2014年2月15日土曜日

【ネットろんだん】割烹着とベートーベン 問われた「物語」重視報道の是非―【私の論評】物語と歴史の区別がつかないマスコミは、中韓と同レベル。このマスコミの病気につける薬はない(゚д゚)!


「STAP細胞」について発表する小保方晴子さん=1月28日、神戸市中央区
新型万能細胞「STAP細胞」の作製に成功し、一躍時の人となった理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー。だが、報道があまりにもその「人となり」に集中しているとの批判が噴出した。直後に発覚した作曲家の代作事件と合わせ、内容より「物語」に注目する報道の是非が議論されている。

・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・

高橋大輔選手と佐村河内守の感動の対面シーン?
こうした問題提起は、2月に入って発生した「現代のベートーベン」こと佐村河内守(さむらごうち・まもる)氏の作曲代作騒動で、より大規模にあらわれた。

代作の発覚を受け、「今までやったコンサートでの感動、もとい金も返せ」(掲示板)といった怒りの反応が大量噴出。ネット通販サイト、アマゾンのソフト商品レビューでも酷評が相次ぐなど、作品への評価も地に落ちた。だが、「『誰が作ったか』というような事に左右されず音楽そのものを評価するべきです」と、曲そのものについては別に検討すべきだとの意見も根強い。

・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・


 マスメディアの価値判断についてよく言われる例えが、「犬が人をかんでもニュースにならないが、人が犬をかむとニュースになる」。「誰が」に注目し、掘り下げようとするのはメディアの本能ともいえるが、偏り過ぎれば業績や作品の価値判断が甘くなり、本末転倒の事態も生じかねない。メディアに多くの教訓を刻んだ2つの事案だった。

【私の論評】物語と歴史の区別がつかないマスコミは、中韓と同レベル。このマスコミの病気につける薬はない(゚д゚)!

ニュースなどを報道する姿勢としては、歴史上完璧に評価が定まった人以外は、事実や業績を中心に報道すべきと思います。歴史上完璧に評価が定まった人に関しては、多少は物語性を加味しても問題はないとは思いますが、それにしても、ニュースとして報道するのであれば、それも加味程度とすべきと思います。物語は、あくまでも、書籍や映画などとして世の中に出すべきものと思います。

最近のマスコミは、物語と歴史の区別がついていないようです。その査証として、韓国の慰安婦問題などの歴史的に根拠が乏しい物語を、さも歴史的事実のように報道したり、日本が中国に対して侵略戦争をしかけたかのような、これも歴史的根拠が全く乏しい物語を史実のように繰り返し刷り込むように報道しています。

これら歴史問題に関しては、マスコミは確たるエビデンスを元に、物語ではなく正しい報道をすべきであって、中韓の報道を鵜呑みしてそれに手を貸すような報道をするようでは、もうその役割を終えたと言われても仕方ないと思います。

小保方さんの偉業については、私のブログにも掲載しました。私も、ご多分にもれず、割烹着の報道は掲載しましたが、さすがに、普段の生活がどうとか、そのような類のものは掲載しませんでした。その記事のURLを以下に掲載します。
新型万能細胞 「革命的だ」「また日本人科学者が…」海外研究者からも賛辞―【私の論評】日本のリケジョが現代の練金術を編み出した!自由競争がこの研究の生みの親であり、役人の作文による産業政策は無意味(゚д゚)!
普段の生活などに関しては、本来はやはり新聞などが報道すべきではなく、小保方さん知り合いが、ブログやSNS掲載する程度に収めるべきだったでしょう。それよりも、業績の持つ意味や位置づけなどを詳細に報道すべきだったと思います。

そうして、この記事の結論は以下のようなものでした。
このブログでも、以前掲載したように、ノキアは、アップルがiPhoneや、iPadを市場提供する数年前に、スマホとタブレット端末のプロトタイプを開発していました、しかし、市場に導入する時期を間違えました。民間企業ですら、このような間違いをします。

政府には、このような判断はほとんどできないとみるべきです。だとすれば、政府主導による産業政策など成り立たないことが良く理解できます。やはり、政府は、自由競争ができるように、基礎研究には資金を提供して、自らは口を出さず、応用研究には自由競争がおきるように、インフラを整備することに専念すべきです。それが政府の役割です。役人の作文では、経済成長戦略など成就しません。
元の記事には、この写真を掲載しましたが、この写真も結論を導くという意味があります
この記事は、結局この結論が言いたくて、小保方さんの素晴らしい業績を利用させていただいたということです。マスコミなどの、報道にもこのような姿勢が必要だと思います。事実を坦々と報道するか、特定の目的や、主張を持ちそれを明らかにするために、ニュースを利用するというような方式です。最も、日本のマスコミは反日のために、事実報道をするという面があり、これでは完璧に終わっているというしかありません。

マスコミは、佐村河内守を現代のベートーベンと褒めそやしたりしたことでも、非難されています。ここれについても、このブログに掲載しました。その記事のURLを以下に掲載します。
「全聾の天才作曲家」佐村河内守は本物か―新潮45eBooklet [Kindle版]―【私の論評】この事件を唯一見抜いていた人がいた!私たちは、マスコミが見抜けない真実を見ぬいたこの音楽家の慧眼を褒め称えるべきなのか?
この記事では、旧石器偽造事件を引き合いに出して、十数年前には、この偽造事件をマスコミが大々的に暴いたにもかかわらず、 佐村河内守の事件については、本人やゴーストライターの告白により、暴かれ、マスコミは何ら主体的報道をしなかったため、マスコミはこの十数年間でかなり劣化したことを掲載しました。その上で、以下のような結論を掲載しています。
こんなことを考えると、私は、この事件を唯一見抜いていた野口氏の慧眼(ブログ管理人追加:昨年一連の事件を予感させるような内容を、ブックレットとして公表していた)は素晴らしいとは思うのですが、マスコミが見抜けない真実を見ぬいた野口氏の慧眼を単純に褒め称えるべきなのかどうか戸惑いを覚えます。 
現在、日本は中韓の歴史捏造により、振り回されている状況です。そうして、この歴史捏造に関しては、日本国内には、マスコミにも政界にも、このような捏造に手を貸すものも大勢います。 
佐村河内守のような人間は、これからも様々な分野で出てくると思います。そんなときには、本来マスコミがそれを暴くべきですが、現状では特に今のマスコミは、暴くどころか、捏造に手を貸しているようなところがあります。こんな時代には、マスコミは当てにならず、野口氏のようなその道の専門家がそれを暴く以外にないのでしょうか。あるいは、私たちのような一般人が、疑問を覚えたら、自ら確かめる以外に、真実にいきあたる道はないのでしょうか。 
そうだとすれば、もう日本のマスコミはその役割を終えたということかもしれません。もう日本のマスコミは、存在価値がないということだと思います。
私は、そう思います。皆さんは、どう思いますか?
「全聾の天才作曲家」佐村河内守は本物か―新潮45eBooklet
昨年公表されたブックレット

