2014年4月7日月曜日

メルケル独首相、習近平主席に“毒入り”プレゼントを贈る―中国―【私の論評】メルケルは、当面の目先の商売の相手先としてか中国を見ていないことを、習近平と世界に伝えたかったのか(゚д゚)!

メルケル独首相、習近平主席に“毒入り”プレゼントを贈る―中国

メルケル首相
  4日、RFI中国語版は記事「メルケル独首相が習近平主席に贈った中国の古地図が議論招く」を掲載した。メルケル首相が習主席に贈ったプレゼントが“毒入り”だと話題になっている。写真はメルケル首相。

  3月末、習近平(シー・ジンピン)国家主席はドイツを訪問し、メルケル首相と会談。独中両国は緊密なパートナーシップをアピールした。一見すると、良好な関係を築いているかのように見える。しかしメルケル首相が習主席に贈ったプレゼントが“毒入り”だと話題になっている。

  贈られたのは中国の古地図。宣教師がもたらした情報をもとにフランス人が描いたもので、1735年時点での清朝の領域を示している。しかし地図では新疆、チベット、内モンゴル、尖閣諸島は清朝の領域外とされている。表向きは中国との関係強化をうたいながら、領土問題や人権問題できついお灸をすえたとの見方が広がっている。

  さすがにこの地図は問題ありと中国側は判断したのだろうか、一部中国メディアは贈呈されたものとは違う古地図を掲載した。すげ替えられた地図を見たネットユーザーが「メルケル首相は中国のチベット、尖閣領有を支持している」と喜ぶ一幕もあった。

【私の論評】メルケルは、当面の目先の商売の相手先としてか中国を見ていないことを、習近平と世界に伝えたかったのか(゚д゚)!

メルケルが習近平に贈ったとされる古地図

独英は、1年ほど前に中国に擦り寄る姿勢が見られたことを過去のこのブログで掲載したことがあります。その記事のURLを以下に掲載します。
【脱中国元年】英、独の中国擦り寄りと反日暴動の深い意味 複雑怪奇な世界情勢―【私の論評】 対中国政策が示す日が沈むEU、日が昇る日本。すでに不退転の決意を示している日本国民!!
詳細は、この記事をご覧いただくものとして以下に英独の中国刷り寄りに関連するところのみを掲載させていただきます。
 世界情勢は「複雑怪奇」に激変の最中である。日本人はとかく「西側同盟」と「日米同盟」が堅い絆で結ばれていると勘違いしている。国際政治の舞台裏では「昨日の敵は今日の友」「今日の友は明日の敵」である。 
 NATO(北大西洋条約機構)で団結していたはずの欧米同盟とて、中国と対立する米国に意外な方向から敵対者が出現した。何と、英国とドイツが米国に敵対 的態度を示すようになったのである。英、独は中国に異常接近し、特に、英国は金融市場で、ドイツは製造分野でこれまで以上の中国重視政策にかじ取りを変え た。
さて、イギリスは昨年中国と200億ポンド程度の通貨スワップ協定を結んでいます。しかし、この程度では元を支えるようなことはとうてい無理です。イギリスが、中国に本気で擦り寄ろうなどとは考えてはいないことは明白だと思います。それに最近では、中国の金融システムは破綻しかけていることが明白で、イギリスを含めた外国の金融機関で、中国から撤退しているところもあります。



中国メディア・環球軍事は今年の3月31日、急速に台頭する中国の機械製造業が、世界市場におけるドイツ企業の地位を脅かしているとドイツメディアが報じたことを伝えています。

ドイツメディアは、中国の機械製造業の世界市場シェアが2008年の23%から12年には37%へ増加、4年以内に50%を超えると見込まれているとしたうえで「ドイツメーカーに不利な影響を及ぼすことは明らか」としました。

さらに、中国メーカーは特に、建築機械市場や、電信設備、風力タービン製造において急速にシェアと伸ばしつつあるほか、測量技術、医療技術、溶接機械など18の業種で、中国メーカーの脅威をとりわけ大きく受けることになると伝えました。

こんなことでは、ドイツは製造分野でこれまで以上の中国重視政策にかじ取りを変え たなどとは、とても思えません。



やはり、両国とも表向きは中国との関係強化をうたいながら、領土問題や人権問題がどうのこうのという以上に、当面の目先の商売の相手先としてか中国を見ていないということだと思います。

このブログにも以前から掲載してきたように、中国の金融システムはガタガタで、崩壊寸前です。暴動も年間10万件を超える勢いです。

こんなときに、商売としては旨味がなくなっている中国に対して、すり寄り姿勢のみを強調されては、たまったものではないので、毒入りプレゼントを送りつけ、メルケル首相の腹の内をみせ、「あまり好い気になるなよ、旨味のある商売ができなくなったら、すぐにも手を切るぞ」という姿勢を習近平と世界にみせつけてみせたというところだと思います。

そのまま放置しておけば、中国あたりつけあがって、中国が何をしても、世界に向かってドイツやイギリスの世論が味方だなどと言いかねず、それを牽制する意味もあったものと思います。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年4月6日日曜日

私立大新入生 親の仕送り過去最低東京私大教連が調査生活費 1日937円―【私の論評】ちょっとまってくれ!親の仕送りが最低になったのは、20年も続くデフレのせいではないのか?やるべきことはなにをさておいても、景気を良くすることではないのか(゚д゚)!

