検索キーワード「SD」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示
検索キーワード「SD」に一致する投稿を関連性の高い順に表示しています。 日付順 すべての投稿を表示

2011年9月27日火曜日

ころころっとしてる定点観測デジカメが5000円台!―【私の論評】レコロの可能性は、無限?!!

ころころっとしてる定点観測デジカメが5000円台!

かわいいくせに、やることはやるんです。

決まった時間になるとシャッターをパチリ。それを最高で365日も続けられるインターバルレコーダー「レコロ」がお安く買えますよ!

センサーはVGAのCMOS。でもここで「なーんだ」というのは早い。単3乾電池2本で動作するのですが、3秒間隔だと約2000枚、1日間隔で撮影する設定にすれば、前述したように1年間も、同じ時間に1枚づつ撮影して動画ファイルに仕立ててくれます。

IPX3相当の防雨設計なのもポイント。焦点距離も35mmフィルム換算で32.5mmとなかなかの広角っぷり。

実際に作れる動画はどんな感じなんでしょうね? 見てみましょうか。




SDHCカードに対応していますが、そこまで容量をつかわない(別売りのACアダプタをつけて9999枚の撮影をしても約750MB)ので、512MBとか1GBなどの、余ったSDカードを使うのがよさそう。ああ、こういうストレージに優しい仕様もキングジムだ...!

というわけで、トクモードで絶賛発売中です。ペットのケージの前に1つ。ドライブレコーダーとしてクルマに1つ。畑や田んぼに1つづつと、あっちこっちに置いちゃいましょう。

【私の論評】レコロの可能性は、無限?!!
この、レコロ、結構売れるのではないかと思います。こうしたインターバルレコーダーは、従来は、機材などが高価で、一般の人には、なかなか手の出せないものですが、この5000円台という価格で手に入るということですから、誰にも気軽にできます。

このインターバルレコーダー機能といえぱ、あのタブレット端末の、auXoomにもついていましたが、確かに便利といえば、便利ですが、タブレット端末につけた機能としては、失敗だったと思います。だかでしょうか、ほとんど話題にもなりませんでした。タブレット端末など、インターバルレコーダとして、用いれば、その間、タブレット端末としては、使えませんし、野外においておくのも、不安です。

しかし、レコロであれば、手軽にできます。たとえ、機材がなくなったとして、5000円台ですから、それほど痛手ではありません。まさに、開発元キング事務さんは、凄いです。あのポメラもすごかったですが、レコロも、きっとかなり売れるヒット商品になることでしょう。

それに、このレコロ、上記のように、単に、遊びで使っても、面白いですが、上の記事のような、ドライブレコーダー以外にもいろいろ使えそうです。まず思い浮かぶのは、防犯用ですね。防犯カメラなど、インターバル撮影していないと、そのままみていては、時間がかかるし、早送りだと、見逃すおそれもありますが、インターバル撮影なら、そのあたりは、適当に調整できて、非常に便利だと思います。

それから、マーケティングに、強力な助っ人になりそうです。たとえば、スーパーで、動線をみるとか、特定の売り場にどのようなお客さんが来ているのかを知ることに用いるとか、さらには、新店をオープンする際に、物件などに、設置しておけば、店舗の前の通行車両量、通行者量が正確に調べられます。1年間も継続して調べられたら、これは、すごいです。1台、5000円なら、たとえ、10台設置したとしても、たった、5万円です。100台でも、50万円です。これは、凄いことですね。

それに、医療でも、睡眠時無呼吸症候群を調べるにも、もってこいです。また、癲癇症の人は、発作が起こったときの状況が良くわかれば、対処法も講じやすいとか、原因を突き止められやすいという話も聴いたことがあります、それに、自閉症の子供を観察するにも適していると思います。このそれ以外にも、医学的や、研究開発用にいろいろな用途が考えられます。

これらは、すべて、実用的な用途ですから、480ピクセルで十分すぎるほどだと思います。しかし、アート的な撮影には、やはり、720ピクセルは欲しいところです。キング事務さん、もし、レコロがかなり売れたら、これも、挑戦してみる価値があるのではないかと思います。

下に、アート的なインターバルレコーディングの事例をアメリカの動画サイトのvimeoから、貼りつけておきます。


こういうのが、手軽にできたら、本当凄いですね。今までだと、特定の人しかできなかっのが、素人でもできるようになり、素人の感性を活かした、素晴らしい作品ができるようになるかもしれません。

レコロ製品仕様
■品番/IR5
■本体色/オレンジ
■カメラ/VGA画質CMOSセンサー
■レンズ/f=2.53mm(35mmフィルム換算:32.5mm),F=2.4±5%
■画角/67.6゜
■動画ファイル形式/AVI(Motion JPEG フォーマット)
■撮影距離/約50cm~∞
■メモリーカードスロット/SDカード(最大容量2GB) SDHCカード(最大容量16GB)
■防水性/保護等級:IPX3相当(防雨型)
■電源/単3形アルカリ乾電池x2本(別売)またはACアダプタ(別売)
■本体寸法/約102x73x30mm
■質量/約95g(電池,SDカード含まず)
3つのメリット
①動画編集は一切不要!
②長時間駆動!
③いざというときの防雨設計!
http://www.kingjim.co.jp/sp/recolo_ir5/



【関連記事】

ヒット商品のキーワードは「シンプル&多機能」 単純かつ多機能なアイテムが続々ヒット中!―【私の論評】今のヒット商品は、シンブル高機能だが、従来の多機能とは一線を画している?!


鎌倉シャツとは?―「もっと」から゛「ちゃんと」へを体現するような商品か?

大人も“かわいい!”―私たちの精神には清少納言から連綿と続く"言霊"の威力が刻み込まれている?
絶好調だった東京ガールズコレクション、ブランド側は「TGCに出るだけだったら大赤字」-デフレ下でこれだけの盛り上がりをみせたリアル・ファッションにドラッカーは何を見るか?!

ネットができなくても売れるPC-宅配ピザにもあてはまる「引き算」の法則とは?


MILK SEAFOOD NOODLE新発売-ピザテンフォーの「さんあんシリーズピザ」にも共通する開発のきっかけ?!


2007年12月20日木曜日

“199ドルノート”の安くない中身に迫る――ASUS「Eee PC」

台湾や米国などで、「199ドルPC」として話題となったノートPC「Asus Eee PC」が、日本での発売が決定したと発表され話題となっています。

発売するのは台湾のメーカー・ASUS社で、台湾や米国では10月~11月に販売が開始。実際の販売価格は299ドル~399ドル程度となったものの、大きな注目を集めました。

日本での発売は、2008年2月頃を予定しており、OSにWindows XPを搭載し、価格は5万円前後になるとアナウンスされています。スペック等の詳細は明らかにされていません。

「Eee PC」は、国内においてはマザーボードベンダーとして認知度の高い台湾ASUSTeK Computer(ASUS)製のミニノートPCだ。低価格を大きな武器としており、COMPUTEX TAIPEI 2007では“199ドルノートPC”として話題になったのが記憶に新しい。2007年10月から11月にかけて本国の台湾や米国で販売が開始され、大きな注目を集めている。

 この度発売となったのは、カスタマイズを施したLinuxと各種アプリケーションがインストールされた製品だ。ラインアップは複数用意されてお り、価格は当初より若干高い299~399ドルとなったが、それでもノートPCとしては圧倒的な低価格といえる。年内にWindows搭載モデルも投入さ れる予定だ。

tm0711eeepc01.jpgtm0711eeepc02.jpg フットプリントは225×165ミリ、厚みは21~35ミリで、工人舎のミニノートPC「SA1F」や「SH6/SH8」シリーズなどとほ ぼ同等だ。重量は約0.92キロと軽い。写真ではわかりにくいが、カラーリングはパール加工された白で光沢感がある。質感はプラスチッキーだが、ディスプ レイの開閉などは滑らかでヒンジもしっかりした作りだ

Eee PCは、ノートPCというよりは高機能インターネット端末という意味合いが強い製品だが、ハードウェアはx86アーキテクチャのノートPCそのもの。スト レージにSSDを採用するなど日本での注目度も高く、早期の発売が期待されている(現時点で国内での発売時期は未定)。今回は台湾で店頭購入した製品が届 いたので、そのインプレッションをお届けしよう。

ちなみにEee PCの「Eee」とは、「Easy to Learn」「Easy to Work」「Easy to Play」の3つの「Easy」を指しており、簡単に習得できる、仕事に使える、楽しめるといった意味を持つという。同社のWebサイトを見ると「Excellent」の「E」という意味も持たせているようだ。

Eee PCの基本仕様をチェック

Eee PCの正式名は「ASUS Eee PC 701」。いわゆるA5ミニノートPCで、重量は約0.92キロだ。液晶ディスプレイは7インチワイドで、解像度はWVGA(800×480ドット)をサ ポートしている。現時点ではメインメモリとSSDの容量、バッテリー容量の違いで4モデルが用意されており、今回はモデル名「Eee PC 4G」の512Mバイトメモリ、4GバイトSSD、大容量バッテリー(約3.5時間駆動)を搭載した製品を入手した。どうやら現時点では、このモデルしか 店頭出荷されていないようだ。

冒頭でも少し触れたが、今回レビューを行う製品は筆者の知人に台湾で購入してもらったものだ。12200元(ニュー台湾ドル)で購入したので、 2007年11月16日現在の為替では日本円で42000円程度になる。この関係でキーボードやプリインストールソフトは現地版となっているが、ソフトに 関しては店頭購入時に英語化してもらえた。ASUS(華碩電脳)の直営ショップ(と思われる)で対応してくれた店員さんに多謝だ。

tm0711eeepc03.jpgtm0711eeepc04.jpgtm0711eeepc05.jpg バッテリーは4セルで、容量は7.2ボルト5200mAh(写真=左)。カタログスペックでのバッテリー動作時間は約3.5時間だ。 「Surf」の名が付く下位モデルは、同じ4セルでも容量が7.2ボルト4400mAhに抑えられ、バッテリー動作時間は約2.8時間になる。付属品は、 ACアダプタをはじめ、Windows用ドライバやユーティリティを含むリカバリDVD-ROM、ソフトケース、マニュアル類で、マニュアルはすべて中文 版だった(写真=中央)。付属のソフトケースは収縮性が多少あり結構タイトで、本体が簡単に抜け落ちないようになっている(写真=右)。カバンなどに収容 する場合のインナーケースとして便利だ

