2010年11月23日火曜日

新たな日中摩擦 鉄道技術“盗用”の中国が各国に売り込み攻勢 ―【私の論評】中国は鉄道事故が多すぎ!!こんな国の鉄道など、まともに考えれば、誰も買わない?

新たな日中摩擦 鉄道技術“盗用”の中国が各国に売り込み攻勢 


今年5月上海発 桂林行き、K859が江西付近で土砂崩れに巻き込まれ、

20人ほど死亡とされているが、その後実際は100人ほど死亡したらしい


中国の国有企業が日本の高速鉄道技術を基礎に日本製より速度の高い高速列車を作り、中国独自の製品として諸外国に売り込もうとしていることについて、日本側から「約束違反」との抗議が起き、新たな日中摩擦となりつつある。米紙ウォールストリート・ジャーナルが18日、報じた。

同紙は「(各国の)列車製造者たちは中国の高速のデザインに非難の声を高めている」との見出しの記事を掲載。その中で、日本の川崎重工業やドイツのシーメンス、カナダのボンバルディアなど鉄道建設各社がここ数年、中国に高速鉄道の列車や技術を売り込んできたものの、中国企業が外国製より速い列車を開発して米国やサウジアラビア、ブラジルなどに売り込もうとし、外国企業が不満を高めている、と指摘した。

青島に拠点をおく中国の国有企業「中国南車」(CSR)は最高時速約380キロの列車「CRH380A」を完成させ、開発は中国独自の技術の結果だと主張。ただ、CSRは2004年に川崎重工と契約を結び、新幹線の「はやて」9両編成分を輸入、中国領内で日本の技術を利用して計51両を製造した。川崎重工は中国側の「独自技術を開発した」との主張には明確に異論を唱えているという。

中国の国有鉄道関連企業は高速鉄道の売り込みを国際的に広げ、ベネズエラやトルコでのプロジェクトに参入し、日本企業の強力な競争相手となっているが、川崎重工は、中国に提供した技術は中国国内だけで使うとの約束があったと主張しているという。

同記事は一方、日本や欧州企業には中国が高速鉄道でも知的所有権を違法に取得したとの見方が多いとし、中国側の今回の出方を予測して、新幹線の対中輸出を拒んだJR東海の葛西敬之会長が「中国はすべての技術を無料で移転しようとした」と話したことを“先見の明”があったと指摘している。

中国は鉄道事故が多すぎ!!こんな国の鉄道など、まともに考えれば、誰も買わない?
中国の鉄道といえば、古くは、上海列車事故(しゃんはいれっしゃじこ)がまだ、記憶にも生々しいとろです。この事故は、1988年(昭和63年)3月24日に中国上海郊外で発生した急行列車同士による列車衝突脱線転覆事故です。修学旅行のため乗車していた日本の高校生が事故に巻き込まれ、多数の死亡者を出しました。

中国の鉄道の表向きの発展ぶりは、目覚しいものがあります。


今年7月には上海と南京を結ぶ高速鉄道、2010年10月には上海と杭州を結ぶ高速鉄道が開通しました。いずれも時速300キロ以上の速度を目指しており、さらに2011年には開通する上海-北京の高速鉄道では、時速350キロを目指すといわれています。

実現すれば、上海-北京1318キロが約4時間程度で結ばれることになります。一度に開通する高速鉄道としては世界で最も長い距離の高速鉄道となります。総投資額は2209億元と発表されています。

これにあわせて、CRH3型の時速380キロ対応の列車の製造を始めており、まもなく上海-南京間で試運転が行われていました。今回の展覧会でも、その車輌の模型が公開されていました。

すでに、天津-北京の高速鉄道で時速394.3キロを出した車輌とほぼ同じだ。16両編成で、総定員は1026人。世界で営業速度が最も速く、高密度な輸送をめざすそうです。

ところが、そんな中国で、鉄道事故が絶えません。今年5月には、上海発 桂林行き、K859が江西付近で土砂崩れに巻き込まれ、20人ほど死亡とされていますが、実際には、その後の死亡者も含めて、100人は亡くなったものと思われます。