それから、ブログ冒頭の記事の結論に"マスメディアの価値判断についてよく言われる例えが、「犬が人をかんでもニュースにならないが、人が犬をかむとニュースになる」。"という一文がありますが、これに関しても、このブログに掲載したことがあります。その記事のURLを以下に掲載します。
「失望」だけではない米国の靖国参拝への反応―【私の論評】荒れる成人式は報道しても、米国の安倍靖国参拝に関する「失望」以外の反応を報道しない、日本のメディアはやはり反日だ(゚д゚)!
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事から結論部分の一部だけ以下に掲載します。
でも、現実は、多元的なもであり、いくつもある報道ネタから、ほんのいくつかが選択され、メディア上にメディア・イベントとして展開されているということも事実です。
成人式式典にもさまざまな出来事があり、現実にはその中から「ディズニーランド成人式」、「時節もの成人式」、「荒れる成人式」が任意に選択され報道されているということです。全国各地の成人式式典をすべからく、しかも参加者個々人にすべてまで報道するなどということは、最初から全く不可能なことです。 
だから、選択するのは当然のことです。ただし、選択の仕方が問題です。ここ10年くらいは、荒れる成人式の報道が当たり前のようになってしまいました。しかし、考えてみれば、一体いかほどの人が成人式で荒れているというのでしょうか?実際に、すべての成人式が荒れているわけではないと思います。また、荒れた成人式であっても、その中で実際に荒れた成人の数は圧倒的に少ないと思います。
函館市の今年の成人式 何も問題はなかった
これが、確実に10%程度の人が確実に、荒れる側というのであれば、見方は変わってきます。そうなれば、何かが確実に変わりつつあるということで、これは報道しなければならず、報道しなければ隠蔽しているということにもなりかねません。 
しかし、現在の荒れる成人式報道は、犬が人に噛み付いてもニュースにはならないが、人が犬に噛み付いたらニュースになるという部類であり、小数の馬鹿者を報道をしているだけです。小数の馬鹿は珍しいだけで、社会に何の影響も与えません。であれば、荒れる成人式に関して、あるメディアが全く報道しなかったとしても、そのメディアが報道統制をしているとか、事実を隠蔽しているということにはならないです。だから、三原さんのよいうに、一切報道しなければ、荒れる成人式を演出する馬鹿者はいなくなるか、いても世の中には存在しないことになります。
このように考えると、報道しなくても良い「荒れる成人式」を報道しても、安部総理靖国参拝に対するアメリカの反応のうち、反対意見ぱかり報道するマスコミは、異常です。 
マスコミの異常ぶりは、今に始まったことではありませんが、安部総理を巡ってはそのようなことが多く散見されます。
 さて、物語というと、あの映画『永遠のゼロ』は、物語とてして非常に優れたものであることを古谷経衡氏が力説しています。その動画を以下に掲載ます。




この原作や、映画は両方とも物語としてかなり優れているにもかかわらず、批判が多いことを古谷氏が解説しています。そうして、霊という言葉は使っていませんが、霊について語っています。私たちの霊は連綿として続いていることを力説しており、この映画のテーマはそれであることを力説しています。

マスコミは、中韓の物語には、賛同的ですが、この映画に対しては批判的なようです。日本が昔から霊を重んじる国であることを全く忘れて、外国人のような視点からしか報道しません。霊は、過去、現在、未来へと続くものであり、時間と空間を超越していることなど知らないようです。

もう、どこの国のマスコミなのかわかりません。狂っているとしか思えません。このマスコミの病気につける薬はないです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年2月14日金曜日

米長官「歴史問題より北朝鮮の脅威を」―【私の論評】余裕のある国は彼らのような野卑な行動をしないし、できない!中韓は断末魔ということを理解して、彼らの崩壊を安部総理のようにゆっくり待とう(゚д゚)!

米長官「歴史問題より北朝鮮の脅威を」




韓国を訪れているアメリカのケリー国務長官は、悪化している日韓関係について北朝鮮という安全保障上の脅威に直面しており、歴史問題で対立している場合ではないと強調し、早期の関係改善を促しました。

ケリー国務長官は、13日、ソウルで韓国のパク・クネ大統領やユン・ビョンセ外相と相次いで会談しました。

このあと、記者会見したケリー長官は、悪化している日韓関係について「北朝鮮の核の脅威に直面するなかで、日米韓の強固な関係を維持することが極めて重要だ」と強調しました。

そのうえで、「今は非常に大きく、差し迫った安全保障上の懸念を抱えている。歴史ではなく現在の問題だ。歴史を後ろに置き、前に進めるかどうかは日本と韓国しだいだ」と述べて、北朝鮮の現状に強い危機感を示し、不測の事態に備えるためにも日韓関係の早期改善を強く促しました。

これに対して、ケリー長官と一緒に会見した韓国のユン・ビョンセ外相は「日本の政治指導者の一部が歴史を修正するような言動を続けているかぎり、信頼を作るのは難しい。歴史を直視し、周辺国の信頼を得られるような行動を示すべきだ」と述べて、改めて日本を批判しました。

ケリー長官の発言は、日韓双方に関係改善の努力を求めながらも日本の歴史認識を非難し続けている韓国側に、より譲歩を迫ったものとも受け止められていて、4月のオバマ大統領の日韓両国の訪問に向けて関係改善の兆しが表れるのか注目されます。

【私の論評】余裕のある国は彼らのような野卑な行動をしないし、できない!中韓は断末魔ということを理解して、彼らの崩壊を安部総理のようにゆっくり待とう(゚д゚)!

ケリー長官の、今回の韓国訪問は、オバマ訪韓に備え釘刺をさしたということだと思います。この訪問に対しても、韓国政府は「歴史問題!歴史!」と言い立てるばかり。そこで、米国政府を代表する、ケリー長官が「お前の国は歴史ではなく現在が問題だろ」と投げかけても、韓外相「日本が悪い」というばかりという、もう面倒臭いというのが、ケリー長官の本音でしょう。特に、北の脅威を全く考慮せず、何が何でも日本が悪いという態度です。

これに関しては、以下の比較画像をご覧いただければ、ご理解いただけるものと思います。


全く話が噛み合っていません。これでは、共同記者会見ではありません。ケリー長官も、話の通じない韓国外相には、もうウンザリというの正直なところと思います。とにかく、相手が米国であっても、結局は日本の歴史問題しか話題にしないこの態度。思考が硬直しているとしか思えません。一体、これは何を示すのでしょうか。

もう韓国は、反日で日本を何とかする以外に何も打開策がないということの現れではないでしょうか。

最近、中韓の反日活動がかなり酷くなってきました。なにやらもう、異常とか異例などという状況はもうすでに通り越したようで、とてつもないことになっているようです。これに対して、かなり憤りを感じたり、恐怖関する感じる人もいるかもしれませんが、これに関しては、冷静にみていくことが肝要だと思いましたので、本日は、これに関して掲載することにしました。

韓国も、中国もなぜ反日をするかといえば、多少両国間で違いはあるものの根底は同じです。国内の不満が最高潮に達して、そのままではとんでもないことになるため、国民や人民の怒りの矛先をさらすため、日本を敵に仕立てて、これに怒りをぶちまかせて、政府や現体制をできるだけ長く存続させようというのが、目的です。願わくば、日本に悪者になり続けてもらって、政府や現体制が自分たちのの目の黒いうちはできるだけ続いてもらいたいと考えているのだと思います。

そうして、両国とも政府首脳陣の頭が凍り付いて、反日以外に現状を打開するための方策がないことも共通しています。

中国は、もう破滅への道をまっしぐらに進んでいます。その有り様については、このブログでも何回か掲載してきましたが、以下に中国の断末魔の状況を解りやすく解説している三橋貴明氏の動画を掲載します。



