2007年10月14日日曜日

テレグラス-普及するか?


【10月14日 AFP】増永眼鏡(Masunaga)とスカラ(Scalar)が共同開発した眼鏡型の映像ディスプレー「テレグラス(Teleglass T4-N)」が大きな反響を呼んでいる。2メートル先の45インチディスプレーに相当する大画面は640×480ドット(約31万画素)の高解像度を実現した。重量はわずか50グラム。小売価格は12万8000円。(c)AFP

もう十数年前くらい前でしたか、ソニーでもこようなもの開発してテレビでコマーシャルをしていました。確か、数メートル先に50インチディスプレーに相当する画面が見えるという触れ込みだったと思います。結局普及しませんでした。

なぜ、普及しなかったかということ、もう一度良く考えてみると、やはり目が塞がれると、それに専念しなければならないこと。戸外で使うとしてら、電車など長時間乗るときくらいに限られることなどが原因だったと思います。家で使うなら、やはり大きなディスプレーで見たほうが良いに決まっています。

ただし、現在は当時とは違い相当環境も変わっています。一番変わったのはAV機器の小型化です。特にi-podのような小型のAV機器が出てきたことなどがあげられます。私自身、小さなパソコンを持っていますが、画面7インチで小さいです。小さくて持ち運びには便利なのですが、画面が小さくて見難いときがあり、そんなときは、大型ディスプレイにつなぎます。それでは、ディスクトップ型と同じことになってしまいます。そんなときに、便利だと思います。ソニーが発売した頃だと、AV機器ある程度の大きさのものしかなかったと思います。これだと折角テレグラスが小さくて軽量だとしても、家の中での使用に限られてしまいます。車に乗せればいいという考えもあるかもしれませんが、テレグラスをつけて車の運転はできず、やはり使う場所が限られてしまいます。

さて、この製品今後どうなるのでしょうか?私としては、今の解像度だとまだ手を出したくありません。最低800×600、できれば、1200×700くらいは欲しいところです。あと、欲張りな機能として、できれば画像が映っていないときは、メガネが素通しになってメガネをはずさなくても周囲が見れるようになっていことと、画像を写していても片方だけ素通しにできるなるようになっていれば、使用する用途が広がると思います。今のままでは、かつてのソニーの商品と同じような運命をたどるような気がします。開発元さん、頑張ってください。こんなこと書いていますが、私は本当はあのソニーの製品、買おうか買うまいか一時非常に迷いました。それだけ魅力はあると思います。

2007年10月13日土曜日

セブン-イレブン:弁当の包装簡易化でコスト削減-コスト削減につながらないものは環境問題に寄与しない?!

上は、セブンイレブンで販売した、鰻蒲焼弁当。値段も味もお手ごろなのだが、過剰包装で、ラップをはがすのが大変だった。このラップ、取り扱いも面倒だし、はがすのは一苦労だった。はがしているうちに、お弁当の中身がかたよったりしたこともあった。

セブン-イレブン・ジャパンは10日、弁当の包装を簡易化し、プラスチック原料を年間約570トン削減すると発表した。環境への配慮の一環で、全店で1年間に使用するレジ袋の約5%を削減する効果があるといいます。

現在はラップで弁当を包んでいるが、ふたと受け皿の数カ所をテープで止める方式にするそうです。異物が混入しないよう、容器を変えテープも改善したそうです。11月から実施し、順次、対象店舗を広げ、来年2月までに全1万1837店で導入します。08年3月以降は総菜などにも拡大します。

原油高でプラスチック類が高騰しているため、年間数億円の経費削減も見込まれる。同社は「弁当の中身もより鮮明になり、選びやすくなる」と話しています。

毎日新聞 2007年10月10日 20時29分

なおセブン-イレブンでは、店舗建設時に発生する資材梱包材などのごみを減らすために、2002年11月から断熱パネルの簡易梱包を開始しました。さら に、2003年7月からは内装材についても簡易包装とし、2006年2月28日時点で1,140店舗の建設に適用。644,100m2分の梱包材を削減しました。

一般梱包の断熱パネルと簡易梱包の断熱パネルの比較図  
セブンイレブンのサイトより。

セブンイレブン、着々と環境問題に関して手を打っています。セブンイレブンのやり方をみていると、環境問題に対して、コスト削減という観点から取組んでいることがわかります。確かに上の二つの方法、長い目でみれば、間違いなくコスト削減につながります。