基本スペックを確認しておくと、今回入手した個体はCPUがCeleron M 353(900MHz)、チップセットがIntel 910GML Express/ICH6-M、グラフィックスチップはチップセット内蔵のIntel GMA900という構成だった。簡単にいえば、一世代前のミニノートPC向けIntelプラットホームだ。

CPUコアはPentium Mの2次キャッシュ縮小版「Dothan-512K」で、L2キャッシュ512Kバイト、FSB 400MHzとなっており、90ナノプロセスで製造されたものだ。「今回入手した固体」と断っているのは、ASUSのグローバルサイトで確認すると、マー ケットによって主要スペックも変更があると記述されているし、既に発売されている北米向けのサイトでも「Intel CPU & Chipset」以上の表記がないためだ。

tm0711eeepc06.jpgtm0711eeepc07.jpg 「CPU-Z」でCPUやチップセットを確認。CPU動作クロックが定格の900MHzではなく630MHzとなっているのが気になるが、この点は後編で触れる

 メインメモリはDDR2のSO-DIMMをサポートしており、メモリスロットは1つだ。今回入手した製品のメモリ容量は512Mバイトだが、増設 する場合にはメモリモジュールの交換が必須となる。メモリスロットには底面のカバーを空けるだけで簡単にアクセスできるようだが、ここには封印シールが張 られており、ユーザーによる交換は保証対象外だ。この点はEee PCの位置付けが高機能インターネット端末であることに関係するのだろう。

 モバイルノートPCに必須のネットワーク機能は、100BASE-TXの有線LANとIEEE802.11g/bの無線LANを装備。無線LANチップはアセロス・コミュニケーションズ製で、同社の無線高速化技術「Super G」もサポートしている。

 外部インタフェースは、3つのUSB 2.0ポート、SDメモリーカードスロット、アナログRGB出力、オーディオ入出力を備える。特に豊富ではないが、サイズを考慮するとUSBポートが3つ あるのはポイントが高い。また、SDメモリーカードスロットはすっぽりとカードが収まるタイプなので、装着したままでも安心して携帯できそうだ。SDHC にも対応しているようなので、大容量カードを増設ストレージとしても使えるだろう。

tm0711eeepc08.jpgtm0711eeepc09.jpg 外部インタフェースは左右に分散されている。USBポートは3つで、右側の2ポートが上下ではなく左右に並んでいるため、厚みのあるコネク タでも無駄なくポートを利用できる。モジュラージャックは埋められているが、インターネット接続環境がダイヤルアップ中心の地域向けには、モデム内蔵モデ ルも提供されるのだろう

tm0711eeepc10.jpgtm0711eeepc11.jpgtm0711eeepc12.jpg
SDメモリーカードのスロットは、このようにカードがすっぽり収まるタイプ(写真=左)。エレコム製の4GバイトSDHCメモリーカードは 問題なく認識された。インジケータは右側最前列に用意され、ディスプレイを閉じた状態でも確認できる(写真=中央)。すべて色が異なり、識別は容易だ。イ ンジケータは液晶ディスプレイを閉じた状態でも確認できる(写真=右)

100ドルパソコンも話題となりましたが、このくらいのスペックのノートパソコン日本国内で、5万円程度で手に入るようになれば、いろいろ事情が変わってくると思います。100ドルパソコンはあくまでも、開発途上国を意識したものでしたが、これは違います。20年前くらい前でしょうか、インターネットにせよ、なんにせよ、端末が5~6万円くらいにならなければ、なかなか普及しないし、世の中を変えるインパクトにはならないだろうという論評を見た記憶がありますが、あれから20年を経てようやっとそのような世の中がやってくることになります。これからどのように変わっていくのか楽しみです。

このノートパソコン、日本国内でも波紋呼びそうです。これが大量に出回るようになれば、他の国内パソコンメーカーにも影響を及ぼすことは必至です。いよいよ、乱世が始まるかな?

2007年10月16日火曜日

JabraのBluetoothヘッドセットを使用する利点



上は、Bluetoothを用いた携帯電話用ヘッドセットを装着した女性の画像。この女性下着か部屋着のままで、通話しているようですが、ヘッドセットを用いれば、どこからでも通話できます。さらに、携帯電話を耳にあてる必要もないので、何をしながらでも通話できます。普通の会話をするように話ができます。

最近、Bluetoothを搭載した、携帯電話やパソコン増えてきています。私の携帯電話と、パソコンも搭載しています。この機能せっかくついているにもかかわらず、意外と利用していない人が多いです。私の場合、まず何もあとから買って付加する必要のなかった、携帯電話とパソコンの間でのやりとりにBluetoothを用いました。私の携帯電話では、i-tunes用のソフトウェアが使えるようになっていて、MP3のファイルで音楽を聴くことができます。このファイルのやりとりのために使い始めました。

音楽ファイルをパソコンから携帯電話のミニSDカードに送るわけですが、わずらわしいコードの接続や、SDカードの差し替えをすることなく、すぐにやりとりできるので便利です。また、携帯電話番号を含む住所録のやりとりもスムーズにできます。

それから、ヘッドセットも購入し携帯電話の通話に使っています。ヘッドセットを使っての通話に関しての通常の便利さについては、どこにでも書かれているのでここでは掲載しません。私が使って一番便利だと思ったのは、Google Appsとの組み合わせです。Google Appsは、小規模ならGoogleのアカウントを取得するだけで、その日から無料で使うことができます。私も活用していますが、その中で、Google Docs & Spread Sheet があります。これは、インターネット上で使える、ワード、エクセルのようなものです。これは、複数の人間で一つの文書や表をを作成することができるので便利です。このほか、インターネット上で共同作業もできるマインドマップ(mindomo)もありますが、これも同じような使い方ができます。これも、ヘッドセットを用いると複数の人と共同作業がしやすいです。

インターネット上で、同じ文書や表を見ながら、互いに意見を交換しながら、リアルタイムで、校正や変更などを行うことができます。Skypeを用いれば、同じようなこともできるのかもしれませんが、Skypeでは、意見交換くらいはしたことがありますが、そこからさらに文書を開いてリアルタイムで校正したりとか、変更などをしたことはありません。やはり、ヘッドセットとの組み合わせの方が便利です。

以前、テレグラスのお話も掲載したことがありますが、将来のヘッドセットはこのように、聴覚だけでなく、視覚も用いることができれば、良いと思います。小さなパソコンや、ipodや携帯電話を用いてると小さくて良いのですが、電話がかかってきて、資料を見たりしていると、画面が小さいので、校正や変更などの作業をするには向いていません。

そんなときにテレグラスであれば、画面を大きくして複数の資料を閲覧できるので非常に便利だと思います。さらに、バーチャルリアリティーなど用いることができたらさらに便利ではないでしょうか?
電話がかかってきて、いろいろな打ち合わせをするとして、バーチャルリアリティーの世界なら、その世界の中で、資料のファイルを開いて、それを見ながら話をして、さらにバーチャルリアリティーの中のワードパッドなどを開いてメモ書きをするなどのことが想定できます。これなら、どんな場所でも一定の環境の中で情報のやりとりができます。こんなことばかりやっていれば、疲れてしまうので、バーチャルリアリティーの中で自然の景色を見たり、小川の音が聞こえてきて癒されるとか? やれやれ、人間の便利さの追求には際限がありませんね。でも、これからの時代間違いなくこの方向に進んでいくと思います。

このアイディア面白いかもしれません。どこかの星に不時着し、ビジュアルも可能なヘッドセットを装着していて電力も十分あるため、情報のやりとりは地球にいるときと同じようにできるが、水も食べ物もないため飢え死にしてしまうとか。SF小説のネタとして使えるかもしれません。

2009年8月25日火曜日

Nokiaがネットブック市場に参入,モバイル通信機能付き「Nokia Booklet 3G」を発表-携帯電話会社の参入は始めて!!

Nokiaがネットブック市場に参入,モバイル通信機能付き「Nokia Booklet 3G」を発表(この内容をすでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)


 フィンランドのNokiaは現地時間2009年8月24日,Windows搭載ネットブック「Nokia Booklet 3G」の販売を開始すると発表した。発売時期や価格,詳細な仕様については,ドイツのシュトゥットガルトで9月2日に開幕する展示会「Nokia World」で明らかにする。

 プロセサは「Intel Atom」で,画面はワイド10インチ。第3世代(3G)携帯電話/HSPA/Wi-Fi(無線LAN)方式の無線インターネット接続と,Bluetoothによる無線通信が可能。同社のインターネット・サービス「Ovi」にも対応している。厚さは2cm強で,重さは1.25kg。バッテリ駆動時間は最大12時間としている。

 HDMIポートを備え,高精細(HD)映像をテレビなどに出力できる。WebカメラとSDカード・リーダーも搭載する。アシスト型GPS(A- GPS)センサーを内蔵しており,数秒で位置情報を取得可能という。「Ovi Maps」と組み合わせて地図を利用したり,オンライン音楽配信サービス「Nokia Music Store」で楽曲を購入したりできる。「Ovi Suite」サービス経由でスマートフォンと同期することも可能。

携帯電話会社の参入は始めて!!

最近ネットブックもいろいろな会社が参入してきたり、海外の非常にコストパフォーマンスの高いものがでてきたりと、いろいろとあったので、もう一巡して新しい話題もなかったのでしばらくブログにも掲載してきませんでした。

しかし、あのノキアがネットブックに参入ということは、やはり、掲載する必要があるだろうということで掲載しました。日本でいえば、NTTdocomoやソフトバンクがネットブックを売り出すようなものです。たぶん、初めてのことだろうと思います。

ノキアは、この分野が伸びていくだろうと判断しているのだと思います。確かに今は、クラウド・コンピューティングが盛んになりつつあり、インターネットがあれば、さほど高機能なパソコンは必要がありません。インターネットを介していろいろなことができるます。いまや、パソコンにソフトを入れてどうのこうのというのは、時代遅れです。

そうなると、インターネットが最初からできる、ネットブックの需要は間違いなく伸びていくでしょう。後から、データー通信カードを購入するとか、手続きをするというのではなく、買ったその日から簡単な操作でインターネットができるネットブックは魅力的です。それに、あのグーグルがChrome OS(LINUXをベースにしたという、軽いOS。スイッチオンから、インターネット開始まで数秒ですむといわれています)を発表するそうで、これは、最初はネットブックに搭載するとしていますから、次のモデルあたりからChrom OSを搭載するかもしれません。いや、このネットブックも、もうそれも意識していて、後から搭載するのも簡単にできるようにしていて、OSを自由に選べるようにしているかもしれません。

私も、自分のネットブックにLINUXを搭載したことがありますが、本当に早いです。まるで、マシンが別ものになったような気がしました。それに入れたバージョンの違いにもよるでしょうが、とにかく、私が入れたときには、容量が1/3くらいですみました。とにくかく、ネットブックこれからもいろいろと出てきそうで、目が離せませんね。9月には、価格とかもう少し詳しいスペックなどわかると思います。そうなったら、またお知らせしたいと思います。

【関連記事】

タッチスクリーンを搭載したAppleのネットブックは新たな音楽フォーマットに対応か―この新たなサービスは根付くか?そうして端末は?