上の動画を見ていたたげれば、その惨劇を理解できる事と思います。

表面上では、世界一のスピードを出す高速鉄道を自力で国産化としていますが、上記の記事でも明らかなように、。日本車両技術を習得してコピーしたというのが、実体です。中国のコピー文化ここに極まれりというところです。

しかしこうした鉄道を支える線路などのインフラも、中国ではかなりの突貫工事が慣例となっています。本当に乗客の命を考えて、工事をしているのか不安なとこがあります。、

中国の公共事業は、朝夜完全24時間体制で行われるというのが通例ですが、労働者の管理は不十分なのが当たり前です。先の脱線事故は、こうした手抜きが原因と考えられます。

中国の鉄道工事は、いつも短時間で突貫工事をするので、24時間労働で朝から晩までやるのが、当たり前です。それでも間に合わなければ、手抜きでカバーをする。 この様な悪循環連鎖反応が、これが中国の昔からの実体で、今も変わらないです。

このような実体が分かれば、中国の鉄道などどの国も導入しないと思います。少しくらい速くても危険であれば、何にもなりません。まあ、どこかの国で極端に人命が安いような国は別でしょうが、まともな国であれば、導入しないでしょう。

それに、鉄道のレールなど、日本の鉄鋼技術はずば抜けていて、世界の鉄道のレールのほとんどが日本製です。日本でないと、現在の摩耗の少ないレールはつくれないのです。中国が、レアアースを禁輸するというのなら、日本もレールを禁輸したらいいのではないでしょうか?_

少しのあいだは、動くでしょうが、摩耗すれば、取り替えなければならないです。そのとき、大変でしょうね。これに限らず、鉄道といえば、インフラのかなりの部分、どこの国でも日本に頼らなければならない部分が多いです。

あっ、そうか、中国は人命は安いですから、レールなんぞは、すぐに摩耗して、列車が脱線してもかまわないので、いいのか?(笑)


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2010年11月22日月曜日

National Geographic's Photography Contest 2010 - The Big Picture - Boston.com―【私の論評】心あらわれる写真をApple TVでみるとすごい!!

National Geographic's Photography Contest 2010 - The Big Picture - Boston.com
ナショナル・ジオグラフィックでは毎年恒例の写真コンテストを開催しています。今年の締切りは11月30日です。ナショナル・ジオグラフィックでは、過去8週間にわたって、応募写真を収集しており、さらならる募集を行っています。以下の写真は、人、場所、自然の3つのカテゴリーに応募された47の写真の一部から掲載したものです。






上記は適当に私が選んだものですが、どの写真もすごいです。あっと息を飲むような写真ばかりです。是非下のURLからご覧になってください。


【私の論評】心あらわれる写真をApple TVでみるとすごい!!
さて、先日、このブログでアップルTVを購入したことを掲載しました。アップルTVでは、パソコンのiTune上の音楽、動画、映画、写真などをハイビジョンで見ることができます。まずは、iTunesを最新のものにしてから、写真に関しては、iTunesの詳細をクリックして、そこから共有をする必要があります。


実際、上の写真、アップルTVでみてみました。もう、素晴らしいの一言につきます。スライドショーにすると、いろいろな見せ方ができますが、私は折り紙というのを選んでみました。折り紙を広げるように、次々と画面が現れてきます。音楽も自分のパソコンから自由に設定できます。私は、ナット・キングコールの音楽でみてみました。なんか、ぴったりです。


パソコンより大画面というより以上に美しいです。ちなみに、テレビはAQUOSです。やっはり、AQUOSの液晶は良いですね。奥の暗いほうまではっきり見えます。


これから、写真の見方変わりそうです。今までは、印刷するか、パソコンの画面で見るのが普通でしたが、これからはやはり、ハイビジョンです。それから、iPhoneで撮影した画像も見ましたが、すごいです。私のiPhoneは、3GSですから、解像度が4よりは低いですが、それでも十分美しいです。