この動画は、2013/08/27のものです。この時点で、すでに中国は断末魔であることが理解できます。このブログでも、昨年夏の段階で、中国断末魔説を掲載していますが、まさしくそうだと思います。私のブロクでは、中国では最近では、毎年平均8万件暴動が発生しているとしましたが、三橋氏は10万件としています。もう経済的にも、社会的にも中国は、リーマンショックあたりから完璧に終末を迎えています。しかし、それを何とか、無理に無理を重ねて何とか維持してきたというのが治中国の実体です。

こうした中国に接近する韓国、韓国政府にもインテリジェンス(情報機関という意味)はあるものと思いますから、中国の状況は理解していると思います。朴槿恵の中国接近路線は、間違いであることがはっきりしています。

韓国にとっては、中国もあてにできないということになれば、後残されたのは、もう日本しかありません。日本を徹底的につつきまくって、何とか自国を援助させようとしているのだと思います。断末魔の韓国は、さらに反日路線を強化しています。

韓国の女性家族省は2014年2月11日、朴槿恵(パク・クネ)大統領に報告した14年度の計画の中で、元従軍慰安婦に関する「記念日」の制定を目指す方針を初めて明らかにしました。現時点では記念日がいつになるかは明らかではありませんが、元従軍慰安婦は1991年8月14日に初めて名乗り出たとされています。そのため、民間の支援団体が8月14日を記念日に制定するように求めて活動を続けています。

それにしても、この記念日は、何を「記念」するのでしょうか。 子供たちにどう説明するのでしょうか。数多くの疑問が浮かんできます。記念日には国際シンポジウムや音楽会、演劇、美術展を開催するといいます。フランスの漫画祭で「慰安婦」をテーマにした独善的な作品を展示したのは記憶に新しいですが、各地で巡回展も開くとしています。さらに韓国は慰安婦を世界記憶遺産にも登録を目指しているとされています。これは、まともではありません。

韓国は、米国内でも慰安婦像や碑を建立、地図の日本海に「東海」を併記させる、対日情報戦をエスカレートさせています。韓国の政権は任期終了が近づくと浮揚を図って対日強硬カードを切る事例が多いですし、朴政権はこれからまだまだ続くと予想されます。反日の沈静化は困難であると考えられます。

こんなことを見ていると、韓国はもう万策が尽きて、中国も当てにできず、反日だのみしかないということが良く理解できます。もう彼らには、反日しかないのです。

中韓は、断末魔の最中にあります。日本としては、中国や韓国の反日に関しては、特に海外に対するものに対しては、正確な情報を発信することにより対処はするにしても、それ以外はなるべくノータッチで、なるべく関わりあいにならないように、放置することが望ましいです。もう、貧すれば鈍する道を歩まざるをえず、崩壊しかけている相手に対して、あれこれ算段してもはじまらないです。

ただし、直接日本に火の粉が振りかかるようなことがあれば、これは万難を排して、退けるべきではあります。中韓くには、勝手に断末魔の道を進んでもらえれば、良いのですが、回転している独楽が勢いの良いときには、安定していますが、独楽が止まる直前には、激し動きます。この激しい動きによって、日本国がとばっちりを受けることだけては、なんとしても避けるべきです。

日本の中国に対する対応に関しては、中国側からみるとどう見えるかについては、このブログでも掲載したことがあります。そのURLを以下に掲載します。
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詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事には中国側の、安部総理対する見方が吐露されています。その部分のみを以下にコピペさせていただきます。
安倍政権は東中国海の向こうでステップを踏み、中国をそのステップに合わせて踊らせようとしている。そうなれば中国は疲労困憊し、馬鹿げて見えることだろう。中国の正確な手法は「傍観者」になることだ。せいぜい安倍政権には踊らせておこうじゃないか。我々はひまわりの種をつまみながらお茶を飲み、彼らが踊りに疲れて全身汗だらけになる様子を楽しめば良いのだ。
この内容から、中国の苛立ち、焦燥が感じ取れるではありませんか。安部総理は、日本の歴代の総理大臣がしたように、中国詣でなどいっさいせず、安全保障のダイヤモンドという構想をぶちあげ、その構想を現実のものとするため、精力的に海外に外遊し、着々と堀を埋めています。まさしく、今の現状は、中国の幹部らが、安部総理の中国に対するノータッチのタッチで、踊らされているという状況です。彼らからみれば、従来の日本の指導者とは全く異なる動きで、予想もつかず、キリキリ舞いさせられているのが実情だと思います。



中韓には、安部総理のステップにあわせて汗だくでポールダンスでも踊ってもらおう

日本は、安部総理のように準備することはしながらも、中国とは直接関わらず、中韓が崩壊するまで黙って見守る、火の粉が降りかかりそうになれば、最大限の防御ができるようにしながら、放置するというのが、最も良いやり方だと思います。黙っていても、中国は逝きます。韓国に対しても、同じことです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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失速する中韓経済のジレンマ “親日国家群”ASEANの影に怯える―【私の論評】反日呆れ中韓・北朝鮮と日本の関係は、片利共生にすぎない。ASEANと日本は、相利共生である!日本のノータッチで中韓・北朝鮮はアジアで孤立するがいい\(◎o◎)/!

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2014年2月13日木曜日

中国経済の爆弾「影の銀行」ついに破綻 49億円が未償還 初のデフォルトか―【私の論評】中国経済崩壊のはじまりかもしれない、大事件を全く報道しない日本のマスコミもうお前は、死んでいる(゚д゚)!


中国人民銀行
 中国経済の爆弾である「影の銀行(シャドーバンキング)」がついに火を噴き始めた。高利回りをうたって個人投資家に販売された金融商品「理財商品」のうち2億8900万元(約49億円)分が満期に償還されず、初のデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が浮上しているのだ。償還のめどがたたない理財商品はほかにも5000億元(約8500億円)分あるとされ、連鎖的な金融危機となりかねない。

 12日付の中国紙、上海証券報によると、償還されなかったのは、吉林省の信託会社が組成し、山西省の石炭会社に投資した理財商品「松花江」。9・8%の高利回りをうたい、大手行の中国建設銀行を通じて個人投資家らに総額9億7300万元(約164億円)が販売された。

 しかし、石炭会社は経営難で自力での償還は困難な情勢で、7日に満期を迎えた分が償還されなかったという。

 正規の銀行融資以外の資金調達を総称する「影の銀行」を通じた債務は500兆円規模に達しているとの推計もあり、これが表面化すればリーマン・ショック級の経済危機が中国を襲うと懸念されている。

 中国では1月末にも30億元規模の理財商品がデフォルトに陥りかけたケースがあったが、中国当局の指示とみられる「正体不明の投資家」が現れて元本が保証された。今回の吉林省信託についても、デフォルト回避策を模索しており、最終的には山西省政府が救済する可能性がある。

 ただ、中国では4兆元分の理財商品が年内に満期を迎え、このうち約5000億元分に償還のめどが立たないとの見方がある。投資家保護を名目にデフォルト懸念の金融商品を、当局などがどこまで救済し続けるかは不透明。市場関係者は「デフォルト問題で負の連鎖が起きる危険性がある」と警戒を強めている。

 中国経済に詳しい企業文化研究所理事長の勝又壽良氏は「中国当局は“泥縄方式”で実態を取り繕っているが、抜本的な対策を取らなければ債務問題は膨らみ続け、中国経済の脆弱(ぜいじゃく)性は決定的なものになる」と指摘する。中国経済の終わりの始まりなのか。

この記事の続きはこちらから(゚д゚)!