グーグルがパソコンOS開発、当初はネットブックに搭載へ―マイクロソフトの牙城を崩し新しいスタンダードとなるか?

Tモバイルがグーグルフォン発売 携帯ネット広告を開拓-グーグルフォンが世界を変える?

これは理想の低価格ミニノートPCなのか!?――「VAIO type P」徹底検証 -果たして売れるか?

低価格ミニノートの爆発的なヒットを受けて、ついにメーカーが普及に本腰へ-ネットブックは大社会変革と未曾有の経済発展の一翼を担うかもしれない

HP Mini 1000レポート女性向けPC=ピンクはもう古い!女性向けミニノートブランドが鮮烈デビュー-コンパックでは売れなかったミニ・ノートが今では売れるのはなぜ?

レノボが5万4800円のネットブック発表「IdeaPad S10e」は弱点なし!?-パソコンが家電になった時代を象徴する製品?

ミニノート「HP Mini 1000」のスペシャルモデル「Vivienne Tam Edition」の発売日が決定-ソニーのVAIO type Pと、どちらが売れるか?

これは理想の低価格ミニノートPCなのか!?――「VAIO type P」徹底検証 -果たして売れるか?

低価格ミニノートの爆発的なヒットを受けて、ついにメーカーが普及に本腰へ-ネットブックは大社会変革と未曾有の経済発展の一翼を担うかもしれない


ADs by yutakarlsn

ピザ・テンフォー今月の企画は-ダブルスマイルセット!!です



以下のバナーをクリックしていただくと、楽天デリバリーに飛びます!




ピザテンフォー一昨年の楽天デリバリーの「ファミリーへのおすすめ」部門で、堂々の2位となりました。ますます、便利になったテンフォーを是非ご利用ください。

YUTAKARLSON、USA 市長からのお願い

ランキングは、ありきたりのは面白くないので、私の街に是非投票してください。この私の街は、サイバー上のアメリカ国内に設置してあります。街の名前は、YUTAKARLSONと いいます。この街は、皆さんからのアクセスがあれば、アクセス数が街の住民数となり発展していきます。職場整備、交通の整備などはひと段落していますので、今度は人口を増やす必要があります。せびポチッと一つお願いいたします。

2011年6月7日火曜日

WWDC 2011 - 独り立ちの転機を迎えた「iOS 5」、10の新機能―【私の論表】タブレットとメンブレン式キーボードが新しいライフスタイルを創りだすかも?!

WWDC 2011 - 独り立ちの転機を迎えた「iOS 5」、10の新機能

http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/06/07/wwdc1/index.html



【私の論表】タブレットとメンブレン式キーボードが新しいライフスタイルを創りだすかも?!
今回の、WWDC 2011においては、いろいろと目新しい発表が目白押しでした。特に、iOS5の発表は興味深いものでした。私は、iPadや、iPhoneの欠点として、いつも不便だと考えていたのは、やはり、パソコン本体とのシンクロが必要不可欠だったということです。今回の発表は、これを解消したということで、非常に有意義だったと思います。それと、iOS5が、iPhone3GSでも、使えることがわかったのも良かったです。私は、まだ3GSなので、新しいOSが使えるということで、まだ買い替えなくても十分使えると思い安心しました。iOS5のことについて、上の記事を読んでいただくとして、私は、シンクロがなくなったことに特化した記事を掲載します。

iPadを持つ女性
これに関して、以前(昨年5月8日)にもこのブログに掲載したことがあります。その中で、以下のように掲載しました。
ただし、iPhoneを使っている人ならご存知でしょうが、iPhoneは単体ではその機能をフルに使おうとした場合パソコンを持っていないとダメです。まず、使いはじめるときから、パソコンとの同期が求められます。iPhoneだけでは、iPodに入れた音楽を消去することもできません。iPadも同じことです。 
だから、iPadそのものが、旧来のPCと競争関係になるとは考えられません。ただし、これから発売される類似のWindows7搭載の、スレートPCや、AndoridやGoogle Chrome OSを搭載した、タブレットPCはそうではなくなると思います。 
これらは、iPadにはない、USB端子や、その他SDメモリやECカードなどが使えるようになるだろうし、SSDやその他メモリなど、ノートPCと同様に交換可能になるでしょう。それから、カメラが付属しているのが当たり前になると思います。ブルートゥースも当たり前についていて、これに対応したキーボードも比較的安く手に入るようになると思います。 
そうなれば、実質的に今までのPCと変わるのは、形状だけということになります。そうしたときに、既存のネットブックは相当苦しいです。
上記のように、今までのiPadや、iPhoneなどは、シンクロしないと絶対に駄目でした。ところが、今では、シンクロの必要のない、単体でも十分使えるAndroid端末がすでに販売され、これから、隆盛しようとする今では、こうしたことは、Apple陣営にとっては、著しく不利であると考えたのだと思います。

だからこそ、iOS5では、この機能を是が非でも搭載したのだと思います。私の考えでは、おそらく、今後、従来のパソコンを持っていて人々の中にも、おそらく、従来の意味でのパソコンなど必要でない人が多数存在するのではないかと思います。

デュアル・コア・プロセッサとか、メモリが、4ギガ搭載が標準とか、そうして、価格もそこそこ、高いパソコンなど、自宅で使う分には、あまり必要性を感じません。私などアンドロイドのタブレットPCで十分です。私自身は、普段は、ネットブックを用いています。それで、何の不十も感じません。おそらく、これだと、アンドロイドのタブレットPCに自宅で使うときに、外付けキーボードでも付ければ十分だと思います。私は、キーボードに関しては、メンブレン式のものを付ければ、外出するときにも楽に持って歩けるのではないかと思います。

メンブレン式キーボードとは、キーボードの構造のうち、シート状の素材を押して接触させることにより入力を行うキーボードのことです。「メンブレン」とは「膜」を意味します。

メンブレン式キーボードではゴムなどのシートが用いられるため、柔らかなタッチを特徴として、他の機構を採用したキーボードと比べて軽量、持ち運びも楽、かつ安価に製造できる利点があります。ただし耐久性は比較的乏しいです。

このメンブレン式、キーボードをUSB端子を持つ、アンドロイドのタブレットPCにつけてしまえば、もう、これは、ネットブックと同等で、しかも、軽量ということで、持ち運びも非常に便利になると思います。このメンブレン式キーボード、文書だけでは、なかなか想像できないという人もいるかもしれないので、下にその写真を掲載しておきます。


見かけは、普通のキーボード

膜でできているので、水洗いができて清潔です
膜でできいるので、折りたたみができます
このメンブレン式キーボード、実際に使っている人から聴いたのですが、最初慣れないうちは、戸惑ったそうですが、なれれば、それなりに打てるし、気にならなくなったそうです。上の、メンブレン式キーボードは、USB端子で用いるものですが、Bluetoothで無線のものなどできれば、なお良いと思います。それに、上の写真のものなど、アマゾンで、1,980円で売っています。廉価であることも魅力です。

iPad用Bluetoothキーボード
私の考えでは、iPadケースや、タブレットPCのケースに、メンブレン式キーボードにも転用できるような機能を盛り込めば最高だと思います。このようなもの、私は、知りませんが、もう存在するのでしょうか?iPadと、メンブレンキーボードで、1kgを軽く切るくらいになれば、本当に便利ですね。先日、スタバに、ネットブックを持っていったのですが、やはり、電源アダプターとともに持つと、1kgを超えるので、重く感じました。

ところで、iPad用のメンブレン式キーボードなどはお目にかかったことがありません。どなたか、ご存じの方是非教えてください。先日、アンドロイド端末は、フリック入力ができないというような内容、ブログ記事を掲載したら、親切な方が、二人も、そうではないことをコメントに寄せていただきました。こちらのほうもどなたかご存じなら、是非お願いします。

これから、パソコンと同期の求められない、iPadや、タブレットPCを使う人が増えていくてのではないかと思います。それに、このメンブレン式キーボードを使うことが、ライフスタイルになれば、この両方を持ち歩く人も増えるのではないかと思います。なにせ、いくら、iPadや、タブレットPCが軽くても、持ち運びに便利とはいっても、フリック入力だけでは、どうしても入力が遅くなります。

やはり、普通のPCのようなキーボードがついていれば良いとは思うのですが、そうなれば、普通のノートPCと何もかわらなくなるし、そうなると、重くなってしまいます。だからこそ、このようなスタイルが普及するように思います。あの例の、お風呂の蓋のような、iPad2のケースよりも、ずっと良いと思います。どこかの会社で開発すると良いと思います。

以下に、メンブレン式キーボードのウィジェトを掲載しておきます。



【関連記事】

2軸回転式のディスプレイ搭載Androidスマートフォン「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」を写真で紹介―【私の論評】日本語入力ツールとして、フリック入力は欠かせないと思うのですが?

第2世代iPadの製造がスタートと米紙報じる - そして早くもiPad 3の噂が―【私の論評】アンドロイド封じか?

iPadの予約受けを終了、予想を上回る注文が-ドラッカーも語る消費者ニーズの虚しさ?この需要は、やはりイノベーションの賜物!!

『iPad』の登場でネットブックの人気に陰り―ネットブックが売れなくなるだけだったらまだ良いのだが・・・・・・・・・!!

iPad通信機能搭載モデル、ソフトバンク販売―iPadはネット・ブックのライバルか?