特に、スライドショーでみると素晴らしいです。多少解像度が低くても、十分美しいですが、確か、3GS用のカメラの解像度をあげるアプリがあったはずです。これで解像度をあげるとさらに美しくなると思います。いままで、あのアプリがなくても十分だと思ったのですが、今は違います、さらに美しくするためにも、あのアプリが欲しくなりました。


まるで、アップルの回しもののような発言ですが、本当に、アップルTVで見ると、特に写真に対する認識が随分変わると思います。これって、言葉で現しようがないです、是非一度アップルTVご覧になってみてください。


最近、政局などでも、憤りを感じることが多いです。そのため、本日は、心洗われるし、癒しの効果も十分な、ナショナル・ジオグラフィックの写真コンテストの応募写真に関して掲載してみました。


みなさんも、是非ご覧になってください。



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2010年11月20日土曜日

巡視船船長らが初の証言 中国船100隻侵入…一方「モリで突かれた」は否定 ―ビデオ非公開は完璧な過ち、民主党には次はないが、最終倫理崩壊には要注意!!

巡視船船長らが初の証言 中国船100隻侵入…一方「モリで突かれた」は否定 

北朝鮮工作船撃沈の模様は、当然のごとくに公開されていたが・・・・・


SENGOKU38というYouTubeユーザーが動画を掲載した!!


中国漁船に衝突された海上保安庁の巡視船「みずき」の船長らが今月、沖縄県石垣市で自民党調査団の事情聴取に応じ、事件当時、尖閣諸島の領海線上に中国漁船約100隻が陣取り、領海侵犯を繰り返していたことを明らかにした。調査に加わった森雅子参院議員が夕刊フジの単独取材に答えた。当事者の肉声が明らかになるのは初めてで、「ビデオの流出犯扱いもされ、大変つらい思いをした」などとこぼしたという。(夕刊フジ)

「みずき」船長らの説明によると、事件当日は領海線上に陣取った中国漁船100隻のうち、30隻ずつ1集団となって領海に侵入し、マグロ漁などを行っていた。海保の巡視船は個別に漁船に近づいて領海外への退去を命じていたが、1集団が退出すると別の漁船が侵入するいたちごっこ。ある意味、組織的に日本側を挑発していたわけだ。

そうした中で起きた漁船衝突事件。中国漁船は2度目の衝突事件を起こした後、約2時間にわたって蛇行しながら逃走劇を繰り広げた。

石垣海保は、拳銃など武器を携行した中国船も摘発した経験も持つ。船長らは「今回も中国側はどんな武装をしているか分からなかったが、相手船に乗り移る時は転落を避けるため、軽装にならざるを得なかった」と言及。まさに命がけの逮捕劇だったという。

ただ、「逮捕の際に保安官が海に転落し、中国人がモリで突いた」との噂については、船長らはこれを完全否定。「強制的に乗り移った後は中国人らは驚くほどおとなしかった。船長以外は雇われの身で、ほとんど事情を把握していなかった」と証言したという。

一方、逮捕の是非は現場で判断できないため、「追跡から中国人取り押さえまで、一連のビデオ映像を衛星回線で(海保本庁などに)飛ばした」という。それだけに、仙谷由人官房長官や前原誠司国交相(当時)も、事件当日に一連の映像を見た可能性が高い。森氏は「明らかな犯罪行為を目の当たりにしながら、処分保留で釈放した判断はどう考えてもおかしい」と指摘する。

実際、危険な中国人の実態を他の海保関係者と共有するため、映像は海保のネットワークで共有。海保側は「2001年に海保巡視船と交戦した北朝鮮工作船の例もあり、当然、今回も映像は公開されると思った」ためだ。
しかし、政府は中国におもねり非公開を決定。そうならばビデオの厳重管理が不可欠になるはずだが、政府が出した指示は事件から1カ月以上たった10月18日、海保本庁と沖縄の第11管区海保本部、石垣海上保安部で「映像管理責任者」を1人ずつ選んだだけ。具体的な管理方法の指示は一切なかったという。
また、調査団は、中国人船長の身柄が送検された那覇地検の上野友慈検事正らとも面会。