私は、長い目で見て、コスト削減にならないようであれば、本当の意味では環境問題の対策にはならないのではないかと思っています。たとえばある大手宅配ピザチェーンでは、「MOTTAINAI」運動として、北海道のダム工事で掘り出された土を店頭で配ったり、ビニール袋の代わりに風呂敷を売ってみたりしたり、紙のピザボックスに「MOTTAINAI」の標語を印刷して、3Rの説明をしたりしても、効果があるとは思えません。

やはり、セブンイレブンのように、誰もがその効果を理解できるようなものでなければ、結局はモノにならないと思います。

このブログに以前も紹介したように、ピザテンフォーの紙のピザボックスそのものをなくす運動などは、その効果がはっきりと誰にでも理解できます。長期的には、間違いなくコスト削減につながります。

ピザテンフォーでは、すべての店舗にジェットタオル(温風で手を乾かすための装置)を装備し、手洗い後の紙タオルを使わないようにしています。これも、初期投資はかかりますが、もうすでにコスト削減につながっています。

無論当面の間は、コスト削減につながらないものもあるかもしれません。しかし植林でさえ、50年もたてば、私たちに恵みをもたらしてくれます。少なくとも50年単位でみて、全くコスト削減につながらないように思えるものは、本物ではないような気がします。

なお、これ以前にこのブログに掲載した環境問題に関する記事につきましては、以下のURLからご覧になれます。

http://yutakarlson.blogspot.com/2007/10/blog-post_05.html

2007年10月12日金曜日

ピザテンフォー誕生祭-今月いっぱいチャナも欲しがるMサイズピザ全品20%引き

ピザテンフォーは10月4日を持ちまして、創業から19年となりました。20年目を目指してまた皆様のご支援をいただけますよう努力して参ります。
以前にもお知らせしたとおり、ビザテンフォー今月いっぱいMサイズピザ全品20%引きです。これを機会に是非今まで、食べたことのない商品もご注文ください。テンフォーすべての商品自信作です。ひょっとしたら、新たな食感に出会えるかもしれません。よろしくお願いします。上の写真はジャーマンシェパードのチャナです。本部専属スタッフです。よろしくお願いいたします!

「誕生祭」ブログキャンペーンも、今月末まで実施しています。ふるってご応募ください。

2007年10月11日木曜日

日本酒輸出量伸びる-フランス人を絶句させる日本酒の実力!?


【10月8日 AFP】(一部訂正)日本酒の輸出量は2006年、1000万リットルを超えた。日本酒の輸入量世界11位のフランスでは、日本酒がボルドー(Bordeaux)の赤ワインやシャンパーニュなどフランスの高級ワインと並び、その知名度を上げ始めている。(c)AFP

さて、日本酒ですが、これには思い出があります。大学時代にフランス人の留学生の友人がいましたが、彼を居酒屋さんに飲みに連れて行ったときのことです。彼から、二つの質問があり、私の答えに彼は絶句していました。

【その1】日本酒はいつが飲み頃ですか?

【その1の私の答え】出来立てです。(フランス人、「ええ!ワインは何年か寝かせないとならないのに!」といったまま絶句。)

【その2】生牡蠣には、〇〇の××(何処産のなんだったか失念)の白ワインがあうが、日本のはどの酒が生牡蠣に合いますか?

【その2の私の答え】日本酒ならほぼ、どれでも合います。ほぼ、すべての日本酒が生牡蠣の生臭さを消してくれて、美味しくいただけます。(フランス人に実際に日本酒と生牡蠣を味合わせながら、彼は「美味しい!!」といってその後は絶句でした。彼は、〇〇の××のワイン以外は、絶対に生牡蠣に合わないという認識を持っていたようですが、日本の普通の酒がその常識を覆したようです。

とにかく、最近外国にも日本の食文化が行き渡っているには驚きます。一昨日「パーフェクト・ストレンジャー」を観に行ったという話しを掲載しましたが、あの中にも日本食が出てきました。まず、御鮨の出前を食べているシーン。朝にいり卵を朱塗りのお箸で食べているシーン。ブルースウィルスが、オチョコで、日本酒を飲んでいるシーンなどです。美味しいものに国境はないんですね。日本人が美味しいと思ったものは世界にも通用するのだと思います。いまやフランスのシェフが昆布で出汁(だし)をとる時代ですから。でも、これも珍しいことではないのか、私たちが知っているフランス料理そのものが、江戸時代にすでに和食の影響を受けているのですから。