2007年8月29日水曜日

工人舎パソコンSAF00Aを購入してしまいました




前にも紹介した、東芝製のLibrettoの前の型が調子が悪くなってしまい、修理代も高そうだったので新しいパソコン勝手しましました。送料ともで81,000円でした。とにかく、一番安くて、持ち運びの便利なモバイルということになると、選択の余地はほとんどありませんでした。OSは、WindowsXPSP2 ホームエディションです。MSofficeなどついていません。officeの替わりにGoogle提供のStar Suit8をインストールしました。とにかくこのパソコン小さいです。




このパソコン、上の写真のように、モニターを反転させて、タブレットPCのようにして使えます。ドキュメントなどをみるだけならこちらの方が見やすいかもしれません。

A1F00Aは、ノートブック機能を凝縮したマイクロボディのモバイルPC、SAシリーズのベーシックモデルです。7型ワイド液晶を採用しています。これは、ナビゲーションのものを転用したらしく、そのために低価格できたといことが以前WBSで紹介されていました。マイクロボディとはいえ、Windows XPが違和感なく動作する環境と、どこへでも持ち運びできる960g(バッテリー装着時)という軽量設計。無線ラン、blue toothなども標準装備です。メモリーカードに関しては、SD、フラッシュメモリに対応、USB2.0です。また、100kgの耐荷重実験をクリアした堅牢性とモニター部分のリバース機能で自由度もアップ。メモリーも標準512MB、HDD 40GB (SA1F00Bは80GB) とモバイル機としては充分すぎる機能の充実です。

シャープのPDAなど、高機能のものは5万円もします。それを考えるとこちらのほうがずっといいと思います。私は、パソコンを持ち歩くことが多いので、このパソコン気に入りました。家にいるときは、モニターにつなぎ、キーボードもつないで使っています。キーボードとモニターをつなぐと、会社で使っているのとほぼ同じ環境になります。そのため、非常に使いやすいです。


このような小さなパソコン皆さんあまり使ったことがないと思いますので、そのうち使い勝手などレポートさせていただきます。よろしくお願いします。

2009年12月13日日曜日

「最も利用されているスマートフォン」1位、2位をiPhone 3G/3GSが独占―私は、今月買ったばかりです!!

「最も利用されているスマートフォン」1位、2位をiPhone 3G/3GSが独占

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/12/11/041/index.html

私は今月買ったばかりです!!
上の統計には、私の利用はまだカウントされていないと思いますが、私は今月の初めにiPhone3GSを購入したばかりです。それまで使っていたのは、今はなきVodafoneでした。iTuneのようにはつかえませんが、自分の持っているCDを携帯電話のメモリや、マイクロSDに入れて聴けるようになっていました。さらに、動画も入れれば入れられたと思います。当然カメラやビデオも使えるようになっていました。

とは、いいながら、ほとんど使っていませんでした。しかし、iphoneにしてから、iTuneは使うわ、カメラもビデオも相当使っています。まだまだ、使い切っていない機能があるのでこれから楽しみです。

そこで、iPhoneだとなぜ、このように使うのか、考えてみました。結局それは、ユーザーインターフェースの良さだと思います。iPoneの場合は、それだけでなく、すべての動作が前の携帯電話より、はるかに速いです。この速さも利点です。前の携帯だと、動作が遅いので、写真を撮るとか、ましてや、動画をとるということになるとついつい億劫になってやめてしまいます。やはり、デジタルカメラでということになってしまいます。

しかし、iPhoneだと、動作が速いので、億劫になりません。素早く、ポケットから出してすぐに撮影します。さらに、ユーザーインタフェースが良いため、ほとんどの動作を直感的にすることができます。前の携帯電話だと、長い間使わないでいると、操作の仕方を忘れたりして、思い出しながらやるということにもなったのですが、iPhoneに関しては、パソコンと接続する操作や、無線ランへの接続などは別にして、ほとんどの操作がマニュアルを読まなくてもできました。他のスマートフォンではでここまでは、スマートにできないと思います。

それから、文字などの入力など、結構面倒ではないかと思いましたが、実際やってみると、意外とスムーズでした。やはり、他のスマートフォンではここまではできないと思います。だからこそ、上の記事の調査で上位を占めているのだと思います。

だからこそ、このような調査で上位を占めるのだと思います。なお、iPhoneの対抗馬である、アンドロイド携帯はどうなのかまだ直接操作してみたことがないのでわかりません。しかし、アンドロイドもやはり、ユーザーインターフェイスの良さ、操作性の良さが鍵になると思います。

先日も、「はこだてクリスマスファンタジー」に行ったときに、鞄の中にデジタルカメラが入っていたのに、思わず、ポケットからiphoneを取り出して動画を撮影しました。家に帰って見てみると、綺麗に写っていました。芸術作品をつくったり、ドキュメンタリーにするというのなら、少し物足りないかもしれませんが、会場の雰囲気を伝える程度などのことなら、iPhoneでも十分だと思いました。

はこだてクリスマスファンタジー」では、毎日クリスマス点灯式を催していて、点灯式の最後には花火を打ち上げます。クリスマスツリーの点灯者は、全国から応募しています。当日の点灯者は、埼玉県の所沢市からいらっしていたご夫婦で、奥様のほうが今年還暦を迎えられたそうです。なかなか、感動的なスピーチでした。クリスマスファンタジーは何回か見ていますが、点灯者は30歳台くらいのかたがほとんどで、還暦を迎えた方は初めてでした。

点灯式がはじまってから、花火を打ち上げ終わるまでの約10分間をiPhoneで動画を撮影しましたが、iphone自体が軽いためでしょうか、比較的手ぶれもなく写っていました。それから、写真も撮影しました。写真に関しては、iPhoneにはフラッシュがついていないので、そのままでは、良い写真ではありませんが、ピカサ(Googleの画像編集ソフト)で補正してみたら、まあまあの出来でした。これは、また近日中にブログに掲載させていただきます。

iPhone、購入したのにまだ、そのことをこのブログに掲載していませんでした。それは、基本的な操作はできているものの、まだまだ、豊富な機能を使いこなしていなからです。買いました、使ってみました、くらいの記事では、皆さんにお見せできるような内容にはならないと思ったからです。しかし、上記の記事があったので、思い切って本日報告させていただきました。いずれ、また、iPhoneに関して、掲載させていただきます。

それから、最近3万円台のネットブックを買いましたが、いくら、ネットブックとはいいながら、立派なパソコンです。iTuneもいれて、iPhoneと接続して同期させています。しかし、何と、このネットブックiPhoneより安かったのです。まさか、このような時代が来るとは思ってみもみませんでした。ましてや、携帯電話そのものには比較的無頓着だった自分が、このような状況になるとは思っていませんでした。このネットブックとの接続などもいずれ、このブログでレポートさせていただきます。



【関連記事】

外食デフレがウェンディーズ直撃 サイドビジネス撤退相次ぐ-背後にあるのは、顧客との関係?

ADs by yutakarlson

テンフォー今年もお歳暮承っていましたが、今年も無事完売いたしましまた。皆様有難うございます!!


ピザテンフォー今年10月4日で、創立21周年です!!

長い間のご愛顧真に有難うございます!!

テンフォー今月の企画は、ここをクリック願います!!

テンフォーのピザは楽天デリバリーからも購入できます!!

以下のバナーをクリックしていただくと、楽天デリバリーに飛びます!




ピザテンフォー一昨年の楽天デリバリーの「ファミリーへのおすすめ」部門で、堂々の2位となりました。ますます、便利になったテンフォーを是非ご利用ください。

YUTAKARLSON、USA 市長からのお願い

ランキングは、ありきたりのは面白くないので、私の街に是非投票してください。この私の街は、サイバー上のアメリカ国内に設置してあります。街の名前は、YUTAKARLSONと いいます。この街は、皆さんからのアクセスがあれば、アクセス数が街の住民数となり発展していきます。職場整備、交通の整備などはひと段落していますので、今度は人口を増やす必要があります。せびポチッと一つお願いいたします。

⇒⇒YUTAKARLSONの住民募集!!←


2007年11月21日水曜日

今日も函館は雪でした-Bluetoothで快適ファイル送信?!


上の2枚の写真は、今日の函館の様子です。会社の3階から写してみました。もう、すっかり冬です。いつもの年だと、11月中には振ってももすぐに消えて、何回かそれを繰り返し、少しずつ寒くなって雪が積もっていくという感じなのですが、今年はいきなりきました。

この写真、デジカメの電池がなくなっていたので、携帯電話で撮影しました。デジカメだと、いつもSDカードでパソコンに取り組むのですが、今回は携帯電話で撮影しましたので、初めてブルートゥースを使ってパソコンに送ってみました。Bluetoothで写真を送ったのは初めてですすが、すぐにできて面白かったです。これからは、携帯電話も使って写真や、動画をとってみたいです。

2010年11月12日金曜日

Apple、日本のiTunes Storeで映画の提供を開始―あまりに凄すぎるので、DVD予約はキャンセルしました!!