【私の論評中国経済崩壊のはじまりかもしれない、大事件を全く報道しない日本のマスコミもうお前は、死んでいる(゚д゚)!

中国経済の崩壊、いや中国そのものの崩壊が近づいてることをこのブログでは、繰り返し主張してきました。影の銀が資金を市場に棟かしたとしても、おのずと限界があります。そのことは、はっきりしています。

最近では、短期資金の流動性に関する、危険性を掲載してきました。それについては、以前にもこのブログに掲載しました。そのURLをいかに掲載します。
中国人民銀、短期金利上昇通じ無秩序な貸出に警告―【私の論評】我々は、中国金融シスタムの崩壊の序曲を見ているのかもしれない!金がなくなりつつある中国の官僚不正マネーの熱銭取り込みという改革は本当に効果があるのか(゚д゚)!
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、この記事では、昨年12月24日の中国短期金融市場では、中国人民銀行(中央銀行)がオペ(公開市場操作)を通じ290億元を市場に供給したことに伴い、6カ月ぶりの高水準となっていた金利は低下したことを掲載しました。その直前までは、短期金利が上がっていたことを掲載しました。金利があがるということは、流動性が少ない、要するに短期でも、元の流通量が少なかったということです。

日本の場合、昨年国債の長期金利が多少上がった程度で、マスコミは大騒ぎしていました。これは、短期的視点でみればわずか上がった程度であり、長期でみれ誤差レベルの上昇で、微々たるものでした。


日本国債は外国にはほとんど買われていないので、
外国企業による国債格付けは全く意味がない(゚д゚)!

ところが昨年12月時点での、中国国内の短期金利の上昇に関しては、ほとんどのマスコミが口をつぐみました。日本の国債の金利が誤差程上がったときには、日本の国債への国際的な信任が下がり、国債が暴落するなどと、途方もないことを言っていました。

日本の国債の金利誤差程度で上昇したていどで、あれだけ大騒ぎしたとすれば、中国の短期金利については、もっとド派手にさわぐべきです。それこそ、もう、中国は崩壊して世界から消えてなくなるとか、そこまでいかなくても中国の生活水準は周辺部だけではなく、上海や北京などの中心部も、そうなることに決まった狂ったように、絶叫し、わめきちらしい、あちこちいい触れ回らななければならないはずです。

実際私は、日本のマスコミの多くが、国債暴落といいたてたとき、そのように見えました。実際に発狂したかと思いました。そうして、その後どうなったかとば、皆さんご存じのように、国債の長期金利があがりまくって、日本の国債が信頼を失って暴落するなどということはありませんでした。

ちなみに、日本の国債は、すべて円建で販売されていますし、しかも購入するのは、日本国内の機関投資家や、個人投資家であり、これらが95%以上を占めていますから、仮に国際的な信任を失ったとしても、その影響は軽微です。

まあ、国内の機関投資家や、個人投資家の信任を失えば、確かに金利が上昇するかもしれませんが、いまのところはそんなことはないですし、それに日銀が国債を買い取るなどをすれば、金利は下がります。まあ、当面どう考えても日本の国債の長期金利が上がりそうな気配は全くありません。

こんなことを考えれば、日本長期国債の金利があがり、国債が暴落するなどの報道をした報道機関は、まさに狂気の沙汰としかいいようがありません。

それから、娘の記事では、熱銭不足の中国政府のお粗末な対処法についても掲載しました。その部分のみ以下にコピペさせていただきます。

3中総会
中国共産党は先の第18期中央委員会第3回総会(3中総会)で、「全面的な改革深化」を決議した。西側メディアは一斉に、政治改革なしの経済自由化の限界を警告したのだが、ないものねだりだ。実利優先の党官僚は利権拡張の餌により不正マネーを取り込む成長モデルにギアシフトした、とみるべきだ。 
早い話、李克強首相の主導で上海に「自由貿易区」が9月に設置されたが、大幅に規制が撤廃された同区の進出企業234社のうち外資は21社に過ぎず、大半は国有企業である。党中央が国家全体の予算と金融を支配し、地方政府と国有企業に資金を配分、党官僚が支配する地方政府や国有企業がそのカネを投資して、開発や生産に関与して収益を上げるというシステムの中での、自由ビジネス特区であり、主要プレーヤーは党官僚なのである。 
党官僚は「市場重視の改革」、すなわち経済自由化で利権拡張の機会を得るので、不正資金は今後さらに膨張する。不正資金は、香港経由などで海外にいったん移されたあと、「外資」を装って還流する。大半は投機的で「熱銭」と呼ばれ、規模は半端ではない。
要するに、中国政府は市場の資金不足に対応する手段として、海外流出した不正マネーを取り込む以外の他に何もしないということです。というより、これ以外に方はないということです。

さらにこの記事では、熱銭不足の中国が、昨年の夏に日本の証券市場で何をしたかも掲載しました。詳細については、この記事をご覧いただくものとして、以下、その部分のみコピペさせていただきます。
消えた中国マネーが憶測を呼んでいる。中国政府系ファンド『OD05オムニバス』が9月中間決算を機に、日本の主要企業の大株主から次々と姿を消したのだ。その数、判明しているだけで実に127社。今年3月期には167社(3月決算以外の24社を含む)の大株主ベスト10に登場していたのだから、まさに“激減”の言葉がピッタリである。 
日本市場からを消した中国マネー上位内訳

要するに、中国政府系ファンドが、日本の企業の株式を大量に買い占めていたものを、大量に売り払ったということです。その総額4兆円にのぼります。これが、昨年の夏辺りいっせいに日本からこつぜんとして消えたのです。

これは、どうしてか。これは、誰が考えてみてもわかります。要するに、熱銭不足を補うためです。

そうして、今回はブログ冒頭の記事のように、デフォルト騒ぎです。これは、もう上記のよう様々な背景と考えあわせると、中国金融システムの崩壊の前兆とみて間違いないのではないかと思います。

まあ、全面的崩壊には、まだ少しは間があり、中国政府もまだ自転車創業でなんとかでる範囲にあるのかもしれませんが、それにしても、これは中国金融システム崩壊の序曲に限りなく近い現象である可能性が高いです。

それにしても、日本のマスコミこのことをもっと大々的に報道すべきと思います。日本の金融に関しては、過敏に異常なくらいに反応するのに、中国の金融システムの変化にはこれほど疎い日本のマスコミは異常です。

日本の企業には、中国スパイが入り込んでいる。
マスコミだけは入り込んでいないと誰が言えるのか?

もう完璧に中国に取り込まれていて、中国からこのような記事は掲載するなと、指令がでているのかもしれません。だとすれば、空恐ろしいことです。

そうだとすれば、もう日本のマスコミはすでに死んでいるのであって、ゾンビ状態ということを現しているのだと思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年2月12日水曜日

巧妙化する中国の反日プロパガンダ、舞台は世界へ 海外メディアも注視―【私の論評】中韓のプロパガンダに対抗するとともに、日本の新聞を購読しない、テレビの報道番組を視聴しないことにより内なる敵を駆逐せよ(゚д゚)!