2007年10月10日水曜日

環境問題を扱うサイトの紹介-dekirukoto.net











私のブログには、環境問題に関して掲載していて、環境問題を取り扱うサイトも良く見ます。そのなかから、有益であるとか、面白いと思った「環境問題」を取り扱うサイトのご紹介をさせていただきます。本日は
その第一回目として
dekirukoto.netを紹介させていただきます。このサイトの趣旨、「地球環境を守る為に日頃からできることはないだろうか?そんな想いで「dekirukoto.net」を開設しました!」だそうで、環境問題について、最新の説を掲載して説明するとか、政治の問題などではなく、日々生活していく上で実施できる環境に優しい事柄を掲載しています。環境問題をより身近な視点で捉えるために、有効なサイトだと思います。更新率も高いです。

このサイト実は4つあるらしいです。上の4人でそれぞれ、運用しているようです。私は写真一番右の吉野香織さんのサイトにときどき寄らせていただいています。本日は、「ダッシュで入浴する場合・・・」という内容が記されていました。15分以内のシャワーだと、湯船にお湯をはって入るよりも節約になるそうです。

このサイトでは、ピザテンフォーの紙のピザボックスをなくす活動も掲載していただきました。このブログ「Funny Restaurnt - 犬とレストランとイタリア料理」では、「dekirukoto.net」を応援しています。


■吉野香織さん略歴■
1980年生れ 大阪府出身
【モデル→女優】
活動歴
神戸女学院大学在学中にミスキャンパスとなり写真集デビュー。
卒業後、モデル活動を開始。ウェディングショー、雑誌モデル等で活躍し、オデッセイコミュニケーションズ年間広告キャラクターをはじめアイペットクラブ(ペット保険)の年間広告キャラクターなどTVCMで活躍。

2007年10月9日火曜日

映画「パーフェクト・ストレンジャー」観ました。


上は、パーフェクト・ストレンジャーの予告編の動画です。

映画、「パーフェクト・ストレンジャー」を観ました。ハル・ベリーとブルース・ウィリスがでています。まあ、結論から言うと、「いまいち」というのが正直な感想です。でも、ハル・ベリーのスタイルあいかわらず、すばらしかったです。

ハル・ベリーは、ケビン・コスナーと「ボデイガード」という映画で共演していましたが、「ケビン・コスナー」主演の映画で、名前は忘れてしまったのですが、リメイクもののスパイもので、軍隊の中に逆スパイがいるというストーリーで、何とその逆スパイは、ケビン・コスナー自身だったというのがあったので、それを思い出してから、観たので、映画の1/3くらいのところで、犯人は誰だかわかってしまいましまた。だから、予告編でラスト7分11秒まで真犯人が判らないなというのは、私にはあてはまりませんでした。

おっと、あまりストーリーなど話すと、せっかくの楽しみがなくなってしまいますね。もうこの辺にしておきます。でも、ここまで書いてしまったら、真犯人は誰か判ってしまいますね。すみません。



2007年10月8日月曜日

「老化防止ピザ」で論争


上は、バチカン市国のローマ法王を警護するスイスの衛兵隊結成500周年記念の動画。この式典の宴席で、ローマ法王ベネディクト16世は、「老化防止ピザ」を食したとされている。

少し古いニュース(8月)ですが、「ピザ、アンチエイジング」というキーワードで検索していたら、偶然このニュースを発見しました。面白い内容なので、ここに掲載します。

イタリア南部で、栄養学者が作った「老化防止ピザ」をめぐって論争が起こっています。「ピザ純粋主義者」からは国民食への冒とくだとの声があがっています。

8月13日付のイタリア、スタンパ(La Stampa)紙によると「primula」と名付けられたこのピザは、全粒小麦粉などを原料としているため、通常のピザの3倍の食物繊維と多くのマグネシウム、鉄分を含んでいるといいます。さらに、このピザはトマト、ハナダイコン、ニンニク、ズッキーニ、バジル、マッシュルーム、ニンジン、ホウレンソウなど少なくとも8種類の野菜を使うことによって、老化防止の抗酸化作用があるとされています。

このピザの調理法は、ナポリ大学(University of Naples)の栄養学と生化学が専門のEugenio Luigi Iorio氏と、レストラン「La Fabbrica dei Sapori」の経営者Cosimo Mogavero氏によって考案されました。