Apple、日本のiTunes Storeで映画の提供を開始

iTunestoreの映画カテゴリーの一つ、Action & Adventure

2010年11月11日、東京、Appleは本日、日本のiTunes® Storeで映画が提供されるようになったことを発表しました。これにより日本のお客様もiPhone®やiPad™、iPod touch®、Mac®そしてWindows PCで、あるいは新しいApple TVを接続したハイビジョンテレビでも、かつてない方法で映画を楽しめるようになります。本日から、20世紀フォックス、パラマウント・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・スタジオ、ワーナー・ブラザース、ユニバーサル・ピクチャーズといった主要なインターナショナルフィルムスタジオ、そしてアスミック・エース エンタテインメント、フジテレビ、角川映画、日活、松竹、東映といった日本のコンテンツ・パートナーからの1,000本以上の映画をHD(ハイデフィニション)またはSD(スタンダードデフィニション)でレンタルまたは購入することができます。続きを読む・・・・・・・


あまりに凄すぎるので、DVDの予約はキャンセルしました!!
昨日は、アマゾンジャパンで、MP3ファイルのダウンロードが可能になったと思った途端、本日は、上のニュースです。


何の前触れもなく、いきなりなのでびっくりしました。昨日も、アップルのiAdについて掲載したばかりなので驚いてしまいました。私が知らなかっただけなのかもしれませんが、公式に報道されたという記憶はないです。昨日は、アップルのビジネスモデルについて、ピクト図法を使って解説したばかりですが、昨日のピクト図に映画コンテツをつけ加えなければならなくなりました。それに、アップルTVについても、またまた、付け加えなければならなくなりました。


GoogleTVも出たようですが、どのようなものかまだわかりません。全く馴染みのない方式で提供されるようになるのではないかと思います。それと比較すると、アップルはまたまた、やってくれましたね。iTuneでいままでと全く同じように映画コンテンツをレンタルできるようにしたり、購入できるようになっています。これなら、本当に簡単です。


映画の配信は、随分前から言われていて、いつ実施されるのかと待ち遠しかったのですが、とうとう、本日から可能になりました。お値段も悪くないですね。YouTubeなどでも、最近はHDの動画が多くなりましたが、それにしても、無料なのは嬉しいですが、細切れのものがほとんどなので、まとまって見たいと思ったときなどは意外とふべんでした。


価格もなかなかリーズナブルですね。レンタルなら、300円とか、200円ですよ!私は、アメリカ版の南極物語をダウンロードしています。私はwimaxでインターネットをしていますから、最大で7Mの通信速度なので、案の定、ダウンロードには1時間くらいもかかってしまいます。でも、裏ではこうして、ブログも書いておられるので、まあ、時間は良しとします。もっと速ければ良いとは思いますが、まあ、それも仕方ないですね。しかし、さっきからダウンロードの時間を見ながらこのブログを書いていますが、実際は短くなりそうです。これは、後でレポートします。


それにしても、映画のコンテンツをこうしてダウンロードできるというのは、革新的ですね。いつか、このような世の中がくると思っていましたが、とうとう来てしまいました。


これから、このイノベーションがもたらす、変化を予想してみたいと思います。


これは、また、ハイスペックのパソコンなどがまた売れるようになることを予感させます。私のパソコンは、非力でCPUもatomで、1.6ギガしかありません。RAMは2ギガです。そのため、この映画のダウンロードもまずは、HDではないものをダウンロードしています。なぜなら、YouTubeでも、720Pのはいディフィニションだとかくかくして、見づらいときがあるからです。


だから、HDを見るためには、このパソコンではもうギリギリ限界なのだと思います。現在、家庭にHDの地デジテレビが普及をしていることを思えば、だれだって、iTuneでダウンロードした映画をそれでHDでみたくなるのは容易に想像できることです。それに、iTuneでダウンロードできるのは、HDでも、720Pのようですが、いずれ、1000Pを超えるようなものもダウンロードできるようになるのではないかと思ます。そうなれば、まだまだ、ハイスペックなパソコンが必要になってきます。


私も、欲しくなりました。本日は、父親に東芝製のダイナブックを購入し、wimaxの設定をしたばかりです。これだと、よく見えるだろうなと思いながら、セットしました。なにせ、これは、CPUは3ギガ、RAMは4ギガもありますし、ウィンドウズ7ですから。私のは、未だにXPです。iPadならいいかもしれませんね。この映画配信が、ハイスペック・パソコンの需要を牽引するかもしれません。無論、アップルのパソコンも・・・・・・。しかし、そういわれてみれば、アップルTVというものがありますね。あれが、あれば、パソコンは非力でも、関係ないです。wifiが繋がる環境があれば、これも素晴らしい画像で見えるのだと思います。確か、価格8000円くらいだったので、これは買いかな?


それと、13人刺客は、つい最近放映されたばかりですが、これももう、ダウンロードできます。おそらく、これから、新作を見逃した人など、随分ダウンロードして見るようになると思います。なにせ、私も、見逃して、DVDを購入しようと思ったくらいですから、本当はこちらをダウンロードしようと思いましたが、本日は、やはり見逃した映画「南極物語」にしておきました。


これから、見逃した映画でも、レンタルでみるなら、わずか300円くらいですぐにも見られることになります。なにせ、ダウンロードに多少時間がかかるとはいっても、郵送と比較すればはるかに速いです。ツタヤのDVDレンタルサービスもこれでもう、借りる人はほんどいなくなるかもしれません。


これから、DVDや、ブルーレイなど借りる手間が完全にセーブされます。日本のように著作権のうるさい国で、これを実現してしまうアップル、ただものではありませんね。


このようなサービス、確か楽天でもやっていたように思いますが、楽天や、Gayoでもやっていたように思いますが、結局一度もダウンロードしたことがありません。結局、見たい映画がなかったためです。アップルのコンテンツはオープン当初にしては、結構なものだと思います。いずれ、もっと拡充していくのだと思います。


YouTubeは、動画サイトとして先鞭をつけました。すべて、無料というのが素晴らしかったと思います。そうして、これを真似て、かなり多くの動画投稿サイトが生まれました。そうして、かなり多くの動画サイトが淘汰されていきました。まさに、YouTubeの独走になりました。


しかし、プロが作成したものをある程度の画質でみようと思ったとき、意外と選択肢が少なかったというのが実情だったと思います。それをアップルが提供したということです。


このようなこと、ソニーがやるべきではなかったかとも思われますが、ソニーはアメリカの映画会社を買収するというようなことをしていました。これは、一見優れた方法のようにも思われましたが、やはり、アップルのほうが一枚上手のようです。映画会社を所有するには、かなり投資が必要だったと思います。しかし、アップルのようにコンテンツを提供してもらうという方式であれば、さほどの投資は必要なかったと思います。そうし、かなり多くの配給会社と提携しているようです。


それにしても、アップルの戦略すごいです。またまた、iPadを拡張して、すでに構築されていた、ビジネスプラット・フォームを拡張してしまいました。ここには、多くの人達が集うことになるでしょう。そうして、これらの人たちにiAdを提供するようにすれば、さらに大きなプラットフォームに成長することでしょう。


無料の投稿動画は、すでにYouTubeが覇者となりました。優良の動画は、おそらく、アップルが覇者になることでしょう。


それにしても、日本の企業はどうしてしまったのでしょう。このような創造的な事業に取り組んでもらいたいものです。もう、アップルの後追いをしても無駄でしょう。日本には、日本的に、日本の社会に根付いた新たなプラットフォームを構築するような企業が生まれてきて欲しいものです。


さて、このブログを書いているうちに、ダウンロードを終了しました。実際には、40分ほどでダウンロードしてしまったようです。早速見てみましたが、まあ、何とか見られます。しかし、多少カクカクしたところがあるのと、たとえば、バットなど振り回すところは、やはり少しコマがとんでいるような気がします。やはり、ハイスペックマシンでみたいところです。それから、他のプレイャーでも見れるかどうか確認しましたが、やはり、駄目なようです。特に、VLCプレイヤーなどは、iPodの動画は見れるので、見れるかと思いましたが、駄目でした。


今夜は、とりとめもなくいろいろ書いてしまいましたが、皆さんも、是非一度お試しください!!それから、いままで、アップルTVの購入をためらっていましたが、これを機会に購入してみようという気になりました。これも、購入したら近々このブログで掲載しますので、いましばらくお待ちください。


【関連記事】

Appleと電通、iAdの日本展開でパートナーシップを締結-2011年より開始―【私の論評】eコマースの本質はやはり、広告か?


iPhoneでFlash動画が見れるブラウザアプリ「Skyfire」きた! 5時間で完売―【私の論評】これだけ、欲しがるユーザーがいるのにそれを無視するアップルはいずれすべての分野で部分的存在になるか?

AppleのJobs CEO、モバイル端末におけるFlash拒否の理由を公開書簡で説明―アップルの長期戦略の中に"Flash"はない?

Apple,「iPhone OS 4」発表-新広告プラットフォーム「iAd」も―これはアップルの「水道の蛇口戦略」の前触れか?

【噂】アップル、次はモバイル広告プラットフォームに参入?名付けて「iAd」-アップルは将来iPhone、iPad、iPodを無料化するか?
すべての旧来メディアはiPadに集まる - News Corpのマードック氏の予言将来はGooglのビジネスモデルは、陳腐な公共事業のようになってしまうか?


2009年1月9日金曜日

これは理想の低価格ミニノートPCなのか!?――「VAIO type P」徹底検証 -果たして売れるか?

ソニー VAIO "type P" ポケットスタイルPC発売

これは理想の低価格ミニノートPCなのか!?-「VAIO Type P」徹底検証(この内容すでにご存知の方は、この項は読み飛ばしてください)
ソニーが満を持して投入したAtom搭載の低価格ミニノートPC「VAIO type P」は、後発なだけあって、あらゆる面で差異化がなされている。早速、Netbookと並べて検証した。

ウワサの“VAIO New Mobile”がついに登場


  VAIO type P(VGN-P70H/R・G・W)
CPU Atom Z520/1.33GHz
メモリ 2GバイトDDR2(オンボード)
HDD 60Gバイト
ディスプレイ 8インチウルトラワイド(1600×768ピクセル)
テレビ機能 ワンセグチューナー(VGN-P80H/W除く)
無線LAN IEEE 801.11b/g、nドラフト準拠
インタフェース USB2.0×2、メモリースティックDuoスロット、SDメモリーカードスロット(SDHC対応)
カメラ 有効31万画素
キーボード ピッチ約16.5ミリ、ストローク約1.2ミリ、86キー
ポインティングデバイス スティック式
バッテリー駆動時間 付属標準リチウムイオンポリマーバッテリー約4.5時間(別売り大容量バッテリー約9時間)
サイズ 245(幅)×120(奥行き)×19.8(厚さ)ミリ
重さ 約634グラム(標準バッテリー装着時)
カラー ガーネットレッド(R)、ペリドットグリーン(G)、クリスタルホワイト(W)
価格 オープン(実売予想価格は10万円前後



VAIO type PはワイヤレスWANもしくはワンセグ機能を標準搭載した店頭販売モデルが10万円前後、仕様をカスタマイズできるソニースタイル直販のVAIOオーナーメードモデルが7万9800円からだ

 新春早々、ソニーからビッグニュースが飛び込んできた。昨年末からVAIOのホームページにティーザー広告(予告広告)が掲載され、さまざまな憶測が飛び交っていたVAIOの新しいモバイルPCが、ついにそのベールを脱いだのだ。

 1月8日に正体が明らかにされた新製品とは、ソニー初のAtom搭載ミニノートPC「VAIO type P」。これまでAtom搭載の低価格PCは数多く登場しているが、VAIO type Pでは少し価格が高くなる代わりにNetbookとは違うプラットフォームを使用することで、ほかでは味わえない価値を数多く提供するという、ソニーらしい戦略が練られている。

