私のブログでは、ご存知のように地球温暖化二酸化炭素説は完全に否定しています。否定するには、否定するだけのわけがあります。それは、過去の論文など読んで、どう考えでみても、地球温暖化二酸化炭素説にはかなり無理があったからです。
しかし、最近の私のブログでは、地球温暖化二酸化炭素説に関しては全く議論の余地すらないということで、地球温暖化二酸化炭素説そのものに関してたとえコメントをいただいても、それに返答をする気はないなどと書いたりしています。
昨年までは、いろいろ物証のようなものも掲載していましたが、最近は、自分の中であまりに当たり前になっていたので少し不親切だったかもしれません。自分自身も3年前くらいまで、地球温暖化二酸化炭素説に関しては、半信半疑というところで、それから自分の頭を使って、本格的に調べてみたら、完全に虚偽であるということに確証を得たという経緯もあります。
現状で、たとえば、NHKのような公共放送ですら、「地球温暖化二酸化炭素説」を何の疑問も呈しないで放映しているとか、その中には、有名な宇宙飛行士の毛利衛さんもコメンテーターとして参加していたりして、多くの人が惑わされてもいたしかたない面もあると思います。(毛利さんに関しては、私の大学の先輩でもあり学部まで同じで、しかも人格者ということですし、私自身も尊敬していることから、あまり非難はしたくないのですが、おそらく、うまく利用されているのだと思います)
こういった背景から、本日は地球温暖化二酸化炭素説の反証を久しぶりにあげてみます。
最近の事例から
■地球温暖化は太陽の活動周期によるもの、人為的ではない?=NASA発表
今月4日、米科学誌デイリーテック(Daily Tech)によりますと、NASAゴダード宇宙飛行センターが、地球温暖化の影響は、人間活動によるCO2の排出などとは関係なく、太陽周期の変動が、地球の気候に大きく関係するとの研究を発表しました。
詳細は以下のURLをご覧ください(英文)。
http://www.dailytech.com/NASA+Study+Acknowledges+Solar+Cycle+Not+Man+Responsible+for+Past+Warming/article15310.htm
研究では、太陽は11年周期で運行しており、その周期のピーク時に黒点付近で生じる活動が活発になると、地球は太陽から発せられた熱を大いに受け、地球の気候に変化をもたらすといいます。
同センター気候研究者のロバート・カラハン氏は「今現在、地球は大きな氷河期と氷河期の中間期にある」とし、またコロラド大学太陽科学研究者のトーマス・ウッド氏は、太陽周期により約0.1度の地球温度の影響があり、もっとも太陽活動が活発なときに地球は温められ、最低期に冷やされるといいます。
これに関しては、非常に画期的な発表だったと思います。なぜなら現代のマスコミなどの地球温暖化二酸化炭素説を大々的に取り上げるようになったきっかけを作ったのは、1981年、NASAゴダード宇宙飛行センターの大気学者、ジェームズ・ハンセン(現所長)らが科学専門誌「サイエンス」に発表した1篇の論文であったからです。
NASAでは、数年前から地球温暖化二酸化炭素説に関しては、かなり疑念を抱いていたようで。今回は、いろいろな面からみて確証をつかんだため、ジェームズ・ハンセン所長も反対できなかったものと思います。
なお、ジェームス・ハンセン所長に関しては、非常に興味深いブログ記事を発見しましたので、是非こちらもご覧になってください。
http://meinesache.seesaa.net/article/122182787.html?reload=2009-06-29T11:05:58
■米陸軍の主任科学者:地球温暖化の原因は「太陽」
米陸軍が、気候変動は人間に起因するものではないという主張をかかげて、地球温暖化をめぐる論争に加わりました。(2008年6月)
米陸軍研究局のBruce West博士は、「地球表面の平均温度の変化に直接関係しているのは……短期的な太陽放射の統計的変動と、より長期的な太陽の活動周期だ」と主張しています。
『地球温暖化:フィクションの真実』(Global Warming: Fact of Fiction [原文ノママ])という題されたブロガー向けの懇談会の一環として、West博士を交えた電話会議が、陸軍の広報担当者によって催された。この会議のテーマは「地球温暖化の原因および地球温暖化が、一部の科学者やメディアがたびたび示唆している原因によって生じているのではないとも考えられる理由」というものです
陸軍研究局で数学および情報科学局の主任科学者を務めるWest博士は、『Physics Today』誌の2008年3月号に、「太陽の不安定な変動」が地球の複雑な生態系に関連していると書いている。こうした地球と太陽の関係性が、地球温度を上昇させる要因だとしていいます。
地球温暖化二酸化炭素説には無理がありすぎる
マスコミなどでは、最近環境問題=地球温暖化二酸化炭素説というような、報道の仕方が多く、多くの人々も、そのように思っているようです。しかし、二酸化炭素説は、虚偽でもありますし、虚偽でないとしても、環境問題のなかのほんの小さな一トピックスにすぎません。
環境問題には、そのほかにも大きな分野がたくさんあります。食糧問題、大気汚染対策、水質汚染対策、省エネルーギー対策、代替エネルギー対策、森林保護対策(日本では、森林伐採、間伐の再開対策)など多くの問題があります。これらは、どれ一つとっても遠大なものです。二酸化炭素説などにかまけている余裕などありません。
それに、昨日のアメリカの温暖化法案の下院通貨に関しても書いたことですが、特に二酸化炭素排出権取引には相当無理があります。これを積極的に実施し会社単位で実施することになり、リスク分散のための証券化など積極的に行われれば、排出権取引商品そのものがサブ・プライムローンよりも、低劣なデリバティブ商品であることにはかわりありません。いずれ、破綻して金融危機の二の舞になることでしよう。
日本がハンガリーの排出権を買い取るなど、国単位でのものなら、排出権というシステムに名を借りた、国際援助と考えれば、良いのかもしれませんが、この取引は現在も、そうして将来にわたって何の富も生み出すものではないので、ハンガリーがこの資金を賢いことに使えば、そうでもないでしょぅが、わけのわからぬ、二酸化炭素貯留施設などに使うことになればハンガリーにとってもよくないことになります。それに、昔からあぶく銭という言葉があるので、何も用益を提供せずに、得られる資金など碌なことはないでしょう。結局はハンガリー自身も疲弊することになると思います。
日本では、大証で、企業間でも取引できる、排出権取引市場をつくろうという動きがあるようですが、私は上のような経緯から大反対です。皆さんの会社でも、取引は絶対に行うべきではありません。行えば、長い目でみれば会社は衰退します。おそらく、最初の市場創設から5年間くらいは魅力的な市場と見えるかもしれませんが、これは、サブプライム・ローンと同じ罠です。EUや中国はこの罠を最大限に利用しようと、虎視眈々と狙っていますが、そんなことをしているうちに、自分たちが自沈します。10年後くらいには間違いなく破綻し、今回の金融危機をしのぐ、超金融危機となります。
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