせて変化できる人には、賞を与え、それができない人には罰を実際に与えていく必要があります。

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2010年2月11日木曜日

ネット接続事業参入への布石!? Googleが高速光回線を5万世帯以上に提供-実業にもますます関心がでてきた?


ネット接続事業参入への布石!? Googleが高速光回線を5万世帯以上に提供(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)



米Googleがブロードバンド接続サービス提供に乗り出した。同社は2月10日(現地時間)、1Gbpsの光ファイバーネットワークで一般家庭を結ぶ"超高速ブロードバンド"サービスの実験を米国で開始する計画を明らかにした。

米国の家庭用インターネット接続はケーブルまたはDSLがほとんどであり、1Gbpsの光回線は「大部分の米国人が利用しているインターネットアクセスの100倍以上の速度になる」という。実験プロジェクトでは、米国全体にいくつかの試験地域を選択し、光ファイバーネットワークを構築・テストする。少なくとも50,000人、最大で500,000人規模の試験サービスになるという。

光ファイバーネットワークを提供する上で、Googleは以下の3つの目的を挙げている。

次世代アプリ:太い回線によって可能になる新たな"キラーアプリ"またはサービスの開発。

新しい導入テクニック:これまでにない方法でのファイバーネットワーク構築から得たデータの共有。

オープンネスと選択肢:Googleのサービスは"オープンで透明なアクセス"を実現するネットワークであり、またユーザーに複数のサービスプロバイダーの選択肢を提供するものになる。

米国において超高速ブロードバンドを土台とした次世代アプリ/サービスの開発を促すという点では、日本のネットユーザーや開発者にも影響が及びそうだ。国際的な問題にもなっている"ネットの中立性"に関わるプロジェクトとしても注目されるだろう。

同社は2006年8月から本社のあるカリフォルニア州マウンテンビューで、無料ワイアレスインターネット接続サービスの試験提供を行っている。無料ホットゾーンによって地域のネット利用スタイルがどのように変わるかを探るのが狙い。今回の光ファイバーネットワーク提供も同様の実地検証を目的としている。ただし今回は"無料"ではなく、「競争力のある価格での提供」であり、ブロードバンド接続事業の可能性も模索するプロジェクトであるとも考えられる。

Googleは試験サービス地域を決める上で、「Google Fiber for Communities」のページにおいてRequest for Information (RFI:情報提供依頼)を開始した。一般コミュニティから地方政府まで、幅広い規模を対象に協力を求めている。こうした情報収集を3月26日まで行い、今年後半に試験サービス提供でターゲットとするコミュニティを発表するという。


実業にもますます関心がでてきた?
nexuを販売し始めたばかりのGoogleが、アメリカ国内だけとはいいながら、今度は高速光回線を5万世帯以上に提供し始めるそうです。やはり、ネット以外の実業にも関心がでてきたということでしょうか?

つい最近、GoogleはGoogle Buzzという、Twitterのようなソーシャル・サービスも始めたばかりですが、IT企業であっても規模が大きくなれば、別にITだけを事業としてやっている必要もないと思います。

しかし、Nexus oneも、この高速光回線も、やはりインターネット関連であり、やはり本業と密接に結びついています。1980年代には多角化が大流行で、いろいろな会社がいろいろな多角化をしましたが、本業とまったく関係のない事業で今日まで生き残っているところはほとんどありません。やはり、本業に関係のあるところをしているところは成功しています。

その典型は、日本ならばORIXでしょう。この会社は、金融関係と隣接した分野でだけ、多角化を行っています。アメリカではGEでしようね。GEも電気という隣接分野での多角化で成功しています。

Googleもやはり、こうした多角化を目指しているのだと思います。そうして、それが正しいと思います。これから、ますますインターネットは社会に普及し、敷衍的(ふえんてき)なものとなっていくことでしょう。

やるべきことはまだまだ、たくさんあります。日本では、通信インフラがまだまだだと思います。インターネットに関しては日本は、世界でもかなり普及し料金も低廉になりましたが、速度や、Wi-Fiなどまだまだだと思います。