 今回は1月16日の発売を前に、VAIO type Pの試作機を入手できたので、既存のNetbookとも比較しつつ、その実力をじっくりと検証していこう。なお、検証した機体はいずれも試作機なので、実 際の製品とは異なる場合があることをあらかじめお断りしておく。製品概要と分解記事は以下の囲み内の記事を参照してほしい。

プラットフォームの選択が運命の分かれ目

 VAIO type Pを語るうえで重要なポイントとなるのが、Menlowの開発コード名で知られるMID(Mobile Internet Device)/UMPC向けプラットフォームの採用だ。

 CPUは、Netbook向けの開発コード名DiamondvilleことAtom N270(1.6GHz)ではなく、より小型化と省電力に注力した開発コード名SilverthorneことAtom Z520(1.33GHz)/Z530(1.6GHz)/Z540(1.86GHz)を搭載する。

 チップセットについても、2チップで構成されるNetbook向けのIntel 945GSE Expressとは異なり、1チップ構成のIntel System Controller Hub(SCH) US15Wだ。さらには、チップセットに統合されるグラフィックス機能も945GSEのIntel GMA 950に対して、PowerVRをベースとしたIntel GMA 500になる。Intel GMA 500はHD映像のハードウェアデコードによる再生支援機能を持つが、3Dグラフィックスの性能は低い。


 このように、VAIO type PはAtom搭載とはいえ、Netbookとは似て非なる製品だ。周知の通り、Netbookではインテルとマイクロソフトが安価にAtom N270(1.6GHz)やWindows XP Home Editionを供給するのと引き替えに、液晶ディスプレイの解像度が最大1024×600ドットにとどまるなどの基本スペックに関する制約を受けること になる。それによって、メーカーは低価格でNetbookを販売できるメリットが得られる半面、競合製品にスペックで差を付けることが難しくなるデメリッ トも抱えてしまう。

 そこでソニーは少々割高になるのを承知で、こうした制約を受けず、メーカーが自由に製品を開発しやすいMenlowを選択したというわけだ。この 選択により、Netbookでは実現が困難なレベルのコンパクトボディや、1024×600ドットを大きく上回る高解像度ディスプレイの搭載を可能として いる点に注目してほしい。一方で、パフォーマンス面はNetbookに比べて不利になる部分も少なくないが、その検証結果は後編で紹介する。

Netbookではなく“ポケットスタイルPC”という新提案

 さて、VAIO type Pの製品コンセプトは、高機能化が進むケータイとともに手軽に持ち出してリッチなインターネット環境が楽しめる“ポケットスタイルPC”というもの。ソ ニーは、VAIO type Pが既存のNetbookと同一視されないように、この造語を前面に押し出したプロモーションを行っている。ちなみに「P」の文字には、Private、 Personal、Pocketable、Premiumといった意味を込めたという。

 昨今は携帯電話が普及し、誰でも外出先で手軽にメールやWebコンテンツが利用できるようになった。また、より高度な機能を求める向きにはスマー トフォンといった選択肢もある。このように進化したケータイがPCに近づいていく中で、PCを携帯利用してもらうためにソニーが考えたのは、薄さや軽さ、 スタミナに配慮しながらも、PCの強みである「キー入力のしやすさ」と「情報表示能力の高さ」を重視するという方針だ。


ソニーは男女がジーンズのポケットから颯爽(さっそう)とVAIO type Pを取り出すイメージ写真を使って、ポケットスタイルPCという新コンセプトをアピールしている。もちろん、実際にはボディの幅があるため、ジーンズのポ ケットに入れるのは難しいし、仮に入ったとしても耐久性の面からおすすめできない

ボディの設置面積ギリギリまで使ってキーボードを敷き詰めた“ジャストKeyboardサイズ”のボディを採用

 こうしてイチから設計されたのが、ソニーが“ジャストKeyboardサイズ”と呼ぶ横長のボディデザインだ。キーボードのサイズを十分確保した うえで、それ以外のスペースは極力削っており、本体の一面にキーボードが敷き詰められている。現状でMenlowを用いたWindows搭載PCとして は、デルの「Inspiron Mini 12」、富士通の「FMV-BIBLO LOOX U」、ウィルコムの「WILLCOM D4」が挙げられるが、そのどれとも違った個性的なデザインだ。

 パームレスト部がばっさりと省かれ、ポインティングデバイスにスティック型を採用したスタイルは、1998年に投入された名機「VAIO PCG-C1」 の復活を思わせる。ただ、ボディの薄さと軽さはPCG-C1の時代からぐんと進化した。本体サイズは厚さが19.8ミリの薄型で、横幅は245ミリ、奥行 きは120ミリと、ダイレクトメールなどに多いA4用紙が3つ折りで入る長形3号の定形サイズ封筒(235×120ミリ)と同程度の設置面積におさってい る。ティーザー広告のイメージ画像に使われた小さな封筒は、ボディサイズを表現していたのだ。

 コンパクトなサイズに加えて、ボディの前面から背面までが19.8ミリ厚で統一されたフラットボディは、バッグの中にもキレイにしまえる。側面は 角を丸めた「カプセルシェイプ」になっていることもあり、小脇に抱えたときも手によくなじむ印象だ。ソニーはVAIO type Pの開発にあたり、キーボードの使い勝手や持ちやすさなどを最適なバランスに保てるように、数多くのモックアップを作ってデザインを磨き上げていったそう だが、確かに絶妙なサイズ感と思う。


重量は最小構成で約588グラム、バッテリー駆動時間は公称約4.5時間

 重量については、ソニースタイル直販のVAIOオーナーメードモデルにおける最軽量の構成で約588グラム、店頭販売のワンセグモデルで約634グラム、店頭販売のワイヤレスWANモデルで約636グラムと非常に軽い(製品ラインアップの詳細はこちらの記事を参照)。感覚としては、500ミリリットルのペットボトルよりちょっと重い程度で、長時間持ち歩いても苦にならず、携帯性は優秀といえる。

 ここまで小型かつ軽量のボディを実現できたのは、やはりMenlowの恩恵が大きい。Menlowはプラットフォーム全体の発熱量が小さいため、 ファンレス構造によってパーツ点数を減らして小型化を推し進めつつ、静粛な操作環境を提供しているのも魅力だ。冷却ファンがないことでCPUやチップセッ トの熱はボディ全体で放熱するため、ボディは発熱しやすくなっているが、温度の検証は後編で行う。

薄型軽量で知られるASUSのNetbook「Eee PC S101」と、横長ボディを用いた日本ヒューレット・パッカードのNetbook「HP Mini 1000」と並べてみた。Eee PC S101は本体サイズが264(幅)×180.5(奥行き)×18~25(高さ)ミリで重量が約1.06キロ、HP Mini 1000は本体サイズが261.7(幅)×166.7(奥行き)×25.9(高さ)ミリで重量が約1.1キロだ。どちらも小型軽量が身上だが、VAIO type Pはさらにコンパクトなボディに仕上がっている

底面に装着するバッテリーは本体の厚さからはみ出さないスリムな形状になっている。ACアダプタは突起部を除くサイズが36(幅)×76.4(奥行き)×25.5(高さ)ミリ、ACケーブルも含む重量は実測値で約154グラムと、本体に負けず劣らず小型軽量だ

 これだけ本体が小型軽量だと心配になるのがバッテリー容量だが、その点も考慮されている。バッテリーは本体を薄く仕上げるためにリチウムイオンポ リマーを採用。容量は標準バッテリーが7.4ボルト 2100mAh(重量約145グラム)、別売のバッテリーパックLが7.4ボルト 4200mAh(重量約263グラム)だ。

 店頭販売モデルの場合、標準バッテリーで約4.5時間、バッテリーパックL装着時で約9時間の連続駆動をうたっており、ここにも低消費電力のMenlowが生かされている(実際のバッテリー駆動時間の検証は後編)。

 バッテリーパックLを装着すると、本体後部の厚さが約11ミリ増え、重さが約118グラム加算されるが、もともと薄くて軽いため、大容量バッテ リーをつけた途端に携帯性が大きく損なわれてしまった、というような心配はない。バッテリーパックLを付けても、重量はせいぜい700グラム強で済む。

 付属のACアダプタも小型軽量で、コンセントに直接装着できるウォールマウントプラグアダプタも用意されている。スタンバイ/休止状態/電源オフ時には急速充電が可能なのもうれしい。

天板から底面までこだわった外装はネジが1本も見えない

 低価格帯のミニノートPCとはいえ、ボディの形状だけでなく、外装にも手を抜いていないのはさすがだ。本体のカラーは天然石をイメージした4色を 用意。店頭販売向けモデルはクリスタルホワイト、ガーネットレッド、ペリドットグリーンと落ち着いた配色の3色展開(ワイヤレスWANモデルはクリスタル ホワイトのみ)で、VAIOオーナーメードモデルでは限定色のオニキスブラックも選べる。どのカラーを選んでもキーボード面はシルバーだ。

 マグネシウム合金製の天板は、手作業による研磨で仕上げるパール入りの多層塗装を用いており、光沢感のある表面は光の当たる加減で色の深みや細か いパールの照り具合など表情が変わるのが面白い。ボトムカバーの素材は樹脂製だが、天板と同様の品のある光沢塗装で見栄えがする。スティック型ポインティ ングデバイスのキャップとデスクトップの壁紙も、カラーごとに異なるものが付いてくるのは心憎い演出だ。

 デザインへのこだわりは底面にもおよび、不自然な突起やスリットなどが一切ないことに加えて、ネジが1本も表に出ていないのには驚かされる。ここ まで底面が美しいVAIOノートはおそらく初めてだろう。光沢塗装により指紋が付着しやすいのは難点だが、いかにも低価格ミニノートPCという安っぽさは 皆無で、この製品について知らない人が見たら、もっと高級なモバイルノートPCに映っても不思議ではない。

光沢塗装を採用した4色のカラーバリエーション。底面にもソニーのロゴを配置し、ネジをすべて隠すなど、外装に対する力の入れ方は相当なものだ

液晶ディスプレイ部はLEDバックライトを用いたスリムな作りだが、剛性感がある

 堅牢性に関しては強度を示す数値などが公表されているわけではないが、ほかのVAIOノートと同様に天板加圧などの耐久テストを一通り実施し、社 内水準はクリアしたという。実際、天板やボディがたわむようなことはなく、全体的にしっかりした作りだ。VAIOの上位モバイルノートPCは液晶ディスプ レイを極薄に仕上げているが、VAIO type Pの液晶ディスプレイ部は厚みが約5ミリあり、開閉時にゆがまないのは安心感がある。