仙谷氏はビデオが衆院予算委員会に提出された10月27日、同委に「視聴される方の範囲も含め、極めて慎重な取り扱いに特段のご配慮要望いたします」との要望書を提出した。しかし、上野氏によると、政府は地検にビデオを厳重管理するような指示は出さなかったうえ、地検も石垣海保などに指示しなかったという。

仙谷氏は映像を流出させた神戸の海保保安官(43)に厳しい処分を科す方針を示唆しているが、手軽に映像を入手できる環境があった以上、処分の根拠は極めて乏しくなったともいえる。

ビデオを流出させた保安官が名乗り出るまで、石垣海保は捜査当局などから犯人扱いされ続けたが、時枝俊次郎第11管区海上保安部次長は「大変つらい思いをしたが、下を向いていたら国境は守れない」と力強く語ったという。果たして仙谷氏は、この叫びをどう聞くのか。

【私の論評】ビデオ非公開は完璧な過ち、民主党には次はないが、最終倫理崩壊には要注意!!
さて、あの中国漁船に追突された、巡視船「みずき」はどんな船、なのでしょうか?これも、意外と報道されていません。そのため、下にその概要を掲載します。なお、以下の写真は、2008年に撮影したもので、当時は福岡海上保安部に所属していました。

JCGみずき PS-11(正面)様々な機器がすえつけられている

「ばんな(びざん)05-12+@」型のPS型巡視船、福岡海上保安部所属の内ではウォータージェット推進で最速の巡視船です。


「しんざん(あきよし・みはし)01-04」型を改良した巡視船で、連続行動時間を延長し、食料などの搭載量を増して居住性を向上させたものです。

このJCGみずき PS-11は、「北朝鮮工作船事件」での追跡で活躍した巡視船で、他の同型船にはない【捕捉機能強化型】という特別仕様になっています。


船橋の両舷には電光掲示板が装着されています。これは最近の巡視船艇によくあるもののひとつで、追跡する際に音声・警笛だけではなくいろいろな言語を表示させるというものです。また、体験航海時や「海の日」などでのイベントの際にも表示されていたりしてます。

特に、この電光掲示板なんて、日本は親切な国です。他国のコーストガードは、ここまでいたれりつくせりをすることなどしていないでしょう。警告しても止まらなかったらすぐに、撃つと思います。


写真は、見ての通り停泊中ですが右端に衛星放送のアンテナが追加装備されています。この衛星放送用のアンテナから、例の流出ビデオの画像をリアルタイムで発信しました。仙谷さんをはじめとして、何人かは、リアルタイムであの事件を見ていたはずだ。

さて、この追突事件に関する、民主党の対応はもう、ボロボロですね。危機管理能力はないし、以前あった自民党政権時代の北朝鮮工作船に対する対処とは格段の差ですね。北朝鮮工作船に関しては、沈没した船体を引き上げて、それを公開しましたね。これは当然の処置だと思います。

あの北朝鮮工作船の例もあったので、実は中国船の船長もおっかなびっくりだったのではないかと思います。だからこそ、最終的には逮捕されたんですね。誰でも、自分の命は惜しいですから。北朝鮮の工作船のようにミサイルを発射したり、機関銃をうったり、最後の最後では自爆するという覚悟もなかったのだと思います。

これに似たような事件では、ロシアでの事例があります。

昨年2月13日にロシア沿岸警備隊が中国貨物船を銃撃し、船員8人が死亡しました。密輸を疑われて出航許可を得られなかったにも係わらず、強引に出航しようとしたため、ロシア側は貨物船に対し機関銃を500発以上を発砲しました。ここれは、中国側にとって「惨事」であるにも係わらず、中国当局は事件から6日経ったのち、ロシア側に対して事件の徹底調査を求めました。