巧妙化する中国の反日プロパガンダ、舞台は世界へ 海外メディアも注視

ニューヨーク・タイムズ紙は、韓国の要請で中国ハルビン駅に先月オープンした安重根記念館が、中国人訪問者にも支持されている様子を伝えた。記事は、記念館に反日プロパガンダ的意図があることを示唆する論調である。

一方で別の記事では、中国国内で露骨な反日プロパガンダ番組が横行する現状を、中国人作家が憂えている。

【テロリストか東洋の志士か】
韓国人・安重根は薬指を詰めて「韓国独立」の血盟を結んだ反日武装グループ、「断指同盟」のリーダーであった。1909年、日露戦争後の両国権益についてロシア外相と会談すべくハルビン駅を訪れた伊藤博文を射殺し、翌年処刑された。日本では菅官房長官らが単なるテロリストと評しているが、韓国では英雄視されている。

中国の安重根記念館

昨年6月、朴槿恵・韓国大統領が習近平・中国主席と会談時に、記念館の設置を要請した。同紙は、朴槿恵大統領に好感を持っていること、反日プロパガンダ戦略に合致すること、米同盟仲間である日韓間にクサビを打ち込めることから、習近平主席は即座に快諾したと説明している。中国で外国人の記念施設は異例とのことである。

むろん記念館は安重根について「学究的で真剣、勇敢な自由の戦士」と肯定的な内容で、個人としての行為ではなく祖国の独立と東洋の平和を願う韓国義勇兵としての行為だ、との安重根の主張を強調しているという。中国人の訪問客らは「これはヒロイズムに国境がないことを示しています」「日本は今や危険ではなく、日本はただ逃げるばかりです。中国と比較すると、日本はむしろ弱いです」などと語っている。

【ばかばかしいプロパガンダ漬けに染まる中国人】
中国の現状に批判的な中国人作家、慕容雪村氏は、ニューヨーク・タイムズ紙への寄稿で、中国のテレビ番組が荒唐無稽な内容の反日プロパガンダ番組にあふれており、それで実際に中国人の若者が暴走、盲目的な反日暴動に至っていると嘆いた。

また、反日テーマに便乗しただけの粗製番組の乱発が、かえってプロパガンダの説得力を奪っている、との危惧が中国国内にもあると言われる。
中国の反日テレビでは、裸の少女が共産党軍兵士に向かって敬礼こうなると、
何が何やら理解不能。中国テレビは、エロ・グロ・ナンセンスのたまり場なのか?

氏の幼少時(1970年代)、テレビが地方に普及していなかった時代もプロパガンダ映画の屋外巡回上映などは頻繁にあったが、最近の番組も「カラフルで俳優の見栄えも良いが、テーマは同じまま」であるという。中国政府は「民族憎悪を扇動」するコンテンツを禁止しているにも関わらず、2012年には70以上の反日テレビシリーズが中国で放映され、2013年3月には48の反日番組が浙江省の横店映画村で同時に撮影されていた。

こうしたプロパガンダは軍に好意的な声を増大させる。中国政府は繰り返し東京を「軍国主義」と批判しているが、ならば自らのプロパガンダ政策はどうなのか、と氏は断じる。

【巧妙化する国際世論攻勢】
またウォール・ストリート・ジャーナル紙はヴォルデモート卿論争事件など、良く訓練された中国外交官らが国際世論に訴える活動を活発させてきた経緯も報じる。論旨はやや判りにくいが、以前と違い余裕の出て来た中国は、プロパガンダをただ無差別にばらまくのではなく、その説得力を重視し、時には自ら扇動した国内暴動を批判して見せるようにもなった、とのことのようだ。

【私の論評】中韓のプロパガンダに対抗するとともに、日本の新聞を購読しない、テレビの報道番組を視聴しないことにより内なる敵を駆逐せよ(゚д゚)!

反日プロパガンダの勢いは、とどまるところを知らないようです。私は、常々中韓の反日プロパガンダを苦々しく思っていて、このブログでもその卑劣さを折にふれて掲載してきました。

しかし、最も忌むべきは、日本国内の反日プロパガンダです。そうして、その片棒を担ぐ新聞や、テレビなどのメディアです。

私たちとして、外国勢のプロパガンダに関しては、昨日このブログに掲載したストークス氏が語っているように、英語で事実を世界に向かって流すことはもとより、やはり、日本国内のプロパガンダにも対抗していくということが重要です。

そのためには、まずは反日プロパガンダに手を貸す、日本国内の大手新聞や、大手テレビ局の息の根を止める必要があると思います。

そのため、大手新聞は購読しない、テレビ局の報道番組などはなるべく見ないようにして、干してしまうべきと思います。

新聞購読数については、年々着実に減少していっています。それは、以下のサイトをご覧いただければ、はっきりしています。
日本新聞協会 調査データ
テレビの視聴率については、以下に、日本のHUT(テレビの総世帯視聴率(Households Using Television)の推移のグラフを掲載します。


新聞も、テレビも年々購読、視聴者が確実に減っていて、斜陽産業であることは間違いないようです。

そろそろ、テレビ・新聞に変わるネットの優良有料媒体が台頭してきても良さそうな気がします。後もう少しでそんな時代になりそうです。なにせ、最近のテレビ・新聞は劣化しすぎています。

まずは、何とかして、内なる敵を駆逐しない限り、外国勢だけ攻めていてもこの問題は永遠に解消しないでしょう。

内なる敵に関連した動画など以下に掲載しておきます。これらの動画のような報道をする新聞やテレビが日本にも出てきて欲しいです。それは、今のところ、ネットなどのオンデマンド配信になる可能性か強いと思います。











動画に関しては、掲載したのは、ほんの一端に過ぎません。関心のある方は、"日本の内なる敵"などのキーワードでYouTubeなどで検索をしてご覧いただくと、その多さにびっくりするほどです。これらが、さらに体系化され、統合化され、洗練化をさせれば、すぐにも新たなメディアができそうな気がします。

書籍に関しては、優良なものもでてきています。これについては、【関連図書】のところに掲載します。

とにかく、有料でも良いので、自らの立場をはっきりさせた上で報道する優良なネット媒体が一日でもはやく日本にも出てきていただきたいと願うばかりです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年2月11日火曜日

中韓のプロパガンダには事実発信で対処を 元NYT東京支局長・ストークス氏 ―【私の論評】大東亜戦争に対する外国人の評価は、ストーク氏だけでなく、多数存在する!日本人は今一度この事実を噛みしめて、自信と勇気と誇りを取り戻せ(゚д゚)!