同紙によるとローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)もこの「老化防止ピザ」がお気に入りで、バチカン市国の衛兵のためのパーティーでもMogavero氏の手によるこのピザを食べていたといいます。
しかし、「真のナポリピッツァ協会(True Neapolitan Pizza Association)」などがこのピザを批判している。同協会は全粒小麦粉を使用することで、ナポリピザ特有の生地ができないと主張している。


「真のナポリピッツァ協会」は以前にも、イタリアではよく見かけるピザの切り売りにも批判を行ったことのあるピザの正統性を重んじる組織です。

しかし、この「真ナポリピッツア協会」もし、テンフォーのピザを見たら、びっくり仰天すると思います。過去には、海草ピザ、味噌ソースなども開発して販売していたテンフォーです。現在のものを見てもびっくり仰天するものもあるでしょう。しかし、もともとテンフォーの基本コンセプトは、「日本の家族のピザ」ということでしたから、日本人にあったピザを開発してきました。過去には、金平ゴボウをトッピングしたピザまでありました。 おそらく、保守的な彼らからすれば、テンフォーのほとんどのピザは、ピザとは呼べないでしょう。いや、それどころか宅配ピザのほとんどは彼らの価値基準からすれば、ピザとはいえないかもしれません。

この「真のナポリピッツァ」という組織もつまらない組織だと思います。大体、ピザは近代になって、いわゆる現在の原型ができたものであり、伝統も浅いものです。大昔は、貧乏人がありあわせのものを、生地の上にのせて食べたものであり、金持ちや聖職者なども見向きもしない食べ物でした。いつまでも、過去の様式、それもさほど伝統もない過去に、こだわり続けるのは愚かです。すべからく、ビジネスにおける食べ物は、基本の徹底と変化への適応というのが常識だと思います。

これからもピザテンフォーは、いつまでも変わらないといわれるために、変わり続けていくでしょう。


2007年10月7日日曜日

沢尻エリカは悪くない!?-日本の常識は世界の非常識!


上は、沢尻エリカ、プッツンの理由はメイクが間に合わなかったからというテレビの動画

映画「クローズド・ノート」の初日舞台あいさつでの不機嫌な態度が波紋を呼んでいる女優、歌手として活躍中の沢尻エリカさんが、10月4日放送のテレビ朝日「スーパーモーニング」のインタビューで泣き崩れながら反省し、謝罪しました。沢尻エリカさんはスーパーモーニングで謝罪する前に、10月2日に公式ホームページで「諸悪の根源は全て私にあるもので、それを踏まえた上で、責任を取る考えです」と謝罪していました。

さて、この大騒ぎ日本国内では、沢尻エリカさん自身の非常識ばかりが強調されていますが、日本の非常識も認識する必要があるのではないかと思います。

まず、いわゆる芸能人の社会的位置づけですが、これはヨーロッパでは、現在でも相当低いです。良い悪いは別にして、フランスやイギリスなどの階級社会の国で、一国の宰相(総理大臣など)の息子が芸能人になるようなことはまずあり得ません。もしそんなことがあれば、親の方は子供を実質上絶縁するでしょう。

アメリカでは、あまり芸能人の社会的地位は低くはないように見えますが、やはりいわゆる芸能人の経歴を持っている人はエスタブリッシュメント(支配階層)の仲間入りはできないでしょう。レーガンや、シュワルツェネッガーでも、俳優は実質上辞めて、実業家としての力量を発揮したため、政界入りできたのであり、俳優のままでは政治家になることはできなかったでしょう。

これは、私がそれに賛成するとか、反対という価値観の問題はありません。事実がそうだから、そう述べているだけです。いや、日本だって一昔前(約60年以上前)までは、芸能人は賎しい仕事であるとされた時代がありました。良家の子女が、芸能人になるということは、良家からはじき出ることを意味していました。

前にこのような話をある方に話をしていたら、「じゃ。ビートルズはどうなるんですか」という話をされていました。確かにビートルズは金持ちになり、サーの称号は得ていますが、では彼らの身分がイギリス国内で本当に高いのか低いのは別問題です。たとえば、彼らがロンドンのシティー(金融街)に入って働いたり、会社を起こせるかというと、おそらく永遠に無理でしょうという話をしたことがあります。