中国の軟弱な姿勢の裏には、事件直後の17日にロシアと石油開発条約の締結が控えていたことが関係しています。「政権維持の安定に必要な石油のため、中国当局は8人の人命を軽んじた」と中国問題評論家の李天笑氏が批判しました。当時の中国国内メディアは、「貨物船が発砲された」という事実を伝えず、「貨物船が遭難した」と表現をごまかし、国民に真実を伝えることはありませんでした。

領土問題に関する、中国の弱腰は、次の事実からも明らかです。1999年12月、当時の江沢民主席は中ロ辺境条約に署名して、中華民国から歴代共産党政権に至るまで拒み続けた中露間の不平等条約を承認しました。これにより歴史上ロシアが占領した百万平方キロメートル以上の領土が正式にロシアに帰属することが決定しました。この条約の締結について、いまだ多くの中国国民には知られていません。



このように、領土問題で弱腰の中国に対して、民主党政権は一体何をやっているのでしょうか?弱腰の中国に負けているようでは、メドページェフも腹でほくそ笑んでいるし、プーチンは大笑いしていることでしょう。北方領土問題はさらに、遠のいてしまいました。


これら、二つの事例から、民主党の今回の中国漁船に対する対応は完全に間違いだったことが明らかになったと思います。


もう、最近の民主党はむちゃくちゃです。閣僚の失言の嵐が吹いています。柳田稔法相の失言など氷山の一角に過ぎません。自民党政権の時代なら、とうの昔に辞任していなければないような失言をした閣僚がたくさんいます。もう、はっきり行って、末期症状です。

民主党に関しては、もう次の選挙での敗北は濃厚ですね。しかし、だからといって、安心はしていられません。まだまだ、恐るべきことがあります。

それは、例の日本国解体法案です。日本の国民国家を解体する、外国人参政権法案、アメリカでは法制化しなかったにもかかわらず、リベラリストの啓蒙活動で、過去に大失敗した選択的夫婦別姓法案、人権擁護法案、その他の祝日法改正法案など日本解体に関する数々の法案。これらを、自分たちが政権をになっているうちに,最期のチャンスとばかりに積極的にすすめるという、モラル崩壊が進む可能性があります。

国民の誰も望まない、祝日法の改正法案は、裏の意図をはっきり出していません。このことに関して、このブログに何回も述べてきました。フランスでも、ドイツでも、休日の分散化は行われていまずか、祝日を分散化して取得などしていません。祝日は、全国一律で取得しています。それと、休暇の分散化は全く別次元の問題です。

この祝日分散化のように、民主党は、外国人参政権法案でも、選択的夫婦別姓法案でも、人権擁護法案でも、その真の意図をさとられないようにして、導入をはかろうとするでしょう。それに、何の、危険も感じ無い、多くのマスコミや、有権者の人々もいるに違いありません。

しかし、私は多くの人々に言いたいです!!これらを受け入れることは、弱腰外交の、中国に外交で屈服するよりもまだ、下劣で、どうしようもない選択であるということを!![このことに関しては、このブログでも何回も掲載してきたことなので、もう、再度詳細を掲載をするつもりはありません。

このことを理解出来ない人で心ある人は自分で調べてください!!ただし、ヒントとして、下の【関連記事】のところで、参考になる記事をコピペしておきます。

【関連記事】

選択的夫婦別姓を明記 第3次男女共同参画基本計画策定に向け答申―日本解体始動!!ゆとり教育の二番煎じになるか?

休暇取得の分散化、過半数が「効果/メリットなし」と回答―休暇と祝日は別物、祝日の分散化などもってのほか!!

【主張】外国人参政権 争点隠しはフェアでない―本当の意味で過去の歴史を見直すべきとき!!

【書籍】政治家がなくなる日-経済評論家が考えた政治の結論 ―【書評ならびに私の論評】日本は変わらなければならない!!そのためには政治改革が必須であり、議員定数削減がそのきっかけになる!!