中韓のプロパガンダには事実発信で対処を 元NYT東京支局長・ストークス氏

「日本人は日本を見直そう」と語るストークス氏

中国と韓国が、日本を貶める謀略宣伝(プロパガンダ)を強めている。靖国神社参拝や慰安婦問題では、欧米にも同調する動きがある。安倍晋三首相率いる日本はどう対処すべきなのか。在日50年、英フィナンシャル・タイムズや、米ニューヨーク・タイムズの東京支局長などを歴任し、「英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄」(祥伝社新書)を出版したヘンリー・S・ストークス氏(75)が、単独インタビューに応じた。

話題の新著は、東京・有楽町の日本外国特派員協会で最古参という筆者が、戦後、戦勝国の都合で作り上げられた「日本悪玉論」を断罪し、靖国参拝や慰安婦、南京事件の問題点に鋭く切り込んだもの。「日本はアジアの希望の光」と記す、日本人必読の1冊だ。

まず、安倍首相の評価を尋ねると、ストークス氏は「よくやっている。(ダボス会議などで)国際的な評価を受けた最初の日本の首相だ。これほど高く評価された日本の政治家は他にいない。私は安倍晋太郎元外相を知っており、岸信介元首相も取材した。安倍首相は父と祖父を超えたといえる」と絶賛した。

中韓両国が批判し、駐日米国大使館なども「失望した」とのコメントを出した、安倍首相の靖国参拝についても聞いた。

ストークス氏は「靖国神社には霊力がある。清浄で神聖な空間がそこにある」といい、よく比較される米国のアーリントン墓地などとは全く異なる存在だと主張した。

そのうえで、A級戦犯の合祀も含めて、「そもそも、(戦勝国の復讐劇である)東京裁判に正当性があったのだろうか。インドのパール判事も『全員無罪だった』と述べていた。国のために戦った英霊に哀悼の誠を表し、平和を祈るのは政治家の権利であり義務だ。靖国参拝に他国の許可などいらない。公式とか非公式にとらわれず、安倍首相は堂々と参拝すべきだ」と語った。

この記事の詳細はこちらから(゚д゚)!

【私の論評】大東亜戦争に対する外国人の評価は、ストーク氏だけでなく、多数存在する!日本人は今一度この事実を噛みしめて、自信と勇気と誇りを取り戻せ(゚д゚)!

大東亜戦争に関する、外国人の評価は、アメリカの戦後の日本統治によって、歪められた部分があります。とにかく、アメリカにより日本は一方的に悪い侵略戦争をしたということが長年にわたり刷り込まれてきました。そうして、大戦直後には、極東軍事裁判などとは全く別に、日本人以外による外国人による大東亜戦争の評価があったのですが、これらも時間の経過とともに忘れ去られるようになりました。

そんな中で、イギリス人であるストークス氏は、大東亜戦争に対して、戦勝国の目ではなく、もっとグローバルで、歴史的な観点から理解し、戦勝国の立場などは乗り越えて、真実に迫っています。その意味で、、「英国人記者が見た 連合国戦勝史観の虚妄」が今日出版された意義は大きいです。そうして、私たち日本人としては、この書籍を真摯に読み、大東亜戦争の意味を、虚心坦懐に振り返ってみる必要があると思います。


この書籍は、「戦勝国史観」に取り込まれている日本人に問いかけをするものです。 滞日五〇年、『フィナンシャル・タイムズ』『ロンドン・タイムズ』『ニューヨーク・タイムズ』東京支局長を歴任し、三島由紀夫とも親交を結んだ英国人大物記者が、戦後、戦勝国の都合で作り上げられた「日本悪玉論」を断罪、南京事件、靖国参拝、従軍慰安婦と、現在俎上にある幾多の問題について論じ、日本がいわれのない非難を蒙(こうむ)っていることを、証しています。さらに三島が死を賭して訴えようとしたものが何であったかを問いかけています。 読者の多くが、本書によって戦勝国によって強いられた歪んだ歴史観を正されることとなるでしょう。 来日当時は戦勝国史観を疑うことなく信奉していた著者は、いかにして史観を大転換させるに至ったのかを解説しています。そうして日本人はこの提言を受けて、どう行動すべきなのかを問いかけています。

この書籍に関する説明は、これから読む人の楽しみを奪ってしまうということもありますので、これ以上は説明はしません。それは、ともかく、この書籍最近は、かなりの人気です。

さて、このような大東亜戦争に対する外国人の評価は、先に示したように終戦直後は多くの人から発信されていたのですが、それは今では、歴史の彼方に消え去り、日本人にもほとんど知られないままになっています。以下に、その一端を短くまとめて掲載させていただきます。以下の文章、それぞれの文の下にあるのは、その当人の写真もしくは、肖像画です。掲載できるものはすべて掲載しました。

1.H・G・ウェルズ(イギリス、歴史学者)
 「この大戦は植民地主義に終止符を打ち、白人と有色人種との平等をもたらし、世界連邦の礎石をおいた。」



2.アーノルド・J・トインビー(イギリス、歴史学者)
 第二次大戦において、日本人は日本のためというよりも、むしろ戦争によって利益を得た国々のために、偉大なる歴史を残したと言わねばならない。その国々と は、日本の掲げた短命な理想であった大東亜共栄圏に含まれていた国々である。日本人が歴史上に残した業績の意義は、西洋人以外の人類の面前において、アジ アとアフリカを支配してきた西洋人が、過去二百年の間に考えられていたような、不敗の半神でないことを明らかに示した点にある。(1965年十月二十八 日、英紙「オブザーバー」)
 英国最新最良の戦艦2隻が日本空軍によって撃沈されたことは、特別にセンセーションを巻き起こす出来事であった。それはまた永続的な重要性を持つ出来事でも あった。なぜなら1840年のアヘン戦争以来、東アジアにおける英国の力は、この地域における西洋全体の支配を象徴していたからである。1941年、日本 はすべての非西洋国民に対し、西洋は無敵でないことを決定的に示した。この啓示がアジア人の志気に及ぼした恒久的な影響は、1967年のベトナムに明らか である。(昭和43年三月二十二日「毎日新聞」) 



3.ククリックド・プラモード (タイ国元首相)
 「日本の おかげでアジアの諸国はすべて独立した。日本というお母さんは難産して母体をそこなったが、産まれた子供はすくすくと育っている。今日、東南アジアの諸国 民が米英と対等に話ができるのは、いったい誰のおかげであるのか。それは身を殺して仁をなした日本というお母さんがあったためである。十二月八日は、我々 にこの重大な思想を示してくれたお母さんが一身を賭して重大決意をされた日である。我々はこの日を忘れてはならない。」(十二月八日、現地の新聞「サイアム・ラット紙」において)



4.バ・モウ (ビルマ元首相 独立宣言より)
 約五十年前ビルマは三回にわたる対英戦争の結果その独立を失えり、英国側はアジアに対する掠奪的野望を以て此等の戦争を遂行せり。英国はさらにその伝統的 陰謀賄賂及び想像し得るあらゆる詐欺及び術策の武器をしようせり。・・・ビルマ人は徐々に搾取され時の進むに従い総ての国民的実質、莫大なる物資的資源、 機会、文化、言語、さらに遂にはその生活様式までも失い・・・愛国者は挺身的精神をもって鎮圧、入獄、流謫、拷問及びしばしば死そのものを甘受して突進し て来れり、これらの英雄はビルマの生存のため苦難を受け遂には斃れたり。・・ビルマ人はアジアを結合せしめアジアを救う指導者を待望しつつありしが遂にこ れを大日本帝国に発見せり。・・・ビルマ人はこのビルマに対する最大の貢献に対する日本への感謝を永久に記録せんことを希望するものなり・・・」(一問に 百答 日下公人 PHP研究所)




5.ダグラス・マッカーサー(アメリカ、日本占領連合軍最高司令官・元帥)
 日本の潜在労働者は、量においても質においても、私がこれまで知っている中の最も立派なものの一つである。しかし、彼らは労働力はあっても生産の基礎素材を 持たない。日本には蚕のほかに取りたてていうべきものは何もないのだ。日本人は、もし原材料供給が断たれたら(経済封鎖されたら)一千万から一千二百万が 失業するのではないかと恐れていた。それ故に、日本が第二次世界大戦に赴いた目的は、そのほとんどが、安全保障のためであった。(1951年5月3日米上 院の軍事外交合同委員会の聴聞会における発言)