Googleでは、この高速通信でいろいろ実験をしているということですから、こうした結果など広く公表していただきたいものだと思いもます。

数ギガBPS程度の高速の通信が普通にできたら、少し考えただけでもものすごいことができそうです。たとえば、HD(ハイディフィニション)の3D動画のオンディマンド配信とか、その他リアルタイムでの大量の情報のやりとりとかで、リアルタイムのアバター、それもほとんど現実の人に近いようなめちゃくちゃ記憶容量が多くて、頭のいいアバターが大活躍とか?

今までのようなネットショッピングとは全く異なり、たとえば、ネットにアクセスすると、いきなりお気に入りの人が出てきて、その人がコンシェルジェのように相談に乗ってくれて、キーボードではなくその人に語りかけるようにして、仮想の広大な都市、それもマトリックスの世界のように現実とほとんど区別がつかないような大都市を自由に飛び回って買い物をしたり、各種サービスが受けられる時代がくるかもしれません。それとも、そんなものは想像の産物に過ぎず、もっとすごいことになるのかもしれません。本当にマトリックスなみになったりして?

でも、そうなると、そうしたサービスにあわせて、モノやサービスを提供する実業の世界も変わらなければなりません。そうした、トータルの仕組みを作る必要があります。たとえば、インターネットであっという間に買い物ができたにしても、商品が1週間してから届くというのでは、意味がありません。医学が知識としてして、素晴らしいものが手に入ったとしても、それを実施してもらえる病院に行くのに、半日もかかったり、あるいは法外な治療費を取られるのでは、意味がありません。あるいは、素晴らしいお医者さんがいたとしても、そのお医者さんに診てもらえることができなければ意味がありません。

仮想世界も、現実世界とかけ離れた形では存在できません。現実世界も進化させなければなりません。そうした変化を促すためには、IT企業も自ら行動しなければなりません。ITの世界だけで閉じていたら、せっかくのITがITだけで終わってしまい、面白い程度のことで、何の役にもたたないことになってしまいかねません。

だから、こそGoogleも、実際にNexusを販売して、消費者の新しいライフスタイルを研究したり、高速のネットワークを提供するのだと思います。それは、丁度少し前の小売業のようでもあります。小売業も、消費者を起点としてメーカーや運送のことまで考えて全体の経済連鎖の中での商売を考えないとならなくなったのと似ています。IT企業も、ITだけ考えていれば商売が成り立つのではなく、全体の経済連鎖の中でものを考えないと成長できなくなってきているのだと思います。このGoogleの変化は、IT企業もITのことを考えているだけでは成長できず、ある意味では社会変革にも寄与する姿勢が必要になってきたということを示しているのかもしれません。そのうち、Googleのような大きなIT企業の最も重要な成長の資源は、社会科学の分野からもたらされるようになるのかもしれません。

ところで、Nexusに関しては、多くの皆さんが単なる商標名であり、Nextの変形か何かのように思っておられるようですが、立派な英単語で、意味は「結びつき、重なり方」という意味です。Nexus oneで「結びつきや、重なりを一つにする」という意味でしょうか?何か、Googleの戦略を思わせる意味ありげな名称ですね。

これから、Googleが今後どんな世界を目指しているのか、ますます楽しみですね。

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2010年2月10日水曜日

Gmailに統合された“つぶやき”ネットワーク「Google Buzz」発表-面白そうだが普及するか?