私立大新入生 親の仕送り過去最低東京私大教連が調査生活費 1日937円


首都圏の私立大学に通う新入生の仕送り額が過去最低を更新したことが4日、東京地区私立大学教職員組合連合(東京私大教連)の「2013年度私立大学新入生の家計負担調査」で明らかになりました。

調査は今年で29回目です。昨年5月~7月に1都5県(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木)の15大学・短大へ入学した、新入生の保護者を対象に実施。5048人が回答しました。

入学直後の出費が落ち着く6月以降の自宅外通学生への平均仕送り額は8万9000円で、前年度より500円減りました。調査開始以来の最低額を更新しました。

仕送り額から家賃を引いて、30日で割った1日の生活費は、平均937円。調査を開始して以来初めて1000円台を割り込んだ前年度に引き続く低水準となりました。これは過去最高額だった1990年(2460円)の4割に満たない額です。


しんぶん赤旗より


この記事の続きはこちらから(゚д゚)!

【私の論評】ちょっとまってくれ!親の仕送りが最低になったのは、20年も続くデフレのせいではないのか?やるべきことはなにをさておいても、景気を良くすることではないのか(゚д゚)!

このブログでは、過去においてもサブタイトルの冒頭に「ちょっとまってくれ」として、デフレの悪影響を掲載してきました。親の仕送りも、デフレに影響を受けているのは間違いありません。上のグラフをみていても、それははっきりしています。

日本が完璧にデフレに突入したのは1998年からです。1995年あたりでは、すでにデフレ状況になっていました。このあたりから、親の仕送りが減りだして、現在に至るまで毎年減り続けています。これはデフレが原因であることははっきりしています。

デフレの前のバブル期にはこんなハイレグ水着が大流行だった(゚д゚)!

親のほうも自分の生活が、精一杯で子供の仕送りは減らして、減った分は子供にバイトなどで稼いでなんとかしてもらいたいというのが本音なのだと思います。子供のほうも、親の実体をしていますから、バイトなどで何とか稼いで、親に無理をさせないように頑張っているのだと思います。

だから、今の大学生が昔の大学生のように、酒を飲まなくなったとか、車を所有しなくなったとか、外出を控えるようになったのは当然のことです。それに男子学生だって、草食化するのも無理のないことだと思います。

実際最近の入社3年目の社員に聴いてみると、上記のようなことを実感させるような話を良く聴きます。男子新卒で聴いたのは、趣味は漫画を書くこと、札幌の私大に行っていたにもかかわらず、すすき野に飲みに行ったのは学生生活を通じてただ一度だけとか、飲むときはもっぱら誰かうちに行って家飲みがほとんど、たまに飲みに行くとすれば、すすき野ではなく近場の安い居酒屋程度だったそうです。

何も飲みにいくことが、明るい大学生活というわけではありませんが、それにしてもわびしい物があります。そうして、無論車もないし、彼女もいないという有り様です。こちらは、奨学金の借金はなく、現在もほとんど遊びもせず、車も所有せず、着々とお金を貯めていて、貯金は100万円以上あるということで聴いていて救いがありました。ただし、こんなことで将来結婚できるのかなどと心配になりました。

現在ではハイレグ水着は影を潜めた。写真は昨年のミス・インターナショナルの水着審査の模様。

ある女子新卒では、彼氏はいるのですが、何と国立大学と国立の大学院を卒業しているのですが、何と奨学金による借金が数百万円もあるとのことで、最初からこれだけ抱えていれば、確かにオシャレもままならない状態で、お金の多くは奨学金の返済にあてられ、これでは日々明るく過ごすこともなく、将来に対してあまり明るい展望も開けません。

両方共、バイトの経験はあるようですが、それにしても、バイト代で稼げる金にも限りがあったようでした。自分たちの頃は、頭や特殊技能がある連中は、それなりにかなり稼げたし、そうでない連中も肉体労働でかなり稼いでいた連中もいました。私自身も、バイトで最高で月30万円以上は稼いだことがあました。それが、ほとんどいつの間にか生活費以外に消えていたりしました。こんなことを聴くと、今の大学生の生活は自分たちのそれとは随分異なると思い、愕然としました。

現在では、胸を小さく見せるブラも販売されているとか? これもデフレの影響なのか?

これも、上で掲載したように、その根本的な原因は、デフレにあります。昨年は、日銀の異次元の包括的金融緩和があり、景気は明らかに徐々にではありますが、回復していました。このままの状態を続ければ、早ければ2~3年で日本はデフレから脱却できました。しかし、今年4月からの増税でこれも先に伸びる可能性が濃厚になりました。まだまだ、このようなことが続くことになったのです。

こういったことを防ぐためには、上の「しんぶん赤旗」の記事のように、「学生が真っ先に削るのは食費。食堂の利用が減って、弁当の持ち込みが増え、バランスの取れた食事が難しくなっている」「一大学の努力だけで学費をサポートするのは厳しい。給付や減免などへの政府の援助が求められている」との現場の声を実現しようとするだけでは何も解決されません。

まずはデフレを解消しなければ、どうしようもありません。ただし、「給付や減免」などは確かに、学生に対するものだけではなく、一般に対しても行えば、景気の浮揚に一定の効き目があります。