6.ハミルトン・フィッシュ(政治家「悲劇的欺瞞」(TragicDeception1983))
 ルーズベルト大統領は、その絶大な権力を使って遂に米国を日本との戦争に巻き込むことに成功した。そのことは、米国を欧州における戦争に参戦させるという彼の最終的な目的を達成させた。



7.ジョイス・C・レブラ女史(アメリカ、コロラド大学歴史学部教授)
 大東亜戦争下、アジア諸国に進駐して行った日本軍政の最大の特徴の一つは、各国の青年を教育し、組織し、独立精神を振起した点にある。その遺産は戦後も様々な形で生き続けている。
 日本の敗戦、それはもちろん東南アジア全域の独立運動には決定的な意味を持っていた。今や真の独立が確固とした可能性となると同時に、西洋の植民地支配の 復活も、許してはならないもう一つの可能性として浮かび上がってきたのである。民族主義者は、日本占領期間中に(日本軍により)身につけた自信、軍事訓 練、政治能力を総動員して、西洋の植民地復帰に対抗した。そして、日本による占領下で、民族主義、独立要求はもはや引き返せないところまで進んでしまった ということをイギリス、オランダは戦後になって思い知ることになるのである。(中略)さらに日本は独立運動を力づけ、民族主義者に武器を与えた。日本軍敗 走の跡には、二度と外国支配は許すまいという自信と、その自信を裏付ける手段とが残ったのである。東南アジアの人間は今や武器を手にし、訓練を積んでお り、政治力、組織力を身につけ、独立を求める牢固たる意志に支えられていた。(「東南アジアの開放と日本の遺産」秀英書房、256~7ページ)



8.ロスロップ・スタッタード(アメリカ、歴史学者)
 すでに四百年の間、連続的勝利によって、白人は本能的に自己の膨張は無限に継続するものと信ずるに至った。1904年の日露戦争以前には、自己の膨張が停止 するというような思想は白人千人中の一人にも考えがおよばなかった。(中略)1900年は、四百年間みなぎりきった白人潮勢の頂点であった。白人はその 時、威名と実力の頂上に達したのである。その後わずか四年にして日本は猛然起って露国に抗し、旅順港に巨砲弾を浴びせて世界を驚かした。その刹那に白人の 退潮が始まった。(長瀬鳳輔訳『有色人種の勃興』政教社、147,151頁)

9.ジョージ・S・カナヘレ(アメリカ、ハワイ日本経済協議会事務局長・政治学博士)
 日本占領軍がインドネシア民族主義のために行った種々の仕事の中で、最も重要なものの一つは、正規軍及び准軍事組織を創設して、それに訓練を与えた事である。 (中略)インドネシア人が軍事訓練を受けたことの意義は極めて重要なものであった。これが後のインドネシア革命軍の大部分の将校と何千の兵士となり、復帰 してきたオランダ勢力と独立戦争を戦う際の基盤となった。日本によって与えられたこのような機会がなかったならば、戦後のインドネシア民族革命の経過は 違ったものになっていたであろう。



10.ラグ・クリシュナン(インド、大統領)
 インドは当時、イギリスの不沈戦艦を沈めるなどということは想像もできなかった。それを我々と同じ東洋人である日本が見事に撃沈もした。驚きもしたが、この快挙によって東洋人でもやれるという気持ちが起きた。(昭和44年「日本経済新聞」)



11.ラダ・ビノード・パール(インド、極東国際軍事裁判判事・法学博士)
 要するに彼ら(欧米諸国)は日本が侵略戦争を行ったということを歴史にとどめることによって、自分らのアジア侵略の正当性を誇示すると同時に、日本の一七年 間(昭和3~20年、東京裁判の審理期間)の一切を罪悪と烙印する事が目的であったにちがいない。・・・・私は1928年から1945年までの一七年間の 歴史を二年七ヶ月かかって調べた。この中には、おそらく日本人の知らなかった問題もある。それを私は判決文の中に綴った。その私の歴史を読めば、欧米こそ 憎むべきアジア侵略の張本人であるということがわかるはずだ。それなのに、あなた方は自分らの子弟に、「日本は犯罪を犯したのだ」「日本は侵略の暴挙を敢 えてしたのだ」を教えている。満州事変から大東亜戦争にいたる真実の歴史を、どうか私の判決文を通して十分研究していただきたい。日本の子弟がゆがめられ た罪悪感を背負って、卑屈、頽廃に流されていくのを私は平然として見過ごすわけにはゆかない。あやまられた彼らの宣伝の欺瞞を払拭せよ。あやまられた歴史 は書き変えなければならない。(昭和二十七年十一月五日、広島高等裁判所での講演)



12.グラバイ・デサイ(インド、インド弁護士会会長・法学博士
 このたびの日本の敗戦は真に痛ましく、心から同情申し上げる。しかし、一旦の勝負の如きは必ずしも失望落胆するに当たらない。殊に優秀な貴国国民においてお やである。私は日本が十年以内にアジアの大国として再び復興繁栄する事を確信する。インドは程なく独立する。その独立の契機を与えたのは日本である。イン ドの独立は日本のお陰で三十年早まった。これはインドだけではない。インドネシア、ベトナムをはじめ東南アジア諸民族すべて共通である。インド四億の国民 は深くこれを銘記している インド国民は日本の国民の復興にあらゆる協力を惜しまないであろう。他の東亜諸民族も同様である。(1946年、デリーの軍事裁判に参考人として召還され た藤原岩市F機関長に対する挨拶)

13.ジャワハルラル・ネルー(インド、独立後の初代インド首相)
 チャンドラ・ボーズが日本と協力してつくったインド国民軍《INA》の裁判で、弁護士として法廷に立ち「これら立派な若者達の主たる動機は、インド解放への愛 情であった・・・・彼らの日本との協力は、インド解放を促進するための手段であった。余はチャンドラ・ボーズ氏の独立への情熱を疑わない」と述べた。(貝 塚茂樹編『民族解放の星』講談社、253~4頁)



14.アリフィン・ベイ(インドネシア、ナショナル大学日本研究センター所長・政治学博士)
 日本に占領された国々にとって、第二次世界大戦とは、ある面では日本の軍事的南進という形をとり、他面では近代化した日本の精神的、技術的面との出会いで あった。日本が戦争に負けて日本の軍隊が引き上げた後、アジアに残っていたのは外ならぬ日本の精神的、技術的遺産であった。この遺産が第二次大戦後に新しく起こった東南アジアの民族独立運動にとって、どれだけ多くの貢献をしたかを認めなければならない。日本が敗戦国になったとはいえ、その精神的遺産は、ア ジア諸国に高く評価されているのである。その一つに、東南アジアの教育に与えた影響があげられる。(中略)(日本は)目標達成のためにどれほど必死にやら なければならないかということを我々に教えたのであった。この必死の訓練が、後のインドネシア独立戦争の時に役立ったのである。(「魂を失った日本」未央社、57~65ページ)

15.ブン・トモ(インドネシア、元情報・宣伝相)
 我々アジア・アフリカの有色民族は、ヨーロッパ人に対して何度となく独立戦争を試みたが、全部失敗した。インドネシアの場合は、三百五十年間も失敗が続いた。 それなのに、日本軍が米・英・蘭・仏を我々の面前で徹底的に打ちのめしてくれた。我々は白人の弱体と醜態ぶりをみて、アジア人全部が自信をもち、独立は近 いと知った。一度持った自信は決して崩壊しない。日本が敗北したとき、”これからの独立は自力で遂行しなければならない。独力でやれば五十年はかかる”と 思っていたが、独立は意外にも早く勝ち取ることができた。