Gmailに統合された“つぶやき”ネットワーク「Google Buzz」発表(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

GoogleのGoogle Buzz紹介画面

米Googleは9日、Webメールサービス「Gmail」に統合されたソーシャルネットワーク「Google Buzz」を発表した。Twitterによく似たテキストによる“つぶやき”だけでなく、写真や画像、動画をその場で見ることができ、Gmail利用者には設定が不要という簡便さが売りだ。これらのいわゆる“つぶやき”のことを、「Google Buzz」では“バズ”と呼んでいる。iPhoneやAndroidなどにも対応しており、出先から携帯端末で地理的情報とともにつぶやくことも可能だ。

● よくメールする相手などフォロー、“つぶやき”送信
Googleでは、数日以内に全Gmailアカウントで「Google Buzz」を利用可能にすると発表している。利用可能な状態になれば、Gmail受信箱の下に「Buzz」というリンクが表示されるようになる。

「Google Buzz」の利用開始には、そのリンクをクリックすればよい。最初に、Gmailでよくメールを送受信する相手、よくチャットする相手が、自動的に「Google Buzz」のソーシャルネットワークに登録され、いわゆる“フォロー”することになる。また、同じGoogleアカウントを利用している「Googleリーダー」もデフォルトで関係付けられる。手動では、Twitterと米Yahoo!のFlickrに関係付けることができる。

「Google Buzz」で“バズ”するには、自分のユーザーネームの隣のテキストボックスにつぶやきたいことを入力する。このバズは、自分のフォロアーに送信され、リアルタイムにアップデートされていく。更新は自動だ。それにコメントするには、バズの下のコメントリンクをクリックし、書き込む。コメントなどは受信トレイに送信される。

バズする際には、投稿を公開するか(パブリック)、特定の人だけが見られるようにするか(プライベート)を設定できる。パブリックにした場合、すべての人が見ることができる。プライベートにする場合、自分の連絡先に掲載されている人、あるいはその一部を選択して投稿できる。これらはテキストボックスのドロップダウンメニューから設定可能だ。

特にコメントすることがない場合、「Like」または「Unlike」をクリックして好き・嫌いの意思表示ができる。誰かに直接返信する場合には、ユーザーネームの前に「@」をつけてバズすればよい。また、例えば仕事に集中したいときなどに、流れるバズ表示を止めたい場合には、キーボードショートカットの「m」を押すことによって「ミュート」できる。

設定画面から自分をフォローしている人を確認したり、誰かを探して新たにフォローしたり、アンフォローすることなども可能だ。誰かからフォローされたくない場合には、相手に通知せずにそうすることもできる。

さらに、自分がフォローしていない人でも、お勧めバズが緑色のタグとともに表示されることもある。お勧めは、バズが静かな時間帯や、フォロアーの数が少ない場合に表示されることが多いという。

Gmailにはバズ検索機能も追加された。いくつかの検索オプションを付けることによって、動画や画像が含まれているバズ、特定の人によるバズ、自分がコメントしたバズなどを検索できるようになっている。

バズに投稿した画像は、自動的にGoogleアカウントと連動した「Picasa ウェブ アルバム」に保存される。これらの画像は埋め込み型ビューワーによってその場でフルスクリーンで閲覧可能だ。動画も、バズのインラインで再生できる。

また、Googleリーダーにも統合されているため、Googleリーダーを利用している最中に、気に入った記事を画面内からそのまま共有できる。

● AndroidとiPhoneでは音声認識で“つぶやき”投稿可能
「Google Buzz」は携帯端末からも利用できる。利用する方法は4つある。1)Webアプリケーションの「buzz.google.com」、2)「Google.com」のBuzzショートカット、3)「Google Maps for mobile」のBuzzレイヤー、4)iPhoneまたはAndroid上の音声検索機能だ。

まず、Webアプリケーションの「buzz.google.com」では、その場でバズの投稿・閲覧が行える。また、自分の居場所の近くにタグされたバズも表示できる。

「Google Maps for mobile」のBuzzレイヤーからは、自分の周辺または地図上の特定の場所のバズや、バズとともに投稿された写真などを見ることができる。

また、「Google.com」の右上にあるBuzzアイコンをクリックすると、そこから「Google Buzz」に投稿が可能だ。

Androidの「Quick Searchウイジェット」またはiPhone上の「Google Mobile App」の音声認識検索機能からは、「post buzz」と話しかけた後につぶやきたい文章を話しかけるだけで、音声認識機能によりバズの投稿が行える。