 また、液晶ディスプレイ部は軽い力で開閉できるうえ、閉じた状態と開いた状態ではしっかりと固定されるように、チルト角度によってヒンジの固さが 異なる可変トルクヒンジを採用している。具体的には液晶の開け始めは固く、少し開けると緩くなり、90度近くまで上げるとまた固くなって液晶ディスプレイ の角度を微調整しやすくなる仕組みだ。これにより、液晶ディスプレイ部を閉じる場合、ピタリとキーボード面に吸着するため、カバンの中で不意に開いてしま うようなトラブルは少ないだろう。

小型軽量ボディながら入力しやすいキーボードは魅力


VAIOおなじみのアイソレーションキーボードと、スティック型ポインティングデバイスを採用。クリックボタンの右にはプログラマブルボタンを2つ備えている

 キーボードを重視して設計したというだけあって、コンパクトボディの割にキーボードサイズには余裕がある。キーボードの形状は、隣接するキーをミスタイプしにくいように、キーとキーの間に3ミリ程度のスペースを設けた日本語86キーのアイソレーションキーボードだ。

 主要キーのキーピッチは約16.5ミリとなっており、実際にキーのサイズを計測したところ、主要キーは約13.5×12ミリ、最上段のキーは約 11×9ミリ、スペースバーは約39.5ミリだった。6段配列のキーレイアウトは「半角/全角」がEscの右にある点を除けばクセがなく、変則的なキー ピッチになっているのはEnterの周辺と最下段のキーのみだ。

 キーボードユニットは格子状の穴が開いたトップカバーに接着されているため、強めに押してもキーボード全体がたわんだり、キートップがぐらつくこ とはなく、底つき感もある。キーストロークは約1.2ミリと非常に浅い。軽い力で入力できるが、クリック感が乏しいようなことはなく、押している感覚が あって数値の印象より打ちやすい。キーの入力音が小さいため、静粛な場所での利用もしやすいだろう。

直販モデルで選択できる英字配列キーボードは、キー数が少ないため、スペースバーが長くなり、変則的なキーピッチがさらに減る

 キーがフラットな形状かつツルツルした塗装なので、ホームポジションに指を置いたときの座りは少々悪いが、キー間隔を離した設計も奏功し、ミスタイプは少なくて済み、このサイズのミニノートPCとしては確かにタッチタイピングがかなりしやすいといえる。

 ただし、スペースバーのすぐ下に、クリックボタン上部の段差があるため、長時間の文章入力などでは、スペースバーを押すとこの段差に指の側面が当 たるのが少し気になった(スペースバーを押そうとして、左右ボタンを押してしまうようなことはないが)。スペースバーの短さが不満ならば、VAIOオー ナーメードモデルで選択できる英字配列キーボードを選ぶのも手だ。


 ポインティングデバイスはスティック型で、3つのクリックボタンを備えている。タッチパッドと比べて評価が分かれるポインティングデバイスだが、 最小限の指の動きで操作できることから疲れにくく、パワーユーザーには愛好家が多い。個人的にもタッチパッドよりスティックのほうが好みだ。スティックの せいで、G、H、Bのキーが削られているが、タイピングで困ることはなかった。

 スティックの感度は問題なく、ボタンのクリック感もしっかりしていて使いやすいが、初期状態でオンになっているプレスセレクト機能(スティックを 押すことでクリックの動作になる)の感度が高めのようで、マウスポインターをちょっと動かすつもりが、あらぬところをクリックしてしまうことが多々あっ た。この機能は感度を調整するか、オフにしたほうが無難だろう。中央のボタンはスティックと組み合わせてスクロール操作に利用できるほか、別の機能も割り 当てられる。

1600×768ドット表示の高精細8型ワイド液晶を独自開発



1600×768ドット表示の8型ワイド液晶ディスプレイはXGA(1024×768ドット)を表示しても、横にこれだけ表示領域が余る

 入力しやすいキーボード以上にVAIO type Pの特徴といえるのが、Netbookをはるかに超える高解像度のワイド液晶ディスプレイだ。「ウルトラワイド液晶」とソニーが呼ぶ、この8型ワイド液晶 ディスプレイは、1600×768ドット(ソニーはUWXGAと呼称)とかなり横長の高解像度表示が行える。アスペクト比は16:7.68となり、 16:9映像を全画面表示すると、画面の左右に13ミリ程度黒帯が出るほどディスプレイは横に長い。画面解像度が1024×600ドットにとどまる Netbookと比較すると、解像度は実に2倍だ。

 もっとも、画面の表示領域は約182×88ミリと広くないため、1600×768ドットの表示はドットピッチが約0.114ミリと非常に狭く、ア イコンや文字がかなり小さく表示される点は注意が必要になる。FMV-BIBLO LOOX Uの1280×800ドット対応5.6型ワイド液晶ディスプレイ(ドットピッチは0.0945ミリ)よりは見やすいが、ここは好みが分かれるところだ。

 個人的には、視聴距離が比較的近くなるヒザの上に本体を乗せた状態では、すぐに高精細表示がさほど気にならなくなったが、机上に置いて視聴距離が 通常のノートPC並みに離れると、長時間の作業では表示の細かさに目がチカチカして疲れやすいように感じた。細かすぎて困るほどではないので、もっと長期 間使用すれば、表示に慣れるかもしれない。VAIO type Pは本体の奥行きが120ミリと短いため、これに入るサイズの液晶パネルを搭載して縦の解像度は768ドットに決めると、必然的に極小のドットピッチに なってしまうのは仕方がない。

 なお、Windows Vistaの設定でアイコンサイズやフォントサイズ(DPIスケール)を大きくすれば見やすくなるが、一部のソフトではフォントサイズの変更に対応しな かったり、メニューのレイアウトから文字がはみ出てしまうこともあり、万能ではない。この超高精細表示は一度店頭で確認してみることをおすすめする。

 とはいえ、Netbook最大の懸案事項ともいえるXGA(1024×768ドット)未満の解像度の壁を越えた高解像度表示は大いに歓迎すべき で、デメリットを補って余りあると思う。クリックボタンの右には2つのプログラマブルボタンが用意されているが、初期状態では左のボタンを押すと、デスク トップ上で開いたウィンドウを画面全体に自動整列できる。例えば、Webブラウザのウィンドウを2枚開いてボタンを押せば、各ウィンドウは横800ドット ですき間なく整列するため、2つのWebサイトを並べて見比べることも容易だ。こうした芸当は、Netbookではマネできない。

 表示の細かさ以外に目を向けると、液晶ディスプレイ表面はアクリルパネルで覆われた光沢タイプで、LEDバックライトを備えている。バックライト 輝度は9段階に調整でき、高輝度ではないものの、これだけ高精細(つまり、各ドットが光を通す量が少ない)の液晶パネルの割には十分明るく、薄型の液晶 ディスプレイを採用したNetbookの「Eee PC S101」などよりは高輝度だ。広色域ではないが、発色は自然でカラーバランスや階調性もまずまずといえる。

 ただし、上下の視野角は狭いので、チルト角度の調整は正確に行うようにしたい。光沢仕様の画面は低反射処理が施されており、黒っぽい画面では照明や周囲が映り込むが、鏡のように自分の姿が映り込むことはないため、それほど気にならなかった。

128GバイトSSD、ワイヤレスWAN/GPS、ワンセグを搭載可能

 CPUとチップセット以外の基本スペックを見ても、Netbookとは一味違う。メインメモリはIntel SCH US15Wチップセットの最大容量となる2GバイトのDDR2-533 SDRAMをオンボードで実装するため、メモリスロットはない。データストレージは、店頭販売モデルこそ1.8インチ/5ミリ厚の60Gバイト Parallel ATA接続HDD(ZIFコネクタ仕様)にとどまるが、直販モデルでは64Gバイトもしくは128GバイトのSerial ATA接続SSD(いずれもMLCタイプ)が選択できる。

 Netbookでは現状で32GバイトSSDが上限なので、大容量のSSDを選べるのはありがたい。VAIO type Pは光学ドライブも冷却ファンも搭載していないため、SSDを選択することで、内部に回転体が1つもない「真のゼロスピンドル構成」となるのも物欲をそそ られる。

 ただし、チップセットがSerial ATAをサポートしない関係から、HDDの接続インタフェースはParallel ATAなので、SSDはSerial ATA/Parallel ATA変換アダプタを介してマザーボード上の専用端子に接続される。したがって、HDDと比較して高速ではあるが、転送速度最大66Mバイト/秒の Parallel ATA接続が多少はボトルネックになっていると予想される(パフォーマンスの検証は後編)。VAIO type Pの内部構造に関しては、こちらの分解記事を参照してほしい。

 インタフェースは2基のUSB 2.0、ヘッドフォン、専用I/Oポート、SDHC対応SDメモリーカード/MMCスロット、メモリースティックPROスロット、有効画素数31万画素の Webカメラを搭載する。USB 2.0ポートは左右に振り分けられていて使いやすい。オプションとしてVAIO type Tと同様、ノイズキャンセリングヘッドフォンが用意されている点にも注目だ(端子の仕様はVAIO type Tのノイズキャンセリングヘッドフォンとは異なる)。

 ただし、本体サイズが小さいこともあって、USB 2.0ポートの数は2基にとどまり、有線LANとアナログRGB出力の端子は、専用I/Oポートに接続するオプションの変換アダプタ経由での利用となる点は注意してほしい。

 もっとも、ネットワーク機能はIEEE802.11a/b/g/nの無線LAN(11nはドラフト準拠)とBluetooth 2.1+EDRを備えており、不満はない。さらに本体に内蔵するデバイスとして、ワイヤレスWAN機能もしくはワンセグチューナーが選択できる。ワイヤレ スWAN機能はNTTドコモのFOMA HIGH-SPEED(下り最大7.2Mbps)に対応し、GPS機能も利用可能になるのがポイントだ。GPS機能があれば、後編で取り上げる専用ソフト をより便利に使える。

