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2016年4月11日月曜日

発行部数を「水増し」してきた朝日新聞、激震! 業界「最大のタブー」についに公取のメスが入った―【私の論評】朝日はペット便所紙、引っ越し緩衝材、着火剤に最適!他に使い道なし(゚д゚)!

発行部数を「水増し」してきた朝日新聞、激震! 業界「最大のタブー」についに公取のメスが入った

新聞販売店に山積みになった「押し紙」(偽装部数) 写真はブログ管理人挿入 以下同じ

新聞業界「最大のタブー」

今年に入り、大幅な賃金カットを盛り込んだ中期経営計画に社内が揺れている朝日新聞社だが、ここへ来てさらなる「難題」が浮上した。

新聞発行本社が販売店に余分な新聞を買わせる「押し紙」をめぐり、3月末、実は朝日新聞社は、公正取引委員会から「注意」を受けていたのだ。

押し紙は、独占禁止法の特殊指定で明確に禁止されているにもかかわらず、新聞業界では長年にわたり行われてきた。新聞業界「最大のタブー」と言われる押し紙問題に公正取引委員会が踏み込むのは異例のことで、朝日新聞社が今後どのような販売政策を実行していくのか、業界の先例として注目に値する。

* * *

朝日新聞社広報部によれば、公正取引委員会から注意を受けたのは、販売担当の営業社員と販売店との数年前のやりとりに関してのこと。販売店が「新聞の注文部数を減らしたい」と申し入れをしたにもかかわらず、営業社員は再考を促し、こうした中で「営業活動としてやや行き過ぎた言動があった」と公正取引委員会より指摘されたという。

公正取引委員会の注意とは、違法行為を認定したわけではなく「違反につながる恐れがあるので注意しなさい」という程度のものであるが、朝日新聞社は「真摯に受け止めている」(広報部)としている。

そもそも新聞社は販売店からの「注文部数」の新聞を配送しているが、販売店は必要部数を超えて押し紙も含めた部数を注文するのが業界の慣例である。販売店は押し紙の負担で経営が苦しくなると、注文部数を減らして必要部数に近づけたくなるのは当たり前のことで、朝日新聞の一件もそういうケースだったと思われる。

無料のネットニュースの普及などで新聞の読者離れが進み、販売店収入は減少傾向が止まらない。「押し紙を切れ(押し紙を減らせ)」と迫る販売店と、それを阻止しようとする新聞社との綱引きは各地で起こっている。

実際、ある全国紙では昨年、地域の販売店が集団となって一斉に注文部数を減らすという事態が発生し、本社の販売担当社員が呼び集められ対応に追われた。新聞社と販売店はメーカーと下請け企業のような取引先というよりも、車の両輪のような立場で新聞の普及を進めてきた歴史がある。

このような関係性の中で、押し紙をめぐる販売店と新聞社の対立が頻発し、朝日新聞のように公正取引委員会に申告する販売店まで出て来たというのは、ぶくぶくに水膨れさせた偽りの発行部数を維持する新聞社の「押し紙政策」がそろそろ限界を迎えている証左といえるだろう。

発行部数の約3割が押し紙?

販売店の経営を維持するという観点だけでなく、経営的に苦境に陥っている新聞社にとっても押し紙はもはや社の凋落を早める存在でしかない。

新聞社には広告収入、イベントなどの事業収入、不動産収入など様々な収入があるが、売り上げの根幹である「新聞の販売収入」が、押し紙というタブーを抱えているために、根本的な経営改革ができないのである。

公正取引委員会から注意を受けた朝日新聞社は、実は新聞業界で押し紙は「まだまし」な方だった。朝日新聞社は1980年代前半に押し紙を廃止し、健全販売を遂行してきた。これが、賃金をはじめとして朝日新聞社が他の新聞社に比べ抜群に社員の待遇が良い理由でもあった。

しかし、バブル崩壊後、長引く不況やネットニュースの出現などによって読者離れが進み出したため、2006年に押し紙を是認する販売方針に変更したのだ。

2006年当時の朝日新聞の発行部数は800万部を少し超えていた。販売店は新聞が破れたり水に濡れたりして商品価値がなくなった場合に備え、必要部数より少し多めに新聞を買っている。この「予備紙」と呼ばれる新聞などを考慮すると、きちんと読者のいる「実売部数」は780万部前後だったと推測される。

ところが、現在、朝日新聞系統の複数の販売店関係者によると、同紙の約3割が押し紙だという。発行部数が約670万部なので、うち200万部前後が読者のいない押し紙ということになる。