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Google Japan Blog: “more ~ Google で、もっと。” キャンペーン本日スタート。

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Googleのキャンペーン本日からスタートです。Googleに関しては、素晴らしい高機能が、無料で多数使えます。検索エンジンだけ使っているということは、本当に勿体ないことだと思います。さらに、Gmailを使っていても、他の機能を使っていないかたもいらっしゃるようです。これも、本当に勿体ないと思います是非、この際いろいろな機能を使ってみてください。

2010年11月19日金曜日

米グーグル、ファッションサイト立ち上げ―【私の論評】グーグルのビジネスモデルは変わらない?

米グーグル、ファッションサイト立ち上げ


インターネット検索大手の米グーグルは17日、ファッション推奨サイト「Boutiques.com(ブティックス・ドット・コム)」を開設した。専門家のテイスト、視覚認識、それに機械学習技術を利用して、ユーザーに商品を勧めるサイトだ。ユーザーが衣料品やアクセサリーのショッピングの際、最初に立ち寄るサイトになることを目指す。

米グーグルのファッションサイト、「Boutiques.com(ブティックス・ドット・コム)」
これにより、グーグルは急速な成長を遂げるオンラインファッション市場に参入する。この市場は、ネット小売大手のアマゾン・ドット・ コムやネット競売大手のイーベイが品揃えを強化している分野。オンラインの衣料品やアクセサリー業界は収益性が高く、調査会社のコムスコアによると、昨年の米国の市場規模は190億ドル(約1兆5770億円)に達している。

ブティックスは商品を販売するサイトではなく、商品が購入できるサイトにユーザーを誘導するサイトだ。ラルフ・ローレン、スティーブ・マデン、それにジューシー・クチュールといった多数のブランドの商品を扱う。

グーグルの商品開発マネジャー、ムンジャル・シャー氏によると、同社は有名人、スタイリスト、それにデザイナーといった約100人のファッションリーダーに協力を依頼し、好きなアイテムを選んでもらい、グーグルの機械学習アルゴリズムにスタイルやテイストを学ばせた。

シャー氏によると、グーグルは同社の検索エンジンのユーザーがファッションアイテムを探すときにブティックスを利用するようにする方法を模索しているという。同社は既に家電などを対象とした商品検索サービスを提供し、主力の検索エンジンからユーザーを誘導している。コムスコアのデータによると、同社の商品検索サービスはここ数年で急速に成長しているが、検索件数で見ると、アマゾンとイーベイから大きく後れを取っている。

同サイトのユーザーは特定の専門家がセレクトしたアイテムや、グーグルのアルゴリズムが似ていると判断したアイテムを閲覧することができる。またユーザーは個人専用のブティックを作り、自分のテイストに合った商品を勧めてもらうこともできる。

ブティックス・ドット・コムはシャー氏が設立したアパレル製品向けビジュアル検索サイト「Like.com(ライク・ドット・コム)」に似ている。関係者によると、グーグルは今年8月に約1億ドルで同サイトを買収した。

ブティックスのビジネスモデルはライクと同じで、ユーザーの商品購入に結びついた場合に販売店から報酬を受け取るという形式のほか、ユーザーのクリック数に応じて少額の報酬を受け取るという形式もある。シャー氏はこのビジネスモデルが変わる可能性があると述べている。

ブティックスは米国でのみ利用可能で、女性向けのファッションアイテムしか扱わないが、今後拡大していくという。

【私の論評】グーグルのビジネスモデルは変わらない?
このサイトはは、まだ、女性むけのファッションだけですが、アイテムを選ぶと、色、シルエット、パターン、サイズ、スタイル、ブティックなどでフィルターをかけることができ、クリックすると、そのブティックで商品購入ができます。

まだざっと触っただけですが、アマゾンのようにそれぞれのユーザーの嗜好にあわせた推奨(リコメンデーション)の機能もあります。またアイテムを選ぶとそれとテイストの近いアイテムも表示されてきます。