共産党は、増税には反対していましたが、反対するなら反対するで、もっと前向きで、ポジティプな提案をしていただきたいものです。

これに関して、経済学者の田中秀臣氏は素晴らしい提案をしています。その記事のURLと、一部を以下コピペさせていただきます。
国民の重税を喜ぶ人たちの経済学ー消費税増税8%時代の開幕ー 
 以下の提案は、片岡剛士さんと僕が共著で書いた論説(『日本経済は復活するか』(藤原書店)に収録)で提起したものだ。 
 具体的には、所得税の減税措置や低所得者層への給付金の支給が重要だ。消費税増税による家計への悪影響は、年収200万円未満の世帯で年8万円、300万円世帯で11万円、500万円世帯で12万円、800万円世帯で16万円、1000万円世帯で18万円、1500万円世帯で24万円となる。食費相当分ではなく、所得が低い世帯から順にこれらの負担額を給付金で行うことが重要だ。 
また金融政策については、日本銀行と政府が現状よりもさらに大胆な金融政策に踏み込むことを提案したい。具体的には、日銀法を改正して日銀の政策目標に「雇用安定」を新たに追加する。物価と雇用の安定化にコミットする姿勢を明確化し、現在の政府が目標としている「名目成長率3%、実質成長率2%」という成長目標を引き上げ、期限を決めて「名目成長率4%、実質成長率2%」を掲げることである。そして具体的には、長期国債や各種のリスク資産の日銀の購入を通じて追加緩和政策を実行することである。
私も、以前このブログで現状では公共工事の供給制約があるので、効果のある経済対策として減税や給付を実施すべきことを解説したことがあります。その記事のURLを以下に掲載します。
【日本の解き方】高く評価できる黒田日銀の1年目 懸念は増税による成長率下振れ―【私の論評】財政政策にも限りが、追加財政政策をしたとしても、公共工事の供給制約がある(゚д゚)!
詳細は、この記事をご覧いただくものとして、公共工事の供給制限に関係するところのみ抜粋して掲載させていただきます。
公共事業の経済波及効果を否定したいわけではありませんが、その経済効果は工事を受注し実行して初めて発現します。しかし、供給不足が存在する状態では予算をつけても、その予算を完全に消化することはできません。 
つまり、公共投資拡大の頭を抑えこまれてしまっている。これが今の日本の現状です。

私自身は、公共事業の供給不足問題は認識していましたが、現状のように余裕がないとは思っていませんでした。 
国土強靭化をぶち上げれば人がそれなりに集まると考えていたのですが、長引くデフレ不況、その間のマスコミの土建業批判と予算の削減により虐げられてきたこの業界が復活するには時がかかるというのが現実です。 
以下のグラフは公的固定資本形成(公共事業費)と建設業許可業者数の推移です。
公的固定資本形成の増減に対して、建設業者数が遅れて追従しているのが分かります。 
大体5年くらいの遅れでしょうか。国土強靭化により公共事業を拡大しても供給能力が元に戻るには5年くらいの時間がかかってしまうという事です。 
これでは、財政支出を増やして、公共工事をどんどんやろうにもできないということです。供給を増やしたとしても、それができるようになるには、5年くらいのタイムラグがあるということです。それにしても、過去20年にもわたって、公共工事を削り続けてきた結果がこれです。こんなことからも、糞馬鹿低能民主党が政権後退のスローガンとした「コンクリートから人へ」は大間違いだったことがわかります。
公共工事は、いわゆる役に立たない箱物をつくるということではなく、国土強靭化など本当に役立つ工事をするということを前提とすれば、すぐにもお金をばら撒くことができ、経済に即効で良い影響をもたらすのですが、残念ながらこのような提供制限があることから、5年くらいかけて徐々に拡大していかないと出来ないのです。だから、今後の日本経済の繁栄と安定を考えた場合、ゆっくりと増やしていかなければなりません。

であれば、実質的な減税と、給付が不可欠ということなります。その具体策が、上の田中秀臣氏の提案です。

日本の公共工事の現場にも活気を(゚д゚)!

この具体策をすぐにでも実施すべきです。また、これらのとともに、たとえば20年間にわたり減らしてきた公共工事による公共工事の供給制限を緩和するため、建築・土木業界の技術者を育てる方向性での給付も考えても良いと思います。

それしても、これらの具体策は、国土強靭化も含めて、総合的なプログラムを立案して、将来的には公共工事も増やし国土の繁栄と安定を図れるように、長期的な視野にたって実行すべきものと思います。将来的に公共工事を増やせるような環境が整ったからといって、過去のようにズボラな箱物行政が復活したりすることなく、日本の建築・土木業界が長期にわたって安定と繁栄の道を辿れるようにすべきです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年4月5日土曜日

【西村幸祐氏のツイート】誰がアジアを侵略したのか?―【私の論評】誰がアジアを開放したのか?日本人は自愛的歴史観をとりもどすべきだ(゚д゚)!

【西村幸祐氏のツイート】誰がアジアを侵略したのか?
【私の論評】誰がアジアを開放したのか?日本人は自愛的歴史観をとりもどすべきだ(゚д゚)!