イギリスで、労働者の子供が偉くなるには、今でも僧侶になるか大学の教授になるくらいのもので、その他の道はほとんどないと言っても過言ではありせん。そんな社会において、芸能人の社会的地位が低いのは当然のことです。無論、社会的地位とは、お金持ちか、貧乏かとか、有名であるかないか、とか上品か下品かということではありません。社会階層の上下を示します。

日本以外の国では、多かれ少なかれ、階層社会ですから、日本の常識は通用しません。芸能人の社会的地位は低いというのが、一般通念です。日本でも、一昔前は芸能人を称して「カワラコジキと同等」と見下げられた時期もありました。

インドにおいては、今でも職業の貴賎ははっきりしており、インドで商売をしようとしたら、日本感覚で相手にしゃべると、商売はうまくいかないようです。日本であれば、自分が頑張れば、自分の先祖が何の仕事をやっていてもほとんど関係ありませんが、インドでは、場合によっては、自分の父方が労働者出身などという言い方をすると、それだけで商売がうまくいかない場合があるそうです。できれは、身分が高いように言った方が、良いそうです。

インドで商売をし始めたある人は自分の父親が普通の大工の親方であったのですが、神社仏閣の修理も行っていたので、「自分の父親は日本の神聖な神社仏閣を守る神聖な宮大工の長だ」と言ったところ、商売相手の理解やコミュニケーションが深まり成功したそうです。誤解を避けるために繰り返し言っておきますが、私は、インドのカースト制(身分制度)が、正しいとか間違いであるかの価値判断を言うつもりはありません。実体としてそうなっているのを述べているだけです。

こういう、職業の貴賎の観念については、もう日本の国にはなくなっています。現代アメリカでもあまりないように見えますが、最近のアンケートで尊敬する職業とは、1位は、消防士で、2位は学校の先生でした。正確に思い出すことはできませんが、芸能人と答えた人はいなかったのではないかと思います。あったとしても印象に残らない程下位だったのだと思います。アメリカでは、一番最低の仕事は何かと問われて「ハンバーガー屋でハンバーガーを焼く仕事」とはっきり答える人も少なくありません。

今の日本、日本以外の国のように、職業の貴賎感がないこと、さらには、平等主義が行き届いていることは結構なのですが、やはり芸能人というものは、普通の人の生き方とは違い、芸能人の間での常識は、それ以外の生き方をしてる人の常識とは異なること、さらには、いわゆる芸能人とは、芸能人以外の人を楽しませるために存在しているのであり、それが芸能人の存在価値であるということを忘れてはならないと思います。これは、まともな商売人がお客さまを大事にするのと同じことだと思います。

こうした感覚が薄れてきて、非常識な芸能人が一般の人に向かって人生訓を垂れてみたり、オピニオンリーダー的なことを言ってみたり、政治の問題に口を挟んでみたり、あるいは芸能人を一般の人が甘やかすような風潮があったり、芸能人ばかりの問題ではなく、芸能人のような学者、弁護士、医師、政治家などがでてきています。このように、芸能人の世界と一般社会の常識の違いが不鮮明になったため、沢尻エリカさんのような芸能人が出てくるようになったのかもしれません。

芸能界の批判ばかり書いてしまいましたが、良識的な芸能人もいます。特に伝統と格式に培われた歌舞伎の世界の人々を思い出していただきたいと思います。私は歌舞伎界のことをすべて知っているわけではないので、ひょっとして例外はあるかもしれませんが、この世界の人々で、一般の人の向かって人生訓を垂れてみたり、オピニオンリーダー的なことを言ってみたり、政治の問題に口を挟んで見たりするような人、私の知る限り存在しません。いつも節度を保って一般の人と接していると思います。このように一部の例外を除いて日本の芸能界に関する常識は世界に通用しません。日本以外の国では、考えられないことです。

2007年10月6日土曜日

ピザボックスをなくすと、どのくらいCO2が削減できるの?


上は、チームマイナス6%運動で、推奨す「6っのアクション」。私は、何のことはない昔からお袋に言われ、今も言われていることなのだが・・・・・・・・・。

私は、地球温暖化の要因にCO2説に対しては、懐疑的なのですが、世の中の趨勢として、CO2で表示しているので、ここではCO2による試算をしてみます。

その前に、皆さんここでクイズを出します。

Q.10kgの新聞紙を燃やした時に出る二酸化炭素は何kg? 

 答えはA 1kg B 15kgのどちらでしょうか?