今の発行部数は10年前から100万部ちょっと減っているが、この10年で200万部前後が押し紙になったのだとすると、結局、300万部ぐらいの新聞が読者を失ってしまったことになる。

押し紙は新聞社にとって目先の売り上げは立つのだが、販売店は利益の出ない新聞を買わされているので経営の負担になり、読者を新たに獲得したり、購読を継続してもらうための販売促進に回す資金が減ってしまう。それにより、ずるずると読者離れが進むのだ。

朝日新聞社内では「押し紙が読者の減少を加速化させた。押し紙をしなければ、10年で300万部も実売部数を減らすことはなかったはずだ」と経営方針の誤りを指摘する声が上がっているという。

問題の根幹は「経営方針」にある

朝日新聞社は公正取引委員会の注意を受けて、販売部門の社員に独占禁止法順守のための研修を行った。

これ自体は指摘を「真摯に受け止めた」対応なのだろうが、押し紙は新聞社の経営方針で行われているので、経営方針が変わらなければ販売担当社員らはいくら独占禁止法を順守したくてもできない。販売店からの要求と社の方針との板挟みになるだけである。

私自身も全国紙に記者として入社し、退職までの最後の2年間は販売局で勤務していた。発行部数はある程度、水増しされた部数だという認識はあったものの、販売局で働くうちに想像以上に押し紙の量が多いことを知り驚いた。膨らました偽装部数を支えるために、販売店に支払う補助金、無駄な新聞を印刷、輸送する経費などが社の経営を圧迫していた。

一方で、販売店には新聞発行本社から補助金が支給されているが、押し紙による損失が全額、補填されるわけではない。会社は押し紙が元で販売店主から起こされた訴訟を常に抱えている状況だった。

社内でも販売局は「伏魔殿」と言われ、「どうせ販売は汚れ役だ」と開き直った販売局員の金の使い込みなど不祥事が後を絶たなかった。そんな悲惨な事態なのに、販売局から経営陣の責任を問う声が上がらないのが不思議だった。

まず、「押し紙をする」という経営方針があり、販売局は具体的にどの販売店に何部の新聞を押し込むのかという実務をしているに過ぎない。しかし、販売局は社内で立場が悪くなるのを恐れてこの問題を抱え込み、経営陣は現場の苦労から目を逸らして押し紙の方針を維持し続けてきたのだ。

今回、公正取引委員会が朝日新聞社に対し、行政指導や法的措置ではなく「注意」でとどめたのは、朝日新聞社に自らの手で押し紙を解消するよう促すためであるように思う。

だが、朝日新聞社が一販売担当社員の不適切な発言だとして問題を矮小化し、経営方針に反映させないのであれば、次はより厳正な処分が下ることもあり得るだろう。

朝日以外も「他人事」ではない

公正取引委員会は昨秋ごろから、朝日新聞社側から事情を聴いていたが、朝日新聞社はそのタイミングで販売制度を変更している。新聞社から販売店に対して様々な名目で支払われている「補助金」を、昨年末、「押し紙1部当たり1500円」という制度に変え、販売店が「押し紙を止めろ」とか「押し紙を減らせ」と要求しづらくなるようにした。

もちろん、すべての押し紙に1500円の補助金が支給されるわけではなく、一方で販売店が注文部数を減らせば1部当たり1500円の補助金を失う仕組みだ。まさに目の前の売り上げだけを考えた小手先の制度変更である。

せっかく新聞業界の優等生だったのに押し紙に手を染め、10年間で300万部もの「生きた部数」を殺してしまったことを検証すれば、このような発想にはならないはずだ。この制度変更には「公正取引委員会の動きを受けて、販売店が注文部数を減らせないように先回りした」と販売店の間で反発が強い。

公正取引委員会の「注意」を朝日新聞社が受けたという話は、朝日新聞の販売店の間に急速に広がりつつある。「押し紙がなくなる」と胸をなで下ろす販売店主がいる一方で、「今の販売政策をどう変えていくのかが肝心で、公正取引委員会から注意されたから押し紙を切るだけでは、経営の立て直しにはならない」とみる店主もいる。

朝日新聞社は公正取引委員会の指摘を踏まえ「すべての販売所に弊社の法令順守の姿勢を周知する」(広報部)としており、販売網との信頼関係回復はこれからと言える。

実は今年2月、公正取引委員会の杉本和行委員長が日本記者クラブで記者会見した際、「新聞業界では独占禁止法違反の押し紙が横行しているのをどう考えるのか」という質問が出ていた。

