2010年8月4日水曜日

休暇取得の分散化、過半数が「効果/メリットなし」と回答―休暇と祝日は別物、祝日の分散化などもってのほか!!

休暇取得の分散化、過半数が「効果/メリットなし」と回答(この内容すでにご存じの方は、この項は読み飛ばしてください)

http://journal.mycom.co.jp/news/2010/08/03/072/index.html


休暇と祝祭日は別物、祝日の分散化などもってのほか!!


天皇即位20周年の日を祝日にしなかった民主党は、
祝日分散化で、日本国解体の促進を狙っている

上のアンケートの結果については、ある意味で安心しました。多くの国民は、まともな感覚を持っているノだと思います。そうして整合性もあり、本日参議院予算委員会での、菅総理をはじめとする、民主党の閣僚の整合性のなさとは違い、頼もしい感じさえ受けました。

上のアンケートで、全くおかしなことがあります。それは、春の大型連休の分散化をあたかも、もう万人が了解済みの周知の事実としてアンケートが設計されているということです。

春の大型連休といえば、その期間を休暇にしてしまう企業もかなり多いのは事実です。なぜなら、あの期間は、祝日が多くあって、少し休みを足せば長期にわたる休みにできるからです。私がいいたいのは、この祝日の分散化のことです。上のアンケートや、調査結果などの中に、祝日という言葉が一つもでてきません。

このアンケートでは、祝日の分散化を当然のこととし、その是非を問いとしていません。全くおかしなことです。

フランスや、ドイツなどでは、確かに休暇の分散化の事実はあります。フランスでは、夏は2週間ほどバカンスとして休むことは日本でも周知の事実であると思います。ドイツでも似たようなものです。確かに、フランスなどでは、子供の夏休みにあわせて、休暇をとる人が多かったので、一期間に休暇をとるひとが増えたので、それこそ、日本の春の連休のようになり、どこに行っても、混雑したり、渋滞がありました。

この状況を変更するために、確かに、休暇の分散化や、子供たちの夏休みの分散化がおこなれたのは事実です。でも、それは、あくまで休暇のことであって、祝日の分散化とは全く関係ありません。休暇は、分散してとっても、祝日は全国一律で、個々人の休暇などとは全く関係なく、役所、企業なども休みとします。

何か、上のアンケートなどみていれば、もう、祝日の分散化は当たり前のことで、それを前提としててアンケートを設定しています。これを、皆さんは、どうお思いになりますか?何か、意図的なものを感じませんか?

そうです。実は、祝日の分散化は、日本国解体の一環なのです。もともと、祝日とは、国民の祝日に関する法律(祝日法)の第一条によれば、「自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける」とされています。

「国民の祝日」という言葉に注目してください。、現在、祝日の意味は薄れていますが、やはり、あくまで国民のための祝日であり、祝日にはそれなりに意味があるのです。だから、祝日の日には、各地でそれに関連した催しが各地で開催されており、多くの人がそうした催しに参加しています。

そういう催しに参加しなくても、休みの日には、たとえば、わざわざ休みになったということで、その日が何の日かとか、少なくとも、多くの人の少なくとも潜在意識としてはのこるわけです。多くの人が、特定の休みに何をしたかなど、思い出として残ったりしています。やはり、国民意識を醸成することに間違いなく寄与しています。

この祝日を分散化することになれば、何がおこるか、まずは、祝日自体が分散化されるため、祝日の日にちなんだ催しなどなかなか開催しにくい状況になります。緑の日などの植樹祭など、多くの人に参加してもらうためは、数回にわけて実施しなければならなくなります。毎回、集まる人も、おそらく、祝日が統一されているときよりは少なくなります。やはり、一度で人数の多いほうが何事でも、結束は高まります。

こうした、フランスやドイツはもとより、世界中でも皆無である、祝日の分散化をわざわざ、意図して、意識して実施しょうとするのには、理由があり、やはり、民主党が推進しようとする日本国解体と密接に関係があります。

しかし、上のアンケート結果をみて、ある程度安心しました。多くの人が結局は、これに反対なんですね。これだけの数の人が、休暇の分散化にはほとんど意味がないとしています。その中には、やはり、祝日の分散化への疑問も含まれているのだと思います。

そうして、この調査の最後のほうでは、

同調査には、「『年次有給休暇の取得を促進することが大前提』というご意見がありますが、あなたはどのように考えますか」という設問があり、これに対しては43%もの人が「その通りだと思う」と回答している。
なお、有給休暇や育児休暇などの取得促進に対する「主なアイデア」としては、「有休、育休、産休の取得率をアップさせるため、各企業に法的に強制力を持たせる」「有休の買取制度の法制化」といったものが寄せられている。
経産省では今回の結果を、休暇取得の分散化を検討するための参考にするとしている