西村幸祐氏

本日は、西村幸祐氏のツイートをとりあげさせていただきました。このような地図を見れば、世界中の人がアジアを侵略したのは誰かが理解できます。アジアを侵略したのは、いわゆる西欧列強諸国ということです。

西欧人は、この恥辱の歴史を隠すためにも、日本がアジアを侵略したことにしておきたいのです。中国、北朝鮮、韓国はその尻馬に乗っているだけです。これは、随分前のことなので、当の西欧諸国の人々でも、頭の悪い人を中心にこの史実を良く知らない人も増えています。

こういう人々が、中国、北朝鮮、韓国のプロパガンダにのりやすいのです。西欧人でこのようなブロパガンダにのっかってしまうような人は、馬鹿な人ということですが、こうした馬鹿も増えつつあります。

日韓併合(1910-1945年)前の朝鮮。飢えと貧困にあえぐ人々。
[1880年代のソウル南大門大通り(中心街)]日本はこの朝鮮を建て直した。

日韓併合時代中、1936年のソウル、南大門通り。
このようなことをいうと、日本は朝鮮半島と台湾を侵略しているではないかと、などという馬鹿もいますが、これも間違いです。朝鮮半島に関しては、日本としてはロシアの侵略を防ぐため、朝鮮に日本の軍隊を置きたいという考えがあり、朝鮮王朝に対して交渉をしていましたが、結局のところ朝鮮王朝が日本に併合されることを望んだため、併合したという経緯があります。

胸を出すのが普通だった日朝併合前の朝鮮女性

当時の朝鮮王は、ロシアの侵略を防ぐといいながら、ロシアと密通したりしていましたが、結局は日本に併合されることを自ら望んで日本に併合されました。日本の韓国併合に対しては、時の総理大臣伊藤博文は、最後まで反対していましたが、最期には朝鮮のテロリスト安重根に暗殺されてしまいました。その安重根を韓国は英雄扱いしています。

台湾併合に関しては、日清戦争で日本が勝利し、下関条約によって日本への併合が決まったものです。日清戦争は、本源にさかのぼれば日清両国が朝鮮における権力競争です。日本としては、ロシアの脅威に備えるため、朝鮮に軍を配置する必要があったため、朝鮮半島での清国の覇権を排除する必要があったためです。

現代の韓国人女性 水着でも胸は出さない

後に、日本を占領したマッカーサーは、朝鮮戦争を指揮するにあたり、半島情勢を学び、日本がロシアからの脅威を避けるために、朝鮮半島を併合し、後に満州国を建国したことを理解し、アメリカに戻って公聴会で「日本の戦争は、防衛戦争であり侵略戦争ではない」と証言しています。

アメリカ・韓国VS北朝鮮・中国の闘い朝鮮戦争

日本はアジア各地で戦争を行いましたが、これは上の地図をみてもわかるとおり、西欧列強がアジアに侵略していたので、それを排除するために行ったものです。日本が戦争をしたため、アジア各国の独立ははやまりました。この辺りの経緯については、ここで掲載していると長くなってしまうので、井上和彦氏の著書『日本が戦ってくれて感謝しています アジアが賞賛する日本とあの戦争』などを参照していただきたいです。

こういう史実も知らず、あるいは意図的に隠蔽して、日本が侵略戦争をしたという馬鹿は西欧諸国だけではなく世界中に存在しますが、その中でも救いようのないのが、日本人の馬鹿です。



日本人は、このような馬鹿には惑わされることなく、自虐的歴史観など排除し、ごく当たり前の自愛的歴史観をとりもどすべきです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年4月4日金曜日

米議員「日本詣で」の春 オバマ大統領訪日前、良好関係アピール―【私の論評】日本のマスコミはなぜか反日派議員・軍人ばかり露出させる(゚д゚)!腹の中では、日米が仲違いすれば良いと思っているだけ?そうなれば、誰が一番喜ぶ?中国だ(゚д゚)!

米議員「日本詣で」の春 オバマ大統領訪日前、良好関係アピール

アメリカの議員は慰安婦像詣でをするような低能議員だけではない(゚д゚)!

今月下旬のオバマ米大統領の来日を控え、米連邦議会の民主、共和両党議員約30人が相次いで来日することが3日、分かった。「過去最大規模」(日米外交筋)の米議員の“日本詣で”となる。超党派の日米国会議員連盟(会長・中曽根弘文元外相)が受け入れの準備を進めている。国賓待遇での米大統領の来日に向け、良好な日米関係をアピールする議員外交が展開されそうだ。

まず民主、共和両党の上下院議員計20人が今月12日、ワシントンの政策研究機関「アスペン研究所」のプログラムで来日する。日本に約1週間滞在し、京都などにも訪れる方向だという。ベテランや中堅、若手が入り交じった一行は、今後の日米関係について日米議連のメンバーらと率直に意見交換する計画だ。

・・・・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・

迎える日米議連側は自民党に所属する会長の中曽根氏、幹事長の小坂憲次元参院幹事長、事務局長の塩崎恭久政調会長代理の3人が今年1月に訪米し、3日間で約20人の米政府高官や上下院議員、有識者らと会談。昨年末に靖国神社を参拝した首相の思いについて時間をかけて説明するなど、日米の信頼醸成に取り組んだ。

【私の論評】日本のマスコミはなぜか反日派議員・軍人ばかり露出させる(゚д゚)!腹の中では、日米が仲違いすれば良いと思っているだけ?そうなれば、誰が一番喜ぶ?中国だ(゚д゚)!