A.正解は・・・Bの15kgです。

何故か。炭素(C)(新聞などの紙は、99.9%が炭素)を燃やすためには酸素(H2)が必要です。化学式H-C-Hになるので質量が1.5倍になる。よって、10kgの新聞紙を燃やすと15kgの二酸化炭素が出るのです。

この計算方式で、ピザテンフォーのピザボックスを全店で廃止した場合、一体1年間でどのくらいCO2を削減できるか、試算してみました。その概算結果は、何と520トンでした。これほど膨大になるとは思いませんでした。

前回お話をしたように、ピザボックスをなくすことに関しては、好意的な方も多いです。本当に、ピザの箱を始末するのは皆さん大変なようで、しかも、ゴミ袋はただではなく、ゴミ袋の使用頻度も減らし、一般家庭でも経費節減となります。さらに、今回の試算結果をみると、より一層、紙のピザボックスをなくす試みは、正しいことであると確信できました。

2007年10月5日金曜日

地球温暖化-環境問題のコメント活動について


上は、環境問題の裏に関する動画です。

この文章の最後のほうに、このブログに掲載した、環境問題に関連したもののURLをまとめて、掲載してあります。そちらの方を先にご覧になりたい方は、最後の方を最初にご覧ください。


最近、ピザテンフォーが、紙のピザボックスをなくす試みを行っていることを筆頭に、環境問題についての記事内容を多く掲載しています。これらの記事を読んでいただくために、数多くのブログにアクセスして、コメントをしてさらに、このブログの環境問題に関するURLも書き込むということを行ってきました。これは無論『(株)オーディンフーズ』の環境についての取り組みを広く知っていただくことと、環境問題についてまだ実行されていないが、実行すれば相当の効果をあげられるということを皆さんに知っていただき、最近マスコミで煽られている環境問題の危機に対処する方法は、いくらでもあることを知っていただきたかったからです。
このコメント活動、最初はどうなるかと思っておっかなびっくりで実施したところもあったのですが、思ったより、はるかに多くの人に環境問題に関するこのブログの記事を読んでいただくことができました。
こうした、活動の中で気がついたことを書いておきます。

(1)環境問題、特に地球温暖化問題は、かなり一般の人々に認知されており、ブログにも日々相当数書かれています。ちなみにテクノラティというブログ検索用のサイトで検索してみると、ヒット数は10万を超えています。特に、今年の9月は例年よりも熱かったためか、まるで「地球温暖化」は挨拶のようにブログの中に用いられていました。マスコミでもかなり頻繁に取り扱われています。さらには、全国的に映画やイベントなど多数開催されていることがわかりました。モー娘を起用して、地球温暖化に関するイベントがあるくらいです。私たちが学生だった頃、まだ地球温暖化などという格好の良い言葉なく、「温室効果」などと呼んでいたときとは、隔世の感があります。

(2)ピザテンフォーが、紙のピザボックスをなくすことをコメントすると、非常に関心と好感を持っていただくことができ、数多くの方からアクセスしていただくことができました。書き込んだコメントを削除される方は、全体の1割未満でした。何が原因かわかりませんが、反感をもったりする人もいましたが、そのような人も数えるほどです。

(3)紙のピザボックス、多くの方にとって、結構負担になっていることが、判りました。特に、多くの都市で、ピザボックスは油などで汚れるため、資源ごみとしてだすことはできません。そのため、紙を小さくハサミで細かく切ってゴミに出すなどしており、相当手間がかかっています。この手間と、お皿のピザを受取るのでは、はるかにお皿のピザの方が楽であると考えられます。

(4)地球温暖化CO2説に関して、少数ながら、かなり懐疑的な人が多いことが理解できました。特に、森林・土壌の保護とか、有害物質を出さないこと、資源の有効利用などが環境保護の本命であるはずなのに、いつの間にかCO2削減と議論や実行動が入れ替わっている。いつの間にかCO2削減が目的になっていることに疑念を感じる人が多い。

(5)バイオ燃料に関して、懐疑的な人が少数ながら存在します。特に、食料品の値上がりにつながる、バイオ燃料製造には、抵抗感があるようです。人間にとって、食料が一番重要なのであって、その食料を犠牲にしてまで、バイオ燃料を製造する必要があるのでしょうか?私も疑問です。ただし、天ぷら油の廃油などの再利用はどんどん推進すべきと考えます。