杉本委員長は「そういう実態があるなら必要な措置を当然やっていかなくてはならないと思っている」と回答し、「国民の知る権利に応え、民主主義を支える公共財」を標榜する新聞社のしていることだからといって目こぼしするものではないという態度を表明していたわけだ。

朝日新聞社以外の新聞社も「他人事」と知らんぷりしている場合ではない。地方紙も含めてほとんどの新聞社が「みんなでわたればこわくない」とばかりに押し紙を行ってきた。販売店が公正取引委員会に訴え出れば、対処することが分かったわけで、いずれの新聞社も「明日は我が身」なのである。
幸田泉(こうだ・いずみ)
大学卒業後、1989年某全国紙に入社。支局勤務後、大阪本社社会部では大阪府警、大阪地検、大阪地高裁、東京本社社会部では警察庁などを担当。その後、大阪本社社会部デスク、同販売局などを経て、2014年退社。著書に、新聞業界の暗部を描いて大きな話題を呼んだ『小説 新聞社販売局』(講談社)がある。
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押し紙とABC部数の乖離

少し古い数字ではありますが、2015年3月度のABC部数について掲載します。それによると中央紙は、対前月差では、大きな変動はなかったものの、対前年同月差では、朝日新聞が約65万部、読売が58万部のマイナスとなっていました。

ちなみに、ABC部数とは、「一般社団法人 日本ABC協会」が調査した、新聞や雑誌の販売部数のことです。この団体については、団体の運営するサイトをご覧になって下さい。最新の数字を知るには、代金を支払いこの財団法人の会員にならないと知ることはできません。この数字は、たまたま昨年5月13日の「さくらフィナンシャルニュース」に掲載されていたものを引用させていただきました。

中央紙の販売部数は次の通りす。()内は、対前年同月差。
朝日新聞:6,801,032(-649,200)
毎日新聞:3,254,446(-67,296)
読売新聞:9,114,786(-576,151)
日経新聞:2,740,031(-28,588)
産経新聞:1,607,047(+17,800)
この中で、押し紙はやめると宣言していたのは、産経新聞だけです。この産経新聞のみが、部数を伸ばしていますが、他の新聞は軒並み部数を減らしています。

そりゃそうです。おもいっきり偏向している大手新聞など読むと、日本の安全保障とか、日本経済とか、日本の社会とか、本当に大事なことが良くわからなくなります。お金を払って、そんな目にあうのはまっぴら御免です。

◆ABC部数と「押し紙」

ABC部数を解析する場合に、考慮しなければならないのは、ABC部数が必ずしも実配部数(実際に配達されている新聞の部数)を反映しているとは限らないという点です。

日本の新聞社の多くは「押し紙」政策を採用してきた事実があり、これが原因で「ABC部数=実配部数」という解釈を困難にしています。両者は別物です。

たとえば2000部の新聞を配達している販売店に、2500部を搬入すれば、差異の500部が「押し紙」ということになります。

新聞社は「押し紙」についても新聞の卸し代金を徴収します。また、「押し紙」部数をABC部数に加算することで、紙面広告の媒体価値をつり上げます。

広告主からも、「押し紙」政策を批判する声が挙がっていますが、日本新聞協会は、「押し紙」は存在しないとする立場を貫いていまなす。しかし、「押し紙」は、新聞業界では周知の事実となっていて、それを足下の大問題として検証しないこと自体が真実を追究するジャーナリズムの姿勢からはほど遠いです。

「押し紙」は独禁法に抵触するので、公権力がそれを逆手に取れば、メディアコントロールの道具になります。その意味では、極めて危険な要素です。

アマゾンで売られている押し紙

この押し紙新聞店では、どうしているのでしょうか。最近では、暖房器具なども石炭などは滅多に使わないですから、焚付にもできないし、大量の押し紙をどうしているのでしょうか。無論、そのままにしておくわけにはいかないでしょうから、何らかの処分はしているのでしょう。

私自身は、もう5年近く紙の新聞はとっていません。最初は、産経新聞の電子版を読んでいましたが、最近ではそれもやめて、夕刊フジをとっています。夕刊フジは、おそらく日本で一番のクオリティペーパーだと思います。これに比較すると、朝日新聞は便所紙のような新聞です。

まともな政治家の事務所などでは六大紙の他に夕刊フジもとっているところが多いです。通の間では有名な話ですが産経新聞では載せれないものを夕刊フジに載せています。日本の大手新聞では、手にはいらない重要な記事が掲載されています。