日本のマスコミは、本当に偏りすぎです。安部総理の靖国参拝に関しても、アメリカ政府が"dissapointed"と公式見解を発表したとして、大騒ぎしていました。しかし、この報道は正しくは、ありません。一方的に過ぎました。これに関しては、以前のこのブログにも掲載しました。その記事のURLを以下に掲載します。
「失望」だけではない米国の靖国参拝への反応―【私の論評】荒れる成人式は報道しても、米国の安倍靖国参拝に関する「失望」以外の反応を報道しない、日本のメディアはやはり反日だ(゚д゚)!
詳細は、この記事をご覧いただくものとして以下に一部だけその抜粋を掲載します。
米国では、安部総理の靖国参拝に反対するグループが安倍たたきを展開しました。その代表的なものが、ワシントンで民主党系のジャーナリスト、クリス・ネルソン氏が発信するアジア関連専門のオンライン・ニュースレター「ネルソン・レポート」でした。

ネルソン・レポートでは安倍首相の参拝の直後からその行為を非難する意見や投稿が次々に紹介されました。その一方で、ネルソンレポートには、これらに反論するケビン・メア氏の意見も掲載されました。これら一連の動きを説明したのが、上の記事です。詳細は、是非この記事をご覧になってください。
ケビン・メア氏

要するに、ネルソンレポートにおいては、アメリカの議員などの靖国神社参拝反対の意見が多く掲載されているものの、このレボートでさえ、ケビン・メア氏の靖国神社参拝反対への反対意見が掲載されていたということです。

日本では、そもそもあの靖国神社参拝への"dissapointed"表明が異例であったことがほとんど報道されていませんでした。

周知のようにオバマ政権はこの参拝に対し日本の米国大使館の声明として「失望」を表明しました。

様々な面で異例の声明でした。まず声明の発信者の名前も肩書きありません。駐日大使でも大使館報道官でもなかったのです。その後、ワシントンの国務省報道官も大使館声明を繰り返す形で「失望」を表明しました。

何よりも異例だったのは、米国政府が日本の首相の靖国参拝について、大使館レベルにせよネガティブな公式声明を出すのはかつてなかった点でした。

ブッシュ前政権は当時の小泉純一郎首相が毎年靖国を参拝し、中韓両国が絶叫のように非難を浴びせ続けても、びくとも動きませんでした。ブッシュ政権の高官たちは、むしろ日本が中国の威圧に屈しないことを望むとさえもらしていましたた。ところが今回は、大使館が本国の本省よりも先に、安倍首相の靖国参拝に対するコメントを出したのです。

アメリカ政府の「失望」表明自体がかなり異例なことだったことなど、日本では報道されず、とにかくアメリカ政府はもっぱら「失望」しているとの報道がほとんどでした。

その後も、マスコミは米中一体化などの報道が盛んになされました。しかし、これは、アメリカにも多様な意見があることを全く表明せず以上なことでした。

さて、上の親日派議員の日本詣でが、かつてないほどの規模で行なわれつつあることを報道しています。

これに先立ち、先日は、中国に対するアメリカ軍の反応が報道されていました。その記事のURLを以下に掲載します。

中国観艦式、米は艦隊派遣せず…日本外しに反発

これも、詳細はこの記事をご覧いただくものとして、以下にその概要のみ掲載させていただきます。

中国初の国際観艦式に海上自衛隊は招待されな
かった、アメリカはこれに反発艦船を派遣しなかった
 中国・青島で4月下旬に開催される中国海軍主催の国際観艦式に、同時期に開催される「西太平洋海軍シンポジウム」参加国の中で日本の海上自衛隊だけに艦船派遣の招待状が中国から届いていない問題で、米海軍が中国の対応に反発し、艦船派遣を見送ることを決めたことが分かった。 
 1日、米軍関係者が明らかにした。 
 この国際観艦式は中国海軍創設65周年を記念したもの。シンポジウムには20か国以上が出席し、日本からは海自の河野克俊海上幕僚長が参加することになっている。米海軍はグリナート作戦部長がシンポジウムに出席する。米海軍は観艦式には艦船を派遣しないものの、式典にはグリナート氏が出席する見通しだ。
日本の自衛隊とアメリカ海軍は、以前から緊密に活動してきました。そんな日本に対して、今回の中国の傍若無人な態度にアメリカは反発し艦船を派遣しなかったのです。当然といえば、当然です。これによって、中国は赤っ恥をかかさせたわけです。

日本のマスコミは、このようなことほとんど報道しません。そうして、米中二極化を煽ったりしています。これでは、一体どこのメディアなのか疑われても仕方ありません。

日本のマスコミの論調は、水着とはすべからく
このようなものだと報道しているようなものだ


日本や、米国は自由主義陣営の国ですから、靖国参拝に関しても、反対するものもいれば、賛成するものもいます。そんなことは、日本国内をみていても容易に理解できることです。アメリカにも、親中派の議員もいますから、親中派議員の見解などばかり掲載すれば、アメリカの議員の全部があたかも、靖国参拝大反対のように誘導できます。

さて、アメリカの議員が、親中派ばかりでないことは次の記事においても見事に実証されていると思います。
親日議連「ジャパン・コーカス」旗揚げへ 超党派議員約50人が参加 米議会2014.03.10
 
親米派のデビン・ニューネス米下院議員
米下院で対日関係の強化を掲げる議員連盟「ジャパン・コーカス」が結成され、24日に発足を祝うイベントを議会内で開くことが決まった。既に超党派の議員約50人が参加の意思を表明。米政府の政策決定や法整備に日本の声を反映させる有力な足場として、日本政府も期待をかけている。 
 呼び掛け人は共和党のデビン・ニューネス(40)、民主党のフアキン・カストロ(39)の両若手議員。ともに環太平洋連携協定(TPP)推進派で、日本の参加は米国の利益になると訴えている。 
 コーカスは党員集会や議員の有志団体を意味する言葉。米議会では黒人議員による「ブラックコーカス」がよく知られるほか、中国や韓国などさまざまなコーカスがある。日本に関しては研究グループが活動していたが、コーカスはなかった。 
 米議会は政策決定に強い影響力を持っており、日本政府は影響力を増す中国や韓国に対抗する上でも、親日議連の発足を歓迎。日米の議会間交流の幅も広がるとして、活動を側面から支援する方針だ。  
米中が一体化してるんじゃありませんでしたか?チャイナメリカとか言ってた人、息をしているのでしょうか? 米中一体化とか馬鹿なこと言ってた人たち反省しているのでしょうか?