(6)ブログに地球温暖化や、環境問題について書き込む人には、大まかにいうと二通り存在します。その一つは、ブログのタイトルそのものに「環境、地球温暖化、エコ」などと直接環境問題に関する、言葉を盛り込むか、そうではなくても、いわゆる環境問題専用のブログとして、さかんにいろいろなところから、資料を集めてきて日々コピペをしている人々のタイプです。
もう一つは、ブログを環境問題専用とはせず、他の話題の中に織り交ぜたり、たまに地球温暖化の問題などを掲載する人々のタイプ。自分が体験したことや、自分の考えをもとに書き込みをしています。
これは私の独断と偏見なのかもしれませんが、どちらかというと、後者のタイプに好感がもてました。前者にも、好感を持てる人も少なからずいたのですが、どうも一昔前の言い方でいうと、日々コピペタイプの人にはプロパガンダに弱い人が多いような気がします。

さて、最後にこのブログに掲載された、現在までの環境問題に関するURLを以下にまとめておきます。

【1】ピザテンフォーが紙のピザボックスをなくす活動を最初にお知らせしたものです。このころは、会社の業務の一端として紹介したもので、あまり環境問題を意識したものではありません。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/07/blog-post_02.html

【2】いわゆる「MOTTAINAI」の観点から、ピザテンフォーの紙のピザボックスをなくす試みを伝えたもの。MOTTANAIの歌の動画もお楽しみいただけます。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/08/mottainai.html

【3】これも、「MOTTAINAI」という観点から、ピザボックスをなくす試みを伝えていますが、実際に1,000枚のピザが消費される動画を示し、よりインパクトを増したもの。グーグル本社でのピザ1,000枚の動画は圧巻です!
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/08/mottainaigooglewordexcelpowerpointstars.html

【4】トリンプのレジ袋ブラの紹介。変わったエコ活動を紹介しています。ブラジャーがエコ袋になるという変わった製品の紹介をしています。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/08/blog-post_19.html

【5】私が環境問題に関心を持つことになったきっかけを掲載しています。特に、環境問題に対するマスコミの弊害についても述べています。大学時代の私の恩師(私が一方的にそう思っているだけ)の大学での最後の講義の内容を掲載しています。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_10.html

【6】Googleの環境問題に対する活動の一端を紹介しています。ハイブリットカーに取組む企業に対しての支援に関する内容です。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_14.html

【7】レジ袋は実はほとんど資源の浪費にならないことを、ある人のブログから知り、その内容を掲載したものです。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_17.html

【8】カップヌードルの歴史、エコ・カッフーヌードルと、テンフォーのピザボックスを廃止する活動を対比しつつ、これからの経済などの趨勢について掲載しました。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_18.html

【9】環境危機時計について掲載しました。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_20.html

【10】環境問題の落とし穴について掲載しました。環境問題や地球温暖化を論ずるときは、この落とし穴があることを前提とすべきであると考えます。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_24.html

【11】ピザテンフォーのピザボックスではなく、陶器のお皿によって宅配されたピザの写真を掲載しています。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/09/blog-post_499.html

【12】ピザテンフォーでもし全店の紙のピザボックスをなくしたら、どの程度CO2の削減ができるかを試算してみました。
http://yutakarlson.blogspot.com/2007/10/co2.html

2007年10月4日木曜日

今日はテンフォーの日-ウィンも欲しがるMサイズピザ全品20%引き

今日は、ご存知テンフォーの日。Mサイズピザ全品20%引きです。「しまった忘れていた!」などという方、ご安心ください。今年は、ピザ・テンフォー誕生祭として今月の1日から31日まで、毎日Mサイズピザ全品20%引きで提供させていただきます。よろしくお願いします。
上は、ジャーマンシェパード「ウィン」の写真です。ウィンは、こんな三枚目もできます。

なお、このピザテンフォーでは、「誕生祭ブログキャンペーン」も実施しています。詳しくは、下のバナーをクリックしてください。




「河村たかし前市長の政策と理念を引き継ぐ」名古屋市長選で広沢一郎が当選 自・立・国・公推薦の大塚耕平さんら破る―【私の論評】名古屋市長選の勝因と敗因:広沢氏の戦略とメディアの責任を問う

「河村たかし前市長の政策と理念を引き継ぐ」名古屋市長選で広沢一郎が当選 自・立・国・公推薦の大塚耕平さんら破る  河村市政15年の評価などが争点となった名古屋市長選挙が11月24日、行われ、新人で元副市長の広沢一郎さんが当選を果たしました。 【動画で見る】「河村たかし前市長の政...