OSはWindows Vista Home Basicが基本でインスタントモードも装備

 OSはWindows Aeroに対応せず、Windows Media Centerなどの機能がない32ビット版Windows Vista Home Basic(SP1)がプリインストールされる。直販モデルでは32ビット版Windows Vista Business(SP1)/Home Premium(SP1)も選択可能だが、VAIO type PではWindows Aeroをオンにするとパフォーマンスが低下するため、これが目的でOSをアップグレードするのはおすすめできない(ソニーも公式にWindows Aeroは使用不可としている)。


Linuxベースで動作するインスタントモードはクロスメディアバーを採用

 Atom Z500番台のCPUを採用したVAIO type Pはパフォーマンス面では不利になり、OSの起動に時間がかかるため、電源オフの状態からWindowsよりも高速に起動が可能なLinuxベースのイン スタントモードが用意されているのはユニークだ。このインスタントモードは電源オフや休止状態の場合に、クリックボタン右に配置されたプログラマブルボタ ンを押すことで起動する。ソニーのAV機器に幅広く採用されているクロスメディアバー(XMB)のインタフェースを装備しており、ここでも見た目と操作性 にこだわっている。

 Windowsのパブリックフォルダ内にある写真や動画、音楽の再生、Webブラウザ(Firefox)、Skypeなどの機能を利用でき、なか なか便利ではあるが、インスタントモードではWindows Vistaのような高度な省電力機能がないため、バッテリー駆動時間が短くなりがちな点は覚えておきたい。また、未使用時にWindows Vistaをスリープ状態にしておけば数秒で復帰できるため、個人的にインスタントモードを使う機会はほとんどなかった。


 以上、VAIO type Pのハードウェア面の特徴と使い勝手を中心にお届けした。既存のNetbookとは違うコンセプトで作られた新タイプの低価格ミニノートPCとして、多い に注目したい製品だ。後編では、携帯利用時に威力を発揮するVAIO type Pならではのアプリケーションや、Menlowの採用で気になるパフォーマンス、バッテリー駆動時間、ボディの発熱などに迫る。

果たして売れるか?

さて、技術的に優れていることなどはわかりました。特に、Atomを採用したことは先進的です。「Netbookではインテルとマイクロソフトが安価にAtom N270(1.6GHz)やWindows XP Home Editionを供給するのと引き替えに、液晶ディスプレイの解像度が最大1024×600ドットにとどまるなどの基本スペックに関する制約を受けること になる。それによって、メーカーは低価格でNetbookを販売できるメリットが得られる半面、競合製品にスペックで差を付けることが難しくなるデメリッ トも抱えてしまう」としていますが、わすが10インチ程度の画面では、解像度が低くても問題にならないし、解像度が高くても、画面が小さいため、そのよさを確認するまでに至らないのではないかと思います。それよりも、安くするためであれば、解像度は多少犠牲にしてもかまわないと思います。

「“ポケットスタイルPC”というもの。ソニーは、VAIO type Pが既存のNetbookと同一視されないように、この造語を前面に押し出したプロモーションを行っている。ちなみに「P」の文字には、Private、 Personal、Pocketable、Premiumといった意味を込めたという。」として、ポケットに入るということを強調していましが、プロモーション用の画像を見ても、ポケットにすっぽり収まらないのは明らかですね。これは、ソニーが最初のトランジスタ・ラジオを開発して、テレビでCMを流すときに、背広のポケットに入ることを強調したにもかかわらず、背広のポケットには入らず、仕方ないので、大きめのポケットの背広を特注してコマーシャルどりをしたという話を彷彿とさせます。

「重量については、ソニースタイル直販のVAIOオーナーメードモデルにおける最軽量の構成で約588グラム、店頭販売のワンセグモデルで約634グラム、店頭販売のワイヤレスWANモデルで約636グラムと非常に軽い(製品ラインアップの詳細はこちらの記事を参照)。感覚としては、500ミリリットルのペットボトルよりちょっと重い程度で、長時間持ち歩いても苦にならず、携帯性は優秀といえる。」とあるように、重量に関してはかなり軽くこれはすばらしいことだと思います。

「キーボードを重視して設計したというだけあって、コンパクトボディの割にキーボードサイズには余裕がある。キーボードの形状は、隣接するキーをミスタイプしにくいように、キーとキーの間に3ミリ程度のスペースを設けた日本語86キーのアイソレーションキーボードだ」とあり、キーボードはかなり使いやすそうです。思い切って、横長のスタイルにしたので、相対的に小さくてもキーボードが打ちやすくなったのだと思います。他の横長でないノートブックなどだと、キーボードが小さすぎて、打つのに一苦労します。

さて、最近アメリカのあるメーカーでは200ドルパソコンを発表しました。また、ノートブックやネットブックの実勢価格、安いものでは3万円台からになっています。現在までのところ、これらの製品には、ウィンドウズが搭載されているものが多いですが、リナックスのOSを搭載しているものでは、価格が最初から3万円台のものもあります。さて、これらと、ソニーのバイオ、どうなるでしょうか?

もし、以前このブログに書いたように、貧困層ビジネスを盛んにするなら、やはり3万~4万できたら、2万円台の価格帯が良いと思います。徹底的に安いながらも、基本性能は落とさないという姿勢を貫く必要があると思います。さらには、貧困層にとってよりよい商品の開発という姿勢が必要です。

これは、日本でいうと、大昔の二股ソケットのような感覚です。二股ソケットといっても今はほとんど死語に近いですが、大昔に日本で、今でいえば、パナソニックが作ったソケットで、なんと二つの電球を差し込むことができました。真下を照らすソケットほかに、45度ほど傾斜をつけたソケットをもうひとつつけ、縫い物をするお母さんの手元を照らす電球と、そのそばで勉強する子供の手元を照らす電球のためのソケットということで、その当時の日本の家庭で便利なように作成されたものです。その当時は爆発的に売れました。今では、二股ソケットなどみたこともありません。もう、日本の家庭事情も変わってきたということだと思います。

これは、たまたま電球のことを例としてあげだのですが、貧困層ビジネスのためには、こうした工夫が必要だと思います。ソニーの工夫はこうした工夫ではないと思います。やはり先進国仕様なのだと思います。

さて、ミニノートや、ネットブックなどかなり廉価なものと、ソニーのこの機種のように倍くらいの値段、一体どうなっていくのでしょうか?私は、多少基本性能などが落ちても、結局販売台数などからいって、従来路線、もしくはもっとコストパフォーマンスの高い機種を販売するほうが売れると思います。でも、利幅は相当少なくなると思います。

ただし、もうこうなると、いわゆる営利企業の事業とはいえなくなってくると思いますので、たとえば、パソコンを所有していない人が3万円台のミニノートもしくは、ネットブックなどを購入する場合は、政府から半分程度の支援金が出るとか、かなり有利な融資を受けられるとか、などすると良いと思います。これによって、より多くの人にパソコンがいきわたるようにするのです。

高技術水準の先進国が狙うべき事業は、こうして、パソコンが行きわたった後ではないでしょうか?ミニノート、ネットブックなどはもう、台湾、韓国、中国などにやってもらうべきだと思います。普及した後で、先進国の高い技術などを用いて、さまざまなイノベーションを起こして現地の人々の生活を豊かにしていくことこそ、ソニーやパナソニックなどの先進国の役割ではないかと思います。

おそらく、ミニノートなどが多くの人に広まっただけでは、単に情報流通がよくなるだけで、社会変革などひきおこされないでしょう。やはり、先進国が培ってきた、社会のあり方や、高い技術などが、貧困層の人々にとって本当に役に立ったり、豊かにできることが多いと思います。貧困層の人々も豊かになれば、おのずと先進国にとっても良いことになると思います。それから、最近では、アメリカはもとより、日本でもいわゆる派遣労働などで、貧困層が注目されるようになってきました。先進国の中ですら、貧困層ビジネスを起こして、この人たちが生活しやすいようにしたり、できれば、政府やNPOの力を借りて、自立できるように支援するビジネスなど必要になってくると思います。

【関連記事】

低価格ミニノートの爆発的なヒットを受けて、ついにメーカーが普及に本腰へ-ネットブックは大社会変革と未曾有の経済発展の一翼を担うかもしれない

ソニーの新モバイルはVaio Pocketだった!-最近のソニーの体たらく?

円高はデメリットか?-円高基調のうち大きな方向転換し大躍進を!!

HP Mini 1000レポート女性向けPC=ピンクはもう古い!女性向けミニノートブランドが鮮烈デビュー-コンパックでは売れなかったミニ・ノートが今では売れるのはなぜ?

レノボが5万4800円のネットブック発表「IdeaPad S10e」は弱点なし!?-パソコンが家電になった時代を象徴する製品?

今日はインターネット記念日-過去は変えられないが、未来は変えられるという事実が新聞を救う?!

Lenovoの4~6月期は65%増益-華やかな五輪の裏でインドの下請けになる道をひたすら走る中国?


ADs by yutakarlsn

ピザテンフォー今年の10月4日に生誕20年!!

ピザテンフォー今年の10月4日をもちまして、創業20周年を迎えることができました。これも皆様のおかげです。

ピザテンフォー、おトクなキャンペーンです。今回はテンフォーの定番ピザを廉価で提供させていただいています。よろしくお願いします!!


テンフォーのピザは楽天デリバリーからも購入できます!!

ピザテンフォー昨年の楽天デリバリーの「ファミリーへのおすすめ」部門で、堂々の2位となりました。ますます、便利になったテンフォーを是非ご利用ください。

YUTAKARLSON、USA 市長からのお願い

ランキングは、ありきたりのは面白くないので、私の街に是非投票してください。この私の街は、サイバー上のアメリカ国内に設置してあります。街の名前は、YUTAKARLSONと いいます。この街は、皆さんからのアクセスがあれば、アクセス数が街の住民数となり発展していきます。職場整備、交通の整備などはひと段落していますので、今度は人口を増やす必要があります。せびポチッと一つお願いいたします。

⇒⇒YUTAKARLSONの住民募集!!←←



米国とサウジ、歴史的な協定へ合意に近づく-中東情勢を一変も―【私の論評】トランプの地ならしで進んだ中東和平プロセスの新展開

米国とサウジ、歴史的な協定へ合意に近づく-中東情勢を一変も まとめ 計画にはイスラエルをハマスとの戦争終結へと促す内容も 合意に達すれば、サウジによる米国の最新兵器入手に道開く可能性 サウジのムハンマド皇太子とバイデン米大統領(2022年7月)  米国とサウジアラビアは、サウジに...