とにかく、マスコミなどの煽りに乗っかって、米中一体化など叫びまくる人、結局のところこのような人たちは、中国を喜ばせているだけに過ぎません。全く意味がないです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年4月3日木曜日

【石平のChina Watch】経済破滅を予感させる「3月異変」―【私の論評】中国の自転車操業もとうとう終わりか?現代中国も大帝国の興亡の歴史を繰り返すことは必定である(@_@;)

【石平のChina Watch】経済破滅を予感させる「3月異変」

湖北省武漢市で「富豪とのお見合いパーティー」で水着姿を披露する美女たち

先月26日、中国新華通信社傘下の『経済参考報』が中国の金融事情に関する記事を掲載した。金融市場で大きなシェアを占める「信託商品」が今年返済期のピークに達し、約5兆元(約82兆円)程度の貸し出しが返済期限を迎えることになるという。

ここでいう「信託商品」とは、正規の金融機関以外の信託会社が個人から資金を預かって企業や開発プロジェクトに投資するものである。高い利回りと引き換えに元金の保証がまったくない、リスクの高い金融商品だ。中国の悪名高いシャドーバンキング(影の銀行)の中核的存在がまさにこれである。

・・・・・・・・・・・<中略>・・・・・・・・・・・・・

問題は、不動産バブルが崩壊した後に中国経済がどうなるのかである。現在、全国不動産投資のGDPに対する貢献度は16%にも達しているから、バブル崩壊に伴う不動産投資の激減は当然、GDPの大いなる損失、すなわち経済成長のさらなる減速につながるに違いない。

しかも、バブル崩壊の中で多くの裕福層・中産階級が財産を失った結果、成長を支える内需はますます冷え込み、経済の凋落(ちょうらく)にいっそうの拍車をかけることとなろう。

被害はこの程度のものに済まない。バブルが崩壊して多くの不動産開発業者が倒産に追い込まれたり、深刻な資金難に陥ったりすると、信託会社が彼らに貸し出している超大規模の信託投資が返ってこなくなる。それこそが最大の問題だ。先月、浙江省寧波市の「興潤不動産投資」という大手開発業者が35億元(約570億円)の負債を抱えて債務超過に陥って事実上破綻したが、こうしたことは今後、毎日のように起きてこよう。

そして前述のように、信託投資の不動産業への貸し出しが融資総額の約半分に達しているから、今後広がる不動産開発企業の破産あるいは債務不履行はそのまま信託投資の破綻を意味する。それはやがて、信託投資をコアとする「影の銀行」全体の破綻を招くこととなるに違いない。

しかし、金融規模が中国の国内総生産の4割以上にも相当する「影の銀行」が破綻でもすれば、経済全体は破滅の道をたどる以外にない。生きるか死ぬか、中国経済は今、文字通りの崖っぷちに立たされているのである。

この記事の詳細はこちらから(@_@;)

【私の論評】中国の自転車操業もとうとう終わりか?現代中国も大帝国の興亡の歴史を繰り返すことは必定である(@_@;)



中国経済の現実は、実は2008年のリーマンショックのときに破綻しています。その後は、政府がなんとか市場に金をつぎ込んで、とにかく破綻しないように、自転車操業をしてきたというのが実体です。それを知った上で上の記事など読むと、当然のことであり、今更驚くようなことではありません。

石平氏が、上の記事について以下のようにツイートされています。
まさに、上の記事やツイートの通りに事態は進行しているのだと思います。多くの中国人民は、現実はどうだったかは別にして、みかけ上は今まで右肩上がりに経済が成長してきたため、今回のようなことは経験したことがありません。日本というより世界では一般的に知られている自己責任の意味をよく理解していません。

セクシーモデルの京劇ビキニ姿 国粋の侮辱と非難?
上記のように本格的に経済が破綻した場合、いままで儲けさせてもらっていた、いわゆる富裕層と呼ばれる人たちのなかにもかなり大損をする人がでてきます。

少し前までは、富裕層ではない一般人民を中心として、建国以来毎年平均2万件もの暴動が発生しており、2008年からは10万件以上にもなっているという事実があります。

年々増え続ける中国の暴動

しかし、今後は暴動も質が変わるし、さらに増えると思います。今後はこうした暴動に、一般人民区だけではなく、富裕層やいわゆる中間層も加わるからです。ただし、これらの層は実数は少ないですから、数的にはそんなに増えないでしょうが、質は変っていくものと思います。いわゆる富裕層も、政府の官僚を除いた人たちは、参加するしないにかかわらず、これまではあまり暴動などには関心がなかったと思いますが、これからはそうではないと思います。