16.ガザリー・シャフェー(マレーシア、元外相、アセアン創設によりハマーシェルド賞受賞)
 日本の某代議士の「過ぐる大戦において、わが国は貴国に対しご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」という挨拶に対して、「どうしてそういう挨拶をなさ るのですか。あの大戦で日本はよくやったではないですか。マレー人と同じ小さな躰の日本人が、大きなイギリス人を追い払ったではありませんか。その結果、マレーシアは独立できたのです。大東亜戦争なくしては、マレーシア人もシンガポールも、その他の東南アジア諸国の独立も考えられないんですよ」
 さらに続けて、玉井顕治、名越二荒之助、中島慎三郎の三氏に対していわく。 「私は威張る人も、ぺこぺこする人も嫌いです。日本はもっと大きくアジアに眼を開いてください。現在、日本は南方の発展途上国に対する援助額はダントツで す。押しも押されぬアジアの経済大国ではありませんか。『ルック・イースト』『日本に学べ』という呼びかけは、シンガポールやマレーシアだけではありませ ん。口に出しては言わないけれど、アジアの国々のこれは本音なんですよ。かって反日感情の強かった国々にも、次第に親日感情が起こりつつあります。そうし たなかにあって、日本は欧米にばかり目を向けず、アジアに対して責任を持つ国になって欲しいのです。日本はかつてアジアに対して責任を感じ、そのために、 戦争であれだけの犠牲を払ったのです。この尊い戦争の遺産を否定することは、バックミラーばかり見ているようなものです。自動車は前を見て運転しなければ、進路を間違えますよ」(昭和六十三年七月十九日、於赤坂プリンスホテル)



17.朴 鉄柱(韓国 平成二年一月逝去・六十八歳 、韓日文化研究所 昭和四十二年十月)
 「ソウルから日本を眺めていると、日本が”心”という字に見える。北海道、本州、四国、九州と、心という字に並んでいるではないか。日本は万世一系の御皇室を頂き、歴史に断絶がない。それに対して韓国は、断絶につぐ断絶の歴史で涙なくしてみることはできない。」
 「現在の日本の自信喪失は敗戦に起因しているが、そもそも大東亜戦争は決して日本から仕掛けたものではなかった。平和的外交交渉によって事態を打開しようと最 後まで取り組んだ。それまで日本はアジアのホープであり、誇り高き民族であった。最後はハル・ノートをつきつけられ、それを呑むことは屈辱を意味した。”事態ここに至る。座して死を待つよりは、戦って死すべし”というのが、開戦時の心境であった。それは日本の武士道の発露であった。日本の武士道は、西欧の 植民地勢力に捨て身の一撃を与えた。それは大東亜戦争だけでなく、日露戦争もそうであった。日露戦争と大東亜戦争ーこの二つの捨て身の戦争が歴史を転換し、アジア諸国民の独立をもたらした。この意義はいくら強調しても強調しすぎることはない。」
 「大東亜戦争で日本は敗れたというが、敗けたのはむしろイギリスをはじめとする植民地を持った欧米諸国であった。彼らはこの戦争によって植民地をすべて失ったではないか。戦争に勝った敗けたかは、戦争目的を達成したかどうかによって決まる、というのはクラウゼヴィッツの戦争論である。日本は戦闘に敗れて戦争目 的を達成した。日本こそ勝ったのであり、日本の戦争こそ、”聖なる戦争”であった。ある人は敗戦によって日本の国土が破壊されたというが、こんなものはすぐに回復できたではないか。二百数十万人の戦死者は確かに帰ってこないが、しかし彼らは英霊として靖国神社や護国神社に永遠に生きて、国民尊崇対象となるのである。」



18.朱 耀翰 {韓国 元国会議員 ゴーマニズム宣言第六巻p232}
 「アメリカ大統領ルーズベルト君、君は口を開けば必ず正義と人道を唱えるが、パリ講和条約の序文に人種差別撤廃文案を挿入しようとしたときこれに反対し削除した のはどこの国だ?黒人と東洋人を差別待遇して同じ席にも着かせずアフリカ大陸で奴隷狩りをしたのはどこの国であったか?しかし君らの悪運はもはや尽きた。 一億同胞なかんずく半島の二千四百万は渾然一体となって大東亜聖戦勇士とならんことを誓っている!」



19.ニミッツ元帥(アメリカ 太平洋艦隊司令長官)
 この島を訪れるもろもろの国の旅人達よ。故郷に帰ったら伝えてくれよ。この島を守るために、日本軍人は全員玉砕して果てた。その壮絶極まる勇気と祖国を想う心根を!



20.スリム中将(イギリス第十四軍司令官)
 たたかれ、弱められ、疲れても自身を脱出させる目的でなく本来の攻撃の目的を以て、かかる猛烈な攻撃を行った日本の第三十三師団の如きは、史上にその例を殆ど見ないであろう。(「敗北から勝利へ」)
 かくの如き望みのない目的を追求する軍事上の分別を何と考えようとも、この企図を行った日本軍人の最高の勇気と大胆不敵さは疑う余地がない。私は彼等に比肩し得べき如何なる陸軍も知らない。(同書)


21.蒋介石
 ラモウ・騰越を死守しある日本軍人精神は、東洋民族の誇りたるを学び、範として我が国軍の名誉を失墜せざらんことを望む。



22.ベルナール・ミロー(フランス ジャーナリスト)
 これら日本の英雄達は、この世界に純粋性の偉大さというものについて教訓を与えてくれた。彼らは1000年の遠い過去から今日に、人間の偉大さというすでに忘れ去られてしまったことの使命を、とり出して見せつけてくれたのである。(『神風』)


大東亜戦争に関しては、現在のヘンリー・S・ストークス氏だけではなく、このように世界の有名・著名人、それもそれぞれの国において、それなりに地位と名誉のある知性ある人々が評価をしているのです。

私たち日本人は、ストークス氏やこれらの過去の人々の言葉に謙虚に耳を傾け、日本内外の未だに自虐的歴史観を主張する人々の言葉に惑わされることなく、日本と、アジアと、世界の平和と安定のため、自分たちがおかれているそれぞれの立場で、日々努力していこうではありませんか。

戦後長きにわたって続いた戦後体制、それに1,000年に一度ともいわれた震災や津波、政治経済の危機なども、悠久の歴史を持つ我が国の歴史からみれば、ほんの一時のことに過ぎません。朝廷をはじめとする私たち日本人の日本の伝統文化、それに勤勉で実直な国民性や霊性を重んじる国柄は、古から今に至るまで、継承されてきましたが、これからも悠久の歴史の中に燦然として輝き続けるどころか、さらに輝きを増すことでしょう。このような国日本が、自虐的歴史観にまみれて次なる大飛躍をせず、そのまま萎んでいくことなど考えられません。私たちの霊は、過去・現在・未来に向かって、連綿と続いているのです。皆さん、アジアと世界の安定と平和のため、日本の次の大飛躍に備えましょう!!その日は近いです!! その日の原動力となるのは、ほかならぬ私たちです。

天皇陛下\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/!!

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