と締めくくっています。まったく、まともな反応だと思います。今の日本の休暇はなにやら、いびつです。有給休暇が取れないので、連休を多くしているというような面があります。これは、本来は、祝日とは全く関係なしに、有給休暇がとれるようになっていればよいのであって、わざわざ、祝日を多くしたり、ましてや祝日の分散化など問題外で本質ではないと思います。

それに、企業側も、もう知識社会に突入した現在考え方を変えるべきだと思います。知識社会においては、所与の仕事をたっぷり時間をかけてこなせばよいなどということはありません。新たな知識を生み出したり、その知識を仕事に適用することが重要なのであって、時間をかけることは本質ではありません。

それに、ドラッカーも、何十年も前に、「現代の経営」という著書の中で以下のように語っています。
今や会社は、社員を会社人間にしておくことが本人のためにも会社のためにも危険でであり、何時までも乳離れできなくさせるおそれがあることを認識すべきである。
そうです、会社で長時間働いていてばかりいて、何か良いアイディアが生まれるとは思えません。無論、プロジェクトなどで、寝食も忘れで働くということなどはあっても良いし、そうでなければ、良い仕事は出来ないと思います。しかし、年がら年中、休みも取らず、長時間働いて、良い仕事はできるとは到底思えません。

しかし、だからといって、祝日の分散化とこの問題とは全く別物です。多くの人が、結局は祝日分散化に反対なのを知って安心しましたが、もっともっと多くの人に、民主党が日本解体を隠れ党是としていることに知って頂きたいと思います。

一昨日は、113歳女性が行方知れずになっていることを掲載しました。現在、日本では家の制度が崩れて、大家族が支え合うというような考えは希薄になりました。それどころか、社会との関係、対人関係が希薄になってしまいました。 この事件は、このことが背景にあることは否めません。

日本国解体法案などが推進されれば、さらに、個人主義的な風潮がさらに加速されることでしょう。そうなってしまえば、このような事件、ますます増えてきます。

そんなことにならないためにも、日本国解体法案には大反対です。さらに、祝日を分散化させる、祝日法改正にも大反対です。その他、日本国解体に関係する諸制度、法律などの導入にはすべて反対します。

それに、日本国解体を隠れ党是とする、民主党には、一刻も早く、国政の座から追放する必要があります。

それから、最後に、おそらく、あのエグザイルも参加した、昨年の天皇即位20周年の式典のあの日を覚えていらっしゃる方も多いと思います。実は、あの日は、自民党のときには、祝日にするはずでした。しかし、民主党政権になってから、祝日にすることは取りやめになりました。全く、陛下に対して非礼なことで、このこと一つとっても、民主党は、日本国の国民の国民感情をかなり損ねました。

私自身は、この天皇陛下に対する民主党の非礼は一生忘れることはないでしょう。こんなことが許容される、今の日本の社会はどこかが狂っています。

天皇陛下におかれましては、天皇陛下即位20周年記念式典において、良い社会を築いて欲しいとのお言葉を賜られました。私も、心の底からそう思います。私たちは、以下のような言葉を本当に心から安心して、大声で当たり前に唱和できる社会を築いていくべきです。


天皇陛下万歳!!

日本国万歳!!

日本国国民万歳!!




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3 件のコメント:

グスタフ@mixi さんのコメント...

祝日の分散化を図っているのは、公務員や旧国鉄系などの労組で、彼らが民主党の後押しをしているんだと思います。

要するに、それらは親方日の丸でやっていた連中と、日本国解体を進める勢力がつるんでいるのではないでしょうか。

祝日分散化よりも、夏休み取得の長期間化や、有給取得率もっとあげるなど、やらねばならないことの論点がズレていますよね。

民主党の「国民の生活が第一」「国民の生活が危ない」はとても空しいですわ。

山田 豊 さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
山田 豊 さんのコメント...

グスタフ様 コメント有難うございます。労組も当然関連していると思います。しかし、日本国解体が推進された場合、彼らにとっても何も良いことはないというこに全く気づいていないのだと思います。愚かなことです。

民主党の国民の生活が一番の中の、国民とは、日本の国民国家の国民ではなく、日本に住む世界市民というのが、本音だと思います。

日本国国民は誰も、そんなことを望んでいないと思います。民主党はそれめがけてものすごい勢いで中国人など意図的に意識的に増やしています。

そのことに多くの日本国の国民は気づいていません。

民主党、いずれ日本国国民の手によって解体するしかないと思います。

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