現時点でWebアプリケーションの「buzz.google.com」は、AndroidとiPhoneに対応しており、他のプラットフォームではまだ準備が行われている段階だ。一方、「Google Maps for mobile」のBuzzレイヤーは、AndroidとiPhoneのほか、Windows Mobile、Symbianでも利用可能だとしている。

「Google Buzz」は、すべてのGmail利用者を対象にしているため、利用したくない場合の対応も重要だ。そのため、Gmail画面最下部「Basic HTML」リンクの近くに「Disable Buzz」リンクがあり、バズ機能をオフにすることが可能となっている。

Googleでは「Google Buzzを会話のための完全にオープンで分散したプラットフォームにすることが目標だ」としており、開発者向けに完全なリード/ライト用APIを公開している。

面白そうだが普及するのか?
まだ、使えないので、どんなものだかわかりませんが、なかなか面白そうです。social機能が豊富なようで、なかなかです。これって、無論、Googleというか、Gmailを使えること、すなわち、Googleのアカウントを持っていることが、使用するための前提条件ということになるわけです。そうです。Buzzでコミュニケーションをとりたいと思ったら、自分もそうですし、相手もそうでなければならないということです。

そうなると、twittterのように普及するのかどうか何とも言えませんね。ご存知のように、twitterの場合は、どこのものでもブラウザさえあれば、大体使えますから。まあ、twitterに登録しないと使えないということでは同じことなのでしようが・・・・。でも、twitterの場合は、アカウントを取得という考え方ではないですね。

こういう、サービスは結局は、使う人が大勢いないと普及しませんから、一体どの程度の人が使うかが課題ですね。うん・・・。だかこそ、Gmailに統合したのかもしれませんね。Google Buzz単体のサービスよりも、複数のサービスが使えるほうがユーザーにとってはつかいでがあるし、これが、Googleのアカウント取得者の開拓にもつながるというわけですね。

そうか!!これは、ひよっとして、Googleの新規アカウント取得者の開拓なのかもしれません。Google Buzztが面白ければ、アカウントを取得していない人でも使いたくなる、そうなると、新規で取得してBuzzを使い、そのうちGmailも、ドキュメントやその他いろいろなサービスを使うことになるということですね。そうすると、Google waveもそうした意味があるのかもしれません。

いずれにせよ、Googleどちらかというと、social的な機能は少なかったと思います。BuzzやWaveなどでこちらの方にも力をいれていこうという考えなのだと思います。

いずれにせよ、Google BuzやWaveなど、まだ使えないので、詳しい論評はできないですが、いずれ使えるようになったら、このブログでも論評していきます。

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■Googleで検索ストーリーを作成しました-本年は、大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。
■ついにGDrive実現、「Google Docs」に オンラインストレージ機能-ますます使いやすくなってきましたが・・・・!



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2010年2月9日火曜日

マック「Big America」再び計画変更 NYバーガー「売れすぎ」で-日本人の心理をついた販売方法が奏功か?

マック「Big America」再び計画変更 NYバーガー「売れすぎ」で(この内容ご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


   日本マクドナルドは、4種類のハンバーガーを順次発売していく「Big America」キャンペーン全体の販売計画を変更すると発表した。2010年2月5日から販売していた同キャンペーンの第2弾「ニューヨークバーガー」が販売予想を2.5倍上回る売り上げを記録したためだ。

   関東エリア・近畿エリア・東海エリア・沖縄県の約2600店舗では10年2月18日まで販売予定だった「ニューヨークバーガー」を2010年2月下旬までの販売予定に変更した。以降、「ハワイアンバーガー」(2月下旬~3月中旬)、「カリフォルニアバーガー」(3月中旬~3月下旬)と続く。

   その他地域の約1100店舗では、「ニューヨーク~」の販売期間を9日までに短縮し、第1弾「テキサスバーガー」を10日から12日まで販売。その後13日から「ハワイアンバーガー」を、3月中旬から「ハワイアンバーガー」を発売する。