現在の時点では、米国向けに限られていますが、日本向けのサービスもやがて登場すると思います。

Boutiques.comは、Like.com(これもすでにGoogleが買収済みです)の最良の部分とGoogleの高速検索が合体したらこうなる、という感じです。

ファッションは、個人の嗜好にあわせてパーソナライズし、いかにショッピングを楽しく、また欲しい商品が簡単に、また的確に見つかるかが求められますが、まさにファッションの感性と検索技術の理性がコラボレーションで実現しようとしている世界を感じさせてくれるサイトです。

自社の流通で売るビジネスモデルと、ショップに誘導するビジネスモデルとの競争の時代がやってきそうです。

そうして、成功するのは、Googleのように、ショップに誘導するビジネスモデルだと思います。なぜなら、いわゆるeコマースで成功している事業は、そのほとんどが広告であるといっていいからです。

最近、ビジネスプラットフォームということがさかんにいわれていますが、要するに、これは、多くの人をプラットフォームという舞台に集めて、そこに多くの広告をだし、その広告から収益を得るといことです。

このプラットフォームを手堅く作ったところが、どこでも成功しているのであり、自社の流通だけにこだわっていては、成功しません。

Googleは、まさに、その典型です。Googleの提供する検索エンジンも、あのGoogle Earthも、Gmail、その他の様々な無料で提供されるものはすべて、なるべく多くの人々をひきつけるための手段です。こうして、多数の人が集まる、プラットフォームを創出し、そこで広告を得て、収益を得ています。

楽天や、アマゾンは違うなどといわれる方もいらっしゃるかもしれませんが、外見が異なるようにみえても、本質は同じです。楽天のあの、バーチャル?ショッピングセンターそのものが巨大な広告塔です。アマゾンも、直営で運営しているというだけで、アマゾンのあの顧客とのリレーションシップを重視するサイト自体が広告マシンです。

Googleがいろいろなことに手を出していることはご存知だと思います。それこそ、新交通システムとか、考えつく限りのあらゆる先進技術に手を出しています。しかし、グーグルの収益の95%以上が、広告による収益です。

このフアッションサイトに関しても、もちろん、こうしたプラットフォームを充実させるための手段であり、一見新しいことに手をだしたようにみえても、その本質は広告であるということです。ただし、ファッションというと、人間の感性が絡む分野であり、単に写真を掲載したり、動画を掲載したくらいでは、表現することが難しい部分があります。

グーグルは、検索エンジンの分野においても、人間の感性が絡むファッションの分野に関しては、なかなか難しい分野であり、他の検索に関してはほぼ完成の域に達しているのですが、こうした分野は、最後のフロンティア(最前線)なのだと思います。

だからこそ、この分野でも、サイトを立ち上げて研究しているのだと思います。Googleは、単にファッションサイトを立ち上げて、そこで収益をあげるなどという単純なことは考えてはいないと思います。この分野で得られた知見をもとにして、さらに検索エンジンを改良して、ファッションも扱えるようにするとか、さらに新たなサービスを提供するなどして、さらに、多くの人々を自分たちのプラットフォームに参加できるように努力しているのだと思います。

今でも、何らかの形で広告をしなければ、eコマースでは成功できないと思います。


【関連記事】

Googleが日本でもショッピングサーチを開始―eコマースの本質はやはり広告か?!



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横須賀基地の「いずも」ドローン撮影、「本物」の可能性 防衛省が分析公表―【私の論評】ドローン脅威とますます高まる対潜戦の重要性 - 浮き彫りにされた現代海戦の二つの側面

横須賀基地の「いずも」ドローン撮影、「本物」の可能性 防衛省が分析公表 まとめ 自衛隊の横須賀基地で護衛艦「いずも」をドローンで撮影した可能性が高い動画がSNSで拡散され、防衛省はその分析結果を公表した。 自衛隊基地でのドローン無許可飛行は法律で禁止されており、防衛省は万が一の危...