夕刊フジ 紙、iPad、iPadプロ、iPhone版の比較
そうして、朝日新聞は、本当に便所紙でした。なぜそれがわかったかというと、紙の新聞を随分前からとっていないので、これはこれで困ることがあります。昔なら、引っ越しなどのときに、包み紙や緩衝材に古新聞を用いていたのですが、紙の新聞をとっていないとこういう時に困ります。

以前、引っ越しの時に、会社の古新聞をもらおうと思ったのですが、普段山積みになっているはずの会社の古新聞がそんなときに限ってありませんでした。古紙回収業者に出したばかりだったのです。

それでも、引っ越しの期日は迫っており、周りの人に聴いてみましたが、なんとその時点で新聞を毎日とっている人はあまりいませんでした。いても、自宅から遠くの人か、近い人はやはり、最近処分してあまりないということでした。

それで、窮余の策で、アマゾンをみれば、新聞ではなくても、何かこれに類するものが販売されているのではないかと思い、アマゾンを検索してみると、何とおそらく、押し紙とおぼしき、朝日新聞が売られていました。それは、今でも売られています。

以下に、アマゾンのサイトからその商品を以下に掲載します。

新聞紙 (新古・未使用) たっぷり15kg 【ペット飼育の中敷として】 ペット トイレシート
そうして、この商品のキャッチコピーは以下のようなものでした。

「 販売単位 5kg 初めてご購入の方にオススメのお試し5kg 」

「商品仕様 新古、未使用のため使用感はありません。紙を伸ばして揃えて束にしております」

「 特徴 新古未使用なので衛生的。ペット飼育のトイレシートなどに安心してご利用いただけます」

「備考 新聞社指定不可。チラシなどは入っておりません」

押し紙はこんなところに使われていたのです。要するに、販売店は古紙業者に流し、それがアマゾンで売られているのです。値段は5キロで当時は、1380円。注文したら翌々日にすぐ届きました。確かにまっさらの朝日新聞。3月15日付でした。

こんなことなら何にも印刷してない白い紙を売った方が高く売れるのでないでしょうか。ただし、新聞紙のほうが良い場合もあります。それは、焚付の用途なら普通の紙より印刷された新聞紙のほうが格段に良いです。なぜなら、インクには油が含まれているので、火がつきやすいからです。だから、今でもキャンプなどでは、重宝します。

しかし、それにしても、朝日新聞はアマゾンでペット用の便所紙として売られているということです。

新聞紙の上で寝るジャーマンシェパードの仔犬

確かに、ペットの便所紙などには新聞紙は良いです。水分を吸収しますし、それにペットの寝床に敷いてあげるのもありです。上はジャーマンシェパートの子犬ですが、小さい時だと何でも口に入れて、食べてしまったりするので、タオルは危険ですし、吸水剤の入っているシートも危険ですが、新聞紙だとたとえ食べたとしても、紙ですし、インクも人体(犬体)に有害なものが入っていないので安全です。

朝日新聞、読者がいなくなっても、ほそぼそとやっていけるかもしれませんね。そうです。引っ越しのときの緩衝材や、ペットの便所紙のメーカーとして!

ただし、新聞記者などいらなくなりますね。ごく一部の人たちが残って、様々な商品開発などすると良いと思います。

まあ、そうなったとしても、私としては、朝日新聞は読まないし、使うとすれば、緩衝材と、ペットの便所紙としてつかうだけですから、どうなっても構いません。

早くこの世から消えていただきたいです。北海道新聞や、沖縄二紙などの偏向の激しい新聞も、大手紙も綺麗さっぱり消えていただいたら、本当に清々しいと思います。

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2013年6月18日火曜日

中国、水増し統計相次ぐ 貿易統計は7兆円過大 地方都市の工業生産額も―【私の論評】中国の水増しは女の子のメイクアップのメイク技術の水準よりはるかに上であることが判明!!隠しきれなくなり、日本が再び世界第二の経済大国に返り咲く可能性が非常に高くなってきた(゚д゚)!