   同キャンペーンでは「テキサス~」も売れ行き好調のため販売期間が短縮され、数量限定販売となっていた。

日本人の心理をついた販売方法が奏功か?
さて、テキサスバーガーも良く売れたようですが、ニュヨーク・バーガーもかなり売れていますね。2.5倍を上回るということですから、すごいです。

こうした売上も寄与したせいか、日本マクドナルドホールディングスが9日発表した2009年12月期連結決算は、フランチャイズ店を含む全店売上高が前期比2・6%増の5319億円と、創業以来の過去最高を2年連続で更新しました。純利益も3・4%増の128億円と01年の上場以来の最高となりました。

前にも、このブログにも書きましたが、ハンバーガーなど日々食べるわけではないので、多少高くても十分売れるということですね。

それらから、日本人の特性を良く捉えていると思います。アメリカ人あたりであれば、ハンバーガーはハンバーガーであり、同じものという認識のようですが、日本人違います。同じハンバーガーの中にも目先の変化を強く求めています。アメリカだと、ピザの種類も日本に比べれば、極端に少ないです。ピザは、ピザという考えなのでしょうね。

日本人は元来変化を望む質があります。これは、日本では四季の変化がはっきりしていたということもあると思います。旬のものを食べて、季節の変化を感じたり楽しむなどのことは、多くの人があたりまえにしていることです。

それに、食べものだと、季節限定とか、「○○個限り」とか、売り切れ御免とか、地域限定には相当弱いところがあります。

マックの今回の成功は、やはり、こうした日本人の特性を十分に考慮した販売方法をしたので、売れたということだと思います。このマクドナルドのやりかた、他の商売でも十分活かせると思います。リアドロなども、ジャパン・テイストで大成功しています。やはり、現在のような不透明な状況では、いわゆる伝統文化が見直されるのでしょうか?

リアドロの「雛人形」(楽天での価格は、315,000円)

スペインの陶器メーカーであるリアドロが日本国内では、他のメーカーを尻目に相当業績を伸ばしています。特に、武者人形とか、お雛様などのジャパンティストのものが日本では飛ぶように売れています。リアドロ・ジャパンの社長さんは、日本の伝統文化、「げんかつぎ、いわれ、しきたり」などを徹底的に研究し、活用するようにしているのだそうです。

こうしたことを考えると、マクドナルドの「Big America」は、アメリカで発売されたものでも、企画されたものでもなく、あくまでマクドナルド・ジャパンの企画であることから、形式では「アメリカ」と謳っていますが、あくまで日本人の好み、趣向に焦点を当てたものだと思います。おそらく、アメリカで同じものを販売しても売れないと思います。

さて、マクドナルド、「Big America」で、日本人の好み、趣向に焦点を当てた企画であたりましたが、次はどうするのでしょうか?私は、現在の世相を考えた場合、今度は商品そのものも「ネオ・ジャパネスク」とでも呼べるような、照り焼きバーガーなども超えたような高価格の「ジャパンテイスト」の企画が良いような気がします。

2007年のマックのエビちゃんのポスター

この考え、あたるかどうか?先日のキリン・サントリーの経営統合に関しては、最後のほうで「サントリーは、グローバルな観点からも、統合先を探すべきではないでしょうか?」と締めくくりましたが、昨日サントリーの社長さんが「今後、5年間かけて、海外の統合先を探す」と述べておられました。私の読みは、当たったようです。


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2010年2月8日月曜日

キリン「株主の理解得られず」=「比率が理由」とサントリー−両社長、破談「残念」-ブランド価値をどう見るか?