中国経済が破綻しても、ある程度余裕のあり、中国政府に反発する富裕層など、暴動に資金援助などをすると思います。そうなると、組織的な武装集団が出来上がる可能性が濃厚になります。

ウルムチ市南部で、夫や父親を返して!と素手で武装
した兵士に立ち向かう、勇敢なウイグル人の女性たち

そうなると、武装した集団の内紛に発展する可能性が大です。中国政府は、今までは、貧乏な一般人民を弾圧するだけで良かったのですが、これからは組織的な武装集団に相対しなければならくなります。そうなると、共産党の私兵に過ぎない、人民解放軍、公安警察、城管などあてにできなくなります。

それどころか、これらの裏切りさえ考えられます。そうして、その行き着くさきは、分裂です。

そうして、中国においては、古代から大帝国の興亡が何度となく繰り返されてきました。私は、現代中国だけがその例外ではないと思います。中国の分裂は近いです。

私は、そう思います。皆さんは、どう思われますか?

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2014年4月2日水曜日

民主・江田氏「首相は独り善がり」―【私の論評】江田五月は、厚顔無恥、鉄面皮、変態、破廉恥という形容がぴったりの、世界最低の人物である!はやく心の故郷中国に帰りなさい(゚д゚)!

民主・江田氏「首相は独り善がり」

日本を滅ぼし、中韓に仕えることにゆるぎない情熱を持つ江田五月氏

民主党の江田五月最高顧問は1日、ワシントンで講演し、安倍晋三首相の靖国神社参拝などに触れ「(首相は)歴史修正主義の立場だ。容認できない独り善がりのイデオロギーだ」と批判した。また「首相の発言や姿勢は本流から外れたものだ」と述べ、首相の考えは世論を反映したものではないと強調した。

江田氏は、首相が意欲を示す戦後70年の新たな談話に関し「首相の志向からすると、世界が強い懸念を抱いても不思議はない。私たちも世界の懸念を共有する」と語った。

首相が目指す憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認については「立憲主義に反し、戦後日本の歩みを変更する大きな歴史の転換点になるのではないか」と懸念を示した。

【私の論評】江田五月は、厚顔無恥、鉄面皮、変態、破廉恥という形容がぴったりの、世界最低の人物である!はやく心の故郷中国に帰りなさい(゚д゚)!



民主党の江田五月氏は安倍首相のことを「発言や姿勢は本流から外れたものだ」と批判しています。支持率が6%程度の民主党の人間が、支持率50%以上の自民党の首相のことを「主流から外れた」と言うのはいかにも異常です。時代変わっても自分たちこそ「主流」だと信じ込むことができるとは、これはもう論評にも何にも値しません。

自分たちが、過去政権与党としてやってきたあの暗い時代を、何も反省していません。こんな有り様では、民主党は未来永劫にわたり万年野党の地位を脱することはできいなでしょう。というより、民意を無視するこのおごり高ぶりはどこから出てくるのか、理解不能です。反省をしないというのなら、猿以下です。

江田五月はさらに、首相が意欲を示す戦後70年の新たな談話に関し「世界が強い懸念を抱いても不思議はない。私たちも世界の懸念を共有する」とも語っています。彼にとっては、中韓は「世界」、中韓の「懸念」はすなわち自分たちの「懸念」だと表明しています。こんな腐れ頭の人に、安部総理を批判してほしくありません。平たくいえば、彼は汚いです。完璧に中韓に汚染された汚物です。



厚顔無恥、鉄面皮、変態、破廉恥という形容がぴったりの、世界最低の人物です。どこまでも、自国の利益を損ない、外国勢力に奉仕する、でくのぼうであり、自分の言っていることの意味もわからない、変節漢です。何らかの形で、天誅が下されることを強く望みます。民主党暗黒時代は、二度と繰り返すべきではありません。

こういう異常者が、安閑と過ごしておられるような日本は、異常です。江田五月は、すぐにも心の故郷中国に帰るべきと思います。

私は、そう思います。皆さんはどう思われますか?

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2014年4月1日火曜日

【歴史戦】「慰安婦=性奴隷」に対する日本の反論文書を入手 国連報告は「不当」「歪曲」と批判も撤回―【私の論評】エイプリル・フールなみの慰安婦問題に、そろそろ日本も決着をつけるべき時、本来史実としてあるものは、ないものより断然有利なはず(゚д゚)!

【歴史戦】「慰安婦=性奴隷」に対する日本の反論文書を入手 国連報告は「不当」「歪曲」と批判も撤回

ラディカ・クマラスワミ氏

慰安婦募集の強制性を認めた平成5(1993)年の河野洋平官房長官談話を引用し、慰安婦を強制連行された「性奴隷」と認定した96年2月の「クマラスワミ報告書」について産経新聞は31日、日本政府がいったん国連人権委員会(現人権理事会)に提出しながらすぐに撤回した反論文書を入手した。文書は報告書を「極めて不当」「無責任で予断に満ち」「歴史の歪(わい)曲(きょく)に等しい」と厳しく批判したが、非公開のため「幻の反論文書」となっている。

文書はクマラスワミ報告書が国連人権委に提出された直後の96年3月にまとめられたもので全42ページ。撤回した理由について、複数の外交筋は「反論することで、かえって慰安婦問題の議論を起こしかねないと懸念したためだ」と述べる。

