安倍晋三首相 復活劇のウラに“月1”で行ってきた修行あり:
|
女性セブン2013年6月27日号 |
わずか1年で退陣したときには「無責任」と批判の声も強かった。それから5年。昨年12月の政権発足から安倍晋三首相(58才)の支持率は最高で70%を超えた。この復活劇のウラには、彼が“月1”で行ってきた意外な修行があった。
「自分は政治家としてやっていけるという自信。それまで抱いていた自信も誇りも、粉々に砕け散りました」
安倍首相は、雑誌のインタビューで5年前の総理辞任後の心境についてこう語った。第1次政権時代の2007年9月、所信表明から2日後、突如、記者会見を開いて辞任を表明。「政権投げだし」「無責任すぎる」と批判を受けた。
すっかり自信喪失をしたときに出合ったのが禅だった。友人の山本有二衆院予算委員長の勧めで禅の道へ足を踏み入れた安倍首相。その時、訪れたのが東京・谷中にある禅寺、全生庵だった。当時の様子を全生庵の住職・平井正修さん(45才)が次のように振り返る。
|
禅寺、全生庵入り口 |
「首相を辞任してから半年ほど経ってからでしょうか。以前からこちらに来ていた山本さんや経済産業省のOBのかたと一緒に来られました。その時、“心を落ち着かせたい”と座禅を組まれて、私のほうからもいくつか禅にまつわるお話をしました。それ以来、月に1回来られるようになりましたね」(平井さん・以下同)
現政権で首相に就任してからは4月13日、北朝鮮の弾道ミサイル発射の警戒が強まるなか、全生庵におもむき、約1時間、座禅を組んだ。
平井さんは最近の安倍首相の姿には、以前に比べ姿勢がよくなり、自信を持っているように感じられるという。実際、アベノミクス、TPP交渉、外交問題などさまざまな課題を抱えながらも、その言葉や表情は自信に満ちている。
どん底にいた安倍首相の復活を支えた座禅とはいったいどのようなものなのか。どのように首相の心に響いたのか。まず、座禅は禅の基本と平井さんは語る。
「人間の心は本来落ち着いているものなんです。けれど自分で自分の心を引っかき回してしまう。人間関係、将来のことが不安になってしまうのも、自分で自分を追いつめてしまうから。もちろん苦しめられた原因は外的なものかもしれませんが、そこから先、不安になっていくのは、自分で勝手に妄想して、あれこれ考えてしまうから。それをいったん、リセットして本来の自分に戻すのには座禅を組むのがいいんです」
とはいえ、座禅はリラックスするためにするものではない。
「リラックスするなら温泉にいったほうがよほどいいわけでしょう。自分と向き合い、本来の姿を取り戻すには自分の体と心にある程度の緊張感を持たせたほうがよいのです。座禅をやる上で大切なことは『調身』『調息』『調心』といい、これは姿勢と呼吸を整え、心も整えていきましょうという考えです。これによって本来の姿に戻していくのです」
安倍首相は全生庵の本堂で1時間、座禅を組む。静寂に包まれる雰囲気のなかで自然と心が整っていくようだ。
※
女性セブン2013年6月27日号
【私の論評】安倍総裁快進撃の裏に座禅あり!成功者にみられる効用(゚д゚)!日本文化を見なおせ!!
|
坐禅は姿勢と呼吸を整え、心も整え人間本来の姿に戻すものである |
さて安倍政権の、皆さんの評価はいかがなものでしょうか。変態マスコミや、変態識者に惑わされ、安倍総裁の評価をかなり低くする人、あなたはないものねだりをしているだけかもしれません。あるいは、もうご自分でもご存知のとおり、自らの主義主張や日本国民のことは別にして、自らの短期的利益のために意図して意識してそうしているのかもしれません。あるいは、自我が確立されていなくて、他者に操られてるだけなのかもしれません。
私たちは、現実世界に住んでいるのであり、理想と現実は違います。理想世界ばかり求める人は、単なる夢想家です。夢想家は、現実世界を評価することはできません。批判のための批判を繰り返すに過ぎません。まあ、いわゆる厨ニ病水準だということです。
わずか半年ほど前はどういう状態だったのか、それに安倍総理以外の人が、総理・総裁になっていたとしてたら、今の日本はありません。そうして、安倍政権誕生には、様々奇跡がありました。いくつかの奇跡が重ならなければ、安倍政権は誕生しませんでした。
さて、私の評価などは、二の次にして、他の人たちがどのような評価をしているのか、以下の動画をご覧になって下さい。
この動画、あらゆる分野の人たちが、安倍政権の評価をしています。あからさまに悪い評価をするひとは誰もいません。日本の現実を見ていれば、当然のことと思います。今の段階で、安倍政権駄目などと語る輩は、単なる馬鹿か、背後に中国とか、プロ市民などが控えている人とみなすべきと思います。
さて、安倍総理は、自信に満ち溢れ、安定した政権運営をしているようで、頼もしい限りです。そうして、その行動を支えているのが、日本の文化の粋である、坐禅だということです。
全生庵の住職・平井正修さんは、上の記事で、以下のように語っています。