キリン「株主の理解得られず」=「比率が理由」とサントリー−両社長、破談「残念」(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

キリンホールディングスとサントリーホールディングスの統合交渉決裂を受け、両社の社長が8日、それぞれ都内で記者会見した。加藤壹康キリン社長は決裂となった今回の結論について「大変残念」と述べた上で、統合比率などで双方の意見の隔たりは埋まらず、サントリーとの統合は「上場会社として株主や顧客、従業員から理解、賛同を得られないと判断した」と説明した。

佐治信忠サントリー社長は「破談の理由は統合比率。残念だ」と語った。また、キリンとの交渉が決裂したことで「単独で生き残るのは容易ではない」として、海外企業も含め新たな提携先を探す考えを示した。(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)

加藤社長は、交渉決裂に関し「経営の独立性・透明性を担保した上場会社という前提で、経営を行うことについて認識が一致しなかった」とも述べた。焦点の統合比率をめぐる対立の中身については「守秘義務がある」として明言を避けた。

サントリーは統合後の創業家の持ち株比率を3分の1超とするよう求めていたが、「3分の1より上か下かという点が交渉終了の直接的理由ではない」と指摘。交渉の中で「当初とは異なった要望、見解が(サントリー側から)出され、溝が埋まらなかった」という。

一方、佐治社長は、キリン側がサントリーの要求通りに統合すると、「上場会社として経営の独立性・透明性が担保できなくなる」と主張していることに対し「何をもって透明性がないと言っているのかさっぱり分からない」とやんわり批判した。

ブランド価値どうみるか?
■本質はブランド価値の見方の相違か?
この統合の失敗、各々が異なる見解を出していますが、私は失敗の本質は、ブランド価値の見方だと思います。

簡単にいうと、キリンビールは典型的な製造業であり、ブランド価値も見ることはみるのでしょぅが、それよりも目に見える価値ととか、株価などを大きく評価する傾向があるのだと思います。

一方サントリーは、長年にわたって、自分たちの会社のブランド、いわゆるコーポレート・ブランドはもとより、各々商品のラインのブラントなどにかなりこだわりがあるのだと思います。おそらく、サントリーは、ブランド価値という見えない資産価値についても、自ら測る能力を持っているのだと思います。特にサントリーというコーポレードブランドに関しては、かなりこだわりを持っているのだと思います。

コーポレートブランドは、製品やサービスのブランドではなく、コーポレートそのものに対するブランドのことです。そのコーポレートが持つイメージや信頼度からなり、同グループの事業会社や事業そのものの重要な競争力の源泉ともなっています。まさしく、サントリーは自らのブランド価値を高めることに関心があるのです。今回の統合でも、企業規模どうのこうのというよりは、自らのコーポレートブランドを高めることに主眼があったのだと思います、

■コーポレート・ブランドは第五の経営資源
コーポレートブランドは、人々がコーポレートに対して抱くイメージを決定づける無形の個性でもあります。それはコーポレートを他と差別化し、圧倒的な存在感と信頼感を人々に与えます。高いブランド価値を商品やサービスを通じて顧客に提供し他では味わえない深い満足感と価値を感じていただく。その結果、顧客はファンとなり、企業に長期安定的もしくは長期逓増的なキャッシュフロー(現金収支)をもたらします。それは2つの点で株主にとっての価値を高めます。1つはキャッシュフローの水準が高かまること、もう1つは資本コストを引き下げることです。

さらに、高い価値を持つブランドは従業員に高い報酬や誇り、夢を与えます。このようにコーポレートブランドは、主要な利害関係者である顧客、株主、従業員のそれぞれの価値を連結し、3つの間に相乗効果を生み出し、その結果、企業価値を高める原動力となります。その意味でヒト、モノ、カネ、情報に次ぐ「第5の経営資源」と言えます。この第5の経営資源は長期経営計画においては、無形の知的財産であるコーポレートブランド価値を競争力の源泉として「継続企業価値」を向上させます。

■上場会社か非上場会社であるか、あるいは同族である、そうではないというのは本質ではない
キリンは、上場開会社であり、サントリーは非上場で同族企業です。これらの違いを重視する人もいるかもしれませんが、私はその違いも多少はありますが、本質ではないと思います。

サントリー側としては、キリンのあまりブランドを重視しない考え方にはついていけなかったのだと思います。キリンの側も、サントリーのブランドのこだわりを理解出来ないのだと思います。