報告書は、強制連行の証拠はみつかっておらず「もっぱら被害者自身の口頭証言に基づく」と指摘しながらも、河野談話を根拠として、強制連行を認定した。

これに対し反論文書は、クマラスワミ報告書を「偏見に基づく」「随所に主観的な誇張」などと強調。報告書が明確な誤りの多いオーストラリア人ジャーナリストのジョージ・ヒックス氏や、戦時中に下関で労務調達に従事し「奴隷狩り」で慰安婦を集めたと虚偽証言した吉田清治氏らの著作を引用していることから、「本来依拠すべきでない資料を無批判に採用」と批判した。

法的議論についても、報告書が日本の法的責任を求めたことを「誤った国際法の解釈」とし、「およそ法的には成り立たない恣意(しい)的な解釈に基づく政治主張」と突っぱねていた。

日本政府は反論文書を撤回後、元慰安婦への支援を行うアジア女性基金の取り組みなどを説明し、報告書の否定を求める記述を削除した「日本の施策」とする文書に差し替えた。

報告書の慰安婦問題に関する部分への国連人権委の評価は「留意(テークノート)」にとどまった。当時の日本政府関係者は事実上、不採択の扱いになったとの見解を示し「国際的にはぎりぎり話を収めた」と語るが、報告書の事実誤認は正されなかった。



◇クマラスワミ報告書

国連人権委員会の「女性に対する暴力」特別報告官に任命されたスリランカ出身の女性法律家、ラディカ・クマラスワミ氏が日本や韓国を訪問し、戦争被害者らから聞き取りし、まとめた報告書。北朝鮮には代理人が訪れ調査した。慰安婦に関する記述は「付属文書1」として添付された。日本政府に対し法的責任の受け入れと被害者への補償など6項目を勧告している。

【私の論評】エイプリル・フールなみの慰安婦問題に、そろそろ日本も決着をつけるべき時、本来史実としてあるものは、ないものより断然有利なはず(゚д゚)!



本日も、サイトを見ているといわゆる慰安婦問題の記事が掲載されています。特に、韓国側の主張は、本日の日付を考えると、まるでエープリルフールのように中身がないです。

中身がないにしても、sex slaveなど発想が薄汚いというか、エイプリルフールのように、ウイットやユーモアがあるようなものではなく、多くの人々のただ不愉快にさせる罪深いものです。

意味が良くわかりませんが、これも本日のエイプリルフールの画像らしい?

昨日のブログにも掲載した、倉山満氏の言葉を以下に掲載します。

「そもそも、学問や議論の基礎ができていない人間が平気で経済評論家を名乗れてしまう風潮をおちょくるため、リフレ派最弱のエコノミストと名乗らせていただきます」。

これは、経済に関する倉山氏の言葉ですが、これは経済に関わらず、歴史問題についてもあてはまることです。

「そもそも、学問や議論の基礎ができていない人間が平気で歴史問題専門家を名乗れてしまう風潮」もこの世の中に蔓延しています。そうして、これは日本だけではなく、世界規模の現象です。

ラディカ・クマラスワミ氏もまさに、このような歴史問題専門家の一人です。この方、そもそも歴史家でもなんでもありません。門外漢であり、問題外です。法律家が歴史問題を正しく判断できるとは限りません。この人物の来歴などサイトで調べてみましたが、詳細はどこにも掲載されていません。

謎の人物です。国連もなぜこのような「女性に対する暴力」特別報告官に任命したのか、理解の苦しむところです。事実の裏取りもせずに、吉田清治氏らの著作を引用しているという時点で、問題外です。はっきりいわせていただければ、幼稚です。それにこのような重大な問題の調査など、一人だけで担当するのは最初から無理です。複数の立場による、複数の人間に調査をさせるべきだったでしょう。



このような問題は、やはり歴史学者などで複数の立場の人から構成された、委員会などを設立して解明していくべきでしょう。そうして、委員会のメンバーは、学問や議論の基礎ができていて、定評ある歴史問題専門家であるべきことは、言うまでもないことです。

それにしても、日本もそろそろ、慰安婦問題にははっきりと決着をつけるべきときに来ていると思います。本来、様々なドキュメントとして本来史実としてあるものは、史実として存在しないものより断然有利なはずです。慰安婦問題に関しては、史実としてそのようなものがなかったことを示すドキュメント類は豊富に集まるでしょうが、そうではないもの関しては集めようがないし、集まったとしてもすぐに偽装と見破られるものしか集まりません。

慰安婦問題に関しては、歴史的に古くからある問題ではなく、平成4年あたりから激化したものです。このあたりのこと、マスコミなどでは一部を除きほとんど報道されませんし、報道されるとすれば、韓国側に立った極めて不適切なものが多いので、以下にこの問題に関する最近の決定版ともいえる動画を掲載させていただきます。

まず、動画の解説と、動画そのもの三つを掲載させていただきます。

平成4年の朝日新聞による捏造報道に始まったいわゆる「従軍慰安婦」をめぐる問題は、­官憲等による強制性を韓国に迎合する形で根拠なく認めたことが明らかになっている「河­野談話」による呪縛や、官民挙げての韓国の狂奔などにより、今なお日本人の尊厳を貶め­続けている。いわれなき罪過を次世代へ持ち越さないために、チャンネル桜独自取材によ­る VTR もまじえ、その虚構と「嘘」を徹底的に検証する特別番組をお送りします!







慰安婦問題など、今後も政府が放置しておけば、ますます激化するだけです。そろそろ日本も決着をつけるべき時がやってきたようです。

私はそう思います。皆さんは、どう思われますか?

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