中国江西省の貿易港=9日
中国で経済統計の水増しが相次ぎ発覚、公式発表への信頼性が揺らいでいる。貿易統計は架空取引により750億ドル(約7兆円)も水増しされた疑いがあり、地方当局が工業生産を4倍近くに過大報告していたことも判明。政府は対応を迫られている。

 中国税関総署によると、1~4月の中国から香港への輸出は前年同期比69・2%増の1451億ドルに急拡大。しかし当局が架空取引を取り締まった結果、5月の輸出は1~4月より大きく低下。中国紙、21世紀経済報道によると、1~4月の貿易統計に計上された架空取引の金額は750億ドルに上ったとの指摘がある。

 また、国家統計局は6月14日、広東省中山市横欄鎮が2012年の工業生産額を62億9千万元(約970億円)も水増ししていたと明らかにした。公表額は85億1千万元だったが、国家統計局が調べると、実際は22億2千万元しかなかった。

【私の論評】中国の水増しは女の子のメイクアップのメイク技術の水準よりはるかに上であることが判明!!隠しきれなくなり、日本が再び世界第二の経済大国に返り咲く可能性が非常に高くなってきた(゚д゚)!

上の水増しの史実、何も最近のことではなく、もう随分前からいわれてきたことです。昨年も、なんと中国副首相がそのことを認める発言をしていたことは有名なことです。それにしても、中国では、数年前くらいから、女の子のメイクアップ前後のあまりの変容ぶりが話題になっていましたが、中国では、政府や企業もそのようなことをやっていて、何とか、体裁を整えることに必死であることがみてとれます。以下にネットで話題になっていた、中国の女の子のメイクアップ前後の写真を掲載されていただきます。
さっぱり顔もこの通り!
童顔さんもギャル風に
これは何と表現すれば良いのやら!
ザ・別人
なにやら、凄いの一言の水準です。中国はパクリや、経済指標などの水増も凄いですが、女の子のメイクアッブ技能の高度化には、目を見張るものがあります。日本人でもこのくらい化けている人もいるのでしょうが、中国の女の子は、これをネットに掲載するというのですから凄いです。中国の中央政府も、地方政府も、企業もこのようにしていただきたいものです。

さて、中国の経済指標などの水増しにについては、このブログでも過去に掲載しました。その記事のURLを以下に掲載します。
【大前研一のニュース時評】中国の経済統計、信用できず!副首相“発言”が示唆−【私の論評】大前研一氏が今更指摘するまでもなく、中国の統計はデタラメ!!気をつけなければならないのは、それだけではない!
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、以下に本日の記事に関係分のみ掲載させていただきます。
英フィナンシャル・タイムズ紙は、15日付で「中国経済、予想を超える急減速か」と題する記事を掲載した。来年3月に温家宝首相のあとを継ぐとされる李克強(り・こくきょう)第1副首相が、かつて経済成長を評価する際に「GDPではなく、電力消費量、鉄道貨物輸送量、銀行融資の実行という3つの統計を重視する」と語っていたことを紹介したうえで、最近発表されたこれらの数値がいずれも落ち込んでいる、と同紙は指摘したのだ。 
李氏は、「今度、首相になる予定の私は統計のことをよく知っている。だから(GDPではなく)、こういう即物的な(電力消費量などの)指標をみるという癖がついています」と言いたかったのだろう。逆にいうと、中国政府が発表するGDPなどの経済統計は信用できないことを示唆したわけだ。 
これは非常に重要なことだ。中国経済で信用できるのは、李氏の言うとおり電力消費量、貨物輸送量、融資のペースなのだ。不動産の売買、ガソリン売上高などを加えてもいいだろう。最近の即物的指標はたしかに、全部マイナスになっている。
当時の第1副首相がこのようなことを語るというのですから、中国の統計資料の水増しは、疑いようがないほど確かです。このブロクでこの記事よりもさらに古い時点で、中国で公式に発表されたGDPの値にとんでもない出鱈目があったことを指摘しています。以下にその記事のURLを掲載します。
「大躍進の再来」 各省のGDP成長、全国平均値を上回る ネットに批判殺到=中国―もうすでに中国ではバブル崩壊が始まった?
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事は2010年のものです。とにかく、酷い出鱈目だったという事がお分かりになると思います。何も最近にはじまったことではなく随分昔からそうだったのだと思います。

この経済指標などの出鱈目ぶりから、実は中国は今でもGDPは世界第三位であり、日本を追い抜いていないという研究結果もあるほどです。それについても、このブログの過去の記事に掲載したことがありますので、その記事をURLを以下に掲載します。
中国全人代に1000億円長者は83人も―【私の論評】社会の変革を後回しにしたつけが効いてきた中国、習近平はラストエンペラーになる!!【4】
この記事は、今年の3月のものです。これも詳細は、この記事をご覧いただくものとして、本日の記事に関係する部分だけ以下に掲載させていただきます。