ここで、業種は全く異なるし、上場企業なのですが、自らのブランド価値をかなり重視する企業をあげてみしょう。それは、皆さんもご存知「資生堂」です。資生堂では、今から10年以上前までには、ブランドが多すぎて、同一企業内に何と30種類ものブランドがあり、ブランドの管理や、ブランド価値の維持のために多大な経費を要するようになり、業績も落ちてしまいました。しかし、現在では、ブランドを十数種類に絞り大成功を収めています。

資生堂のブランドの一つANESSAのポスター

資生堂では、数年前にもその内容が中小企業診断士試験にも出題されてたのですが、ブランドマトリクス評価という方式で、ブランドを評価しています。


各々のブランドを、上記のようなマトリクスで評価しています。どのブランドにどの程度の資源を割り当てるのかとか、それこそ、廃止や、新規ブランドの創造や、整理・統合なども行っています。

サントリーは、上場会社ではないため、あまり多くの情報が開示されることがないので、資生堂のようにブラント価値を計測しているかどうかは、わかりませんが、私おそらく、方法は異なるかもしれませんが、おぞらく実施していると思います。

もし、今回の経営統合先が、キリンではなくて、資生堂のような考えを持っているような会社であれば、統合もうまくいったのではないかと思います。

最近の企業の競争力の源泉は、いわゆる資産など眼に見えるモノから、ブランド価値など目に見えない資産に移ってきています。

だから、私としては、ブランドを大切にするサントリーのほうが、これからは伸びるような気がします。

もし、サントリーが、資生堂のようにブランドを大事にする企業と経営統合することができれば、世界でも有数の企業が出来上がるのではないかと思います。それは、別に資生堂のように日本の企業でなくても構わないと思います。むしろ、欧米の企業では、いわゆるブランドを大事にします。歴史的にいえば、ブランドは、産業革命の時期に食の安全を保証するという意味で生まれてきたと言う経緯があります。サントリーは、グローバルな観点からも、統合先を探すべきではないでしょうか?








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2010年2月7日日曜日

亀井金融相、外国人選挙権・夫婦別姓に反対-与党内に亀井さんがいて本当に良かった!!

亀井金融相、外国人選挙権・夫婦別姓に反対(この内容ご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


国民新党代表の亀井金融相は7日、広島県尾道市で講演し、永住外国人に地方選挙権を付与する法案と選択的夫婦別姓制度の導入を柱とする民法改正案について、「国民新党は2つとも反対だ。2つとも(今国会では)絶対に成立しない。私が『ノー』と言ったら、法案として国会に提出できないからだ」と強調した。

亀井氏は、選択的夫婦別姓制度について、「夫婦が名前を別にして、子供も違えば、(同じ)家の表札がアパートみたいに違う。これがあるべき姿なのか」と批判した。

亀井氏は講演後、野党が民主党の小沢幹事長に国会の政治倫理審査会での説明を要求していることについて、「国会が探偵ごっこみたいな司法のまねをすることがいいことなのか」と記者団に語り、必要はないとの認識を示した。

日本解体法案には何が何でも絶対反対
最近では、読売新聞ですら、外国人参政権、夫婦別姓、人権擁護法案に関しては「日本解体法案」などとして、これらの法案には完全に反対するようになっています。マスコミは、すべからく、日本国を貶めることにご執心なのかと思っていので、これは意外でした。

しかし、読売新聞でさえも、やはりこれらの法案を通過させてしまい成立すれば、日本解体に直結すると判断したのでしょう。私も、全くそう思います。

それにしても、今の与党に、亀井さんがいてくれて本当に良かったと思います。こんな、諸外国に例を見ない、奇妙奇天烈な法案に反対するのは当たり前のことです。それから、小沢幹事長に国会の政治倫理審査会での説明に関しては、立場上言えなかったのでしょう。それに、まだ、検察は取調べの最中であり、あの問題はまだ終わってはいないと認識しているのだと思います。

