2007年4月23日月曜日
共同体形成のための事例-映画『硫黄島からの手紙』
上は、硫黄島からの手紙のシーンとインタビューで構成されたカットです。この映画のすごいところは、クリント・イーストウッドというアメリカ人の監督が製作にたずさわっているということです。出演しているのは、ほとんどが日本人です。アメリカの映画、しかも戦争映画でここまで日本人を正面きって撮影しているものはこれが初めてのことでしょう。クリント・イーストウッド氏は、語っています。「昔から、国家のエゴにより命を失うのは一般の市民であり、そのことを描きたかった」と。アメリカでもこの映画の評判は上々だったようです。
アメリカの人も日本人の映像をみて、アメリカ人も日本人もいくら人種や考え方が違っていたとしても、同じように悲惨な目あった経験を共有できることがわかったのではないでしょうか。特に、アメリカでは、イラクの問題や同時多発テロのこともあり、身につまされたのではないでしょうか。
このような映画は言葉や文化の壁を超えて、多くの人々の考え方や、理想に対して影響を与え、共通の理念を持つために大きく寄与するものと考えます。そうして、グローバルな共同体を構築するため、価値観の共有に寄与できるものと考えます。みなさんはどう考えますか。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
【中国の南シナ海軍事要塞の価値は500億ドル超】ハワイの米軍施設を超えるか、米シンクタンクが試算―【私の論評】米国の南シナ海戦略:ルトワック氏の爆弾発言と軍事的優位性の維持の意思
【中国の南シナ海軍事要塞の価値は500億ドル超】ハワイの米軍施設を超えるか、米シンクタンクが試算 岡崎研究所 まとめ 中国の軍事施設の価値増加 : 海南島や南シナ海の軍事インフラの価値は20年以上で3倍以上に増加し、2022年には500億ドルを超える。 楡林海軍基地の重要性 ...
-
海自護衛艦「さざなみ」が台湾海峡を初通過、岸田首相が派遣指示…軍事的威圧強める中国をけん制 まとめ 海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が台湾海峡を初めて通過し、オーストラリアやニュージーランドの艦艇も同行した。 中国軍は日本周辺での軍事活動を活発化させており、情報収集機による領空侵犯...
-
ウイグル弾圧、習主席らの関与示す「新疆文書」が流出―【私の論評】 習近平来日に賛成する政治家や官僚、識者、マスコミ関係者等がいれば、それはまさしく「国賊」!日本は三度目の間違いを繰り返すな(゚д゚)!ウイグル弾圧、習主席らの関与示す「新疆文書」が流出 習近平と李克強 習近平 国家主席をはじめとする中国の指導者たちが、同国の少数民族ウイグル族の弾圧に関与していることを示す文書の写しが、このほど新たに公表された。 この文書は、ウイグル族に対する人権侵害を調べているイギリスの独立...
0 件のコメント:
コメントを投稿