「人間の心は本来落ち着いているものなんです。けれど自分で自分の心を引っかき回してしまう。人間関係、将来のことが不安になってしまうのも、自分で自分 を追いつめてしまうから。もちろん苦しめられた原因は外的なものかもしれませんが、そこから先、不安になっていくのは、自分で勝手に妄想して、あれこれ考 えてしまうから。それをいったん、リセットして本来の自分に戻すのには座禅を組むのがいいんです」
以下に、 平井正修の動画を掲載させていただきます。
公開日: 2013/03/03
超人大陸2013年3月4日号 全生庵七世現住職 平井正修氏「寒さに耐え可憐な花を咲かせる「梅」にみる人生観
さて、このような人生観に安倍総理も影響され、そうして、心の平安を得ているということです。第一次安倍内閣の時の安倍総理には、このようなことはありませんでした。ここが今安倍総理との大きな違いです。
坐禅に関しては、このブログにも以前掲載したことがあります。以下にその記事のURLを掲載します。
この記事では、あの元アップルCEOのスティーブ・ジョブズ氏が、坐禅をしていたこと、さらに、武士道にもかなり影響を受けていて、自らのライフスタイルに取り入れていたことなどを掲載しました。詳細は、にいくつか抜粋しコピペさせていただきます。
まずは、曹洞宗僧侶の枡野俊明氏のジョブズに対する言葉です。
「ジョブズの手がけたアップル製品には一切の無駄がなく、枯山水のような美しさがあります。彼は、毎日鏡に向かい『今日が人生最後の日だとしたら、今日やることはこれでいいのだろうか』と問いかけたと言います。今やりたいことに集中する、まさに禅の発想です」
|
スティープ・ジョブズ氏 |
それから、私の論評から、ジョブズ氏が、日本の武士道を自らのライフスタイルに取り入れたことを示したものです。
これに関しては、ジョブズが日本の「武士道とは死ぬことと見つけたり」という「葉隠」とも相通じる考え方を持っていて、実際仏門に入ろうと企てたこともあったことをこのブログにも掲載したことがあります。詳細は、以下のURLをご覧になってください。
Appleを復活させた「魔法使い」、ジョブス氏の休職―【私の論評】ジョブスの生き方は、「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」という日本人の理想を体現
以下に一部分のみコピペさせていただきます。
私たちは、こうした多くの外国人をも魅了する、伝統文化に培われた日本に育っていますが、そのことを忘れがちです。そうして、その文化を受容して、日々の生活を送っていれば、あまり悩むこともなく、日々やるべきことに集中できるはずなのに、そうではなく、先のことを悩んだり、過去のことに引きずられがちです。
私たちは、こうした多くの外国人をも魅了する、伝統文化に培われた日本に育っていますが、そのことを忘れがちです。そうして、その文化を受容して、日々の生活を送っていれば、あまり悩むこともなく、日々やるべきことに集中できるはずなのに、そうではなく、先のことを悩んだり、過去のことに引きずられがちです。
そのようなことから決別するためにも、もう一度日本文化を見直すべきだと思います。座禅など、私も久しくやっていませんか、また、やってみようと思います。私は、この古い伝統文化を思い出し、それこそ、スティーブ・ジョブズがやったように、良いところを現代的に取り入れるということにより、次世代の新しい日本をつくりだすことができるのではないかと期待しています。皆さんは、どう思われますか?
この記事にもあるように、安倍総理は座禅を自らのライフスタイルの中に取り入れ、まさしく上の文章で私が掲載した「この古い伝統文化を思い出し、それこそ、スティーブ・ジョブズがやったように、良いところを現代的に取り入れるということにより、次世代の新しい日本をつくりだす」ことを日々実戦れさているわけです。この記事を掲載したときには、よもやこのようなことを実践し、次世代の新しい日本をつくり出す、リーダーが本当に出てくるとは思ってもみませんでした。
しかし、これを実践する日本のトップリーダーが登場したということです。何と素晴らしいことではありませんか。日本国内では、知的レベルの低い、マスコミや識者などが、虎視眈々と安倍おろしを狙って、低レベルのアベノミクス批判など繰り返しています。しかし、日本文化を味方につけた、安倍総裁、もうそんなことには惑わされず、自らの道を進むことでしょう。
私自身も、微力ながらこのようなことを実践しつつ、自らの道を進み、次世代の新しい日本を作り出すことに寄与できるよう邁進して行きたいです。皆さんは、どう思われますか?
【私の論評】
“禅”が成功者を生む!あのジョブズ氏も実践―【私の論評】ジョブズの背後には、間違いなく日本文化の存在がある!!
Appleを復活させた「魔法使い」、ジョブス氏の休職―【私の論評】ジョブスの生き方は、「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」という日本人の理想を体現
【関連図書】
中野 東禅
三笠書房
売り上げランキング: 17,716
光文社 (2012-08-17)
売り上げランキング: 1,729
池田書店編集部
池田書店
売り上げランキング: 35,883