これらの問題に関して全く鈍感な人々も数多くいるようですが、もし法案が成立してしまったとしても、少なくとも、自民党や識者は、この危険性を徹底的に分析して多くの人に伝える努力をするでしょうし、マスコミも伝え続けることになることでしょう。それに、この法案によって実害を被るようになった人は、マスコミなどや、多くの人にそれを流布することになるでしょう。そうなれば、次の選挙で民主党の勝利は完全に遠のくと思います。

これらの国滅法案の中でも、外国人参政権はかなり危険です。私が特に危険だと思うのは、参政権を持った外国人が日本にいることの危険です。帰化してしまえば、たとえ日本に忠誠心のない人でも、日本国民にであることには変わりないので、何か犯罪を犯しても、国内法で裁くことができます。国外逃亡して、自分の生まれ故郷に逃亡したとしても、日本国籍を有しているので、その人間の引渡し請求などしても、外国に対する内政干渉にはならず、あくまで日本国の問題となります。しかし、外国人であれば、そうはいかないからです。

また、日本にはスパイ防止法などないので、参政権をもっスパイが日本国内で合法的に成り立つという危険もあります。その他、地方では僅差で選挙決まるという事実からの危険性もあります。外国の息のかかった人たちが地方の日本国民の意向は無視して自分の都合の良いように、地方のあり方を変えてしまう危険性もあります。

私は、帰化に関しても日本はあまりにゆるすぎるので、これももっと厳しくすべきと考えます。

夫婦別姓に関しては、日本固有の家という制度を完全に破壊するものです。今では、結婚式での「○○家、■■家 披露宴会場」などという表示しか見当たらないような家族制度ですが、家を壊し、家族の絆を壊し、ひいては地域の絆を壊すということにつながる危険性があります。今でも、結婚して姓が変わっても、仕事上の都合で旧姓で働く女性もいます。それに、芸能人など、芸名と実名が異なる人も多いです。それで十分だと思います。何も、こうしたことを法律で裏づけする必要などないと思います。家が完全になくなったとしたらどうなるでしようか?それこそ、派遣切りにあった人が、助けを求める最後の縁がなくなってしまうことになります。私は、逆に、家をある程度存続させるために、家を守る人には税制上の優遇措置を提供しても良いくらいだと思っています。


人権擁護法案とは、人権委員会が、「これは差別だ!」と認めたものに罰則を課すことが出来るようになる法律です。 一見良いようにも思われますが、人権委員会が5名、人権擁護委員2万人によって作られ、被差別者、障害者などが優先して選ばれることになっています。 現在閲覧可能な情報によると、この委員会は法務省の外局として扱われ、地方ごとに構成員が配置されることになっています。


これに関しては、人権が侵害されたという事実を判断するために作られる「新しい機関」の権限の強さ、その人選の不透明・曖昧さ、人数です。特に差別を判断するのが人権委員会だということ人権委員会が差別と判断したら止める者がいない事が非常に問題です。被差別者への批判言論、外交問題においての近隣諸国に対する、正当な批判さえもが差別として恣意的に弾圧できるようになる恐れがあります。特に人権擁護法案そのものよりも人権委員会の発足が危険視されています。この人権委員会、それこそ、時の政治権力に利用される可能性が大きいです。たとえば、民主党が政権与党でなくなっとしても、次の政権がこれを利用して、自分に都合の悪い人たちを処断するかもしれません。そうなれば、悪名高い北朝鮮などの独裁国家と変わりがなくなってしまいます。

これら、三法案に関しては、絶対に反対です。これらの問題に関して、疎い人もいるようですが、とても大事なことです。これらが成立すれば、それこそ、日本は日本でなくなり、いずれ外国に飲み込まれてしまう危険すらあると思います。人事ではありません。これらの法律が成立したとしても、5年、10年くらいはあまり大きな変化はみられないかもしれません。しかし、10年後、20年後、50年後には日本は解体されているかもしれません。それほど危険なものです。




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