上は、宮崎正弘さんが解説する中国経済に関する公演内容の動画。
私のブログでは、過去に「中国分裂の筋書」を10回にわたって掲載してきました。この連載をするにあたって、さまざまな文献などを漁りました。アメリカのファンドのアナリストの見解とか、日本のそれとか、それにもとづく自分での考察とか、日本内外のブログやサイトに掲載されていることなど種々様々です。
しかし、何もそんなに幅広く調べなくても、日本でテレビに出ている情報からでもかなり容易に推測できることが判りました。確かに、このブログの中でも、中国本土で経験した内容も盛り込まれていましたが、それを抜きにしても、かなりおかしいということは容易に類推できます。ただし、北京オリンピック前は、中国の経済は大丈夫だと言われていたというくだりには限界を感じてしまいます。しかし、日本の普通の家の茶の間からでも中国経済の危うさを類推できることには、一種の感銘すら受けました。テレビを見るにしても、時系列順にいろいろ分析し、検討すれば、かなりの部分が明らかになります。中国の茶の間からは、考えられないことだと思います。
そういった意味では、素晴らしい、内容の動画だと思います。是非ご覧になってください。あるコンサルタントが情報源がテレビだけと言っていたのがわかるような気がします。要するに知恵の使い方だと思います。
以下にこのブログに掲載された中国関連の記事を掲載します。反転文字列をクリックしていただければ、当該ブログに飛びます。
■中国ゼリー層-明日の中国を牽引する原動力となるか?
■チャイナ・アート・バブルにも冷めた見方のできる中国ゼリー世代?
■中国分裂の筋書き−(その10)パクスマリーナが拓く世界の平和と大繁栄
■中国分裂の筋書き−(その9)日本の対応は?
■中国分裂の筋書き−(その8)迫られる中国の選択
■中国分裂の筋書き−(その7)忘れてはいけない中国の不良債権
■中国分裂の筋書き−(その6)現代中国の混乱ぶりを現す動画の数々
■中国分裂の筋書き−(その5)他の人達はどう思っているのか?
■中国分裂の筋書き−(その4)毛沢東を統合の象徴にすることができない中国中央政府の苦悩
■中国分裂の筋書き−(その3)中国バブルの真実
■中国分裂の筋書−(その2)革命でもなければ現代中国は変わらない
■中国分裂の筋書−(その1)繰り返される歴史
■中国"義歯"から鉛「安全に問題」
■中国産原料を使ったヘパリン製剤で自主回収へ・・・・米国では死者21名
■世界一人当たりのGDP(国内総生産)と、一人当たり資産−これでも中国は経済大国か?
■南京虐殺記念館に対する日本政府の申し入れに関して考えた、中国のお家事情
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