日本は今も世界2位の経済大国だ 中国は“水太り”
詳細は上の記事をご覧いただくものとして、以下にその興味深いグラフとその説明を掲載しておきます。 
 さっそくグラフを見よう。日中の物価の変動分を差し引いた実質GDPのドル換算値で、基準年を2000年としている。これに物価上昇率を上乗せした名目GDPのドル換算値が2010年に中国が日本を上回り、国際的に中国が世界第2位の経済大国だと認知された。ところが、この実質値では00年の価格水準でみて、11年でも中国を約1・5兆ドルも上回っているではないか。つまり、日本は実質ベースでは依然、世界第2位なのである。 
 12年に中国が実質GDPで日本を抜くためには、少なくても43%の実質経済成長率を遂げなければならないが、これまでの中国の大本営式の発表でも今年は実質成長率が7%台にとどまるのだから、対日逆転はありえない。仮に日本が実質ゼロ成長で今後も停滞し、中国が同7%成長を続けるとしても、中国が名実ともに日本を抜くには6年かかる計算になる。 
 中国は輸出と投資主導で実質成長率を押し上げしてきたが、輸出は大きく減速し、投資を担ってきた地方政府も不動産バブル崩壊に伴う巨額不良債務により身動きがとれないのだから、中国が実質でも日本を抜くメドはたたない。
このような指摘は、前からされていて、アメリカでは、中国の統計は信用ならないとして、宇宙から中国の夜の明かりの強さを測定して、その変化から、中国GDPの推移を見ようとする研究をすすめているくらいです。これば、景気が良ければ、工場は夜遅くまで操業するし、歓楽街もより多く、より遅くまで営業するという事実から、中国のGDPの真の姿を読み取ろうとする試みです。アメリカではこんなことまで、本気で実施しようとしています。

そうして、現在中国はすでに事実上バブルが崩壊し、非常に危ない状態であるといわれてます。今のところ、中国では、この状況をひた隠しに隠してしていますが、実はあちこちでほころびが目立ってくるようになりました。

その一つが、本日このブログの冒頭にあげた記事です。そのほかにも、見過ごすことのできない記事もあります。たとえば、以下の記事です。
【経済裏読み】中国の経済指標は水増し・捏造の疑い……投機マネー移動のための偽装の可能性
これについても、詳細は、この記事をご覧いただくものとして、要点だけ以下に掲載させていただきます。

最近香港への輸出が異常に増えていて、その理由で考えられるのは、以下のようなものだそうです。
 香港は中国政府の統治下だが、中国は一国二制度で貿易上、香港を外国として扱う。複数のエコノミストが指摘するのは、香港への輸出を装った投機的資金の流入だ。 
 中国は資本取引や外資流入への規制が強い。しかし輸出入の手続き書類を整えて貿易決済の体裁さえ取れば、中国本土の銀行に簡単にお金を振り込むことができる。 
 実体のない偽の輸出は当然、違法行為だが、中国本土は金利の高さや人民元高への期待感、不動産高騰など、外資を含め投資家が資金を持ち込みたくなる土壌が整っている。
おそらく、これは事実だと思います。このからくりを図式化すると以下のようなものだそうです。


 そうして、この話の信ぴょう性を裏付けるエビデンスとして、以下のような事実も掲載されています。
 こうした指摘は今年に入って急速に強まり、中国国家外貨管理局は5月5日、外貨資金流入の管理を強化すると発表し、偽の輸出や違法な域外からの不動産投資・投機資金の流入を取り締まる姿勢を示した。 
 そのとたん、同月の貿易統計が輸出の急減速したのだが、当局の摘発を恐れる存在がいかに多いか-を疑われても仕方がないのではないか。 
 中国の貿易を見る上で、香港は「混乱の種」(証券系アナリスト)とされてきたが、問題は統計の信頼性だけではない。水増しだとすれば、実際の輸出の伸びを把握し損なった中国自身、誤った政策判断を下すことにつながりかねないためだ。
この事実を示すのが以下のグラフです。



こうした事実からみて、私は、実は中国のGDPが日本を追い越したということは、虚偽だと思っています。そうして、中国の経済は本格的に落ち込んでいること、そうして日本がアベノミクス、特に金融緩和措置をやめない限り、中国の経済は本格的に落ち込み、いずれ、中国政府もそのことを隠蔽できなくなり、中国のGDPは、世界第三位どころか、それ以下かもしれないことを認めざるを終えなくなると思います。その日は、刻々と近づいていると思います。私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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